つれづれ日記 


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9月26日(日) ベルリン〜ウィーン

 

9/18から9日間で、ベルリンからウィーンへ行ってきた。ヨーロッパ志向のあまりない私にとっては、ベルリンは、誘われなければ一生行くことのないかもしれない街。いいきっかけだった。山ほど写真を撮ってきたので、そのうち旅行記のページにアップできるといいなぁと、思っている。(←結構、消極的・・・)

今までは、エアとホテルのみがセットになっているツアーを利用することが多かったし、ほとんど英語圏ばかりに行っていたので、今回のような個人旅行は、いい経験だった。ドイツ語はちんぷんかんぷんなので、ベルリン在住のMちゃんがいなかったら、言葉も表示もわからなくて、大変なことも多かったんだろうけど・・・(^_^;)。ウィーンは観光地なので、東洋人の観光客と見れば、向こうも英語を使ってくれるので、なんとか大丈夫だった。
 ベルリンといえば、“壁”。“壁”は、かなり高く、壊された部分には、中の鉄骨が剥き出しになっていた。かつて、ドイツと日本は同盟国。敗戦国・日本も、もしかすると名古屋辺りで分断されていたかも・・と思うと、複雑な気持ちだった。

ウィーンやザルツブルグでは、多くの欧米人の観光客にも、出くわした。そして、なぜか私は、そういう欧米人の年配女性に微笑まれたり、ちょこちょこ、声をかけられたり。背が低いし、赤いコートを着ていたから、子供と思われたのだろうか・・・。
 旅の詳細は、そのうち、旅行記を書く・・・つもり・・・きっと・・・たぶん・・・(-_-;)。

 

9月10日(金) 「セカチュー」最終回

 

今クール、毎週積極的に見ているドラマが2本ある。「ラストプレゼント」と「世界の中心で愛を叫ぶ」。偶然にも、両方が、死に向き合うドラマである。それを意識して選んで見たわけでもないし、安易に死を扱うドラマは好きじゃない。きちんと死と向き合うドラマでは、生が輝いて見える。この2本のドラマの生は輝いていた。

 

「世界の中心で愛を叫ぶ」は、原作も読んでいないし、映画も見ていない。TVの初回を見たら、雨の中、弔辞を読む亜紀のシーンが気に入った。好きな人に、何も考えずに、ただ好きと言えた、そんな17歳の頃のピュアな気持ちを思い出させるとともに、近しい人の死に対して、どう向き合っていくのかを考えさせるドラマだった。今日の最終回、亜紀の父はサクに、こう言う。「だんだん思い出すのが難しくなってくる。忘れたくないとか、忘れないとか、そういうことじゃない。生きていくとは、そういうものだ。」と。そして、クライマックスでは、100mのスタートラインに立ったサクの手の平にある亜紀の骨が、風にのって散っていく。一緒に走り、追いつけないサクが言う。「生きている限り、亜紀はどんどん遠くなる。」と。逝ってしまった人のいない時間はどんどん増えていき、そして、その時間に慣れていくのが生きていくことだ。さみしいけど、そうなのだ。それは、私にもよくわかる。亜紀の絵本の最後のページの「がんばれ」に、泣いた。

綾瀬はるかちゃんが、明るく爽やかなんだけど儚げで、よかった。サクの父役・高橋克実さん演じる優しいお父さんが、「なぜ見送ってやれない!亡くなった人のたったひとつの頼みをなぜ聞いてやれない!」と、怒ったシーンも、すごくよかった。三浦友和さん演じるパパの「サク、よくがんばったな。もう充分だ。」にも、泣いた。ティッシュペーパーを握り締めての最終回でした。

 

8月30日(月) 「鈍獣」@シアタードラマシティ

 

作:宮藤官九郎、演出:河原雅彦、出演:生瀬勝久・池田成志・古田新太・・・と聞けば、舞台好きなら、行かずにおられない。共演は、西田尚美・乙葉・野波真帆。席は、9列目センターブロック。舞台全体はもちろん、表情までよく見える。

伏線が張られているかと思えば、数々のお騒がせ事件のパロディが散りばめられていたり、と、盛り沢山な舞台。作者や出演者の面子から見ても想像がつくように、おもちゃ箱のように面白くて退屈させないんだけど、結末には一瞬思いっきり引いてしまい、「微妙〜・・・」と思いながら家路についた。帰宅してから、パンフレットに載っていたクドカンのコメントを読んだら、「微妙さ」のスレスレを狙っていたらしく、まんまとその狙いに私は嵌まっていたようだ。

役者さんでは、生瀬さんが表情や動きがいいなぁと思ったけど、岡本という、お調子者の子分キャラの役柄がおいしかったのかな?成志さんは、いじめられっ子が大人になったような“凸やん”という不思議キャラに存在感を持たせていて、上手い役者さんだと思った。古田さんは、押しの強い男そのまんまなんだけど、短い手足で歌い踊るのが、もぅおかしくておかしくて・・・(笑)。

この3人の出る舞台は、またぜひ観たい!

 

8月22日(日) 特別展 祈りの道〜吉野・熊野・高野の名宝〜

 

大阪市立美術館で、8/10〜9/20まで、特別展が開催されている。紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録記念。国宝や重要文化財が、およそ100件も展示されるという。2月の奈良でのスクーリング以来、仏像を見ることにも、少し興味が出てきたし、美術館も近いので、行ってみた。

応挙展の時ほどには、混んでいなかったので、ひとつひとつ丁寧に見ることができた。ただ、書だけは、どうしても興味が持てなくて、途中から飛ばしてしまった。ポスターやチラシの写真にもなっていた、金峯山寺の蔵王権現立像は、その大きさといい、迫力があって、今にも動きだしそうな力強さを感じた。印象的だったのは、如意輪寺の如意輪観音坐像。その美しい顔や姿に見惚れてしまった。興味深かったのは、神仏習合の美術品。仏や菩薩が仮に神の姿をとって現れた、その姿を権現である、という思想が面白いと思った。なので、熊野の神様には、それぞれ本当の仏の姿があると考えられ、“この神様は、ほんとはこの仏様”というように、描かれていたりする。これは面白かった。
 とにかく、たくさん出品されていたので、見て回るのは、かなり大変。年配のかたも多くて、途中、休憩所で座っておられるかたも多くいた。そりゃあ、そうだろうなぁ・・・。

 

8月16日(月) NHK「シェエラザード」

 

昨日は、終戦記念日。毎年、この前後になると、記念ドラマが放送される。今年は、少し前になるが、浅田次郎原作の「シェエラザード」がNHKでドラマ化されていた。一昨年、原作の小説をかなり面白く読んでおり、その頃、横浜の友人宅に遊びに行った時に、戦時中、病院船であった氷川丸を見学にも行った。なので、ドラマ化を聞いた時、当然、期待した。

現代の金融屋・軽部を仲村トオル、その元恋人であり元新聞記者・律子を石田ゆりこ。このふたりは納得。(というか、私が好きなだけ。)戦時中、弥勒丸に乗る堀少佐を反町隆史、正木を小澤征悦。

文庫本2冊にも及ぶ小説を、3時間のドラマに短くするのは、難しい作業だろう。でも!登場人物の設定まで、全く違うものにするってのは、どうなのよ。小説では、もうひとり重要な人物として、特務機関の土屋がいた。ドラマでは、その人物のエピソードを、銀行員の部分は正木に、恋愛の部分は堀少佐に、振り分けていた。ドラマには、土屋という人物はいないので、戦後、救世軍の活動で、孤児達を育ててきたことなど、全く出てこない。シンガポールの混血児を、大東亜共栄圏の夢の為に助けたかった事なども出てこない。小説では、堀少佐は脇役なのに、ドラマでは主役のように格好よく描かれている。ドラマ全体が、ものすごく薄っぺらい内容で、思い切り肩透かしをくったような気がした。

ドラマの後、気になって、もう一度、小説「シェエラザード」を読んでいた。やっぱり全然違う。ドラマは浅過ぎる。ドラマ化は、あんまり歓迎できなくなりそう。

 

8月14日(土) 「ミス・サイゴン」@帝国劇場

 

12年ぶりの再演。日本初演のライブCDを聞いた時から、曲が好きで、ずっと楽しみにしていた。3ヶ月にも及ぶ公演で、主要な役はクワトロキャスト。市村正親&松たかこ&井上芳雄の組み合わせで、しかも休日に観られる、とっても貴重な回だった。帝劇の2階には初めて座ったけど、舞台全体が奥まで見渡せて、1階の後ろで観るよりもいい。

曲は、多少日本語の訳詩が変わっているものの、やはり好き。ベトナム戦争のサイゴン陥落とその後が舞台となっているので、ストーリーはやや暗いかもしれない。夢物語のようなきらびやかなミュージカル(あるのか?)を好きな人には、ダメかもしれないが、私には好きな路線だ。

市村さんは、もうさすがというか何というか、エンジニアそのもの。「アメリカンドリーム」は、CDで聞いている時は、ただ陽気な曲だと思っていたのに、舞台で観ると、なんだか少し物悲しい。エンジニアは、アメリカに行けば成功するという夢を思って、姑息にたくましく生き抜いているけれど、叶わない遠い夢なんだと感じた。

松さんは、可憐だけれど芯の強いキムを演じていた。キムがトゥイを殺していまい泣き叫ぶ場面は、CDでも泣きどころだったのだけれど、やはり舞台でも観ていてつらい。

井上くんは、歌は相変わらず上手い。アメリカ人の妻・エレンに、クリスがベトナムでの過去を告白する場面が、すごくよかった。クリスの「やり直したかった」気持ちが、胸に痛かった。

トゥイ役の泉見さんは、初めて舞台で見たけれど、迫力のある歌声で、トゥイにピッタリ。ジョン役の坂元健児さんを舞台で見るのは、「ライオンキング」シンバ役以来。シンバ役では筋肉モリモリが印象的すぎて、歌声にはあまり記憶がなかったんだけど、声量がすごい。

このミュージカルには、「命をあげよう」「ブイ・ドイ」「世界が終わる夜のように」「サン・アンド・ムーン」などなど、いい曲がたくさんある。ほとんど台詞はなく、歌で話したり物語を綴っているのに、全くそんなことが気にならない。「台詞を話しているのに突然歌い出すからミュージカルは嫌。」と思っているような人には、かえってこういう最初から最後まで歌ばっかりのミュージカルのほうが向いているんじゃないかなぁ。

ともかく、私にとっては、大好きな舞台でした。

 

8月8日(日) 

 

今年の夏は異常に暑い。気温が、私の体温を超えている日もある。通勤で駅から歩くのもつらいので、ついついタクシーに乗ってしまう。ワンメーターとはいえ、しょっちゅう乗っていると、お財布がどんどん軽くなる。泳ぐのがそんなに好きではない私が、プールに入りたいと思うのだから、今年の夏はやはり異常だ。

ずーっと日記をさぼっていた。暑いからというわけでもないけれど、なんとなくダラダラとしていた。6月中で、観に行く舞台の予定が一段落したから、というのもあった。次の「ミス・サイゴン」まで、間があくと思っていたのに、もう初日は目の前。大人になってからの1ヶ月なんて、あっという間だ。

子供の頃の夏休みは、40日間。とっても長く感じた。お盆に、田舎のおばあちゃんの家に2泊3日で行くのが、楽しみだった。虫取り、セミの声、小川での釣り、縁側での花火、冷たい井戸水、薪で炊くお風呂、煙たかった蚊取り線香。大阪に帰る私たちを見送る、ひとり暮らしのおばあちゃんに、一生懸命、手を振った日。そのおばあちゃんも、今はもういない。

田舎から戻った頃、高校野球も決勝戦を迎え、夏休みも残り少なくなっている。24時間テレビでは、日曜日の朝に、手塚治虫のアニメを放送していた。日本テレビ音楽祭というのも、この時期にあったなぁ。そして、あわてて、夏休みの宿題を片付け始める。

こういう夏休みの記憶がとても濃いのだけれど、よく考えれば、幼い子供の頃に過ごした夏の数なんて、限られていたはず。それなのに、とても思い出深い。不思議なものだ。

 

6月27日(日) 地球ゴージャス「クラウディア」

 

岸谷五朗・寺脇康文の地球ゴージャスは、2000年の「さくらのうた」を観ている。歌とダンスを芝居の中に取り入れてエンタテイメント性を持ちながら、中には痛いとこ突かれてドキッとさせられる台詞もありで、なかなか面白い舞台だった。今年、久々に地球ゴージャスを観てみようと思ったのは、音楽・桑田佳祐、衣装・山本寛斎、出演・本田美奈子というミュージカルだったからだ。会場は、大阪フェスティバルホール。芝居を観るには、ちょっと大きすぎる。席は1階後方、役者の表情は肉眼では見えない。

 

この舞台を観て、ミュージカルとは何ぞや、と考えさせられた。そんな定義などないのかもしれないが、歌を歌えばミュージカルと呼んでいいのか?芝居の中で歌われる曲に、その役の心情や感情が表現されているのが、ミュージカルだと思っていた。そういう眼で見れば、桑田佳祐の曲が舞台に合わないのか、それとも役者の歌に表現力が足らないのか、素人の私にはわからないが、ともかく歌が浮いているように感じた。

ストーリーは、近未来(?)のロミオとジュリエットのような感じで、ふたつの国が争いを続けているという設定。でも、いったい誰に感情移入したらよかったの?音楽と殺陣とダンスが派手で豪華な反面、細やかな感情の動きは、あまり感じられない。

よかったのは、役者としての岸谷五朗はもちろんとして、三咲レアとジャニーズJr.の風間俊介、それから、本田美奈子の歌。

三咲さんは、スタイルが良くて、殺陣の時の身体のキレもいいし、きれい。YU−KI(TRF)の演じた神様役は、この人のほうがよかったんじゃないかなぁ。YU−KIには、カリスマ性の表現がなさすぎて、みんながひざまずくようには見えなかった。

風間くんには、「金八先生」の時の演技にも注目していたけど、舞台も向いていると思った。二幕の長セリフは、迫力があって、思わず真剣に聞き入ってしまった。その台詞回しの良さに、風間くんを蜷川さんの舞台で見たい!と思ったものの、決して美形ではないので難しいかなぁ・・・(だって蜷川さんの舞台の役者って、美形が多いのよ・・。)身長も小さそうなので、役柄も難しいだろうけど、また舞台で観たい。

本田美奈子さんは、この舞台で唯一、ミュージカルらしく、感情を表現して歌ってくれた。さすが。ミュージカルはこうでなくっちゃ、と思った。

 

2000年の「さくらのうた」の時は、クライマックスの純名りさの歌が、とても印象的だった。登場人物も等身大の人間で、悩みを持っていて、自分に重ねて観られるものだった。ああいう感じの芝居のほうが、私は好きだなぁ。変に“ミュージカル”にこだわらない舞台を作ってほしい。

 

