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シェーンブルン宮殿
「美しい泉」という名を持つ、ハプスブルグ皇帝家の居城。
1749年に完成し、現在は、世界文化遺産に登録されている。
部屋数は1441室あり、使用人は1000人を超えていた。女帝
マリア・テレジアや、その娘 マリー・アントワネット、エリザベート皇后とフランツ皇帝も、ここにいたと思うと、感慨深い。
ちなみに、チェンバロを御前演奏しにきた6歳のモーツァルトが、まだ少女のマリー・アントワネットにプロポーズしたというエピソードも、この宮殿が舞台。
内部の見学チケットは2種類あり、22室を回るインペリアル・ツアーは、8ユーロで約35分。もうひとつのグランド・ツアーは40室を回って、10.5ユーロで約50分。私は、時間も限られていたので、インペリアル・ツアーにした。チケットには入場可能時刻が書かれているので、その時刻になると、入場ゲートを通れる。ツアーとはいえ、ガイドがいるわけではなく、無料オーディオガイド(日本語あり)を借りて、それを聞きながら見学する。
白を基調にした豪華な大ギャラリー(全長43m)の、天井のフレスコ画には感動。かつて宮廷の舞踏会などが、ここで開かれたことを想像して、溜息がでた。
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宮殿後方には、1.7kuの広い庭園が広がる。
動物園や噴水はもちろん、丘まである。
丘に立つグロリエッテの屋根の上には、
皇帝の象徴のワシが、翼を広げている。
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オペラ座
1869年に宮廷歌劇場としてオープン。第二次世界大戦中、爆撃を受けて全焼、現在残るのは1955年の再建。
私が観たのは、ドニゼッティ作の「ラ・ファボリータ」。初演は、1840年のパリ、オペラ座。
チケットは、事前にJCBで予約。当日、現地のJCBプラザに引き取りに行くと、あらすじを書いたものをくれた。ありがたい。それぞれの座席に、英語の字幕モニターがあるので、イタリア語の歌詞がわからなくても、理解できる。
幕間には、2Fのロビーで、ワインやカナッペを片手に、日本に来たことがあるというオジサマと、しばし談笑。下手な英語で申し訳なかったが、楽しい時間を過ごせた。
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「Demel」
ザッハトルテで有名なデメルで、お茶。
上の写真は、ザッハトルテとアプフェルシュトゥルーデル、
アインシュペンナー、メランジェ。
右の写真は、「デメル」のショーウィンドゥ。かわいい!
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グラーベン通り
レストラン、カフェ、ショップで賑わう通り。元々、ローマ時代には外堀であったらしい。中央には、ペスト記念柱が立つ。
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ペスト記念柱(三位一体記念碑)
ペスト流行の終結を神に願って、皇帝レオポルト1世が建てた。三方に広がる台座側面には、宗教的な浮き彫りがされている。写真では小さくてわからないが、正面の台座では、天使が悪魔(ペスト)を倒している。
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モーツァルト像
私の中で、ウィーンといえば、モーツァルト。これは、王宮庭園に立つモーツァルト像。このモーツァルトは、結構、男前です。朝早かったせいか、誰もいなくて、ちょっとさみしい。
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王宮庭園のモーツァルト
左の写真のモーツァルトは、こんなところに立っている。前方には、花がト音記号を形作って植えられている。背が低いので上から撮れず、ト音記号かどうか、よくわからない・・・。
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ホーフブルク(王宮)のミヒャエル門
このミヒャエル門の左右には、旧王宮が続き、王宮銀器コレクション、シシィ博物館、皇帝の部屋コースが、7.50ユーロで見学できる。無料で日本語のオーディオガイドも借りられる。エリザベートの扇やアクセサリー、ダイエット用器具のある体操室、バスルームなど、なかなか面白い。
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ホーフブルク(王宮)のミヒャエル門
この王宮の総面積は、24万ku。1918年にハプスブルグ家
が滅亡するまでの640年間、代々の皇帝が住居とした。2600室もあるとか。礼拝堂や乗馬学校などなど、時間があれば、ゆっくり観て回りたかった。
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市電
リングに沿って走る市電に乗車。リングは、山手線や環状線のようなもので、ぐるっと街を一周できる。朝早いので、私達が乗った二両目には、途中まで他に誰もおらず貸切状態。乗降の際は、ドアのボタンを押す。
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市電の刻印機
ドイツもウィーンも駅に改札がない。券売機で切符を買い、初めて乗車する時に刻印する。市電は、車両の中に刻印機がある。ちなみに、刻印を忘れて、検札に見つかった場合は、不正乗車と見なされ、重い罰金が取られる。
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