■劇画脚本■

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タイトル:ガクラン刑事 作成者:霧野あつ志 page.1

東京都千代田区桜田門
全国警察の中枢警視庁本庁舎
その中に学生による種々の犯罪を取り締まる為の
捜査班があった。
その名も学生犯罪捜査班[ガクラン刑事]

[第1話 ガクラン刑事登場]

飛鳥健刑事[主人公]
三枝深雪刑事[ヒロイン]
沼尻力男室長
木戸竜次刑事
竹内篤志刑事
大山ミドリ刑事

少女が真夜中の校舎屋上から飛び降り自殺する。
新聞紙上には原因不明の自殺と掲載される。

学生犯罪捜査室内

学生服姿の5人
木戸.竹内.大山刑事が会話をしている。
三枝刑事は編み物をしている。
その三枝のひざを枕に本で顔をかくし飛鳥刑事が寝ている。
ドアがあく。木戸他がドアの方を見る。
黒系のスーツで沼尻室長がいそぎ足ではいってきて席につく。

木戸 [室長何か事件ですか?]
室長机の上に新聞を投げ出す。
室長 [これを読んでみろ]
木戸新聞を開いて読む。
木戸 [これはたしか2日前の女子高生飛び降り自殺の記事]
室長 [そうだ新聞では原因不明と書いてあるが]
    [その後の調査で覚せい剤を使用していた事が判明した]室長 [健.深雪]
深雪が室長を見る。健はまだ寝ている。
室長 [2人はすぐに転入てつずきをして内部捜査]
    [他のメンバーは外部捜査だ]
健が片手に本を握ってあくびをしながら立ち上がる。
室長をみて深雪に言う。
健 [深雪いくぞ]
深雪 [はい]