先の1.6mアルウィンドで採用された不等間隔/角度変化リブ。
強度が必要な中央部分はリブ間隔が狭く、あまり荷重がかからない翼端に行くほどリブ間隔が広くなり強さと軽さを両立しました。
また、中央から翼端にかけて0.9度ずつリブを広げて配置。気流の流れに沿って正確な翼型を再現しました。
これにより比較的強いテーパー比を採用しながらも安定した失速特性を得られます。
アルウィンド2.0で初めて採用した「H構造スパー」。
動力を使わずウィンチでの発航を視野に入れ、比較的薄翼の主翼の強度を強化。主翼カンザシは8mmカーボンパイプで強い主翼に仕上げました。
先代アルウィンドで採用していた大きな荷重がかかった時に「風圧を逃がす」構造を採用。
高速飛行〜急旋回を行った時、「ネジリ下げ」に反り、強い荷重と風圧を効率よく逃がし破損を防止します。
但し、普段の飛行ではしっかりした強度が有り、舵が逃げることは有りません。
高度処理と定点着陸に大きな威力を発揮するフラップ。
工具を使わず分解できる主翼固定ピン(白色パーツ)
2m主翼をしっかり支える8mmカーボンパイプ
全長=650mm
全幅=1995mm
主翼面積=39.5dm
全備重量=410(エレボンのみ)〜450g(フラップ、ラダー装備)ピュア仕様
電動の場合、600-670g(カシオペア製グライダーセット使用 4セル850mAhバッテリー)
RC装置 2〜7ch
エルロン/フラップ/ラダー/電動ユニット
レーザーカットバルサキット
価格;¥18.800-
ARF価格;、¥24.800-
カラー:レッド・イエロー・ブル
フラップ、ラダーを装備してますが、
軽量仕上げでエレボンだけでも飛行出来ます。
※ARF機は模様が一部変更されました。
また翼形は一層効率の良い形になってます。
動力を持たないピュア仕様を手軽に楽しめるショックコード。
ゴム部10m、テグス部100m そしてアンカー、蛍光色吹き流しを装備。
リール部は直径200mmの大径で一周約60pを巻き取れ、約1分で設置出来、1〜2分で回収できる手軽さ。
簡単に高性能のフライトが楽しめます。
約200g〜1500gの機体に最適。
ミニASK21、セラ・セーリング、アルウィンド(2.0)ASK21-7.5など
電動ユニット装備の飛行状態で650g、翼面荷重16.3で仕上がります。
動力無しのピュア仕様では430gで仕上がってます。(量産仕様試作機)
マグネット、コイルの磁力バランスを取り効率の良いモーター。
4セル850mAhバッテリーとの組み合わせにより垂直上昇するパワーを発揮。
フンワリ飛ぶトンビが「師匠」
アルウィンドは僅かなサーマルを捉え高度を稼ぐ工夫を各所に取り入れました。
軽量と強度を両立した不等間隔/角度変化リブを新採用。これは鳥の羽根の角度が中央から
端に向かって角度が違うようにリブの角度が中央から翼端に向かい角度が変わってます。
リブキャップまで効率よくデザインされ空気の流れに正確に翼形が表現でき、効率よく空気を滑ります。
サーマルを捉えた時に小さく旋回する為のラダー重視の旋回は上級者の方の完璧な旋回にも対応。
そしてブレーキ効果の高い下ヒンジフラップも装備。鳥が枝に降りるように狙ったポイントに着陸出来、ハンドキャッチ出来るほど減速した低速飛行も可能にしました。
そんなユッタリフライト重視に見えるアルウィンドも、各舵のミキシングを合わせると性格が変わり驚くほどの正確なスタントも行なえ、スピードに乗ったキレの良いスタント演技を魅せてくれます。
各部品は正確にはめ合わせが出来るレーザーカットパーツは部品番号順に組み立てれば仕上がるキットになっており作りやすく飛ばしやすい機体に仕上げました。
アルウィンド2.0の生地完成状態主翼です。
中央主翼メインスパーはH構造と8mmカーボンパイプで強い主翼構造。
サブスパーも配しプランク材と組み合わせ強く効率良い翼を仕上げました。
大きな力を支える中央部のリブ間隔は狭く、翼端に行くほど広く配置されたリブ、そして中央翼までテーパー翼を採用し、強くしなやかな翼に仕上げました。
強度より軽さが求められる軽量サーマル機、弱いサーマルで上昇できるには軽い方が有利。
でも、一つのサーマルに乗り、別の場所に強いサーマルを感じた時、そちらに移動する為には有る程度の高速飛行も必要になります。そして強いサーマルで機体を高く持ち上げられた時には手元に帰ってくる為に急降下しても耐える強さも必要です。
アルウィンドの翼と平面形、内部構造は「軽さ」は当然。
翼に大きな力が加わった時、翼端に向って「ネジリ下げ」が発生し、破損するような強い揚力を低減させます。
そして翼の中央から翼端に向って弓のように「反り上がり」を起こし、一箇所に「曲がり」を集中させないで翼の「破損」を防ぎます。
但し、通常のフライトでは曲がりやネジレはほとんど発生しません。
だからスタント飛行してもしっかりした舵の反応は味わえます。
アルウィンドはカーボンカンザシを使った主翼二分割。
主翼のロックは胴体内でピンで止める工具を使わず組み立てる構造です。
小さく分解できる構造はクルマを使わずバスや電車でフライトも可能です。
登山を伴う山岳スロープでも荷物を小さく出来る事は大変助かります。
無尾翼の効率の良さは以前から知られていたのですが、操縦性の悪さ、失速特性などから敬遠されてきましたが、数々の工夫により解決。誰もが安心して楽しめる無尾翼機アルウィンド2.0が誕生しました。
効率の良い翼を備えたアルウィンド2.0は抜群の滑空性能を発揮。従来の尾翼の付いた競技機と大きな差が確認できました。
無尾翼機の主翼の特性を良くする為に採用されている「ネジリ下げ」はアルウィンド2.0には採用しません。
ネジリ下げは設計の悪さの対処方法の一つと考えてます。
アルウィンド2.0は伸びの有る、失速特性の良いオリジナル翼形を採用。
そして安定を良くする二段後退角の平面形と安定良く効くエレボンとフラップは最後まで煮詰められた結果です。
動力バッテリーは胴体下面のハッチから交換。
テープヒンジと強力マグネットで開閉します。
推奨モーター:カシオペア282812モーター使用。
3セルの場合、kv1250又はkv1400.4セルの場合kv1000又はkv1250を推奨。
プロペラを使わない時は先端キャップを準備しました。
キャップは万が一の衝撃を吸収する強度に仕上げられ、割れる事により機体を守ります。