6月24日(木) お疲れ!沖縄

 

今朝は、もっと早起き。ホテルから歩いて10分程度の港から、気軽に海の底を見ることができるという船に乗りに行く。朝早いので、乗客が少ないのはいいんだけど、台風の後で海が少し濁っているらしく、あまりキレイに見えない。しかも、このあたりの珊瑚はもう死んでいるらしい。魚はチラホラいるものの、こんなもんかよ、って感じ。海風に吹かれているのは、気持ちよかったけど、その割には値段が高い。

一旦、ホテルに戻ってから、アウトレットモール“あしびなー”へ。ここは、グッチやマーク・ジェイコブス、マックス&コー、など、なかなかよい店が入っている。いいものもあるんだけど、私には合うサイズがなかったりで、ちと残念。ここのフードコートで簡単に昼食を済ませて、空港へ。

空港では、お土産探し。島らっきょうが売っていて、お店の人に食べ方を教えてもらって、購入。うれしい。ゴーヤや海ぶどうは、大阪のスーパーでも売っているけど、この島らっきょうは見かけたことがない。帰ってからが楽しみになった。

 

今回の旅で特に実感したのは、本物の持つ力だ。当時そのままの姿で残っている司令部壕。その壕の壁に残る、自決した際の手榴弾の跡。ひめゆり平和祈念資料館の壁一面に貼られた、犠牲となった教師と生徒一人一人の写真。平和の礎に刻まれた239,092名(!)の名前。そして、その刻まれた名前に花を手向ける遺族。リアルだ。歴史の一部でも何でもなく、ひどくリアルなのだ。もちろん、いろいろな写真や資料の展示も意味があるし、感じるものはあるのだけれど、それよりも本物は訴えかけてくる力が大きい。ひとりでも多くの人に見てほしい、そして感じてほしいと思う。

 

6月23日(水) ざわわ〜で、渋滞かよ?!沖縄

 

今日は、沖縄戦終結の日。

今朝も早起きして、南部へ向かう。まずは、旧海軍司令部壕へ。驚いた。2年前に来た時と、周りの様子が変わっている。海軍壕公園として整備され、立派な駐車場ができ、売店もできている。すっかり変わっていたので驚いたけど、これでバスのコースなどに入れば、多くの人が訪れてくれるので、いいことだと思う。壕の内部は、相変わらず、訴えるものがすごかった。本物の持つリアルさは、何よりもこちらの胸を苦しくさせる。歩きながら、自然に手を合わせている自分がいる。

ひめゆりの塔へ。慰霊祭があったらしい。資料館も、今日は無料で開放されていた。死の状況等が書かれた顔写真のパネルが並ぶ部屋には、壕の一部が再現されている。そこで、生き残りらしき女性が説明をしてくれる。壕では、横になる場所もなかったから交代で岩によりかかって眠ったこと、この壕にはガス弾が打ち込まれほとんどの人が亡くなったこと、など。聞いていたら、たまらなくなって、それまでなんとか堪えていた涙が止まらなくなった。リアルな証言の持つ力は、すごい。たまらない。

平和祈念公園へ向かう道、なんと渋滞に巻き込まれる。横には、さとうきび畑。こんな、のどかな風景の中で渋滞だなんて・・・。そう、今日は沖縄戦終結の日。平和祈念公園では、慰霊祭が行われている。普通なら5分程度のところを、さとうきびをボ〜ッと眺めて30分以上かかった上に、駐車場は満車のため、公園内の道に縦列駐車。とりあえず、まずは、慰霊祭のテントでお焼香を済ませる。それから、平和の礎を横に見ながら、資料館へ向かう。平和の礎には、たくさんのお花が供えられており、そこここで遺族らしき家族連れが、おにぎりなどを食べている。お墓参りのような感じ。ここの資料館も、今日は無料開放。

玉泉洞へ。のんびりと、ゆしどうふの定食を食べる。鍾乳洞は、暗いし、長いし、しめっぽいし、で、ちょっと恐かった。早く出たいと思ってしまった。エイサーを少し見た後、斎場御嶽へ。ここも世界遺産。あの大きな岩、迫力あるんだなぁ。なんとなく神聖な空気をかもし出している。

今日の宿泊は、那覇市内のロワジールホテル。夕食を食べに国際通りへ出かけるが、行こうと思った店が、慰霊の日の為、お休み。困ってウロウロしたあげく、本に載っていたお店へ。島らっきょ、ドゥル天などを食べ、泡盛も少し飲む。

 

今日、印象に残った写真は、米兵がおかっぱの女の子に水を飲ませているものだ。すぐそばに、米兵に撃たれて道端で死んでいる老人の写真。戦争って本当にばかばかしいと思った。殺された人と助けられた人に、何の差もない。偶然とか運とか、そういうものかもしれない。そんなものがまかりとおる戦争って、本当にばかばかしいと思う。

 

6月22日(火) 暑い・・・暑すぎるぞ、沖縄

 

朝は早起き。7時に起きて、8時には朝食。朝のきれいな海を少し眺めた後、出発。まずは、今帰仁城へ。世界遺産の一部でもあるここへは、行ってみたいと思っていた。きれいな曲線の城壁が残っている。2年前に行った座喜味城より、城壁の内側が広い感じ。しばし、昔の人の様子に思いをはせる。次に、美ら海水族館へ。ジンベイザメやマンタが優雅に泳ぐ様子を、横からだけでなく、下から見上げることができ、まるで、海の底にいる気分を味わえる。なぜか、心が落ち着く。気持ちいい。涼しい気分・・・が、水族館から一歩外へ出たら、ガンガンに暑い。太陽がてっぺんから、熱を放射しているような感じだ。食欲ももうひとつかな、と思い、ソーキそばを食べに、中山そばへ行く。ここで、「ソーキそば」とだけ注文したら、どうやらメニューには大と小があったらしく、指定しなかった為、大が出てきた。量が多かったけど、なんとか完食。どっちか聞いてくれたらいいのに・・・ふぅ・・・。午後は、高速に乗って、首里城へ。ここは、相変わらず、観光客がてんこ盛り。おじさんの団体に、修学旅行。いや、まぁ、すごいです。ほんとは、周辺の玉稜とか石畳の道だとか、いろいろ散策したかったんだけど、暑さにノックアウトされてしまい、早々と車に戻る。で、本日も早い内に、ホテルへ向かう。リザンシーパーク谷茶ベイは、大型ホテルで、目の前にビーチもある。ここも海はきれい。明るいうちに、海を見ながら温泉につかる。露天風呂もあって、風に吹かれながらの入浴は気持ちいい。汗を流してスッキリしてから、ホテル内で夕食。琉球料理を食べる。ホテルの中なので、ちょい上品め。海ぶどう、お刺身、ミミガー、ラフティ、ゴーヤチャンプルー。満足。

 

6月21日(月) ハイサ〜イ!沖縄

 

今日から、休暇。昨年度の未消化分は、6月が延長期限ギリギリ。すべりこみセーフをしてでも、休暇を取る。「来週、お休みとります。」と営業の人に報告したら、「だめだよ。この売上の上がらん時に何言ってんだー。」と、冗談で(・・・冗談・・・だよね・・・?)怒られながらも、エヘエヘと笑ってごまかし、休みに突入。

ちょうど台風が関西に向かっているところで、昨日の夜には欠航が決まる便もチラホラ。ところが今朝は、まだ雨も降っておらず、本格的に暴風圏内に入る前に、伊丹空港を離陸。無事に那覇空港へ着いた。那覇は曇っているものの、台風が行ってしまった後のようで、雨の心配もない。

沖縄に着いて、しょっぱなに向かったのは、牧志公設市場。ここの2階で昼食を食べる。どこに入るか迷った末、以前も食べた「きらく」へ。席に座って、側の壁を見ると、道場六三郎の写真と色紙が貼ってある。道場さんが「おいしい」と書いてるんだから、やっぱり間違いないはず。定番の、ラフティー、グルクンの唐揚、ソーメンチャンプルーとさんぴん茶を注文。ここのラフティは、1cm厚のもので、ホウレン草の上にのっており、角煮とは少し違う。グルクンは、骨までバリバリ食べれる。いきなり沖縄料理を満喫して、おなかいっぱいになった。

レンタカーで、北谷のアメリカンビレッジの辺りへ行くが、平日のせいか人も少なく、盛り上がっておらず、すぐに移動。やちむんの里も、あまりに観光化されていない場所すぎて、焼き物の趣味もない私たちは、どうしていいかわからず、赤瓦の登り窯などを写真におさめて、また移動。万座毛は、海がきれいで、とっても気持ちよかった。で、初日の宿泊地のオクマに到着。少し曇っているものの、夕焼けの砂浜をブラブラした後、バーベキューの夕食。部屋でノンビリ過ごした初日の夜でした。

 

6月20日(日) 「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」

 

こんなミュージカルもあるのだと、驚いた。三上博史に興味があったからというのが、チケットを取った理由で、前知識は、ほとんどなし。HMVのCD紹介から引用すると、「成り行きで“おかま”として生きることを余儀なくされた主人公ヘドウィグの半生を振り返りつつ孤独な人間の生き様を描いた話題作」。ライブハウスで公演するヘドウィグが、MCで自分の半生を語り、歌う。ほとんどがひとり芝居のよう。舞台上では、バンドのメンバーが演奏をするが、役として台詞を語ることは少ない。芝居というよりは、ライブのような感覚。

ヘドウィグ役の三上博史は、独特な衣装を身にまとい、女の声で話し続ける。すごい。ほぼひとりで舞台を支え続けるのは、並大抵じゃない。

貧しかった東ドイツのことも、無理に手術を勧められ“おかま”になることも、愛したトミーに“アングリーインチ”に怯えられ逃げられたことも、実感としてわかったかというと、正直わからない。それでも、“何か”を感じた。それは、ヘドウィグの“魂”とか、そういうものかもしれない。最後の曲の「Midnight Radio」に、心を動かされた。

パンフレットには、この曲のCDが付いていた。三上博史が、こんなに歌える人だとは知らなかった。他のミュージカルにも出てほしいと思ったけど、この人はきっとひどくこだわりがありそうなので、難しいだろうなぁ。

オリジナルキャストのCDも欲しくなった。買ってしまうかも。

 

5月31日(月) @東京

 

管理系の仕事をしている私は、ほぼ毎日社内で仕事をしている。そんな私が、珍しく東京出張。実は、先月も東京出張があったのだけれど、その時は、パーティーに出席するだけという、のん気なものだった。新幹線に乗って、パーティーに出て、真夜中まで飲んで、翌朝また新幹線で帰る・・・という、日当もらってええんかいっ、と自分に突っ込みたくなるような出張だった。今回は、もっとまともな出張で、ちゃぁんとお仕事も(も?)した。

夜は、ず〜っと前に私がデスクを担当していた営業さんの、定年退職の送別会に合流できた。大阪の人なのだけれど、1年前からフリー勤務という制度を選択されていて、出社されてなかったので、ほんとに久しぶりに会えて、すごくうれしかった。まだまだ子供みたいなデスクだった私が、酔っ払った営業さんに絡まれそうになると、「おまえ、向こう行け!」と追っ払ってくれるような、男気のある人だった。そういう時って男ばかりで一緒に調子に乗る人が多い中、とってもかっこよかったのだ。男の後輩にも慕われる人だった。久しぶりに一緒に飲めて、楽しかった。また会いたいな。

その後、真夜中まで飲む。会社での話をしていて、私がつい腹が立つと感情的になってプイッとしてしまう、って話題で、「ほんま“女”やなぁ〜。」と、あきれられた。私ってば、感情がほとばしりだすと止まらないという悪い癖がある。それは自分でもわかっていたけれど、男から見ると、そういうとこが典型的な“女”に見えるようだ。感情のままに動く“女”。自分では、そんなに“女”な性格じゃないと思っていたので、そう見られるということが、ちょっとした驚きだった。沸点が低いわけじゃないと思うんだけど、一旦沸点に達した時に、その温度の下げ方を知らないんだろうなぁ・・・。そうなると、人一倍、はしゃぐし、怒るし、泣くし、寂しがるしで、自分で疲れることもある。そういう点では、クールな“大人”には、一生なれなさそうだ。しかし、こういう性格のおかげで、人の話に思い入れたり、舞台の登場人物の感情の波にのまれて感動したりと、きっといいこともある・・・と思っていたい・・・。でも、せめて、仕事ではクールにならなきゃ。自分にダメ出しだなぁ。はぁ・・・。

 

5月30日(日) 日本総合悲劇協会「ドライブイン・カリフォルニア」

 

「芸能人で誰が好きなタイプ?」と聞かれると、私は必ず「仲村トオル!」と答える。顔もスタイルも声も、いちばん好みだ。仲村トオルが出演するドラマは、必ず見る。・・・というわけで、仲村トオルが出演するという、この舞台も、すご〜く見たかった。共演は、小日向文世、片桐はいり、小池栄子、田口トモロヲという興味ひかれるメンバー。直前まで探して手に入れた座席は、8列目センター。

この芝居は、ユニット名に“悲劇”とついているだけあって、設定は非常に重い。いくつもの死がすぐ側にあって、主人公の妹・マリエはずっと「自分も死ななければいけないのでは」と思っている。その妹を守ろうとする兄も、どこかうまくいかなくて・・・。これだけ読んだら、なんて重い話と思うかもしれない。ところが、芝居中、ずっと笑いっぱなしなのだ。どこか間の抜けた登場人物たちに笑えて笑えて、そうしている間に、最後のシーンでは、感動の涙さえ浮かぶ。せつなくて、たまらなくなる。

ドライブインを囲んでいる竹林の花がいっせいに咲くシーンが幻想的。竹は花を咲かせると枯れる。竹林が枯れることで、マリエは自分のかわりに死んでくれるのだと思う。「私、死ななくてもいいんだね。」と、生きる希望を見出すマリエ。何かが死に、何かが生まれてゆく。生きることも死ぬことも、自然の流れの中にあるということなのかな。

最後のシーン、マリエの息子・ユキオの葬式で、泣けない女・エミコが必死で涙を出そうとがんばる。「泣けるようにがんばろう。でももし泣けなかったら、目薬をさそう。」という台詞に泣けた。泣けない女が、そうまでして一生懸命泣こうとしてくれることで、きっとユキオは成仏できるね。

役者では、マリエ役の秋山奈津子さん、この人すごいね。14年前と現在を巧みに演じわける。仲村トオルは、舞台映えする背格好で、ものすごく格好いいのに、その真面目さがおかしくて、笑いをとっていた。小日向さんと片桐はいりは、期待通りで、いい!意外とよかったのが、小池栄子。舞台向きなのかも。また観たい。

松尾スズキ作・演出の舞台を観たのは、初めてだったけれど、ニッソーヒ(日本総合悲劇協会)の別の作品があれば、観てみたい。ほんとに、いい作品だったなぁ。

 

