※当SSはRagnarokOnline(Gravity)とKanon(Key)をモチーフとした二次創作フィクションです。
 各社・各作品と当SSとは無関係です。
 Ragnarok中にいるKanonキャラ名を使用している人とは無関係です。
 ROプレイヤーの方で耳打ちなどしないようにしてください。
 またBeta1の状況で物語を進めています。あしからず。

 

 RO×Kanon      Case 3  〜転職完了?〜

 

 プロンテラ南東、剣士ギルド。(※1
「ふむ、どうやらそれなりに腕も立つようだし……剣士になれるかい?」
 はい。
 ――シュン
「よし、これから君はチャンピオ……じゃなかった、剣士だ」
 北川、剣士に転職完了。

 

「んー、やっぱ剣士は転職楽だな……」
 外れた装備を剣士ギルドの建物から出て(※2)装備しなおしながら独りごちる。
「北川くーん」
「おや?」
 北方から、あゆがやってきた。まだノービス姿である。
「ねぇ、試練の森(※3)ってどこにあるか知ってる?」
「あ、そっか」
 アコライトは転職クエスト(※4)がある職業で、プロンテラの教会(※5)と試練の森の遺跡(※6)とを往復しなくてはならない。
 具体的には、教会のNPC神父にまず話し掛ける。そして転職規定Lv(※7)に到達後、再び話し掛けて服司志望であることを告げる。すると、試練の森奥の遺跡にいる神父に会ってくるように言われる。そして遺跡の神父に会って話しかけて、再び教会に戻れば転職。
 作者の主観だが、アコの転職は現在最も面倒なクエストになっている。ちなみに次点は商人の転職クエスト。(※8
「試練の森は、猿山(※9)だから……、首都を東に抜けて、北、東。もしくは北に抜けて、東、東。なんだけど……」
 面倒なのだ。というか、迷う。初心者なら一マップごとに15分以上かかること必至。
「おまけに、迷いの森にマンドラゴラいるしなぁ……」
 移動しないが、3マス以内に入ると攻撃してくると言うなかなか変則的なアクティブモンスターだ。
 依然は移動する普通のモンスターだったのだが変更が加えられ、こいつのおかげでアコ転職クエストの難度が3倍になったといっても過言ではない。
「難しいの?」
 なにやら考え込んでいる北川にあゆは訊いた。
「マップそのものはわかるんだけど……」
 とりあえずクエストについて説明する。
「うぐぅ……アクティブかぁ……」
 互いにLv10では、手が出ないことを悟っているのだ。と、
「…………あっ、そうだ!」
 北川がひらめいた(Alt+6)。
「あゆちゃん、聖堂(※10)には人が居た?」
「え? うん、たくさん居たよ」
「オッケー。ちょっと行ってみよう。運がよければ簡単に転職できるかもしれない」
「うぐ?」

 

※1 プロンテラ南東の建物。剣士に転職することが出来る。(ちなみにイズルードにも有る)
  なぜかイズルードまでの空間転送屋が剣士ギルドNPCと重なっていた。使用はぎりぎり可能。

※2 転職すると装備が外され、転職したその場だと格好は変わっても実際にはノービスと判断されて装備できるものもできなかったりする。

※3 プロンテラ北東の東に位置するマップ。通称、狸森・猿山。崖打ちやルーターが多くて狩る時は細心の注意が必要。Beta2では狸(スモーキー)がいなくなるらしい。

※4 Beta1では転職クエストがある職業はアコと商人のみ。どこそこに行ってNPCに話し掛けるというもの。NPCに話し掛けると場所をセーブされるので、街に戻ったらセーブしましょう。

※5 プロンテラ北東の建物。プロンテラ大聖堂とも呼ばれる。裏に墓地有り。アコライトへの転職が出来る。

※6 Beta2ではさらに遺跡マップが出現。その手前、狸森の北東端にNPCがいます。

※7 基本スキルLv9「Class change」。これが一次転職の大前提。必然的にジョブLv10。

※8 アコの転職クエストは本文の通り。商人の場合はまず3000zが必要で(転職クエスト開始時と終了時に1500zずつか、まとめて3000z)、アルベルタからモロクまでの往復を言い渡される。ちなみに普通に歩いたらかなり遠い。転送を利用した場合、移動費に最大3000zかかります。

