スタリオンARF/レーザーカットバルサキット
スタリオンARF(コンポジット塗装/フィルム仕上げ)
バルサキット(コンポジット胴体・レーザーカットキット)
価格;未定
演技を決める。
思いどうりの動き、気流など外乱にどう対処できるかを課題としデザインされました。
最新グライダーの横安定の良さを取り入れた平面形主翼/尾翼。胴体は最新コンポジット構造軽量ボディ。構造は新構造と素材を採用しました。従来は胴体側面を大きくしてヨー方向をコントロールしていましたが左右にエルロンが有るよう動翼を装備したフィンでナイフエッジを支え、クセを最小限に抑え思い通りヨーコントロールを可能に。フラップを装備する事によりあらゆる風でも正確な機体の向きと軌跡を再現。低速でも安定を発揮する為、思い切った翼形を使いスナップ性能と安心して着陸できる性能を両立。
演技に「味」を表現できる性能、そして自慢できる美しい仕上がりをご確認ください。

全長;1550mm
全幅;1600mm
主翼面積;48dm
全備重量;2500〜2700g(4c70クラス)
     2200〜2400g
    (バッテリー含まず/電動5〜6セル)
RC装置;6ch5サーボ
      エレベーターサーボは
      幅15mmミニサイズ使用

全長=1520mm
全幅=1500mm
主翼面積=44dm
全備重量=2600〜2800g(4c70)
     2900〜3200g
         (電動5〜6セルバッテリー含む)
RC装置 6ch5サーボ
      エレベーターサーボは
      ミニサイズ使用

オラカバフィルム使用
主な装備
最近の乗用車のエンジン振動はほとんどボディに伝わらなくなりました。
このマウントの原理は乗用車用のエンジンマウント構造と同じ。

エンジンの振動を考え直し、動きの少ない部分でしっかり支え、振動する部分には柔らかく支える構造のエンジンマウント。
従来、エンジンの左右で支える「ざぶとん式」方式が多かったのですが、動きの多い部分で支える為にエンジンを支える為に硬さが必要となり、振動を逃がす事に限界が有りました。
スタリオンに装備されたマウントは基本構造は最近の2mF3A機にも多く使用されているエンジンの動きの少ない場所でしっかりエンジンを支え、振動に対しては柔らかく支える「慣性主軸エンジンマウント」を採用しました。
エンジンの騒音が一番大きくなるフルスロットルに合わせてマウントゴムの硬さを選んでおり、最大パワーで振動が消えるようにセットしました。機体を支える助手の方が驚くくらい振動が消えます。
4サイクル70エンジンで10クラス並みの静かさが達成してます。
マウントゴムの耐久性もバツグンで、従来の「ざぶとん式」のビスでゴムを支える方式とは違いとは比べ物にならないくらい強く。広い面積でゴムを接着しており、500回の飛行回数でも切れる事は無し。
エンジンのフロント側にもリングで支え、機体が姿勢を変えた時ジャイロ効果でサイドスラストが変わる事を防いでます。
大型マフラーも装備できる構造で、振動の少なさと相まってとても静かな飛行を達成。
静かな飛行が当たり前になったフルサイズF3A機がウルサク感じるほどです。
慣性軸フローティングマウント YS80エンジン対応
マウントユニットの発売も予定してます。
設計当初からエンジン、モーターを選べる構造になってます。
電動の場合はモーターマウントセットが別売です。(予価4.800-)

モーターは胴枠で固定され、フロントベアリングでも軸を支える構造。
フロントベアリングを装備する事によって大パワーモーターに対応してます。
バックだけでモーターを支えた場合、プロペラ・スピンナーで振動が発生すると支えている部分との距離が有る為に振動が増大し、飛行中に機体を破損する事があります。スタリオンのように回転部分の近くで軸を支える構造なので、僅かな振動も抑える事が出来、振動を最小限に、静かな電動がより一層静かなフライトが行なえます。

スタリオン専用モーターも開発中で、直径48mm・長さ60mm、kv400.
6セル4250mAhバッテリーを使用、F3A P−11パターンが充分出来ます。
(P-11演技後のバッテリー残量40%)
独自のモーターユニット
翼型断面水平尾翼/垂直尾翼
垂直尾翼は胴体と一体のラインで立ち上がる翼形断面を採用。
現行のパターンはラダー操作が重要なポイント。そして胴体側面とのバランスも重要です。

ラダーを多く使うローリングサークル、ループを行なう為に、ただ単に胴体側面積を増やした機体は水平旋回するだけでも不安定になることが有ります。そしてエレベーター操作した時にも思わぬ方向に向きを変えてしまう事も。
多くのフライヤーは自分の「腕」・・指?が悪いと錯覚してしまいがちですが、実は側面バランスが悪い時も有ります。そしてロールした時にも影響します。
側面バランスを追求し、ラダー操作に忠実に反応するバランス・強度・気流の流れを検討しました。
ラダー後端厚みは、適度なブレーキ効果と上昇力を考慮し8mmに設定。

水平尾翼は直進性の良い2度の下反角尾翼を採用。
左右をパイプで取り付ける分解式構造。
尾翼が外れるので、乗用車での運搬が便利。
もちろん安定した効きの翼形を採用。
エレベーターサーボは不安定な動作するマイクロサーボは使わず、大型サーボと変わらない安定した動きが期待できるミニサイズサーボを搭載出来ます。
飛行性能に大きく係わるエレベータは正確に舵が反応する事が重要。

