生徒指導・進路指導論B(2002年10月18日)
前回に導入しておいたエクササイズを再び実施。説明にも時間をかけることにした。
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(2)人間理解の方法−−「わかる」とはどういうことか?
1 「会話」する
2 他人のことを「わかる」のは難しい
3 相手の情報を得て、「実感」(共感)していく
↓
相手の気持ちになることができる
4 さらに第三者からみたら「共感」は難しい?
↓
しかし「教師」の立場はこの出入りも大事
5 理解の過程でおきていること(〇〇さん、△△さんを理解した?)
「わかりかた」に種類があるが、どちらからでも本質に近づいていけば同じ。ただし完全な理解(同化)はありえないが、それをわかった上で「理解」が深まっていくことと、誤解が解けていくことで共感が増すということもあり、信頼関係という「間」のコミュニケーションが大切であると説明していった。
エクササイズ
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前回、導入として1と4を試したが、今回は2という「文書」「資料」の形で相手を再現することができるか、そこまで理解できるかということを試した。数組エクササイズをした後、最後に話した相手について、以下の紙を記入して提出してもらった。
★(1)話し相手のことを書いて下さい。(情報の部分)
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★(2)話し相手に対してもったイメージを書いて下さい。(感覚の部分)
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★(3)紙を会話した相手と交換して下さい。「この紙の裏側」に、相手が相手自身のことを書いて下さい(話した内容をです)。 ※「裏」は略
(4)<授業の最後に・・・>
質問!(シリーズ)生徒指導上の問題として検討したいことはありますか?
感想、ご意見、気づいたことなど。
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