※9 狸森の別名。狸はスモーキー、猿はヨーヨーというモンスター。Beta2ではこちらの呼び方になりそう。

※10 教会の別の呼び方。聖堂組と呼ばれる人たちがいる。運がよければアコに転職した人は祝福してもらえる。

 

「舞ー♪」
 ♪出しまくりで舞(未だノービス)に話し掛けたのは、言うまでも無く佐祐理。しかしその格好が、
「佐祐理、転職おめでとう」
「あははーっ、ありがとう。舞♪」
 露出度高めなマジシャンになっていた。
 ゲフェンではマジシャンになることができる。ちなみに剣士と同じく基本スキルLv9以外の条件やクエストといったものは無い。
「舞はあとどれくらい?」
「ジョブが20%ぐらい」
 佐祐理のレベルがB-Lv9 J-Lv10なのに対し、舞はB-Lv10 J-Lv9。
 これはどのモンスターを多く倒したかによって変わる。
 舞は柔らかい毛を求めて、ファーブルやルナティック。主にルナティックを狩っていた。
 一方佐祐理は、最初からマジシャンになるつもりで直接バトルに関わってくるSTRなどを上げていなかったため、ポリンを主にしていた。
 ルナティックはベース経験値3のジョブ経験値1で、ポリンはベース経験値1のジョブ経験値2。
 この場合のレベル差は当然だろう。
 後半になるに従って、ベース経験値がジョブ経験値に大きく差をつけていくので自然とジョブレベルは上がらなくなっていく感覚を受ける。
「それで、柔毛はどれくらい拾ったかな?」
「……20個」
 ――はっきり言おう、不可能だ。
「佐祐理もそれぐらい。あと60個だね」
 ――不可能なんだってば。
「(こくり)」
 ちなみにこの(こくり)は、わざわざ発言したのである。
「でも、そろそろプロンテラに移動していったほうがいいんじゃないかな?」
「……そうかもしれない」
「それじゃあ、行こっか」
「はちみつクマさん」
 そして、長らくお世話になったゲフェンフィルドを後にした。

 舞&佐祐理組、プロンテラに移動開始。
 佐祐理、マジシャンに転職完了。

 

 

 場面は再び北川&あゆ組。場所はプロンテラ大聖堂。
「それじゃあ、エフェクトはオンになってる?」(
※11
「はい」
「いくよー」
「いってきまーすっ」
「いってらっしゃいー」
「いってらー」
『ワープ ポータル!!』
 ――シュンシュンシュン……ズジューン!
 あゆの足元にワープゲートが開かれ、遠く離れた遺跡前まで一気に飛ばされる。
 そしてゲートを開いたアコも、それに入っていった。
 残された北川は改めて、聖堂に駐在している人(※12)たちに礼を言った。
「どもです、いきなりお願いしちゃって(^^;」
「いや、この子2ndで、うちも飛ばしてもらったしw」
「お礼、10kzよこせー。」
「Σ( ̄□ ̄;」
「Σ(’-’*」
 などと話していると、あゆ達が帰ってきた。
「ただいまっ」
「ただー」
「お帰りー」
「おかー」
 パー(Ctrl+\)を交えながらの挨拶。
「それじゃあ、神父に話し掛けて」
 神父前をあゆのために空ける聖堂在中組。
「わくわく」
「祝福準備」
 といって起立する人も。
 ――――…………しゅん。
「おめでとう〜!」
「おめ〜〜」
 祝福の声とともに盛大に放たれるスキル(※13)。
『アンゼルス!!』
『ルアフ!!』
『ヒール!!』
『シグナムクルシス!!』
『ブレッシング!!』
 トンデモナイ量のエフェクト驚きながら、
「ありがとうっ♪」
 と、♪をもってあゆは応えた。

 そして二人は何度もお礼を言ってから、聖堂を出て、プロンテラを西に抜けた。

 

※11 グラフィックボードの性能が悪い人はオフにしている人が多い。そのためワープポータルを使う人は確認することが基本である。

※12 いわゆる聖堂組。個性的な人もいたりします。若干モデルが……(?)

