不動岳(2,171.3m)登山 | |
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登山日 : 2003.5.3(土) 〜 5.4(日) | |
メンバー : T氏、 K氏、 G氏、 中川 | |
コースタイム : | |
2003.5.3 (土) 快晴
清水====静岡====水窪町役場====戸中ゲート・・・・葵沢・・・・不動岳登山口・・・・鎌崩の頭・・・・ 16:25 2003.5.5 (日) 晴れ 鹿の平・・・・不動岳・・・・・鹿の平・・・・・鎌崩の頭・・・・登山口・・・・戸中ゲート====山王峡温泉===磐田IC |
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不動岳山頂で | 左後方の平坦部が「鹿の平」と後方が「不動岳」 |
南アルプスの深南部に位置している「不動岳」は交通の利便性などからずーと以前からの憧憬の山であったが行 く機会に恵まれなかった。 今回はK氏から5月の休みにどこか行きませんかのメールを戴き、思いきって「不動岳」の計画を立ててみた。 「不動岳」に行くときにはどうしても「鹿の平」で1泊して見たいと、これも「不動岳」の登山とは、きっても切れない 前回に「丸盆岳と黒法師岳」に登った時、別のパーティが「不動岳」を目指したが林道崩壊で葵沢までは行けなか しかし、入山には天竜森林管理センターの許可が必要とのことだったのでK氏に許可の申請をお願いしておいた。 戸中ゲート迄は前回の「丸盆岳」と同じルートで順調に辿り着いた。 ゲート前には車が30台位?は駐車していた。 車をゲート近くまで進め荷物を下ろし、車を下方の路肩に駐車していざ出発。 最初から肩に食い込むリックの重さにこの先の行程が思いやられた。 林道には500m毎に標識が立っていて助 林道沿いの戸中川渓谷の新緑は目にまぶしい程あざやかで肩の荷物の重さも忘れさせてくれるようであった。 林道で沢を数ヶ所渡ったが水量も豊富で落差もあり、名前をつければ名所になりそうな滝がいくつもあった。 登山口の木陰で昼食をとり、いざ出発となったが、登山道はガレにつけられていたため見落としてしまい、その先 右へ右へと行けば登山道に出会うだろうけれど、先が見えなかったため登山口の標識まで戻ることにした。 戻ると道は確かにジグザグにザラ場に付いていた。 このザラ場は滑り易く、登山道脇の木々はトゲのある木イ 鎌崩の頭へと続く尾根は急勾配が続くなか、わずか標高1,600付近が唯一といって良い勾配の緩い場所である。 樹間越しにピラミダルでスマートな黒法師岳がそびえており、その左側には丸盆岳がどっしりと座っていた。 あえぎながらも15:50に鎌崩の頭に到着、ここまでくれば今宵のテント地の「鹿の平」は指呼の間で、西側が崩 ここ迄来ると北面には残雪が見られたが、特にアイゼンなどを着けるほどではなかった。 鎌崩の頭から一旦下って最後の一登りで鹿の平であるが、笹がしつっこくバテタ身体にはこたえた。 テントを設営し夕食をする頃には一面ガスってしまい、気温が急激に下がった。 夕食の準備をしている間にK氏が明日の登山道を確認に行きながら雪を取ってきた。K氏が持参してくれたウイ 今宵この鹿の平に泊まるのは我々のパーティーだけかと思っていた頃に、男2名+女1名のロートルパーティー 午後11時頃にテントを出ると三日月も既に空になく、一面の星空で一つ一つの星がこんなにも大きく見えたのは 夜中になると、鹿の鳴き声とともにテントの間近か、何を漁っているのかガサガサと異様な音を立てる。 |
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「鹿の平」でのテント | 山頂付近の残雪上で後方が「不動岳」 |
翌朝5時少し前に起きると、今日の天気が約束される様な日の出が樹間越しに見られた。 昨夜の鹿達の被害もなく、朝食をとったあとサブザックだけで不動岳に向かう。 登山道は笹に被われ赤テープを 約40分程で山頂に到着。 山頂は我々だけで独占、思いきり展望を楽しむ。 山座同定したところ、白い峰二つは「御岳」と「中央アルプス」、それから光岳、上河内岳、聖岳となつかしい山々 山頂での展望堪能して苦労して登ってきた「不動岳」を後に来た道を下山する。 昨夜あれだけ賑やかだった鹿 朝4時から登り始めたということだった。我々はテントを撤収し下りは2ピッチで登山口に戻って来た。 「不動岳」は奥深く、登山道も殆ど整備されておらず笹に被われた獣道の登山道が半分位あり、行程中の唯一の |