5月28日(金) A New Life」井上芳雄コンサート

 

会社の先輩方と一緒に、井上くんのコンサートに行ってきた。客席は、限りなく100%に近く、女性ばかりで埋まっている。大阪では1日だけの公演だから、補助席まで出る盛況ぶり。井上くんて人気あるんだねぇ、と、自分も客席に座っているくせに、そう思う。

第一部は、井上くんのこれまでの軌跡といった趣向で、井上くんの好きなミュージカルナンバーばかりを歌う。「モーツァルト!」の「星から降る金」や「僕こそ音楽」が、なつかしくて、うれしい。もう一度、井上君のヴォルフガングに会いたい。来年の再演にまた出演してくれるといいんだけど。「ミス・サイゴン」のクリスのソロナンバー「Why God Why」も、いち早く井上くんの声で聞けてよかった。コンサート前に「サイゴンは見る気ない。」と言っていた先輩も、この曲を聞いて、コンサート後には「サイゴン、見てみたいわ。」と言ってくれた。第二部は、ナツメロ(?)で始まり、本気でミュージカル界の氷川きよしを目指しているのか?と、疑ってしまった。クラシックの曲のほうが、声に合っていた。物語を歌い聞かせる「ニーナ」も、印象的。やはりミュージカル俳優だけあって、語るような曲が心に響く。アンコールは、アカペラ、しかもマイクなしで、「見上げてごらん、夜の星を」。肉声が、より感動的だった。

コンサートもすごくよかったんだけど、やっぱり私は芝居が好きなので、役を演じている井上くんが早く見たい。「ミス・サイゴン」は、曲も好きなので、楽しみだ。

 

5月27日(木) 「美女と野獣」@京都劇場

 

いやぁ〜間に合うもんだね。5時半定時に会社を出て、京都劇場6:40開演の舞台を観る。行く前はヒヤヒヤもんと思ったけれど、劇場が駅前ということもあり、無事、開演前に席につくことができた。この劇場、以前は“シアター1200”という名前で、何度かwindsの公演があった。2002年の改装以来、劇団四季の公演が続いている。改装後、この劇場に来るのは初めてだが、エントランス等、以前と同じ感じだ。

「美女と野獣」は、大阪・堂島での公演を2回観ている。今回は8年ぶり。ディズニーが最初に手がけたミュージカルで、私自身、ディズニーのミュージカルも劇団四季も、この作品が初めてだった。今回久しぶりに見て、こんなにディズニー色の強い作品だったのかと、改めて思った。ディズニーランドのショーが発展したら、こんな舞台になるのだろうなという感じ。「ライオンキング」「アイーダ」との3作品の中では、いちばんファミリー向けで、夢はある。「Be Our Guest」のパーティーの場面は、やはり楽しい。お皿やスプーンやフォークが舞い踊るんだもんね。大人でも見ていて楽しくなる。

最後に魔法は溶けて、野獣は王子の姿に戻る。これが何度見ても、「野獣のままでよかったのに・・・」と思ってしまう。荒々しい野獣の姿と、ベルにほぐされて優しくなった心のギャップが可愛かったのに、と思ってしまうのだ。ベルにしたって、本の虫で変わり者とは呼ばれていても、美人という設定。夢物語だから、王子と美女で終わらなくちゃいけないんだろうけど、そこんとこがひっかかる。ベルは、野獣の姿に惑わされず、その心を見つめて、野獣を愛したんだから、美しい王子に戻らなくてもいいじゃないか。魔法が溶けなきゃ、可哀想だとは思うんだけどね。元々が美男美女という設定が、つまらないのか。しかし、ブサイクで変わり者のベルがお城に来ても、野獣は興味を示さないかもしれないしなぁ。やはり、夢物語には、美男美女ってことになるんだねぇ。

 

5月23日(日) キーワードは“せつない”?

 

春になってから、夜、出かけることが多いせいか、連続ドラマをあまり見ていない。ポツポツ抜けながらも家にいる時にはチャンネルを合わせるドラマは、「愛し君へ」「アットホーム・ダッド」「光とともに・・・」。これらは、見られない回があっても、筋はわかる。そんな中で、毎週欠かさず見ているのは、「オレンジデイズ」と、今さらだけど「冬のソナタ」。

「オレンジデイズ」は、見ていると、その名の通りに甘酸っぱいというか、とってもなつかしい気持ちになる。なんとなく、高校生くらいの頃のことを思い出す。櫂くんはとってもイイ奴で、沙絵を「君は我儘すぎる。」と叱り、「僕が君を音の闇から救う。」なんて言う。このシーンを見て、なぜだか沙絵と一緒に泣きそうになった私は、やっぱり我儘なので、叱られると弱いんだろうなぁ。とかなんとか思いながらも、茜ちゃんと一緒に、翔平が気になったりもする。何でもいいのか、自分?!と思ったが、やはり啓太には惹かれない。

「冬のソナタ」は、11:10〜という放送時間が見やすい。こちらも高校生の頃の恋が絡んでいる。亡くなった彼にそっくりの人が現れたら、そりゃ気になるでしょ。「まわりの何も変わらないのに、その人だけがいない、その寂しさがあなたにわかりますか?」とユジンは言うけど、そんな気持ち、ほんとに近しい人を亡くしたことのない人間にはわかんないよと、ブラウン管に向かって、言ってあげたくなった私は、既にこのドラマにはまってるんだろうなぁ。

なんとなく、キーワードが“高校生”な感じがして、本棚から「瞬きもせず」を引っ張りだして、パラパラと読み返したら、すぐに泣けてきた。高校時代って、せつないなぁ・・・。

 

5月21日(金) 劇団☆新感線「髑髏城の七人」

 

1月に観た、新感線の「レッツゴー忍法帖」が私にとってはキツかったというトラウマのせいで、この舞台も、そう期待はしていなかった。“いのうえ歌舞伎”のほうは筋がよくできていて面白い、と聞いても、ちょびっと疑っていたりもして・・・(笑)。ところが、これが面白かったのですよ。「面白いよ」と言ってくれた人、疑ったりしてゴメンナサイ。席はS列で、後ろのほうではあったけれど、センターだったし、舞台全体を見渡せて、チケット代金の分、充分に楽しませてもらいました。

“いのうえ歌舞伎”というくらいだから、時代劇とは知っていたものの、あとは前知識なし。フィクションでありながら、史実や実在の人物も織り交ぜてある。派手な照明、派手な音楽、息もつかせぬ殺陣。役者が右へ左へと駆け抜け、舞台奥へと走り去る。歌舞伎のように、ツケ(「チョ〜ン」というやつね)に合わせて見得を切ったり、“だんまり”のようにスローモーションになる。とにかく、飽きたりする暇がないのだ。最後まで楽しめた。舞台を観た後に、心に何か残っているかと問われれば、即「否!」と答えるが、こういう観ている時間を、ただただ楽しむ活劇も、私は好きだ。

古田新太・梶原善・佐藤正弘あたりが、やはり存在感を感じた。古田新太は、あの体型(かなり痩せたようだが)なのに、“捨ノ介”役は、色気みたいなものも感じさせる。いい男だ。客演女性陣では、佐藤仁美がよかった。意外とツボった役は、すぐに寝返る“裏切り三五”や、両手に鎌で戦う“抜かずの兵庫”の兄さん。そういう脇まで、キャラが立ってるから、面白い。クライマックスで、7人が舞台奥に逆光の中、立っているシルエットは、アニメのヒーローものを観ているようだった。

「忍法帖」で、新感線は苦手と思ってしまったけれど、いのうえ歌舞伎なら、また観たい。

 

5月3日(月) 「屋根の上のヴァイオリン弾き」

 

 4月下旬に、e+から得チケのメールが届いた。岸和田の「屋根の上のヴァイオリン弾き」、SS席11,000円が、なんと6,000円!これは行くしかないと、即、申し込んだ。作品に馴染みがないものの、チラシを観て、市村正親さんが出るなら観たいなぁと思っていた。岸和田なら、うちの最寄り駅から、電車1本で行ける。駅から15分余り歩くのは少し遠かったけど、劇場は新しくて、きれい。

 さて、舞台。作品の背景もあらすじも知らずに、行くもんじゃないよね、やっぱり。ごめんなさい、一幕は、何度もカクンと記憶が飛んでいました。休憩中に、パンフを買って、読んで、どこのどういう人達の話なのかが、やっとわかった。で、2幕は、眼をパッチリ開けて、最後まで観られた。しかし、家族の絆といったようなホームドラマな面では楽しめるものの、帝政時代ロシアに、迫害を受けるユダヤ人村の物語という点では、いまひとつ、私の理解が足らないからか、入り込むことができなかった。人種や宗教といった背景に、無知であることを実感する。

市村さんは、ひとりで舞台を引っ張っていた。舞台の上で、テヴィエという父親として確かに生きていた。ひとりで神と対話(?)するところも、軽妙なのは、市村さんの持ち味だろうか。夏に観る予定の「ミス・サイゴン」も楽しみになってきた。

つらかったのは、“歌のおにいさん”をやっていたという杉田さんと、知念里奈。このカップルふたりだけのシーンは、いかにも“劇”をやっています、といった感じで、受け入れられない。知念演じる二女が、家族と別れ、婚約者を追いかけて最果てのシベリアへ旅立つシーンは、もらい泣きしそうなものだが、全く感情移入させてくれない。いいシーンなのに、もったいない。三女役の笹本玲奈のほうが、今後、期待できそう。

音楽も私好みではないのか、耳に残るものでもなかったので、私としては、この作品は1回観たらいいという感じ。とりあえず、今回の教訓は、“舞台を観るにも予習”ですね。

 

4月11日(日) JOKER」

 

 生瀬勝久脚本・出演、明石家さんま主演。これは結構面白そうと思っていたら、正直言って、期待外れ。休憩なしで、3時間という長い上演時間。途中から、瞼が重くて、眠らないようにするのがやっと。コメディアンが、祖父の戦時中の体験話を語るという設定。南の島で、日本の船が来たら慰問団に化けて帰国しようと計画している部隊に、憲兵が潜入しているという噂が流れ・・・という話なんだけど、いくらギャグを散りばめて面白おかしくしていても、慰問団に化けて自分達は助かろうというのも嫌だし、憲兵は誰だと疑いあうのも嫌だった。生瀬さんの脚本が練れてないのかなぁ。面白いはずの笑いの部分も、ひとつのネタを引っ張りすぎて、芝居のテンポもつかめない。そのあたりをキュッと締めていけば、2時間ぐらいに納まると思う。3時間は長すぎて、観るほうの集中力も続かない。役者の集中力も散漫に見えた。さんまちゃんは、ジミー大西らと一緒にやったコントライブが最高だったなぁ。もう芝居はいいから、コントライブやってほしいよ。

 

4月10日(土) 

 

今週前半は、桜の見頃だった。月火水と、お昼休みは、ビルの外でお花見しながら、お弁当を食べた。ポカポカ気持ちよかった。ていうか、背中が暑いくらいだった。会社の入っているビルは、交通は不便だけれど、側の川沿いに桜がたくさん並んでいる。春は薄雲が浮いているようで、とてもきれいだ。

 

通勤の行き帰り、MDで「アイーダ」を聴いている。ブロードウェイ版は、めちゃくちゃいい。迫力が違う。言語の差か、声量の差か、身体から滲みでるリズムの差か。何なんだろう。曲を聴きながら、青空の下を歩いていると、豊かな大地のヌビアを想像できる。そういえば、いつだったかな、数ヶ月前に、ブロードウェイで観た「ライオンキング」で、シンバ役を演じていた役者さんが自殺した。「Endless Night」や「He Lives in You」で、いい歌声だったのに、とても残念。

 

 今週は、飲み会続き。木曜日は、Hちゃんが酔っ払って、とっても面白かった。(Hちゃん、面白がってゴメンよ。だって、ほんとに面白かったんだもん。)隣の人をパシパシとしばき、目の前の男に「ぜんっぜん興味ない。たいしたことない。」と正直(?)に言い放ち、かと思えば、思わぬ人間をかばいだしたり、私としてはとっても楽しませてもらったのだ。本人は、翌日えらく恥ずかしそうにしていたが、暗いお酒じゃないのだし、周りを責めたりもしないのだから、ぜんぜんいいよね。

 

4月2日 劇団四季「アイーダ」

 

12月に大阪で開幕した舞台。大阪に住んでる私としては、行かないわけにはいかない。で、またもやKさんに良席をとっていただいて、今日観劇。Kさんには、お世話になりっぱなしなのだ。 

「アイーダ」、あの終わり方は、もひとつすっきりもせず、歌で盛り上がりもせず、私としては、う〜む・・・て感じだ。脚本の問題なんだろうなぁ・・・。一幕の終わりのほうが、気持ちが盛り上がった。話の結末があれだから仕方ないんだろうけどね。でも、やはりエルトン・ジョンの曲は良かったから、ブロードウェイ版のCDを買おうかと思っている。役者も、さすが四季は、ダンスも歌も鍛えられている。アイーダの濱田めぐみの声量は素晴らしい。メレブの中嶋徹は、以前に「ライオンキング」のティモン役で何度も見ているので、「♪ハクナマタ〜タ♪」と歌いだすような気がして、しょうがなかった。私が好きだった役は、アムネリス。最初は、オシャレばかりに気をとられている王女が、つらい恋を経て、最後には、次代に一国を背負う王女に見事に成長する。演じる佐渡寧子さん、表情も演技もよかった。
舞台は、「ライオンキング」のパペット等のように驚くようなものはない。最初と最後を、現代の博物館にした演出は、よかったと思う。ひとつひとつ見ると、悪くはないんだけど、舞台が終わってどうだったかというと、うわぁ〜というような胸に迫る感動はない。ほんとに舞台って難しい。でも、とりあえず、オリジナルのCDは買うけどね。

 

4月1日 ドラマ最終回

 

なんとか3月の決算期が終了した。最後の数日は、朝から夜中まで伝票を見続けた。1日300枚以上は検印したんじゃないかな。もう吐きそうなくらい。
 そんなに忙しくても、ドラマの最終回は、ビデオに撮ってでも見ていた。で、感想。

 

「プライド」・・・・・・久々に好きだった月9。かなり毎週楽しみだった。ハルのキャラクターも好きだったなぁ。しかし、それでも最終回だけは、私の中ではイマイチ。ドラマでよくあるんだけれど、数年後、彼は成功していて・・・ってパターン、あまり好きじゃないんだよね。それまで感情移入して見ていたのに、一気に夢物語になってしまって、興醒めしてしまう。夢物語が好きな人が多いのかもしれないが・・・。

 

「僕と彼女と彼女の生きる道」・・・「はい!」という凛ちゃんの声がかわいくてかわいくて、もうたまらなかった。変わっていく徹郎と、それを側で見ていたゆら先生も好きだった。子供と過ごす時間を大切にしたくて銀行をやめてしまう徹郎にも、洋食屋で働いて喜びを見つけていく徹郎にも、共感できた。いいドラマだった。