※13 アコのスキルは派手なのが多い。また魔術師と違って敵が居なくても発動できるため、お祝いに持ってこい。

 

 ―――ピラミッド。
 古代の王の墓であり、財宝が眠ると言われる所。
 トレジャーハンターがお宝を求めて中に入るも、生半可な強さでは返り討ちに遭うという。
 ちなみに実際、1Fはそこまでではないにしても、2Fからは凶悪な強さのモンスターがうようよいるのである。ここで“稼ぐ”という行為が出来るようになるのはLv60台からだろう。
 そして、1Fとはいえ侮る無かれ。
 1Fにも初心者にとって最大の敵、アクティブモンスターファミリアがいるのだから。
「あーぅー……」
 そしてまた、コウモリにやられたノービスが一人。
 ……言わずもがな、真琴である。
 運が悪い。
 ジョブが10になり、基本スキルLv9になった所でシーフに転職しようと、ついにピラミッドに向かったのだ。
 そして洗礼とも言えるコウモリの襲撃を受けた。しかも二度も。
「ったく、道がわからないのよ。行き止まりについたところでやられるなんて……あぅーっ!」
 悔しさ爆発、な真琴である。
 確かにピラミッド1Fと2Fは極端な迷路になっている。しかし逆に3Fと4Fは結構開けた造りをしているのだが。
「でも、さっきのはもうちょっとみたいだったし……三度目の正直よ!」
 意気込みたっぷりなのだが、まだ回復が済んでいないのでしばらく休憩中であったりする。
 運がよければ、一度でいけるピラ1F中央シーフギルド(
※14)。
 そう道は遠くないだろう。

 

※14 シーフに転職するためのシーフギルドはピラミッド1Fのマップのほぼ中央にあります。

 

 さて、ついさっきまであゆと北川が話していたプロンテラ外周の東。
「や、やっと……ジョブLv10……」
「なんか、祐一死んだ回数が半端じゃないよ……(汗)」
 祐一は変わらず特攻戦法を繰り返してLvを上げていた。しかも盗蟲ばかりを狙って。
 あんまりといえばあんまりな祐一の戦い方に、名雪は偶然盗蟲の卵から出たファルシオンを譲ってしまった程である。
「よーやく、転職できるわけか……」
「そうだね」
 といいながら、実は名雪のほうが先にJ-Lv10で転職条件を満たしていたのは秘密。
「祐一は何になるの?」
「そういう名雪は?」
 互いに希望する職業を訊き合う。
「俺は、シーフか剣士かな……。いまいちわかんないけど」
「わたしは、アコライトかマジシャンになろうかなって思ってるよ」
「ふーん……」
 少し考えるように沈黙。
「面倒だし、俺は剣士にするよ。確かここで転職できたよな?」
「あ、うん。アコさんもここでできるから、わたしもアコさんにしようかな」
「それじゃ、俺は早速剣士に転職してくるから」
「うん」
 ばいばい、と別れる二人。

 ――余談だが、祐一は剣士ギルドを探して十分程迷った。

 

「何故にあんな隅っこにあるのだろう?」
 一説には迫害されているらしい(
※15)剣士ギルドはプロンテラ南東の建物。
 各門周辺に駐在する案内員NPCに聞けば一発なのだが、何の手掛かりも無く探そうと思えば何だって迷うのがRPGである。
 同様に聖堂は北東だし、騎士団の建物は北西にあるのだから、別に隅っこという訳でもないだろう。
「あと、剣士ギルドのあんちゃんの台詞。どーいうセンスしてるんだ……?」
 まだ現在(Beta1後期)はマシである。かつてはさらに凄い誤字(※16)が溢れていたのだから。
 なにやらぶつぶつと呟きながら、さっきの場所まで戻ってくる。
 すると、まだノービス姿の名雪が待っていた。
「どしたんだ?」
「転職するために、教会とは別の神父さんに会いに行かなきゃなんだって……」
「何処かわかるのか?」
「んと……確か、北東のほうのフィールドらしいの」
「となると……あの、アクティブがいるところを通るのか……」
 あのアクティブ=マンドラゴラである。
「よし、俺が護衛でついてってやるよ。まだ倒せないだろうけど、盾代わりにはなるだろ」
「わっ、祐一ありがとう〜」

