■塗料 タミヤ TAMIYA (スプレー[AS])
2003/6/24
タミヤカラー | |||||||||
●AS エアモデルスプレー | |||||||||
品番 | 色見本 | 色名(国) | 用途など | ||||||
AS1 | 暗緑色 | 昭和18年頃から本格的に導入され、終戦まで使用された旧日本海軍機の標準的な上面色です。下面色のAS2明灰白色と共に使います。また戦争末期には下面無塗装の機体も見られました。零戦、雷電、強風、紫電などに使用できます。 | |||||||
(日本海軍) | |||||||||
AS2 | 明灰白色 | 旧日本海軍機用として太平洋戦争の全期間を通じて幅広く使用されたカラーです。零戦21型や32型、二式水戦など戦争初期の機種では機体全面に使われ、上面暗緑色の迷彩が導入されてからも多くの機種の下面色として使用されました。 | |||||||
(日本海軍) | |||||||||
AS3 | グレイグリーン | 第二次大戦のドイツ空軍昼間戦闘機用のカラーです。1941年11月から導入されたグレイ系迷彩用として終戦まで使用されました。AS4グレイバイオレットとあわせて上面色として使用します。Fw190A-3・F-8などに使えます。 | |||||||
(ドイツ空軍) | |||||||||
AS4 | グレイバイオレット | ドイツ空軍昼間戦闘機のグレイ系迷彩用の上面色です。AS3グレイグリーンとあわせて使い、下面色にはAS5ライトブルーを使用します。Fw190A-3・F-8などに使え、Fw190D-9のグリーン系迷彩でも一部に使用できます。 | |||||||
(ドイツ空軍) | |||||||||
AS5 | ライトブルー | ドイツ空軍昼間戦闘機のグレイ系迷彩用の下面色で、工場でまず機体全面に塗装した後に上面の迷彩が施されました。上面色のAS3・AS4と共にFw190A-3・F-8などに使い、Fw190D-9のグリーン系迷彩の下面にも使います。 | |||||||
(ドイツ空軍) | |||||||||
AS6 | オリーブドラブ | 第二次大戦でのアメリカ陸軍機の標準的な上面色です。大戦後期に無塗装銀が標準となるまで戦闘機から爆撃機、輸送機など幅広く使われ、無塗装機では反射よけ塗装としても使用されました。P-51マスタングなどに使用できます。 | |||||||
(USAAF) | |||||||||
AS7 | ニュートラルグレイ | 第二次大戦でのアメリカ陸軍機の標準的な下面色です。オリーブ ドラブ塗装機の下面色として使われましたが、大戦後期に無塗装仕上げが一般的になると使われなくなりました。AS6とあわせてP-51マスタング等に使います。 | |||||||
(USAAF) | |||||||||
AS8 | ネービーブルー | 大戦中期の1943年から1950年代にかけてアメリカ海軍機に使用されたカラーで、戦闘機や攻撃機などの艦載機を中心に幅広く使われていました。F4FワイルドキャットやF4Uコルセアに使用できます。 | |||||||
(US NAVY) | |||||||||
AS9 | ダークグリーン | 第二次大戦でのイギリス空軍機の上面迷彩色として、各種のカラーと組み合わせてあらゆる機種に広く使われました。スピットファイアMk.T、Mk.Xb、ランカスター、ウェストランド・ライサンダーなどに使えます。 | |||||||
(RAF) | |||||||||
AS10 | オーシャングレイ | 1941年にイギリス空軍昼間戦闘機の上面迷彩色として導入されたカラーです。AS9ダークグリーンとあわせてスピットファイアMk.Xbなど、1941年以降のヨーロッパ戦線でのイギリス戦闘機に使えます。下面にはAS11を使います。 | |||||||
(RAF) | |||||||||
AS11 | ミディアムシーグレイ | 1941年にイギリス空軍の昼間戦闘機用下面色としてオーシャン グレイと共に導入されたカラーです。AS9ダーク グリーン、AS10オーシャン グレイの上面色の組み合わせと共に、スピットファイアMk.Xbなどに使用できます。 | |||||||
(RAF) | |||||||||
AS12 | シルバーメタル | 無塗装の金属地肌を再現した粒子の細かいシルバーです。疾風やP-51マスタング、P-47サンダーボルトなどの無塗装機の機体塗装から、プロペラやエンジンまわりなどの金属部の表現まで応用範囲の広いカラーです。 | |||||||
[汎用] | |||||||||
