篠井山(1,394m)ハイク  
  
  登山実施日: 2003.3.23(日)  天候 晴れ
 参 加 者: 中川欽吾、矢枝子 
 コースタイム:
   自宅 --- 魚苗センター ・… 七釜滝入口 ・… 七滝小屋 ・…登山口 … 明源の滝 ・… 渡り場の頭
   7:10     8:30/8:40       9:38      9:50/10:00   10:34     11:01       11:32

   … 篠井山山頂 ・… 渡り場の頭 ・… 登山口 ・… 七釜小屋 ・… 魚苗センター
     12:35/13:18      13:46     14:22      14:55     16:02/16:10
 
  久々の連休となったので、土曜日に山に出掛けようと思っていたが天候があまり芳しくなさそうだったため、

 日曜日に出掛けることとなった。

 出掛ける場所は、JRの駅で貰ってきた身延線沿いのトレッキングガイドに載っていたし、以前から気になって

 いた山のうち「篠井山」とした。自宅を予定の7:00を少しばかり回った時間に出発する。

 富沢から国道に分かれ徳間までは順調に進めたが、林道に入るや直ぐに林道工事中のバリケードがしてあり

 そこから歩くことになってしまった。はじめから林道歩きが2時間にも及ぶことがわかっていたら

 考えたのだが、地図からは温泉まで3km位で1時間位かと思って、大して躊躇もせずに歩き出した。

 林道の脇に「ミツマタ」の群落があったり檀香梅の花が咲いたり、滝がみられたりで比較的のんびりとした気分

 で楽しみながら歩く。 しかし、歩けどもなかなか工事箇所も出てこず、なにかいやな予感をもった。

 そうこうしているうちに温泉まで3kmの表示が表れ、長い林道歩きをさせられることに気が付いた。

 ここまで来たら戻っても、ほかの山に登れないし行けるとこまで行って帰れば良いと開き直って進むことにした。

 (往復が同じ時間だと車に戻るのは6時近くなってしまいそうだが歩けない時間ではないと思って行くことにし

 た。最悪の場合は途中から引き返せば良い。)

 林道の工事に予定は今月末までとなっていたが、工事箇所の進捗状況からはとても、今月中には終わりそう

 にないと思った。 途中に七釜滝の入り口の大きな看板が掛かっていたが、谷底までかなりあり素通りする。

 ほどなく渓谷との高低差も小さくなり、きれいな流れの明るい渓谷と周囲の木々が良くマッチした福士川渓谷が

 望まれた。
ミツマタの花   頂上直下の雪道で
 林道脇に咲いていた「ミツマタ」  頂上直下の樹林帯で 

 七釜小屋の近くに、こんなに奥地に広い平坦な空き地?があるのが不思議な気がする位だ。 奥山の森管理

 センター前で、足に豆が出来てしまったので応急処置をしながら小休止をとる。

 林道工事箇所の手前で(彼らはバリケードをはずして車を乗り入れた人達2名)会ってからは、ここまで誰ひとり

 とも会わなかった。 林道歩きに飽き飽きする頃にやっと登山口に到着する。 登山口の前には大きな駐車場

 があり、工事がなければここまで車で入れる。登山口から少しの間は林道が続くが、車は直ぐに走れない道路

 だった。間もなく登山道の日陰部分に雪がでてきたので上にはかなりの雪がある

 ことは想像できた。水量はさほど多くはないが、結構長い「明源の滝」が現れた、登山口から30分だが林道

 歩きが長かったせいで随分と長く歩いた感じがした。登山道は北西に面してここら辺りから雪が全面に現れる。

 春の雪で柔らかくアイゼンを着ける必要もなかった。 登山口からは、ノンストップだったが「渡り場の頭」に

 着いたのは、丁度1時間でパンフレットのコースタイムよりやや遅く、パンフレットに記載されたコースタイムは

 結構厳しい(山慣れない一般の登山者も対象となっているパンフレットにしては)コースタイムになっていると感

 じた。 雪道には先行者の足跡が残っており何人かが既に登っていることが窺えた。 「渡り場の頭」からは尾

 根筋伝いとなり傾斜がきつくなり、最後の急登を登り切るとポッカリと南面が切り開かれた山頂に辿り着いた。 

 山頂には2パーティの4名が昼食の休憩を取っていた。一組は林道でであった車の2人連れ(地元の?甲府の

 人)ともう一組は清水市の夫婦(我々より少し若い位?の年齢か)だった。 天気予報では全国的に好天との

 予報だったが山では曇りがちで、遠くは霞んでモヤがかかったようであった。それでも時折「富士山」も頭を出し

 駿河湾から三保半島もそれとわかる景色ではあった。2組のパーティは13:00頃に相次いで下山していった。 

 我々も帰りも長い林道歩きがあるので、休憩もそこそこに切り上げ下山することにする。

 下りは登山道の一部で凍結している部分があったのでアイゼンを取り付けるて下山開始。

 雪道の下山はクッションが良く効き、気持ち良くすこぶる快適に下りました。 山頂から登山口まで1時間程で

 下ってしまいました。 これで家には6時半頃、遅くとも 7時には帰れると思っていた。

 ところが、ところが車が故障し走行不能となりヘルプヘルプで家に帰ったのは8時を大きく回ってしまった。  


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