 

「白い巨塔」・・・・最終回まで面白く見ることができた。いちばん盛り上がったのは、裁判の判決が出て、財前が倒れた回だったけど、終わりかたも良かった。ストレッチャーに乗せられた財前の遺体が運ばれていく中、財前の遺言が流れるという演出は、かなり好き。見ごたえがあった。もう一回、後半だけでも見直したいくらい。

 

「砂の器」・・・・・・・ハンセン病だからこそ、どこの村に行くこともできず、また、その血筋を知られたくなくて戸籍を手に入れた、って設定だったように思うんだよね、確か映画版は。今回の設定の、村八分で殺人犯ってのもつらいけど、なんだかなぁ・・・。妻を死に至らしめられたからって、やっぱり大量殺人はだめだと思うのですよ。おかげで、あの親子が流れていても、もひとつ涙が出ない。このドラマを牽引したのは、間違いなく渡辺謙の存在感だったと思う。ていうか、渡辺謙主演に見えたよ。

 

こうして見ると、SMAP主演ドラマって多いんだね。「新撰組!」も香取くんだし。役者としては、草gくんが面白いかも。

 

3月15日 ドラマ

 

なんのかんの言いながら、ずっと「プライド」を観続けている。ホッケーチームの野郎ども(この言葉が似合うのよ)が熱くなっている姿を見ると、男って単純でかわいくて、男っていいなぁと思うのだ。女の入っていけない世界というか、そういうものがありそうで。「プライド」は、ちょっと昔のスポ根ドラマを感じさせるところもありながら、恋愛ドラマの面では、トレンディドラマ初期の頃を思いださせる。こういうストレートなドラマも好きだ。亜樹と一緒に毎回涙ぐんでしまう自分は、男達よりも、もっと単純だよね(^_^;)

 

「砂の器」では、やっぱりハンセン病のことは出てこない。どうやらそのあたりは、これから出てくるみたい。空襲の混乱での戸籍の取替えは、大洪水で、ってことになっていた。無理矢理、現代に置き換えなくてもいい気がするんだけどなぁ。ロケやセットが大変になるから仕方ないんだろうか。和賀役は、中居くんよりもいい人がいそうなんだが・・・。

 

 

3月14日 青空

 

そろそろ春の気配。外出すると、青空が広がっていた。遠くで飛行機の音がして、見上げると、軽飛行機が飛んでいるのが見えた。なんとなく、顔がほころぶ。「The Winds Of God」のテーマ曲でもある、ブルーハーツの「青空」を心の中で歌いながら歩いた。

The Winds Of God」は、特攻隊が舞台ではあるけれど、暗い気持ちになる作品ではない。むしろ、あの舞台を思い出すたび、またがんばろう、という気になれる。“生きる”ということに溢れた舞台だった。限りある舞台という時間と空間の中で、限りある生を精一杯描く、そんな舞台だった。あの舞台を観たことで、特攻隊のことを“知る”だけではなく、“感じる”ことができて、よかったと思う。今年の夏、「The Winds Of God」は、日本製の全編英語での映画として、もう一度生まれる為に、撮影される。鹿児島の真夏の青空が、スクリーンに焼き付けられることだろう。

テレビニュースを見ていると、テロや、イラク復興についての映像が流れる。「青空」の冒頭の歌詞のように、まさしく「ブラウン管の向こう側」の出来事で、なんとなく肌で感じることができない。遠い外国の出来事だと思い、実感できない。そこで、死んでいく人々にも、それぞれの人生があるはずなのに、なかなか思いをはせる事ができない。今井さんがいつもカーテンコールで話していたような、これが平和ボケしている証拠かもしれない。

 

 

2月22日 SUPPINぶるうす ザ・ムービー」スペシャルイベント

 

 休暇中の12〜15日は、芸術文化特殊講義で、奈良の仏像を見て回るという、遠足のような楽しいスクーリングで過ごした後、16日から会社に出社。その日の夜から、調子悪いなぁと思っていたら、ウィルス性の胃腸炎にかかり、でもタイミング悪く、なかなか会社を休めず、結局先週はほとんどまともな食事をしないで、ポカリスウェット片手に仕事していた。痩せるかなと思っていたら、ポカリスウェットがカロリーあるらしく、体重は1kg程度しか変化がなく、チェッと思っていたら、体脂肪率はグッと下がっていて、ちょっとだけうれしかった。

・・・という、暗い1週間を送った後、日曜日は明るく、久々に“今井もの”のイベントへ。昨秋に撮影していた映画の完成披露イベントがあるので、豊岡まで行った。隣の県とはいえ、特急だよ、特急。しかも、2時間半もかかるんだよ。でもね、映画を早く見たかったのよね。大阪での上映は5月なので、待ってられなかった。

のんきな私は、開場30分前くらいに行ったらいいかな〜と考えていたんだけど、これがとんでもなかった。1時に会場に着いた時は、ものすごい人だかり。とはいえ、私は、知り合いの今井ファンが早くから場所を取っておいてくれたので、助かったのでした。豊岡市民の熱さには、ほんとに驚いた。関係者席には、今井さんのご両親もおられた。

イベントは、予告編とメイキングの上映、市長の挨拶、今井さん登場、音楽の多胡さんのライブ、出演者(今井さん、新山千春さん、渋谷亜希さん、岡安泰樹さん、AKIRAさん、梅宮哲さん)挨拶、本編上映、という順序。

メイキングのナレーションの声、いいなぁと思っていたら、清水拓蔵さん。ちょっと、うれしい。多胡さんの曲もよかった。映画のクライマックスでかかる「赤い雨」が、よかったなぁ。でも、これサントラに入ってなかった。6月の多胡さんのCD発売まで待たねば。

で、映画。コメディだし、私は面白く見られた。何よりも、今井さんが楽しんで撮ってる気持ちが全編から溢れていた。私は舞台版も何度も見てるし、そのTV放送も見てるし、小説版も読んでるので、結末がわかってるし、台詞も頭に入ってるんだけど、映画になった時の「こんなんじゃないのに・・・」という感覚は全くなかったので、私的には良い映画になった。(95年のWINDSの映画版は、私的には、ちょっと・・・なので。)

今井さんの鉄ちゃんは、相変わらず単細胞バカ男ぶり全開で好きだし、岡安さんの文作久も、慈英さんに負けないくらいかわいかった。新山千春ちゃんは、思い切りよくニューハーフを演じてくれていたし、渋谷亜希さんはキレイだった〜。

おミズちゃんが自分のことを「あたい」と言うのは、最初は今時どうかと思ったんだけど、「私」じゃなく「あたい」というところが、おミズちゃんが本当の女ではないことの象徴のように思えてきた。本当は女の新山千春が、女ではない女を演じるには、普通に「私」と言うのではなくてよかったんじゃないかと思う。

映画の中味にまで言及すると、これから見る人の楽しみを奪うことになるかもしれないので、触れないでおく。ひとりでも、映画を観てくれることを祈って・・・。

 

SUPPINぶるうす ザ・ムービー」公式HPは、こちら。

http://www.buttercine.com/suppin-blues/

 

 

2月10日 「タイタス・アンドロニカス」

 

 蜷川幸雄の演出なので、行きたいとは思っていたものの、なんとなくチケットを買いそびれて、そのままにしていた。そうしたら、先週、e+から得チケのお知らせメールが届いた。11,000円が8,000円に値下がりしているので、この際、席はどこでもいいと、早速申し込んでおいた。ちょうど休暇を取っている間なので、平日昼間に舞台を観るという贅沢をして、今日観に行ってきた。窓口でチケットを引き取ってから、しばらく開演までスタバで、腹ごしらえのドーナツを食べる。天気もいいし、“平日昼間”に、のんびりお茶するのが、優雅で、癖になりそう。

 さて、公演。劇場に入って、まず驚く。ロビーに衣装や小道具が置いてあり、衣装をつけた俳優がウロウロしている。「なんだなんだ?」と思いながら、客席へ入ると、また驚く。舞台上では、俳優が衣装をつけて、発声練習したり、台詞を言ってみたりと、開演前の準備をしている。セットも衣装も、ほとんど白。俳優たちが、客席の間の通路を何度も通り過ぎる。開演を待つ観客の気分も、高まっていく。

 スタッフの「そろそろ、本番行きます。よ〜い、はいっ!」という拡声器の声をきっかけに、芝居が始まる。ストーリーは、ここではあらためて書かないが、シェイクスピアの作品の中で最も残酷と言われるだけあって、登場人物が次々と殺されていく。役者は、客席通路を何度も駆け抜け、会場全体が芝居の舞台となり、観客も芝居に引き込まれる。白いセット、白い衣装に、血をイメージする赤い紐が印象的だ。復讐は復讐を呼び、惨劇が繰り広げられる。この時期に、この作品を上演することに意味がある。復讐は何も生まない。蜷川は、台本に書いてあることは全部やったうえで、書かれていないことを演出として加えると言う。この作品のどこまでが、台本に書かれていた部分なのか、知りたいと思った。

 役者陣では、麻美れいが印象的。舞台人らしいオーラが出ていた。

 

1月19日 「千の風になって」

 

毎日新聞に「教育の森」という連載がある。1/19付朝刊に掲載されたこの記事を読んでいたら、涙がでてきてしかたなかった。私も、この校長先生の授業を受けたような気持ちだ。この記事の中で、「千の風になって」という、作者不明の英語詩の翻訳の一節が紹介されている。

 

<私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません

千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています>

 

 母も風になって、いろんなところを自由に吹きわたっているのかもしれない。一緒に行けなかったニュージーランドも、ひとりでさっさと行ってしまったかもしれない。そして、時には、後悔でいっぱいの私を空の上から笑っているのかもしれないね。

 

 この記事は、毎日新聞のサイトに全文掲載されているので、よかったらどーぞ。

 http://www.mainichi.co.jp/edu/mori/news/2004/0119.html

 

 

1月18日 1月期連続ドラマ

 

連ドラが、また始まった。寒い冬の夜は、おうちでTVを見ていたい。ここらで、初回の、感想を・・・。

 

「プライド」・・・・・・どこからどう切っても、キムタクのプロモビデオ。女の子が喜びそうなシーンの連続。スポーツの試合、ドライブ、アイススケートでデート、ちょっぴり寂しそうな男、etc.・・・。しかし、突然、部屋に押しかけてくる男がキムタクじゃなかったら、ただのストーカーでしょ。ヤバイって。

          とかなんとか言いながら、来週も必ず見る。

 

「僕と彼女と彼女の生きる道」・・・・・・暗いかもしれない、笑いは全くないかもしれない、でもたぶん、ずっと見る。うまく言えないけど、真剣なドラマって感じ。今はまだ、凛ちゃんが悲しくてたまらないんだけど、きっとこれから、お父さんと心が通じるようになるんだよね。ていうか、そう信じたい。

 

「それは,突然,嵐のように」・・・・・・一回は見てみたけど、次からは見なくてもいいやって気持ち。元々、江角の芝居が好きではないのよねぇ・・・。

 

「白い巨塔」・・・・・・新番組ではないんだけど、後半に入って、気持ちが盛り上がってきた。前半は、まぁ、在宅してたらチャンネルを合わせとくという程度だったのが、お正月の2時間スペシャルを見て、変わった。どうやら後半は、上川隆也演じる弁護士が医療裁判を起こすようだ。正義派の医師役・江口洋介が証言したりするんだろうなぁ。面白くなりそう。

 

「砂の器」・・・・・・・・私の中では、ビデオで見た、昔の映画のイメージが強い。ラスト30分くらい、警察の会議室・コンサート会場・放浪する親子の映像が交互に流れ、涙、涙だった。加藤嘉と丹波哲郎が泣かせる。
で、今回のドラマ。2004年の設定だという。もうここで、私の頭の中は“?”だらけ。だってね、ハンセン病の強制隔離とか、空襲の混乱での戸籍の取り替えとか、そのへんはいったいどうするんだ??社会問題も含む映画だったんだが、話がかわっちゃうのかなぁ・・・。

 

「新撰組!」・・・・・・新撰組関連のドラマでは、ずーっと前にやっていた、NHKの「壬生の恋歌」が好きだった。無名隊士を描いたもので、若き日の渡辺謙が脇役で出ていた。同じNHK、同じ若手役者起用ということで、見てみた。三谷脚本のせいか、あまり時代劇の重さがない。香取くんは素のまんまだし。タイトルバックの疾走する感じは好きなんだけど、それだけかも。数回見て、登場人物に思い入れが出てきたら、面白くなるのかなぁ。不安だなぁ。

 

 

1月9日 「レッツゴー!忍法帖」

 

お正月に友からメールで、劇団新感線観劇のお誘い。年賀状に舞台好きのことを書いておいたのが、功を奏した。そして今日、定時に会社を出て、劇場へ。友と会うのも久しぶりで、うれしかった。

で、初めて観る新感線の舞台。新感線の舞台には、いのうえ歌舞伎とドタバタコメディの2種類あるらしく、今回は後者。1幕、コックリコックリしました。なんとなくファンサービス用かなって思えるような感じの舞台ですね。ドタバタとは聞いていたんだけど、あらすじがあまりないんだな。ないうえに、長いんだな。客演が4人もいて、見せ場を作るのに大変という感じ。2幕は、まぁ最後まで面白く観られたけど。ヒットなのは、池田成志。背中にばってん(X)背負ったビジュアル系の忍者が面白くて。阿部サダヲは、あのまんま。古田新太と高田聖子は、劇団を背負っているのがよくわかる。う〜ん、でももうドタバタコメディは納得したから、もういいや。今度はいのうえ歌舞伎のほうを観たいなぁ。

 

1月3日 あけましておめでとうございまぁす

 

さて、年も明けてしまいましたが、年頭に今年の抱負とか考えている人っているのでしょうか?私は、ま〜ったく何も考えてなかったんだけれど、とりあえず今思いつくのは、勉強をさぼらないことと、舞台を観ることくらいかなぁ。

昨日は、お墓参り。寒いっ!甥っ子は出掛けにグスっていたのはどこへやら、お墓のある公園では「あそこまで競争!」などと走り出し、私は競争させられましたさ・・・(^_^.)

今日は初詣で、友と大阪天満宮へ。本殿にお参りした後、開運招福の鈴を買い、おみくじは小吉。今年は、自分にも周りの人にも世界にも、良い事がありますように!

