焼岳登山(2,393m) | |||
2.5万分の1図(笠ヶ岳、焼岳) | |||
登山日 : 2001.10.7(日) 天候 晴れ | |||
コースタイム : | |||
中尾温泉---秀綱神社---焼岳小屋分岐---旧中尾峠---焼岳山頂---旧中尾峠---中尾温泉 4:45 6:10 7:10 7:40/7:50 8:50/10:00 10:45 12:40 |
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メンバー :中山、中川(2名) |
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中山氏のリフレッシュ休暇に合わせての焼岳登山となった(中山氏はこの後笠ヶ岳方面に足を延ばした)。 |
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10/6 焼岳登山のため新穂高温泉近くの中尾温泉 まで車を走らせた。 どこへ車を止めようかと探したが、一度登山口を 確認してから少し 離れた公園の駐車場に止めた。 この公園からは「笠ヶ岳」が真っ正面 に眺められ、とても素晴らしいロケーションであった。 10/7 朝起きると満天の星空に今日の天候は約束されたようで、まずは一安心した。 朝食をした後、荷物と服装を整えて久振りにヘッドライトを点けての出発である。 朝の冷え込みは標高が高いだけあって寒い、最初は林道歩き、ほどなく行くと簡単なしるしがあったが本当に登山道か? |
行くべきかどうか周りをしばらく観察してから、登山道であることが確認できこの道を進む。 ヘッドライトを点けての歩行は視野が狭く、昼間の何倍もの注意力を注ぐ必要をつくづく感じた。 この登山ルートには樹林が豊富でこの山が「火山の山」 の様には思えなかった。 高山植物は夏の花から ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、アマドコロ、ツルリンドウ等の 「赤い実」に変わっていた。 「シラタマノキ」は白いきれいな玉 を下げていた。 白い玉ひとつを、手にとって割って見ると、何とメンソールのかぐわしい香りをいっぱい貯めこんでいた。 |
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中綱神社 2001.10.7 | 中尾峠から山頂を望む 2001.10.7 | ||
しかし、中尾峠に出ると一転して樹木ははなく溶岩も多く見られる様になり眼前には「溶岩ドーム」聳えていた。 まさに火山の山の様相を呈していた。 溶岩ドームには大きな岩が露呈しており、今にも落下しそうな姿を見せて いました。 この峠に出ると「穂高」の山並や「笠ヶ岳」の山々が眺められる様に「心はワクワク、ウキウキ」と踊ってきました。 ここからは結構傾斜も急で石や岩多くなり歩きにくくなってきた。 峠から反対側の上高地側からの登山道を見ると登山者が列をなして登ってくるのが見えた。 最後の急坂を登り切ると「焼岳」の山頂で火口からは噴煙が立ち上り亜硫酸ガスの臭いが鼻を「ツーン」と刺激 する。 |
ガスの臭いを避ける様に山頂より北東面を少し下がったところで休憩を取った。 少し早かったが朝も早かったので昼食を済ませた。 青空と槍・穂高の展望を満喫しながらの休憩には満足感が一杯であった。 展望を「槍ヶ岳」「穂高岳」のほか「笠ヶ岳」「乗鞍岳」等手に取れるようであった。 下山では山頂直下の岩場では延々と登ってくる列に待たされてしまった。 この後も続々と登ってくる登山者の列に待避することがしばしばあった。 しかし、この混雑も中尾峠迄でその後は静かな下山となり順調に麓まで下ることできました。 その後中山氏を新穂高温泉の林道終点まで送って帰路につきました。 |
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中尾峠から笠ヶ岳をバックに 2001.10.7 | 穂高連峰と奥に槍ヶ岳 2001.10.7 |
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