第三日目(6月21日)

◇インターラーケン・オスト駅〜ラウターブルンネン(シュタウプバッハの滝)〜(アイガーヴァント、アイスメーア)〜ユングフラウヨッホ(スフィンクス展望台、氷の宮殿)〜グリンデンワルド〜インターラーケン着

 インターラーケンの町は静かできれい。街の中心部にある緑地帯ヘーエマッテ越にみるユングフラウの憂姿は素晴らしいの一言。
 7時45分には、ホテルを出て、インターラーケン・オスト駅に向う。ここから登山電車に乗って、ユングフラウヨッホに向かい、ユングフラウ、アイガー、メンヒ等の展望を楽しむ。車窓から遠くに残雪を抱いた3000m級の山々と牧草地の中に点在する家々からなる山岳風景や美しい高山植物の花々が見える。全員の歓声が止まない。
 登山電車は、20〜30人程度に区画割されており、一つひとつのコンパートメントに一つの団体が割り振られる。団体が優先で、個人客は空席があれば乗せるとのこと。2〜3両編成で、乗客が多ければ直ぐ後に列車が続く。
 ラウターブルンネン、クライネ・シャイデックで乗り換えてユングフラウヨッホに向う。途中シュタウバッハの滝や眼下に広がる壮大なパノラマ、はては高山植物の花の美しさ、遠く近くに見える残雪を被った3000m以上の山々に目を離すことが出来ない。
 クライネ・シャイデックを過ぎると間もなく鈴の音がかすかに聞こえてくる。そして電車が進むとともに、その音が大きくなる。非常に澄んだ音色である。放牧された牛の首につけられたカウベルの音である。お土産店で売られているカウベルで最も大きものではないか。牛が草を食べるたびになる。牛は重くないだろうかとつまらない心配をする。
 クライネ・シャイデックからユングフラウヨッホまでは、アイガーの山腹に掘られたトンネルを進む。途中、アイガーヴァント、アイスメーヤ駅ではアイガーの岩盤に開けられた窓からアイガーの岩壁を眺める。終着ユングフラウヨッホでは、展望台から残雪を抱く300m級の山や、氷河或いは氷の宮殿を楽しむ。ここまで乗ってきた登山電車といえ展望台、氷の宮殿と観光に生きる国とはいえよくぞ建設したものと関心する。
 クライネ・シャイデックで昼食を食べる。昼食後は、色とりどりの高山植物やアイガーを写真に収める。帰りは、ここクライネ・シャイデックから、別ルートでグルンデンワルトへ下り、バスでインターラーケンの宿に向う。
 夕食はカジノ・クルサールで郷土料理「チーズ・フォンデェ(カクロンと呼ばれるチーズ鍋に、2〜3種のチーズを白ワインで溶かし、パンの小片をからめて食べる料理)」を食べながらスイス民族音楽ディナーショーコースを楽しむ。チーズの酸っぱ味がやや強く、好んで食べるものでもない。





第四日目(6月22日)

◇インターラーケン〜マイリンゲン(アーレシュルフト渓谷)〜インナートキルヒェン〜テーシュ〜ツェルマット
 次なるイベント、マッターホルン観光の地、ツェルマットに向う。一昨日クルーズを楽しんだブリエンツ湖畔をブリエンツとは反対側の道を進む。昨日より遅く9時にホテルを出る。
 今日の最初の観光は、マイリンゲンからインナートキルヒェンまでのアーレシュルトの渓谷ウォークである。この渓谷は、氷河から解け出た川の流れが長い年月をかけて岩を浸食、深い溝を刻んで巨大な岩の割れ目を作り出している。長さ約1.4km、川は最も深いところで2mあるとのこと。深い渓谷に突き出るように作られた人口の歩道を雪解けの凄まじい流れと時折見られる落差のある滝、そして岩肌にしがみつくように咲く高山植物を眺めながら約1時間歩く。出口のレストランで一休み後次なる観光地オーバーワルドに向う。
 グリムゼル峠(GRIMSEL PASS)は、スイスの屋根に架かるフルカ峠(FURUKA PASS)、スーステン峠(SUSTEN PASS)とともに3大峠と言われ、2165mの高地にある峠である。6月中旬から9月末までだけ訪れることが出来る。氷河と湖、厳しい山々とヘアピンカーブの絶景の連続である。ここまで登り、下る自動車道は日光のいろは坂などは問題外。物凄いヘアピンカーブの連続である。しかし、峠からの眺望は最高。昼食後一休み。レストランで全員にアルペンローゼを一枝いただく。その後、高山植物やマーモットなる小動物を楽しむ。それにしても、スイスに来てから良い天気が続く。夏のシーズンには、これら峠を循環している季節限定のポストバスが走っている。個人旅行者はこのバスを利用して旅をするそうな。
 ツェルマットは、バスが入れないとのことで、テーシュ(Tasch)なる田舎町の駅で電車に乗り換える。 ホテルはこの地やグリンデルワルト周辺に多い木をふんだんに使った山小屋風の建物(シャレーホテル:Chalet Hotel)である(窓際に花が飾られていないが)。ベランダからはマッターホルンを正面に見ることが出来、感激である。 夕食の郷土料理「ミートフォンジュ(熱したオイルにサイコロ状の牛肉やハムなどを揚げて食べる料理。10種類ぐらいの違ったソースをつけて食べる)」を楽しんだ後21時30頃の日の入りを待って、夕日に輝くマッターホルンの写真撮影を試みる。快晴で、雲が無いためかさほど山肌は赤くならず迫力ある写真はgetできない。明朝、朝日を浴びた山の写真撮影を期待し休む。


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