その後、お好み焼きを食べ、いただきものの招待券で映画を観に行く。正月から「精霊流し」ってのもどうかとは思ったんだが、せっかくの招待券だもん。主役の新人(?)、悪くはないんだけど、存在感のある俳優ではなさそうので、よっぽど実力つけなきゃ消えていきそうな予感・・・。最後のあたり、髪を洗ってもらっている松坂慶子の表情には少し泣けた。椎名桔平は相変わらず器用に役に化けていた。精霊流しって、小さな燈篭を河に流すものだとばかり思っていたら(もちろん、そういうのが多いみたいだけど)、大きな立派な舟を作って流していた。大人の男が何人もかかって担ぐような大きさで、びっくりした。

 

12月31日 あっという間に年末

 

今年の年末は5日もあってノンビリできるかと思っていたら、最初の2日をほんとにブラブラと過ごしてしまい、29日は髪をカットしに出かけ、そして30日は兄家族が午後に帰ってくるので朝から年賀状を刷りながら掃除するという、昨年と同じパターンになってしまった。

そういえば昨年の12月は「モーツァルト!」にどっぷりと嵌っていた。なにやら噂では、2005年に再演らしいので、今から楽しみにしている。そして今年は、その主役であるヴォルフガング・モーツァルトを演じていた井上芳雄君の舞台「ファンタスティックス!」「シンデレラストーリー」「ハムレット」おまけにディナーショーまで行ってしまった。これじゃ、思いっきりファンみたいだ。いや、来年の「ミス・サイゴン」を楽しみにしてる私って、既に充分ファンか・・・(-_-;) それにしても、ごっつい今井さんと、王子な井上くんのファンな私って、振り幅広過ぎ・・・。

来年も舞台いっぱい見るぞ!

 

12月29日 「ザ・ウインズ・オブ・ゴッド」2度目の映画化

 

今井さんの舞台「The Winds Of God〜KAMIKAZE〜」が、また映画になるという。しかもセリフを全て英語で演じる和製洋画らしい。また今井さんがひとりで頑張るのかと心配だったけど、今度は広告代理店が製作にいるので、スポンサー探しやプロモーション等はお願いできるので、かなり楽になるだろう。かなりホッとした。雑誌を立ち読みした限りでは、全キャストをオーディションするそうなので、2000年の公演の時のように、英語力重視で選んだばかりに、演技力がお留守になることだけが心配。舞台の場合は、同じ役を何度も演じるから公演を重ねるごとにみんな芝居が上手くなっていったけど、映画の本番は一度きりなので、芝居のできる人を選んでほしいなぁ。さてさて、どうなることやら・・・。

 

12月21日 井上芳雄ディナーショー

 

高いです・・・。だから最初は行くつもりなかったんです・・・。でもやっぱり行ってしまいました。私が井上くんを初めて知ったのは、昨年の「モーツァルト!」。そのチケットを取ってくださった先輩のKさんが「行きたいわ。」って言わはるので、心の底では行きたかった私はたまらず、「行きましょー!」とお願いしてしまったのでした。それが一週間前のこと。

場所は、ホテル阪急インターナショナル。ここでのディナーショーは初めてだったけど、お料理がほんとにおいしかった。完食〜。

さて、ショー。行ってよかったです。ぎりぎりにチケットを買ったので、後ろの席ではあったけれど、井上君の登場は後ろからだったし、井上君の歌はどこで聞いてもいいものなのですよ。井上君自身がミュージカル大好きらしいので、ミュージカルの歌、それも井上君の出演作以外の歌が多かったので、私はあまり知らなかったけれど、その歌の表現力で充分楽しめました。「ライオンキング」のシンバのソロ曲「エンドレスナイト」は好きな歌だったので、うれしかったなぁ。

 

井上君は、来年夏からの「ミス・サイゴン」の出演が決まっている。キャスト決定が発表されてすぐ、私は過去の公演のライブCDを取り寄せで購入した。聞いてみると、曲がすごくいい。ほぼ全編を歌で綴っているので、会話から歌へ移る時の違和感もない。特に1幕終わりの「命をあげよう」がいい。ストーリーは、キム・エレン・クリスの誰に感情移入しても心が痛くなるほど、悲しい。ただ私は、この舞台の背景となっているベトナム戦争のことをあまりにも知らなさ過ぎるので、もう少しそのあたりを開幕までに勉強しときたいな。

 

11月22日 「ハムレット」

 

渋谷のシアターコクーンまで、蜷川幸雄演出「ハムレット」を観に行った。藤原竜也、鈴木杏、井上芳雄、小栗旬、西岡徳馬、高橋恵子・・・と人気役者を揃えた舞台だけに、ぴあのデジタル抽選もイープラスのプレオーダーも外れ、発売日にも電話は繋がらず、どうしても良い席で観たい私は、ヤフオク(Yahoo Auction)でチケットを手に入れた。おかげで、ちょっとはお金を足したけれど、6列目センターで観ることができた。

この舞台の場所は劇場中央に作られている。客席が両側から対面式に挟む形だ。セットはなし。あるのは、その舞台にぐるっと張り巡らされたフェンスのみ。2幕では、そのフェンスさえも一方を除いて取り外される。セットで観客に場面を想像させることはできず、ほぼ役者の演技に頼ることになる。音楽も少ない。

シェークスピアだからわかってはいたものの、ハムレットは、その想像を超えるような物凄いセリフ量。しゃべるしゃべる、思っていることを全て口に出してしゃべってしまう。投げかけるセリフも多いが、独白も多い。それを藤原竜也は、見事に感情の裏打ちをして緩急つけて話すので、観客を全く飽きさせず目を引き付ける。素晴らしいの一言。

鈴木杏のオフィーリアは、まだほんの少女で、兄のレアティーズが妹を可愛くってしょうがなくなるのも納得。ただ、ハムレットと恋をするには少し幼すぎる気がした。しかし少女の雰囲気が強いだけに、2幕の狂ってからは痛々しくて、涙を誘った。

井上芳雄のレアティーズ。黒づくめの衣装で鬱々としている頭の切れそうなハムレットに対して、白の衣装のレアティーズは清廉潔白なお坊ちゃまという印象。大臣の息子なので、品があってもよいとは思うが、まだ王子様の雰囲気を抜け切れない。公演前は歌のない井上君の演技を不安視する声もあったようだが、井上君の歌は歌詞にきちんと表情があり、その表現力は充分ストレートプレイを好きな私をも納得させていたので、歌がセリフに変わっても、ある程度はやってくれるだろうと思っていた。その通り、レアティーズ役は健闘していたし、これからもストレートプレイに挑戦してほしいと思う。

フォーティンブラス役の小栗旬は、出番が少ないし、芝居の最後でセリフを言うのに無印象。最後の場面は、高橋洋のホレイショが上手くて救われた。

主要キャストが若い役者陣だったせいか、熱い力演の舞台。昨年の「マクベス」で眠くなって、シェークスピア・アレルギーになりそうなところを、この「ハムレット」が救ってくれた。

 

11月9日 「黄泉がえり」

 

夜、地上波のTV番組が選挙速報ばかりなので、スカパーで「黄泉がえり」を観た。映画館でも観たけれど、もう一度観たくなった。オチを知っているので驚きはないけれど、やはり後半30分はボロボロ泣いてしまった。意外と、極楽とんぼとジャニーズJr.の兄弟が青空の下で、ただキャッチボールしている場面が泣ける。その日の夜にはまた消えてしまう兄と、無言でボールを投げあう。その表情は、とても穏やかだ。最後のほうのシーンでの女子中学生の言葉「一瞬でも心が通じ合えた自分は幸せだと思うし、前を向いて生きていける。」、キャッチボールの場面もこの気持ちなんだろうなぁ。とてもよくわかる。ずっと走り続けた平太(草gくん)の最後の「行くな!」では、もうティッシュ何枚も使って泣いてしまった。この映画を観ると、“生きていたい”、そして、周りの人にも“生きていてほしい”と、心の底から思う。人を亡くした喪失感を知っているからこそ、切に願う。

今朝、母と食事している夢を見ていた。現実に黄泉がえりは起こらない。二度と会えることはない。だから夢だけででも会っていたい。

 

11月3日 ヒーロー

 

昨晩、テレビで映画「グラディエーター」を観た。主演のラッセル・クロウが好きなので、観たかったのに、劇場では見逃した映画。家では落ち着かないから、あまり映画は観ないんだけど、ラッセル・クロウを観たい気持ちのほうが勝った。
 途中までPCをいじりながら観ていたんだけど、途中からは何もせず真剣に観てしまった。面白い!ラッセル・クロウかっこいい!後半はどうなるのかと手に汗を握りっぱなしだった。この映画は、美術とか、いろいろすごいところがあるんだけれど、私はもう無条件にこういうヒーローものが好きなのだ。男が何度もたたきつけられても立ち上がって肉体を酷使して闘う、もうたまらなく好きな話なのですよ。女には絶対できないドラマだもんね。正義のために、大きなものと闘う男はかっこいいのだ。現実の格闘家とか相撲取りが好きかというと全くそうではないので、ただ肉体で戦ってればいいわけではないのよ (^_^;)

 ヒーローといえば、阪神の星野監督。最下位が続いていた阪神タイガースを2年で優勝まで引っ張りあげ、そして去っていく。選手に蔓延していた負け犬根性を払拭し、勝ちにこだわった闘将。“熱い男”は、かっこいい。だから星野監督も好きだった。去っていく大きな背中に、惜しみなく拍手を贈りたい。

 

10月29日 秋の連ドラ感想

 

 この頃、なんだかバタバタしていて、あまり連続ドラマをじっくり見ていないけど、とりあえず感想を・・・。

 

「ビギナー」・・・・・・・・・・・・・・・第1話は見たけれど、別に見なくてもいいや。あまり惹かれる要素なし。

 

「あなたの隣に誰かいる」・・・先週の第3話を見てみたら、いろいろ先が気になって見続けそうな予感。中でも、いちばん気持ち悪い役の北村一輝。あの濃〜い顔でニヤリと笑うと、すごく恐い。話はそれるけど、以前は北村康という芸名で、Vシネ「新・悲しきヒットマン」に敵役で今井さんと共演。その敵役もすごくよくて、私の中では今井さん主演のVシネの中で一番好きな作品になっている。

 

「恋文」・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、この原作を書いた連城三紀彦の小説が好きで、文庫本はほとんど持っており、脚本の岡田惠和も好き。連城さんの小説には、こういう大人になりきれず、どうしようもないんだけど憎めない男が、よく出てくる。渡部篤郎の十八番かも。和久井映見は、はかなげな役が似合う。筋は知っているので、家にいれば見る。

 

「トリック」・・・・・・・・・・・・・・・・深夜に放送していた頃から好きだったので、見ている。仲間由紀恵と阿部寛のコンビは面白い。

 

「白い巨塔」・・・・・・・・・・・・・・わりと意気込んで第1話を見たのに、そろそろ脱落しそうな予感。主役の唐沢寿明の役に興味が湧かない。

 

「ヤンキー母校に帰る」・・・・・今期、いちばん好き。放送前にドラマのモデルになった先生のドキュメントを見て興味を持っていたし、竹野内豊も好き。テンポもよくて、ちょっとなつかしい学園ドラマの風情もあり、生徒達がどう心を開いていくのか楽しみ。

 

「あした天気になあれ。」・・・・仲村トオルが好きなので、家にいたら見る。でもあまり出演シーンは多くない。土曜の夜は、これくらいのほのぼのしたドラマが気楽かも。

 

「末っ子長男姉三人」・・・・・・深津絵里は好きな女優なので見る。女ばかり、しかもやかましい女ばかりで、ちょっとホッとするシーンが少ないかな。

 

という感じで、私の中では、もひとつ盛り上がりに欠けるドラマ群。今年の秋は、観劇予

定も少なくて、文化の秋を実感できないのです・・・。

 

 

10月26日 「SUPPINぶるうす ザ・ムービー」ロケ

 

 上のタイトルを見て「なんじゃ、そら?」と思う人が多いんだろうなぁ。今井さんが脚本・監督・主演で映画を撮っているのですよ。いや、その前に私のこの日記に頻繁に出てくる“今井さん”て誰?と思っている人もいるかもしれない。“今井さん”とは、俳優の今井雅之さん。私は97年春に今井さんの舞台「The Winds Of God」を見て以来、すっかりハマってしまい、しつこく舞台を観に行き、海外公演までも観に行き、自分でも「アホや・・・」と思った時もある。元々は、Windsの舞台が好きでファンになったのだけれど、そのうち今井さんの人となりも好きになった。といっても長年ファンをやっているので、もはや熱病期間は過ぎ、今では静かに行く末を見守るという感じかな(^_^;)

 で、今週末は、その今井さんの初監督映画のエキストラ参加ツアーで城崎温泉に行ってきた(←どこが静かに見守っとんじゃい!)今井さんは兵庫県城崎郡出身で、地元の豊岡市や城崎町等が協力している。エキストラには地元の人がたくさん参加していたし、受付などのスタッフも地元の人のようで、私達は旅館でも「ご苦労さんやねぇ。」とねぎらわれ、とても暖かかった。私なんて好きで来ているのにね。エキストラは強盗が立て篭もった銀行を取り巻く野次馬役なので、ただ見てればいいので楽チン。今井さんは、撮影の支持はするわ、演技指導はするわ、自分も芝居するわ・・・で、大忙し。Windsの頃よりも髪が少し伸びた。映画撮影は、ひとつのシーンをいろんな角度で撮るので、時間がかかることを実感。さて、その撮影シーンがどうできあがるのか、公開が今から楽しみなのだ。

「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」HP

 

 

10月13日 3連休〜♪

 

 待ちに待った三連休〜!というのも、スクーリングのレポート〆切りが14日で、ずーっと気になっていたものの、連休前に投函。気分のスッキリした週末なのだ。応用芸術学のレポートテーマは漠然としていて、結局何でもよさそうな感じだったので、歌舞伎の隈取について書いた。その前に受けたスクーリングが日本芸能史で、歌舞伎に関する本を読んでいたので、その流れのままにテーマを決めたものの、結局〆切りギリギリまで書けなかった。いや、書かなかった。夏休みの宿題を、最後の3日間くらいでやっていた子供の頃と同じことをやっている。

 で、この三連休。難波、天王寺、梅田と、大阪の繁華街を巡っていた(^_^.)。初日は、オープンしたばかりの“なんばパークス”に寄ったら、ものすごい人、人、人。ターゲットから思いっきり外れてそうなオジサンなんかも結構いたので、少したてば人出は落ち着きそう。

 翌日は朝から大阪市立美術館の「円山応挙展」へ。こちらもかなりの人出。でも気長に待てば、一番前で作品を見られる。保津川図や雲龍図が特によかったなぁ。前は、書かれているその物だけを見ていたけど、今は全体の構図にも目が行く。日本画の空白の部分(何て言うんだろ?)が、日本人独特の“間”に通じているように感じた。

 3日目。友達と梅田へ。今月最後の週末に、今井さんの映画撮影を見に行く(ていうかエキストラ参加しに行く)ので、ロケ地の城崎温泉までの切符を買いに行ったら、結構指定席が混んでて驚いた。まだ蟹の季節には早いのに。この友達、特に今井さんのファンでもないのに、いつもつきあってくれる。感謝、感謝。今井さんの映画は、98年に観た舞台の映画化。この舞台の今井さんの役(鉄ちゃん)が、私は好きだったので、楽しみ。今井さんに会うのも10ヶ月ぶり。やっぱり舞台がないと、さみし〜なぁ。

 

9月21日 ♪六甲おろ〜しにぃぃ〜♪

 

 9/15に、我らが阪神タイガースが、無事セ・リーグ優勝しました!パチパチパチ(^_^)v

長年、連敗する阪神を見ていると、4月や5月に首位でも優勝なんて全く信じられず、6月も首位でもまだ疑いを持ち、7月に入って「もしかして・・・」と期待を持ち始め、8月でやっと確信した、って感じですかね。私は小学生の頃、掛布がバットを構えてるピンナップを部屋に貼っていたという過去(・・・汚点?)があり、ハッピを着て甲子園に通うほど熱狂的ではないけれど、ずーっと阪神ファンなのです。最近は甲子園にも行かないので、メガホンも部屋で埃かぶってるけどね。

前回の優勝時まだ学生で、それから18年も経っていることから考えて、今度優勝する時は、もうすっかりオバハンになっているかも・・・と思うと、ど〜してもVマーク入りのタイガースグッズが欲しくなり、今日、阪神百貨店に行ってきた。びっくりした。タイガースショップ専用入口を作るのはわかる。しかし、会場に入る為に、延々とビルを取り巻く列!最後尾は、2時間待ち。せっかく来たし・・・と、仕方なく並び、タラタラ進む列の中で、おかげで、ゆっくり読書できたっちゅうねん。結局、1時間半で売り場に。勢いで、いろいろ買いそうになるのをグッとこらえ、ちょこちょこと記念グッズを買った。優勝のバスタオルにも手が伸びそうになったけれど、買っても結局、もったいない、とか考えて使わずに残してしまいそうなので、我慢。

 次は日本シリーズ。これでまた日本一になったら、またVセール?そしたらまた、グッズ販売?そしたらまたまた、私は並ぶのか?でも何でもいいから、勝ってほしいのであ〜る。

 

 

9月14日 連続ドラマ最終回!


