JR津山駅から吉井川に掛かる今津屋橋を渡って真っ直ぐの通りを通称「ごんご通り」と呼びます。「ごんご」とは土地の言葉で「河童」のこと。 かって吉井川は「高瀬舟」による瀬戸内海との交易路として重要な役割を果たしました。 その頃より、この辺りには「河童」が住んでいて人の足を引っ張って水中に引き込む「いたづら」をすると言い伝えられたのだそうです。 今では「ごんご」は市民から親しみをもって呼ばれ、夏には「ごんご祭り」が賑やかに開催されるようです。
左は三谷酒店の看板。麹を作るときに使用したと思われる桶を洒落た看板にしたのが面白い。 右は苅田酒造の玄関先に下がっている「杉玉」で老舗の風格を感じさせる建物と上手く調和している。