 

 そう言って、二人が東側から試練の森を目指し首都を出た時、ちょうど美坂姉妹ペアが到着していた。

 

「やれやれ、やっと着いたわね」
「長かったねぇ……」
 フェイヨンからの道のりを歩いてきた二人である。
 フェイヨンよりもさらに遠いアルベルタから徒歩で上京したあゆ・北川組よりも遅かったのは、
「誰かさんが、ジャングルで迷うから尚更、ね」
「そんなこと言う人嫌いですっ(汗)」
 という訳である。
「さてと、あたしは剣士になるからすぐ転職して来れるけど、栞は?」
 さらりと無視して、話を切り出す美坂(姉)。
「私はアコだよ」
「やっぱりね」
「そんな見透かしたように言わなくても……」
「確かクエストがあって、途中にアクティブが出るんだったわね」
「うん。……よく知ってるね」
 この辺、秀才型の香里らしい。下調べは万全のようだ。
「いざというときに盾役するから、教会の前で待ってて。すぐ行くわ」
「うん!」
 結局の所姉妹愛である。

 その後二人はプロンテラ城を通り、北へ抜けた。

 

 ちょうどその頃。
「うー……」
「なんでマップに入った途端に(マンドラゴラが)待ち構えてるんだよっ!!」
 祐一・名雪組、両者死亡。街に戻る。

 

 そして一歩遅れて、
「到着ーっ」
「着いた」
 舞・佐祐理組が首都に到着。
「人がたくさん……」
 ゲフェンの街も人は少なくなかったが、プロンテラのそれは群を抜いていた。
「んと、剣士ギルドを探しがてら散策する?」
「そうする」
 そしてなんとなく半時計回りに一周することに決め、歩き出す。
 まず最初に目に入ったのは、花売り少女。花2zと花束2000zで売っている。
 時折、死んだ人に献花をしている人がいたが、こう言うところで買っているのだろう。
「花束かあ、お祝いとかで使うのかな?」
「かもしれない」
 さらに南に進むと、今度は収集品商人。
「?」
「?」
 品物を覗いてみると、ゼロピーと化け物のエサ。
「…………」
「…………」
 流石に閉口する二人であった。

 

※15 有名日記サイト「MMO」の日記に因る(笑)。

※16 リンゴをリンピ、イエロージェムストーンをツーデロヘデムトーン、ガード(盾)をヌード(爆)など。あと誤字ではないが、一部NPCキャラや敵の名前の末尾に「フフフフフフ」(本当は半角)が付いていた等など凄まじい。

 

「しまったわね……」
「どしたの?」
 プロンテラ北のフィールド、迷いの森一歩手前で立ち止まった香里。
「こっちは遠回りだったわ。ごめんね栞」
「あれ? そうなの?」
 教会から首都を出る時、何となく城を抜けてしまったのだが、東フィルドから抜けるルートのほうが試練の森まで早くつけるのは事実である。
 今香里たちがいる北フィルドからだと、やや遠回りになってしまう。
 東フィルドは若干迷いやすく、北フィルドは素直な作りになっているということもあるが、迷いの森の複雑さはかなりのものである。
「どうする? いったん戻る?」
「いいよ。どうせやられたら街に戻っちゃうし。それからで」
「そう……」
 よし、気を取り直して
「いい? うかつに進んで、見えないところにいたマンドラゴラにやられるとかそういうミスはしないように慎重にいくのよ?」
「うん。ミスクリック(
※17)も気をつけないとね」
「よろしい」
「れっつごー!」

 