 今日の午前中は、洋菓子教室。ところがどっこい!朝、目が覚めたのは、既に家を出るべき時間。目覚まし時計を見て、一瞬真っ白になった後、飛び起きて、わ〜っと15分で用意をして家を出た。結局12〜13分の遅刻。いつもより先生の説明が短くて、もうみんな作り始めていたが、友達が私の分までレシピのメモをしていてくれて、大助かり。焦った焦った。で、教室が終わった後は、KIHACHIでランチ。3連休だからか、いつもそうなのか知らないけど、満席。お店もきれいだし、サービスも良い感じ。メインの鶏は、おいしかったなぁ。前菜・メイン・デザート・お茶で2500円也。

 

さて、そろそろ夏のドラマが最終回を迎えているので、感想など・・・。

 

「元カレ」・・・・・・・・・・・・今カノ派の女の子からは恨まれてた元カノ。でも後半、私は元カノ派だったのだ。今でも好きなのに今カノがいるからあきらめなきゃいけないなんて、せつないじゃないの。で、最終回、結局、元カレは元カノのとこに戻ってきた。賛否両論かな?主役カップルより、どちらかというと、天野とソニンのほうが、どうなるのか気になった私は変?(^_^;)

 

「ウォーターボーイズ」・・面白かった〜〜!メインの5人組のキャラがたってて、誰一人欠かせない。毎回大なり小なり自分達で苦難を乗り越えて、少しずつ味方が増えて、最終回でのシンクロ公演。成功するのはわかっていても、盛り上がる。あさこちゃんが大事な人だと気がついた勘九郎、お前はいい奴だ!

 

「クニミツの政」・・・・・・・押尾学を好きではなかったけど、ちょっとかっこいいなとまで思ってしまった。やべ。最終回に、若者のチェーンメールで投票率が上がって当選するのと、急死ってのは、ちょっと出来過ぎ感があるが、普通に当選して終わりじゃ盛り上がらないってことかね。

 

「幸福の王子」・・・・・・・・一度抜けるとわからなくなるかと思い、最後まで欠かさず見てしまった。本人は有り得ないほど不幸の王子だったし、愛された菅野ちゃんも不幸の嵐に巻き込まれたって感じ?

 

「Dr.コトー診療所」・・・いいドラマだったな〜。みんなハマリ役。コトーが失敗することないとわかっていても、毎回手術にドキドキ。コトーが島を去って、あやかが泣きながらみんなに怒った時は一緒に泣いちまったよ。最終回の時任さんもよかったな。ほんまに吉岡くんは、ナイーブやらせりゃ日本一やね。

 

 

 夏のドラマは私には豊作だったけど、さて秋のドラマはどうなりますか・・・。

 

9月7日 がっくり・・・

 

11〜12月、井上芳雄くんが、蜷川演出の「ハムレット」に出演する。主演は藤原竜也。他に、鈴木杏、小栗旬、西岡徳馬、高橋恵子。東京のみの公演だけど、絶対観たくて、横浜の友達を誘った。私のこの秋の観劇のメイン。キャストから見て、チケット予約は激戦だろうと予想はしていたけれど、ここまでとは思わなかった。ぴあの“でちゅー”も、e+のプレオーダーも、見事落選。今日の一般発売は、ま〜ったく電話が繋がらず・・・。貴重な休日を電話かけで終わらせてしまい、しかも繋がらずで、ものすごく、むなしい・・・。ストレートプレイ、しかも蜷川演出での井上くんが、どうしても観たいよぉ〜。どーせ、どこかでチケットがダブついてるだろうから、またネットでチケットを探す日々・・・。取れるまで落ち着かない。はぁ・・・(-_-;)

 

8月26日 成長なし。

 

会社で席替え・・・というか昨年の6月まで席を置いていた部署へ動く。いろいろグチャグチャした後なので、ちょっと憂鬱。せっかく今の営業局の席に慣れて、人にも慣れたのに、振り回されてる感じ。そんなことを思っていたからか、珍しく胃が痛くなった。意外と私ってばストレスを感じてるのかもと、自分で自分に驚く。
 筋の通らないことが嫌いで正論でぶつかっちゃうところは、私、中学生の頃から、な〜んも成長しとらんな・・・と、最近、自分で気がついた。怒り出すと止まらないところも・・・(-_-;)。中学の頃も、思いっきり、嫌な教師とぶつかってたもんなぁ。感情のままに生き過ぎなんだよ。もうちょっと上手く、理性を働かせられるようになれないもんかねぇ。

 

8月24日 どうしよ。

 

2回目のスクーリング。応用芸術学。先生ふたりとも、いかにも芸術大学といった感じ。講義の内容は、難しいとこもあり、「ん?」というところもあり。でも、話の端々に、ピクッと心に響く言葉もあり。いろんな芸術の面を見て、なかなかに面白い3日間でした。そしてまた、待っているのはスクーリングレポート。テーマを決めるのが、なかなか大変。まだ、前の日本芸能史も書いてないよぉ・・・。あぁぁ・・・(>_<)

 

8月17日 三回忌

 

母の三回忌。もう2年も経つ。親戚に持って帰ってもらうために、御下がりを分けるのも、3年目になると慣れたもので、袋を並べて、タッタカタと済ませる。こんなこと慣れなくてもいいのにねぇ・・・(-_-;)。私は親戚が多いので、親戚に不幸があっても法事とか出席することがなかったから、最初は進行もわからないし、いったい何をすればいいのやら・・・だったんだけどね。知らないですむのならば、そのほうが幸せってことなんだろうな。

15日の午後は、仕事を半休して、家族でお墓参り。帰り道、会社の後輩のパンダちゃんにメールしたら、泣かせる返事がきて、地下鉄のホームで不覚にも泣きそうになった。やばいやばい・・・。泣きたいときは、泣きなさいというメールだったけど、まさか地下鉄で泣くわけにはいかないもんね・・・ははは・・・(^_^.)。

 

8月11日 実は・・・

 

この5月から私は大学生になった。某芸術系大学通信教育部の芸術学部に編入したのだ。きっかけのひとつは、舞台。どうも私は感情に流されて舞台を見てしまうので、何かの比喩であったりというような表現を、結構見逃しているようなのだ。心と頭のバランスよく、舞台を見たい。それには舞台に限らず、いろいろな知識も必要かも、と思った。それと、母親が早く亡くなったので、私もいつ死ぬかわからないという焦りもあって、勢いで編入してしまった。

しかし、入ってから気付く。短大の英語専攻出身の私は、レポートなど書いたこともない(T_T)。テキストを読むのはいいが、自分の中から何もアウトプットが出てこない。図書館で資料を借りたりと、初めてのことばかりだ。やっと1本書いて提出したばかり。この先、どうなることやら・・・。

この週末は、初めてのスクーリング。日本芸能史、文楽と歌舞伎について。初日は、雨の中、四条南座や四条河原で歌舞伎発祥について講義を受けた後、芝居町であった大阪道頓堀へ。国立文楽劇場では、人形について話を聞いてから、文楽鑑賞。とてもいい席なのに、途中眠くなって、ちょっとつらかった。

2日目からは、大学で講義。学食の安さと量の多さを久しぶりに実感した。講義は、かなり面白くて、一度も眠くならなかった。興味を持って、しかも自腹で勉強すると、とっても楽しい。学生は、老若男女女女(←女が多い)。

9/8までに2000字のレポート提出して、やっと2単位。先は長い・・・!

 

8月2日 思い出すことばかり

 

 昨日はPLの花火大会。この日になると、母を思い出す。2年前の夏、入院していた母は、同室の人達と、病院の屋上からPL花火を見ていた。この時のことを「病室を脱走してな、」と、冗談交じりで楽しそうに話していた。まだ母が治って帰ってくると信じきっていた頃。

昨晩の寝入りばなに、母が夢に出てきた。掃除嫌いな私の横で、「これ、埃かぶってるやん。拭いたらなあかんなぁ。」と、何かを見て話していた。母は、よく着ていた紺色のTシャツ姿だった。私は、なんだか笑いながら、母にくっついていた。すぐに目が覚めた時、夢の中だけでも母に会えて嬉しかったのに、さびしくなった。

 

今日、出かけた時に見上げた空が青くて、ブルーハーツの「青空」を思い出した。そういえば、昨日8月1日は、「The Winds of God」で、アニキとキンタが交通事故に遭って、昭和20年にタイムスリップした日。もう一度、Windsを見たいな。

私にとって、8月1日は、いろんなことを思い出す日だ。

 

7月27日 「シンデレラストーリー」

 

 今日、気がつきました。今まで、私は「モーツァルト!」の作品ファンで、井上芳雄ファンじゃないと思ってました。でも、今日、井上くんの王子っぷりを見て、「かわい〜〜〜」と心の中で連呼していた私は、完璧に井上ファンと化していました。あぁ・・・。

 

 というわけで、今日「シンデレラストーリー」の大阪公演千秋楽へ行ってきた。キャストが、デーモン小暮閣下、池田成志、橋本さとし、宮地雅子、佐藤正弘、と、濃〜いメンバー。とにかく楽しさを追及した舞台で、おもちゃ箱をひっくり返したような感じだった。後々、心に残るものは何もないけど、ただ楽しめた。(ちょっとチケット代は高い気がする・・・。)

気持ちを歌に込めて・・・っていうよりは、ショーみたいなので、ミュージカルが嫌いな人でも大丈夫じゃないかな?以下、印象に残ったキャストについて・・・

 

池田成志・・・・女装した継母は、強烈な印象!ていうか、夢に見そう・・・。存在感ありす

ぎて、継母が舞台上にいると、つい目線がいってしまう。濃〜いメイクに、派手な表情・・・あぁ、恐かった・・・じゃなくて、笑った。

デーモン・・・・・どんなメイクで登場するのかと思いきや、あのまんまの白塗りメイク。

一人三役なのだが、気弱な父の時も、魔法使いの時も、宮廷ネズミの

時も、ず〜っと白塗り!パンフの稽古場写真でも白塗り!共演者も素顔を見ないままなのだろうか・・・

橋本さとし・・・・風貌から恐い感じと思っていたら、宮廷大臣ピエールは、とっても優しい人で、好感度UP。

大塚ちひろ・・・全部かわいい。が、歌はやめたほうがよくないか?声量がない。

井上芳雄・・・・・相変わらず華やかで、舞台映えする。ソロは、チャールズ王子のテーマ曲「本当の愛」だけなので、もっと歌を聞きたかった。変わった声だと思うけど、私は好きなの。それにしても、芳雄は、運命にがんじがらめで苦悩するって役が多いな。プリンスの宿命か(笑)?

 

今日は大阪千秋楽だったので、カーテンコールも何度もあり、最後には、デーモンのはからいで、芳雄がもう一度「本当の愛」を、デーモンのハモリ付で歌ってくれた。劇中、歌い上げるタイプの曲はこれだけで、聞き惚れた。

 

 その井上くんは、秋には、蜷川演出・藤原竜也主演の舞台「ハムレット」に出演が決まっている。今度は、ストレートプレイ。歌を聞けないのは、かなり残念な気がする。

 

7月23日 ムカムカムカ

 

 会社でいろいろあって、ムカムカと怒り続けた一週間だった。筋が通らないことは、大っ嫌い。結局、会社って不条理だと、この一言に尽きる。カッカすると止められない性格なので、言いたいことは言わせてもらったけど、腹たちすぎてアホらしくなってきて、最後はもうどうでもよくなった。あんまりムカつくから、全部投げ出したろか、このやろう!・・・と一瞬思ったけど、罪のない周りの人が迷惑被ったら可哀想なので、それはやめた。もうあんまりがんばる気もないけど。会社って、ほんまにアホやね。適当に、やろ。

 

 下に書いたドラマのうち、「僕だけのマドンナ」は1話で、「菊次郎とさき」は2話で、脱落。一昨日の「ウォーターボーイズ」は、かな〜り笑わせてもらった。シンクロ同好会の5人の個性とバカバカしさが面白い!意外と面白くて、観続けてるのが「クニミツ」。押尾の嫌いさが半減。ベタな話なんやけどね。

 

7月8日 7月期新ドラマ!


