■劇画脚本■

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放課後
3年の廊下に闇の組織チンピラたち。
その中央部に健がいる。
チンピラの一人が大声をだして叫ぶ。

チンピラ  [おらー!見せもんじゃねぞ!]

3年B組教室ドアの所から心配そうに見つめる深雪。
後ろから深雪の肩をチャミーが叩く。

チャミー [あんたあいつと知り合いかい?]
深雪 [いいえ、ただ今朝職員室でいっしょだったから。]
チャミー [番格に目を付けられたのさ。]
             [二枚目な顔ズタズタにならないといいけどね。]
深雪  [・・・・・]

校舎裏の空き地、番格の一人が子分たちが連れて来る
健を待っている。

子分たちが、健を連れて来る。
番格と健がにらみ合う。

番格  [ヘヘ・・・・・。兄さんトッポ過ぎるぜ!]
健  [・・・・・]
番格  [やれ!]

子分たちが、武器を手に持ち健を取り囲む。
子分たち  [うりゃー! このやろー!]
次々と子分たちが、健を攻撃してくる。
健は風のように攻撃をかわし、子分たち全員を数秒にて倒す。

番格がガクランの内ポケットから、短刀を取り出す。

番格  [へへ・・なかなかやるじゃねーか。]
健  [おいおい大丈夫か、そいつの使い方を知っているのか。]
番格  [やかましい。なます切りにしてやる。]

番格が健に向かって攻撃して来る。