AS13 | グリーン | 1960年代から70年代にかけてアメリカ空軍の戦闘機や攻撃機などに施された、いわゆる"ベトナム迷彩"用のカラーです。AS14、AS15、AS16と共にF-4C/Dファントム、C-130等に使います。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
AS14 | オリーブグリーン | AS13グリーン、AS15タンとあわせて使うベトナム迷彩の上面色です。この迷彩はベトナム戦争が激化した1965年に、従来のグレー塗装や無塗装機では目立ちすぎることから急遽導入されました。下面色はAS16ライトグレイを使います。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
AS15 | タン | ベトナム迷彩の上面色です。この迷彩は正式にはサウス・イースト・アジア・カモフラージュと呼ばれ、ベトナムのジャングルに合わせたカラーだったため、戦争終結後は新たに導入された制空迷彩などに順次変更されていきました。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
AS16 | ライトグレイ | アメリカ空軍のベトナム迷彩の下面色です。上面にはAS13グリーン、AS14オリーブグリーン、AS15タンを使います。夜間の作戦を任務とした機体などでは、このカラーに代わって下面色にブラックを使用した例も見られました。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
AS17 | 濃緑色 |
旧日本陸軍機に広く使われた上面色です。AS18明灰緑色とあわせて100式司偵をはじめ陸軍機各機に使います。
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(日本陸軍) | |||||||||
AS18 | 明灰緑色 | 旧日本陸軍機の標準的な下面色です。AS17濃緑色と共に使い、100式司偵など一部の機種では機体全面に使います。 | |||||||
(日本陸軍) | |||||||||
AS19 |
インターミディエイト ブルー |
アメリカ海軍機色です。ワイルドキャットやコルセアなど第二次大戦中期から後半にかけての機種に幅広く使えます。 | |||||||
(US NAVY) | |||||||||
AS20 | インシングニアホワイト |
アメリカ海軍機の標準的な下面色です。ワイルドキャットやコルセアなどにAS8ネービーブルー、AS19インターミディエイトブルーと共に使用します。 |
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(US NAVY) | |||||||||
AS21 | 暗緑色2 | 1/32スケール零戦52型の上面色です。戦争後期、青みがかった濃い緑の半ツヤ消し色でAS2明灰白色と共に使います。 | |||||||
(日本海軍) | |||||||||
AS22 | ダークアース | 第二次大戦のイギリス空軍機色です。グランドスラムボマー等の機体上面にAS9ダークグリーンと共に使います。 | |||||||
(RAF) | |||||||||
AS23 | ライトグリーン | 第二次大戦でのドイツ空軍機の上面色です。Me262をはじめ各機にAS24ダークグリーンと共に使います。 | |||||||
(ドイツ空軍) | |||||||||
AS24 | ダークグリーン | 第二次大戦でのドイツ空軍機の上面色です。Me262をはじめ各機にAS23ライトグリーンと共に使います。 | |||||||
(ドイツ空軍) | |||||||||
AS25 | ダークゴーストグレイ | F−14Aトムキャット“ブラックナイツ”など、現用米軍機および自衛隊機モデルの制空迷彩塗装に便利なラッカー系カラースプレーカラーです。きめが細かくエアーブラシ感覚の吹き心地で、飛行機モデルの微妙な塗装仕上げに最適。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
AS26 | ライトゴーストグレイ | 同時発売のAS25ダークゴーストグレイと組み合わせ、現用米軍機および自衛隊機の制空迷彩塗装を手軽に再現できるスプレーカラーです。スケール感を重視し、モデルに塗った状態で最も実機らしく見えるトーンで再現しました。 | |||||||
(USAF) | |||||||||
▼注1 ここに示した色見本は、当店で独自に作成したものです。実際の塗料に近いものですが、モニターディスプレイの調整や利用環境等によっては正しく再現できない場合があります。ご了承ください。