 そろそろ新番組が出揃ったようなので、感想を。

 

「元カレ」・・・・・・・・・・・・特に可もなく不可もなく、といった感じ。在宅率の高い日9。家にいたら見るけど、見逃しても全く構わない。

 

「僕だけのマドンナ」・・・今時、あんなに住人どおし顔見知りのアパートあるの?とか、なんで見も知らぬ女(たとえ美人でも)が部屋に入り込んでて恐がらないの?とか、タッキーの顔なら地味でもモテるぞ、とか、突っ込みたいとこはあるけど、ま、これも可もなく不可もなく、ですな。

 

「ウォーターボーイズ」・・今日2回めを見たら、かな〜り面白かったので、今後も続けて観ること決定。シンクロ同好会の面子が、それぞれキャラたってて面白い。生徒会長も漫画のようで、笑わせてくれる。高校生の夏!って感じ満載。最後のシンクロまで見届けてやろう。

 

「クニミツの政」・・・・・・・押尾学を好きではないんだけど、珍しく見てみた。よくわからないんだけど、これって学校もの?押尾の先生役、結構いいかも。でも、話の展開はありがちだな。

 

「幸福の王子」・・・・・・・・ありえへ〜ん、って事がいっぱいで、わけわからんかった。これから過去を辿るようだけど、渡部篤郎と本木雅弘が、大学生を演じてることにビックリ。見えないよ・・・。菅野美穂を好きなので、もう1回観てみる。

 

「菊次郎とさき」・・・・・・・裏の「愛するために愛されたい」ではなく、こっちを選んだ時点で、自分はオヤジだと思う・・・(-_-;)。昭和の匂いプンプンなドラマで、陣内孝則は、彼らしい役どころ。暇なら見ようかなぁ。

 

「Dr.コトー診療所」・・・面白かった。島の景色がとてもきれい。吉岡秀隆は、持ち前の雰囲気で魅せていた。船の上での手術は助かるとわかっていても、真剣に見てしまった。久しぶりの時任三郎は、かっこいい!どうやって島の人に受け入れられていくのか、見たい。

 

今のところ、1話で脱落決定のドラマはない。我ながら珍しい。上には書かなかったけど

「大奥」も、結構面白い。女同士の火花バチバチで、「ひぇ〜、恐いぃ〜」などと、つぶやき

ながら、どっちが勝つのか楽しんでたり(^_^.)。この夏は、家にいても、なかなか楽しめそう

なのだ。

 

7月5日 特に話題もなく・・・


 北海道から帰って、まだそんなに経ってないのに、すっかり過去に感じるくらい、日常は流れている。おまけに、梅雨の大阪は、暑過ぎる・・・。

 昨晩は、友達と3人で食事。このメンツで会うのは、久しぶりなので、しゃべり続けていた(いや、久しぶりじゃなくても、しゃべり続けてるかも・・)。あれだけしゃべっても、話題が途切れる瞬間がないって、すごい、と、我ながら思った。

 今日は、午後から、ちょっとした調べもので、初めて大阪市立中央図書館へ行った。地下鉄駅から直結していて便利で、きれい。土曜日だったので、結構な人出だった。無料で本が借りられるんだもんね。本屋では置いていない古い本も書庫から出してもらえるし、買うほどじゃないけど見てみたい本もある。ビデオやCDもある。そして、借りた本は、地元の市立図書館でも返せる。人が多く集まることにも、納得。

 

 夜、お風呂あがりに、ふと自分の肩を見てビックリ。皮が剥けている・・・。北海道で皮が剥けるほど焼けるなんて・・・。旅行前に、寒かったらどうしよう、なんて思ってた私って、何だったんだ?

 

6月26日 北海道


 3泊4日で北海道へ行ってきた。旅行前に気温などを見ていると、道東は寒そうと思っていたら、重ね着したのは最後の1日だけ。最初の2日間なんて、ノースリーブを着ていたら肩を日焼けしてしまったほど暑かった。

 レンタカーにはカーナビ装備だったので、ナビ係の私としては、かなり気楽。私が地図で見て、「この道がわかりやすいかな〜。」なんて思っても、カーナビは、近道をポンと出してきて、時間短縮してくれるのだ。すごいね〜。ただ、登録されてる大きな観光地以外は、周辺までしかわからず、突然「目的地に近づきました。案内を終了します。」と言われて、慌ててしまう。で、一応、どこの道を通っているのか、地図で追いかけておかなきゃいけないのよね。

 富良野では、ルピナスやポピーはもちろん、ラベンダーも咲き始めていた。美瑛の丘は、ほんとうに絵になる。有名なファーム富田やセブンスターの木は、観光客だらけで(日本人だけでなくアジア人もたくさん!)、人を入れずに写真を撮るのも大変。でも、マイルドセブンの丘や、いくつかある展望公園は、ほとんど人はおらず、気持ちよかった。

 網走監獄は、展示の人形が日本人離れした顔だけど、リアルで恐くて、しかも建物は本物で、たくさんの人が収監されていたと思うと、写真なんて撮る気にならなかった。北海道の道路の開発には、そこにいた人達の力が大きかったらしく、「ありがたいなぁ」と思う反面、「でも犯罪者なんだよなぁ」とも思い、なんだか複雑。う〜ん・・・。

 知床五湖では、結構張り切って5湖全部歩くぞと思っていたのに、ヒグマの影響で、2湖までしか入れず、残念。ヒグマが普通に野生でいる自然はすごいと思ったけど。知床五湖からの帰り道では、野生のエゾシカやキタキツネも、普通に道路脇に現れ、草を食んでいた。こちらが車から写真を撮っても、知らん顔。慣れっこなんだろうなぁ。

 他にも、いろいろちょこちょこ回ってるので、そのうち、また写真と旅メモでも、UPします。来週には、また仕事に行かなきゃいけないのよね。あ〜、やだやだ・・・。

 

6月10日 NODA MAP「オイル」@近鉄劇場


 ずっと書くのをサボっていたけれど、どうしても舞台の感想を書いておきたくなったので、再開です。この舞台、最初からなんとなく気になっていたものの、チケットを取っていなかった。東京公演が始まって、雑誌に取り上げられた舞台の内容や、ネット上の感想を読んでいるうちに、どうしても行きたくなった。あらすじはわからなかったけど、そこには、戦争や原爆という気になるキーワードがあったから。ネットオークションを毎日覗き、ほぼ定価で良席をゲット。
 あらすじは、うまく書けない。というのも、古代と終戦直後の時間を行ったりきたりで、そのふたつの話がリンクしているから。しかも、現代のイラク攻撃を彷彿とさせる言葉も出てくる。終戦直後、石油を求めて、出雲に進駐軍がやってくる。アメリカ人になりたい元特攻隊のヤマト(藤原竜也)らは、アメリカ人に出雲を売ろうと画策。一方、富士(松たかこ)は、神の預言者のふりをし、人々を扇動し、アメリカにテロを起こそうとする。

「どうして1ヶ月しか経ってないのに、ガムをかめるの?!どうしてコーラを飲めるの?!」

「2個の原爆を落とされたから、飛行機を2機飛ばすのよ。」

「あなたが愛する人を殺されたら復讐する、それが愛でしょう?!」

「あなたのことなのよ!」

最後のシーン、時間は戻り、8月6日。富士の弟・ヤマト(藤原竜也二役)は、富士との電話中に原爆で一瞬のうちに溶けてしまう。富士は言う。

「溶けた人の影が階段に残ったように、私の耳には声が残った。」

「一瞬で10万人の人間が溶けたのに、どうして復讐してはいけないの?!」

泣き叫びながら、富士の姿が消えていった。
 「オイル」には、石油と“老いる”、ふたつの意味があった。古代人は、時間というものを知らず、過去も持たず、老いること、死ぬことも知らない。“今”しか見ていない。それはまるで、私達日本人のこと。戦争のことを忘れ、この先どうなるのかも考えない日本人。

見ているうちに気がついたら、喉元に刃物を突きつけられていた、そんな気分だった。

「たくさんの死体が腐って溶けて、どろどろになって、オイルとなって噴出す」

富士の言うオイルは、復讐心や憎悪だろう。そうして、復讐が復讐を呼ぶ。

「どうして復讐してはいけないの?!」

そう叫び続ける富士は、ほんとうは復讐をしたいわけじゃないと思う。だから、最後に富士は泣きながら、言う。

「神様、天国をあの世に作るなら、この世に作ってほしい。そうすれば、あなたの存在を信じる。本当はあなたに助けてほしい。」と。

10万人の人間が溶けたという現実を、富士は忘れられない。だから苦しむ。苦しくて、悲鳴をあげる。

世界でたったひとつの被爆国であるのに、私たち日本人は、その“一瞬で10万人が溶けた”事実を忘れがちで、アメリカナイズされた楽しい“現在”を享受し、生きている。そうしてふと気がつけば、世界では同じ過ちが繰り返されている。

時間は、過去と繋がっている。決して過去を忘れてはならない。でも時間は、未来にも繋がっているのだ。復讐に囚われて、未来を失ってはいけない。

 

 野田秀樹・作の舞台を生で観たのは、今回が初めて。こんなにストレートな投げかけをする人だと思っていなかった。衣装は、ワダエミ。その時代の雰囲気を残してはいるものの鮮やかな配色。私は、舞台衣装は象徴的なほうがいいと思っているので、時代考証等に拘りはないので、今回の衣装は、とっても好きだった。

短いシーンだけど、映像も頭に残っている。セットの飛行機もね。

役者は、松たかこが、やっぱりよかった。舞台の真ん中にスクッと立つ姿と、強い目が印象的で、最後の叫びは耳から離れないほど。他には、片桐はいり、山口紗弥加が記憶に残った。

 

 NODA MAP、これからも観に行くことになりそう。今までの作品を観なかったことが悔やまれる。戯曲でも読んでみようかな。

 

5月3日 4月期ドラマ談


 さてさて、春の連続ドラマについて、感想。

「ブラックジャックによろしく」・・・今期一押し。主演の妻夫木聡が、泣いてばかりの正義感

の強い研修医という役柄にピッタリ。第1回放送では、

鈴木京香が迫力だったし、杉本哲太も緒方拳も存在感

があった。そして今の第2内科編では、患者のガッツ石

松も、いい芝居。そして北先生(原田芳雄)は手術してく

れるのか?!次回が気になるぅ〜。

 

「ぼくの魔法使い」・・・・・・・・・・・バカバカしくて面白い。ありえなさすぎて笑う。篠原涼子

が必死に何かを思い出そうとすると、外見が古田新太

に変身するなんて!変身後の古田新太が、あの身体で

クネクネするのが、まぁ、なんとも・・・(^_^;)。阿部サダヲ

と大倉孝二も面白い。小田茜の無表情さも、井川遥が

井川遥役なのも、一度はまると面白い。あぁ、とうとう

宮藤官九郎脚本に、はまってしまいました。

 

「笑顔の法則」・・・・・・・・・・・・・・良くも悪くもない、といった感じ。竹内結子はかわいいから、暇なら見る。それにしても、柴田理恵や高橋克実が、もったいない気がするなぁ。せっかく面白いキャラなのにねぇ。余談ですが、高橋克実って、陣内孝則より若いんだよね。見えない・・・。

 

「顔」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・友達の勧めで、先週初めて見たら面白かった。1回しか見てないので、感想は控えます。これからも見てみる。

 

「きみはペット」・・・・・・・・・・・・・・テンポがいいので、なんとなく見てしまっているけど、見

られなくても別に構わない。感想もない。残るものもない。

 

「ホットマン」・・・・・・・・・・・・・・・・なんとなくありがちな設定で、ドラマの筋はどうってことないと思いつつも、在宅の夜、ついチャンネルを合わせてしまうのは、全て七海ちゃんの可愛さのせい。めちゃくちゃ可愛い!

 

「あなたの人生お運びします」・・第1回を何気なく見ていたら、驚いた。ロケ地が、うち

のすぐ近所!親近感が沸いてしまった。ただ、ほんとは

全く近くない場所を、すぐ近くのように描いているのは気

にいらないけどね。古い話(70年代?)らしく、ファッショ

ンがレトロで面白い。

 

・・・とまぁ、今のところ、こんなもん。4月は外出が多くて、第1回を見逃すと、ズルズル

1回も見ていないドラマがある。月9を全く見ていないのも、珍しい。まだ追いつけるかなぁ・・・。

 

4月29日 「ROCK曽根崎心中」

 

初めて、国立文楽劇場へ行った。少し前の夕刊で、この公演に関する宇崎竜童のインタビュー記事を読んで、興味を持ち、チケットをとった。宇崎竜童率いる新・竜童組のロックと、文楽のコラボレーション。他の出演は、尾崎亜美と力也。客層は、着物を着た老婦人から、不思議な格好をした男性まで、老若男女いろいろ。劇場は、お正月に歌舞伎を観た松竹座より広い。

公演が始まる前に、文楽人形の説明があった。女の人形には足がなく、着物の裾の綿を動かすことで、歩いたり座ったりを表現していたのが、おもしろかった。また、1体の人形に3人もの人が関わっていることや、人間の2/3の大きさがあることにも驚いた。

公演は、和太鼓の演奏で始まる。暗くなると瞼が重くなる私には、最初のあたりこそつらかったものの、徳兵衛が騙されたとわかる頃には、人形の動きに興味津々。全く後ろで動かしている人間が気にならない。見事に人間の動きをし、人形には表情はないのに、感情を表現している。2幕目では、好きな人と死のうとするお初に気持ちが入ってしまう。最後の心中場面は、悲しく、美しく、スポットのあたった二人の上に桜の花びらが降ってくるところが印象的だった。

音楽もよかったんだけど、とっても欲を言えば、力也の歌詞が聞き取りづらかったことと、宇崎竜童の語りが今ひとつだったこと。尾崎亜美の「徳さま」と言う声は、かわいくて、お初のイメージにピッタリだった。

ロック音楽だったことで、自然に舞台に入れたのかもしれない。普通の文楽公演を見たことがないので、わからないけれど。なかなか面白い舞台でした。

 

4月2日 もろもろ

 

やったー!終わったー!3月の決算も月曜で終わって、今、解放された気分なのです。3月後半は、PCと数字とにらめっこばかりしていた気がする。夕飯もなかなか家で作れず、会社でお菓子をポリポリ食べる日々。でももう終わったので、ちょっとノンビリ。

相変わらず、ニュースではイラク戦争。遠い国だけれど、確実に人が殺されている。毎日そんなニュースを見ていたら、ものすごく「The Winds of God」を、もう一度見たくなった。自分の国の指導者が正しいとか正しくないとか、そんなことよりも、人間が自分の生まれ育った国や家族を守ろうとするのは当たり前の感情じゃないのかなぁ・・・。Windsのアニキもキンタも寺川中尉も松嶋少尉も山本少尉も、みんな平和な時代に生まれ変わると信じてたのに、今の世界を見たら、どう思うんだろう・・・。やっぱり、もう一度、Windsが観たい。

香港の俳優レスリー・チャンが自殺した。このサイトの「お勧めの部屋」でも書いているとおり、私は「男たちの挽歌」シリーズが大好きなので、このニュースは、かなりの衝撃だった。レスリーが46歳にもなっていたのも、かなりの衝撃だったけど(だって童顔なんだもん。)。少し前には、古尾谷雅人が自殺。こちらもかなりショック。残された者にとって、どんな死も悲しいには違いないけど、きっと自殺は特につらい。がんばらなくていいから、逃げてもいいから、何もしなくてもいいから、ただ生きていてほしいよ。自殺はイヤだよ。

