一度増えた脂肪細胞は、減らないよ!

子供のころから太っている人は、脂肪細胞の数が増えていて、このためとっても痩せにくい。一時的に痩せても、戻ろうという力が強く働いてしまいます。中年太りといわれる太り方は、持っている脂肪細胞のサイズが肥大化しているので、これを小さくするように試みれば痩せやすい。
肥満ということは、遺伝よりもはるかに後天的な要因のほうが多い。
食べ過ぎていたり、動かな過ぎていたり、あるいはその両方だったり・・・

そんな話をStep2でしたのですが、ここでは、もう少し詳しく話を進めていきます。
“ダイエットの成功”に向けて、ちゃんとついてきてくださいね。

わたくしたちは、一生の間に、脂肪細胞が増える時期は何度あるのでしょう?
Step2では、“女性は一生の間に3回太りやすい時期があるよ”と書きましたが、本当は厳密に言うと、もっとあるのです。

まずは、お母さんの妊娠末期の3ヶ月。つまり、お母さんのおなかにいる胎児の時期。
これって、お母さんが生まれてくるあなたのために一生懸命栄養を摂っている時期です。
お母さんも、あなたも太りやすい時期。。。

次に、生まれてから約1年間。乳児の時期。母乳やミルクを飲んで育っていく時期。
このころって、お母さんの子供に対する愛情から、栄養を摂りすぎたり、与えすぎたりしてしまう時期なのです、そうすると、過剰なエネルギーが脂肪細胞を増やしていってしまうわけ。

でも、必ずしもこの時期に太っていたからといって、肥満児になるというわけではありません。ただ、いったん増えてしまった脂肪細胞は減ることはないので、肥満しやすい身体に準備されてしまっているということは、間違いありません。
“太る要因”をここで持ってしまったということになりますよね。

そして、3回目は、子供から大人に変わっていく思春期のころ。このころに太っていた人は、大人になってもそのまま肥満傾向になりやすいといわれます。

さらに、中年以降になって脂肪細胞が増え、女性の場合は、これに、妊娠・出産時、それから更年期・・・

こうして考えると、体はいつだって、太りたがっているみたい。
ちょっとでも油断すると、すぐに脂肪細胞は増えてしまう。(>_<)

脂肪細胞の数は、18歳の時、新生児の時のおよそ10倍にもなっているそうです。
脂肪細胞の大きさも、誕生後から増大し、6歳のときには生まれた時の約3倍。
人間の脂肪細胞の数は、250〜300億個もあるんだって!
成人になっても、800〜1000億個を上限に増え続けるらしい。

以前は、脂肪細胞というのは、ある程度の年齢までは増加して、その後は細胞自体が大きくなるのだといわれてきました。
わたくしが、エステティックの勉強を始めたころは、確かにそう教わりました。
でも、今はそうじゃないって事がわかってきたんだよね。
こうして書いてきたように、大人になっても脂肪細胞は増えるんだ。
つまり、若いときに痩せていたからって、ちっとも安心はできないんだってこと!!

脂肪は、脂肪細胞の中の“脂肪球”といわれる油滴の中に蓄えられている。
そして、その総量は、脂肪細胞の数と、1個1個の脂肪細胞の脂肪球の中の脂肪の量によって決まる。

一度増えてしまった脂肪細胞は、その後、数が減ることはなく、蓄積される脂肪の量によって大きさが変化するだけなのです。

ダイエットをする目的は、脂肪細胞の中の脂肪球に蓄えられている脂肪の量を減らしていくこと・・・というわけ!

ダイエットにより、脂肪が燃焼されると、脂肪細胞のサイズはしぼんでいきます。つまり、小さくなっていくのだけれど、数が減っていくことはないのです。

脂肪を燃焼させるには、酸素を有効に取り入れる運動が必要!
そして、その取り入れた酸素を有効に使うためには筋肉が必要!
脂肪を燃焼させるためには、適切な筋肉を鍛えるのです。
そして、その筋肉を良質なものにするのがたんぱく質ってわけ!

さぁ、これで、いろいろな関連がわかってきたでしょ?
ここまでくれば、何をしたらいいのかが、なんとなく見えてきたんじゃあないかと思う。
でも、わたくしの話は、まだまだ続くよ。
もっともっと、いろんな事を知ってほしい。
リバウンドをしたり、生理がなくなったり・・・そんな馬鹿なことをしてほしくないから。
自分のからだとこころを守るのは、あなた自身だから。
ちゃんと守れるような知識をもってほしいと思う。

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