各舵のコントロールホーンはガタが出にくく強い硬性の接着式ホーンを採用。
動翼のホーン受け部分は力の方向などを検討して補強されており、ネジ式のような隙間ガタが無い大型接着式コントロールホーンです。
胴体モーメントは捩れ、曲げに強い内部構造を採用しました。
軽量縦通材を多く使い、胴枠は斜めに配置されてます。
難しい設計が必要ですが従来の構造に比べ重量は変わらず25%強い胴体に仕上がってます。

機体各部の構造は300フライト先にもしっかりした構造で設計。
トップフライヤーの所有する機体が毎年新しくなるのは、軽さを追求する為に機体に「ヘタリ」が生じ、良い演技が出来ないから新しく作り直す。
原因は木製機体で軽く作るから「木」と(言う材料の宿命で肉抜きや薄い材料では内部の繊維が切れ、見た目には普通でも弱くなってしまいます。
古い家のふすまの動きが悪くなるのと同じ。

試作のスタリオンではエンジン仕様で2400gの軽量仕様もありました。最新のライバル他社同クラスの機体との比較もされました。しかし100〜150フライトで飛びが変わってしまうようではユーザーの支持は得られないと考え、また70クラスのユーザーの滑走路を含めた飛行場所環境も考慮し、300フライトした時にも変わらず愛用して頂ける機体になるように充分な強度を確保。そして多少重量が有ってもひとクラス上の飛びが達成できる翼形やレイアウトを設計しました。

多くのトップフライヤーからも性能面では絶賛を頂き、各地のデモフライトでも性能の高さは確認して頂いてます。
強い目のテーパーを採用した主翼は比較的低速でも粘る翼形を採用。
一定速度の演技を求められるF3Aパターン。適度な抵抗で高速になりにくく安定した翼形です。そして誰にも着陸しやすい低速安定性も重視してます。
あらゆる速度で安定した効きを示すエルロンは少し大きめに設定してます。
説明書に書かれている舵角はスナップロールを行う為の舵角。普段の飛行には強すぎる舵角です。でもニュートラル付近は比較的強い舵角を意識しない設定。
エクスポネンシャルが入っているような舵の反応に仕上げました。
内部構造は強さと軽さを両立させた不等間隔リブを採用。等間隔リブに比べ、15%強い翼に仕上がりました。
そしてリブの向きも気流に合わせた角度変化リブを採用。
飛行中の空気の流れをビデオ撮影。翼端に離れるほど外に広がって流れる気流の向きをチェックし、気流の流れに正確にリブの向きを合わせてました。
低速〜高速まで安定した舵の効き、低速安定性の良さ。

主翼の固定はスプリングを使ったワンタッチ固定を採用。
工具無しに主翼をしっかり固定できます。

特に電動仕様の場合、キャノピーを外してバッテリーを交換する構造が多いのですが、胴体の硬性が下がる為に従来の主翼脱着構造を採用。ワンタッチで主翼を外しバッテリーを簡単に交換できる構造になってます。
大きく開いた冷却風排出口。
カウル下はエンジンシリンダー、マフラーを冷却した空気を強力に吸い出します
主翼後に開いた排出口はエンジンのクランクケースを冷却、胴体内部を通り後部で排出します。効率良くエンジンを冷却する事によって最大パワーを有効に使え、力強い上昇が可能に。

電動の場合はフロントから入った冷却風はモーターを冷却。胴体内部を通りカウルと主翼後部の2箇所から排出されます。
カウルから排出される冷却風はスピードコントローラーも冷却します。
電動仕様のプロポ搭載。
エンジンに比べモーターの重量が軽いのでバッテリーは機首に搭載されます。
エンジン仕様のプロポ搭載。
燃料タンクは重心移動の少ない重心位置に搭載。
機体のデザインで重要な機首部分。
ボンネット部分にカウリングの継ぎ目が無く、とても美しく仕上がってます。
カウリングはグラス製。
メインギアーの取り付け台は組み合わせはめ込み構造で、接着剤無しでも充分な強度が有るくらいです。メインギアーは軽く折れる事が無いジュラ製。美しい塗装仕上げを行ないました。
テスト飛行は荒地の滑走路でテストを繰り返し充分以上の強度を確認。
接地後にアレッ???って事が無いように。
中級者の方や悪天候での激しい着陸に耐える強度を確保しました。
フィルムウレタン

美しく仕上げられたフィルム機体。
美しさを維持する為の用品を準備しました。
機体全体をスプレーウレタンで仕上げる方法が有ります。
塗料がフィルムの厚みを増やす効果で弛みが少なくなりますが、夏場などにフィルムが弛んだ場合、アイロンやドライヤーで熱を加えるとウレタン塗料が沸騰、変色し汚くなります。
模様の継ぎ目だけウレタン塗料を塗布すると模様が剥がれる事を防ぎ、弛んだ時にも熱処理が可能です。

仕上げ用のウレタン塗料をセットしました。蓋には筆が付いており、硬化剤を入れ混ぜ、そのまま継ぎ目に塗布して下さい。
主剤は適度な薄さにシンナーで希釈されてます。
硬化剤混入後、約1週間ほど使用可。(保管温度により1日)
70〜110クラスの機体に充分な30cc入り。
作業時間は約1時間(当社スタリオンの場合)

予価¥1.200-
製品のお問い合わせは当社までお気軽にご連絡下さい。
カシオペア 0745-44-1661
090-3718-4093(加藤)休日でもOK。
写真は試作と製品仕様が写ってます。ラダーの小さく尾翼位置が後方になった機体が製品になります。
販売店の方へ。
当社の機体は全国のラジコン模型を取り扱っている問屋様に出荷します。
ご注文は問屋様からの用紙でご注文ください。
ホームページの写真は自由にご利用下さい。
大きなサイズが必要な場合はメール頂ければ返送させて頂きます。
300フライト先に差が出る構造