※17 間違ってクリックすること。間違って敵を攻撃したり、チャットに入ったりしてしまうことが。

 

「この建物はなんでしょうねー?」
「入ってみる……」
 と言って入ってみた建物。プロンテラ南西、婚礼品商人がいる建物である。
 ちなみに近くに酒場がある。集まり場の一つで、NPCが一人いたりする。
 NPCの話は地下浄水場の話で「四階に金色の蟲がいる」(
※18)ということである。
「はぇ〜……」
「…………」
 婚礼品商人の品揃えを見た二人。
 売っているものは、ブーケ、ヴェール、そしてウェディングドレス!
 乙女の憧れである。
「「…………(ぽっ)」」
 思わず二人がついつい想像をしても致し方ないかと。
「―――はっ」
 そしていそいそと婚礼品売り場を後にした。
 南に進んできて今度は東に。
 するとプレゼント商人が。今度はガラス球、白い皿などなんとなく意味不明だが贈り物に出来そうなアイテムを売っていた。
「うーん、佐祐理たちにはまだ高く感じるね」
 始めたばかりでは2000zがせいぜいである。後半になれば100kとかそう言うLvになってくるのだが。
 他には野菜商人なんていて、芋やバナナなどを売っていた。
 南西方面はNPC商人が多いのである。
 まもなくプロンテラ街の真南まで到達。
 大通り、京で言う朱雀大路みたいなところに出た。ここに、中央カプラとカプライベントがいる。(※19
 横断し、南東方向へ。
 やや入り組んだ裏路地を抜けると、建物が。
 何も言わずに入ると、剣士ギルドだとわかった。
「さ、舞」
「うん」
 ……――シュン
「舞、転職おめでとうーっ♪」
「ありがとう」
 舞、剣士に転職完了。

 

※18 下水4Fボスモンスター「黄金蟲」のこと。非常にDEFが高いがファーストアタックが取れればMVPを取りやすい。

※19 ここのカプラサービスでセーブすると復活地点がプロンテラ中央噴水前になるためそう呼びました。

 

「栞、ストップ」
「いた?」
 迷いの森攻略中、美坂姉妹ペア。
「あ、いるね。……なんとか避けれる?」
「みたいね。あたしが先に行くから気をつけて」
 迷いの森は道幅が狭いところが多く、場所によってはど真ん中にマンドラゴラがいて初心者には通行不能になってしまう場合もある。
 美坂姉妹の場合は、道の端にマンドラゴラがいるため反対の端を通ればなんとか攻撃範囲内には入らずにすみそうだった。
「…………」
「…………」
 緊張しつつもなんとか通り過ぎることができた。
「危なかったねぇ」
「まだ一度も攻撃されてないから、運がいいのかもね」

 

 一方、同じく迷いの森攻略中の、祐一・名雪組。
「む。道のど真ん中にいるぞ……」
「えー、どうしよう……」
「予定通り、俺がまず先にアクティブ範囲に行くから、その隙に名雪は進むんだ」
「祐一は大丈夫なの?」
「二三発は大丈夫、のはずだ……ともかく、行くぞっ」
 マンドラゴラの攻撃範囲に入り、早速ダメージを受ける祐一。
 ――ざしゅざしゅ
「わわ」
 大急ぎで安全圏まで避難する名雪。そして祐一も何とか離脱。
「うわ、あぶね。HP一桁だし……」
「間一髪だったね〜」
「うし、この調子で行くぞ」
「ふぁいと、だよ」

 

 迷いの森攻略レース、祐一・名雪組リード……か?(何)

 


 あとがきちっくにいろいろと

 長らくお待たせしました第三話。……む、予定ではここで全員転職させるつもりが(何)
 執筆を止めていた間にBeta1(つまりRO×Kanonの状況)が終わっちゃいました。
 最後の方でうさ耳カプライベントも復活しちゃいましたし、一話二話を訂正しなきゃです(汗)
 もうすぐBeta2が始まってしまいますが、このSSはBeta1で進めたいと思います。
 作者の思い出とか、希望も含めて(^^;

 それではでは。感想は
こちらへ。