 

3月23日 「マークスの山」&冬ドラマ最終回

 

高村薫の「マークスの山」を、読み終わった。ずーっと以前に、映画化されたものをビデオで観たことがあったが、その内容が全く印象に残っていない。あらすじを一生懸命思い出しても、雪山で萩原雅人が雪を被っているアップのシーンと、なんとなく学生運動が出てきたような・・・くらいの記憶しかない。今回、文庫化された小説を読んで、こんな話だったんだ・・と、初めて知った。後半は特に面白くて、一気に読んだ。水沢は狂気な殺人犯だけど、ずっと暗い山に心を支配されていて、幸せな時間が余りにも少なく、憎みきれなくなってしまった。最後の冬山で、水沢のポケットに残っていたメモが、せつなかった。合田刑事も人間的でいいなと思っていたら、読み終わった後に、映画では中井喜一が演じたということを知った。思い描いていたイメージと違うので、映画を覚えてなくてよかったと思う。

 

 連続ドラマが、いっせいに最終回を迎えた。ここらで、また感想を・・・。

 

「いつもふたりで」・・・・・・・・松たかこの役が、小説家になるのを挫折したあたりから、弱い部分を見せ始めて、結構面白くなった。ハチのことが好きだと気付いてから、かわいくなった。最終回も筋は読めていたものの、黒沢年雄演ずる小説家がよかった。「未来は輝いている」って、あの年になっても言ってみたい。柏原崇の代役・葛山信吾もなかなか。「しあわせのシッポ」に続き、坂口憲二は、ドラマの中で、幼馴染との恋に気付く役。ちょっと飽きてきたぞ。

 

「お義母さんといっしょ」・・・あんまり面白くないと言いながら、とびとびで見ていた。トータス演ずる夫が事故死した回を見てなかったので、その次の回を見た時は、びっくりした。唐突に写真立てに飾られちゃってるんだもん。やっぱり最後まで、あんまりどうってことないドラマだったなぁ・・・。

 

「僕の生きる道」・・・・・・・・・私の今期イチ押し。合唱を始めたあたりから、ちょっとクサすぎか?とも思ったが、草gくんと矢田亜希子の芝居が淡々としていたので、許せてしまった。今を大切に生きるという、ストレートなテーマが、よかったなぁ。最終回で、中村先生が帰ったら蛍光灯を変えるって言ってたのに、帰れなかった時のみどり先生の気持ちは、私にはわかりすぎて、ちょっと痛かったけど。最後に、吉田くんが教師になって母校に戻り、先生に聞いた「読めなかった本の話」をするのは、遺志が受け継がれていて、うれしかった。(ちょっと吉田くんの顔が教師にしては幼すぎ・・・仕方ないか。)このドラマは、死ではなく、生を見つめるドラマだから、死んだ後に泣くシーンだとかが、全くなかったのがよかった。私も、やりたい事を先延ばしにするのはやめよう。

 

「美女か野獣」・・・・・・・・・・ほぼ毎回、見てしまった。福山雅治の小さい口が好きじゃなかったんだけど、このドラマでは気にならなかったな(^_^.)
毎回、誰かひとり取り上げられてて飽きなかったし、テンポよかったし、面白かったです。それにしても、松嶋菜々子の父親役の竜雷太(今さらながら、スゴイ名前や・・・)、ゴリさんの頃は“いい人”だったのに、最近ドラマで見るたびに、いつも悪人。いや、今回は最後にいいお父さんだったけど。ドラマに竜雷太が出ると、「何かある」と思ってしまう。イメージって恐い。

 

GOOD LUCK!!」・・・・見たよ、毎回。だって日曜夜は、在宅率高いんだもん。ま、毎

回事件が起きて、それを解決するっていう、一話完結型で楽に

見れた。そのかわり、前回、どんな事件だったか、あんまり覚え

てないけど。後半、キムタクが怪我をして挫折しかかり、「お!やっとキムタクもこういう役が!」と思ったら、唐突に医者が「手術してみますか?」。・・・手術の道があるなら、最初から言えよっ!100%あかんみたいに言うたやん!で、手術となり絶対治るんだろうと思ったら、かなり萎えた。まるで少女漫画。今のキムタクで、「あすなろ白書」の片思いの取手君とか、「松葉杖のラガーマン」のような役で見たいな〜。

 

のんきな事を書いているけど、テレビでは毎日戦争のニュースが流れている。映像で見る戦争には、そこで人が死んでるという事は事実なのに、実感が感じられない。他人事のように、ごはんを食べて、テレビを見て、相撲の優勝パレードなどもやっていたりする。「The Winds Of God」の海外公演をやった米英が、戦争を始めたのを見て、とっても複雑な気持ち。一般民衆は反戦デモで盛り上がっていても、ほんの一握りの政策をたてる人間の考えで、戦争が始まる。そして、その人間達は、決して戦線には出ず、死の恐怖に怯えることもない。とっても恐い。

 

3月16日 冬眠中・・・

 

1ヶ月も書くことを休んでしまった。寒さのせいか、それとも風邪をひいたせいか、バイオリズムがとっても下がってる気がする。いろんなことが面倒で、仕事をするのもいやだし、週末になると頭痛がしたりと、出不精になる。買い物に出てみると、母と似た後姿の女性が目につく。なんだか全てがマイナス志向。
 私は、元々、ポジティブシンキングで、今までは悲しいことや何があっても、その後に楽しい瞬間があれば、「これでよかったんだ。」と思うことができた。そんな私が初めて、どうしても納得することができないのが、母との別れだ。今でも納得ができない。人はいつか死ぬ、それは頭ではわかっていても、心ではわかることができない。「モーツァルト!」の中で、ヴォルフガングが「運命に従うほかないのか」と歌い、もがいていた。私は運命に負けた、そう思わなければならないことがくやしくてたまらない。
 きっと寒さのせいだと思う。暖かくなったら、もうちょっとプラス志向な私に戻れると思う。観劇の予定もないから、別世界にトリップできないのも、よくない。しばらくは、冬眠中のように、おとなしくしていよう。

 

2月15日 「シェエラザード」

 

浅田次郎の小説「シェエラザード」を読み終えた。戦中に台湾沖で沈んだ弥勒丸と、その引揚げ話を持ち込まれた者達。豪華客船・弥勒丸は、軍に徴用され、捕虜への救援物資を南方へ届けた後、米軍の魚雷により、二千人の民間人を乗せたまま沈没する。美しい弥勒丸と、その船を愛し共に沈んだ乗組員たち、恋人を船に乗せてしまったことを悔い続ける土屋老人、そして正木中尉。クライマックスの「よォそろォー」に泣けた。数で括ってしまえば、“2000”というただの数字、でもそこには2000の生死があり、2000もの人生があった。歴史を数字だけで捉えちゃいけない。過去を忘れちゃいけないと、改めて思う。

これは、実際に第二次大戦中に沈んだ阿波丸事件をモデルにしているらしい。他にも、戦時中には、たくさんの民間船が徴用され、そしてそのほとんどが沈没したという。たった一隻残ったのが、病院船になっていた氷川丸。先週、横浜に行った時に、見学してきた。小説を読んでいる最中だったので、展示の写真を見ても、とてもリアルに感じた。これまでは、ただ横浜港に係留されている古い船くらいにしか知らなかった(←無知?)けど、そこにも歴史があったんだなぁ。
 小説のテーマ曲のように、弥勒丸船内で流れる交響組曲『シェエラザード』。知らない曲だけど、とっても聞きたくなってしまった。CD探しに行こうかな。

 

2月12日 「黄泉がえり」

 

 今日は映画館がレディースデーで1000円だったので、「黄泉がえり」を観た。この映画、評判がよくて、主題歌もヒット中。以前、本屋で原作を見かけ、手にとりかけたものの、結局、買わなかったんだけど、映画を観る前に、読まなくてよかったと思う。映画を観ても、科学的な裏づけもわからないし、辻褄の合わないとこもいっぱいあるんだけど、先を知らないから、どっぷり映画の中の感情に浸って、ボロボロ泣いてしまった。そりゃあもう、化粧が剥げそうなほど・・・(^_^;)。でももしかしたら、誰か身近な人を亡くした経験のない人とは、違う気持ちで観ていたのかもしれない。
 たとえば、映画の中のように、「死んだ人が蘇る」現象がどこかで起こっている事を私が耳にしたら、間違いなく私は母の遺骨を抱き、仕事も全て放り出して、いくらお金がかかったって、その場所へ飛んで行くに違いない。それが、たとえ、たった数週間であろうと数時間であろうと、母が蘇るなら、私はそうする。そして映画のように、”黄泉がえり”である母と、一瞬でも心を通じあわせ、そうすれば、また母が消えてしまった後も、心穏やかに過ごせるだろう。

この映画は、ファンタジーだ。映画は、観ている間だけでも、夢を見させてくれる。目を明けて見る夢。時には、そんな夢を求めて、人は映画館の暗闇へ行くのかもしれない。

 

2月9日 「亜門版ファンタスティックス」

 

 週末に、横浜の友達のところへ行ってきた。そもそもの目的は、井上芳雄くんの出演するミュージカル「亜門版ファンタスティックス」の観劇。この舞台、大阪での公演がなく、いちばん近いのが栗東公演。ちょいとめんどくさいなぁと思っていたので、友達のとこへ遊びに行くのを兼ねて、東京で観ることに。
 世田谷パブリックシアターはこじんまりとしていて、舞台と客席がすごく近い。舞台の上には、ひし形の傾斜舞台があり、そこで役者が芝居をする。セットは何もない。普通のどこにでもあるような設定なので、衣装も普通、曲も歌い上げるような大ナンバーはなく、口ずさむような軽い感じの歌。オフブロードウェイの傑作というだけあって、大きな感動があるわけじゃないけど、ほのぼのとした良品といった感。何もない空間なのに場面を想像させる等、何年もロングランしてきただけあって、無駄な部分のない、よくできた舞台だと思った。
 同じミュージカルでも、「モーツァルト!」とは、全く違うものに思える。「モーツァルト!」は話もドラマティックで、セリフより激しく感情を吐露するようなソロ曲が多く、登場人物はみな苦悩していてウェットな感じだけど、「ファンタ・・・」は全体的にカラッとしている。ヨーロッパ産とアメリカ産のミュージカルの違いってことかな?「ファンタ・・・」も面白かったんだけど、「モーツァルト!」のように何度も見ずにおれないことはない。私が、ウェットなもののほうが好きってことかも。

 

2月6日 おぉ、忙しい

 

 またもや、しばらく日記をサボっておりました。1月後半は何かと忙しかったのさ。お世話になった先輩が会社を去られるので、送別会の幹事として、プレゼントする卒業アルバム(?)の為の写真撮影を仕事の合間にチョロチョロ。いろんな人に写真を撮らせてもらいに社内を回るんだけど、席を外されていたりで、なかなかできあがらず。コメントを書き込んでもらうのもギリギリで、結構ヒヤヒヤものだった。でも喜んでもらえたようで、満足。手がかかって、ちょっと面倒ではあるけれど、自分だったらこうしてほしいな、と思うことだったので、やってよかった。

 3月までに休暇を1回取らなくちゃいけないので、急遽、2/5から一週間にした。これがまた忙しい。2月中に検診も行かなくちゃいけなくて、その日は休めるんだけど、さすがに休んでばっかりはマズイから、休暇中に済まそうと5日に予約。ところが、4日に終えるはずの仕事が、システムがダウンして一日中使えなくて、5日の検診後に出社するはめに・・・。バリウム飲んでるから、つらいっちゅうねん。(下剤の効果でトイレに通わなくちゃいけないのよ・・・)。せっかくの休みに、ただ働きしちまったぜ。ちっ!

 

1月23日 1月期ドラマ談


 と〜っても久しぶりに連続ドラマについて、感想など書いてみよ。

「いつもふたりで」・・・・・・・・月9。松たかこの役が、坂口憲二をアゴで使ってて、かわい

くない。ていうか、顔がかわいくなかったら絶対怒られるで、

って感じ。よって感情移入できず。小説家になりたいと言って

るわりには、必死に書いてるシーンもなし。これで小説家にな

ったら、怒るで、しかし(←横山やすし風に)。キレイだから目の

保養と思っていた柏原崇も病期の為、降板。スマスマまでの

繋ぎって感じ。

 

「お義母さんといっしょ」・・・あんまり面白くない。水前寺清子の芝居が好きじゃない。

嫁姑がギャンギャン言い争い、うるさいのなんの。ホームドラ

マかと思うんだけど、ほんわかムードを感じられない。本筋とは全く関係のない、弟の小栗旬のビデオ屋のお姉ちゃんへの片思い話のほうが、なんとなく面白そうなくらい。

 

「僕の生きる道」・・・・・・・・・私の今期イチ押し。余命1年を告げられた事勿れ主義の生物教師に、SMAP草gくん。その教師が残り少ない日々をポジティブに生きようとする。草gくんの淡々とした芝居が、よけいに泣かせる。今週放送分では、主人公がビデオ日記を撮り始めていたので、それを最終回に、死後のシーンで「ニューシネマパラダイス」のラストのように使われたら、かなり泣くだろうなぁと、勝手に演出まで考えてしまった。これからも楽しみ。

 

「美女か野獣」・・・・・・・・・・第1回は適度な緊張感とスピードがあって、面白かった。でも2回目からは、ちょっとどうでもよくなりつつ・・・。福山雅治は元々好きじゃないし(顔が)、松嶋奈々子は最近、どの役も同じように見えてしまうし。脇の八嶋智人や志賀廣太郎はいい味、児玉清は操り人形のようなキャスター役がいい感じ。一応まだ見続けてるけど、う〜ん、まぁ見るかなぁ。

 

「高校教師」・・・・・・・・・・・・今のところ、第1回しか見てないんだけど、前回の「高校教師」のような、儚さとか、せつなさのような印象はない。今時の普通の女子高生と、クールな教師という組合せに食指が動かない。野島脚本なので、これからいろいろ事件が起こるのか?前回の、“黒板に映る影でのキス”みたいな名シーンは、これからあるのかな?そして京本正樹は、またもや女子高生相手にビデオを撮ったりするのかな?

 

GOOD LUCK!!」・・・・これは面白いんでしょうか??どーせ成長物語やるなら、キムタクの役が、最初もっとドンくさかったらいいのに・・・。命を預かるパイロット役なので限界はあるだろうが、あまりに普通に見えすぎて、今後の成長を楽しみに思えない。いや、普通というか、結構かっこいい役だったりする。もうキムタクのかっこいい役は、食傷気味です。飽きた。いかりや長介や堤真一の芝居は楽しみだけど、あの役じゃなぁ・・・。どう使ってくれるのか。

 

寒い冬の夜は、お家でポカポカしながらドラマを見たいのに、最近、響くものがすご〜

く少ないです。1年後でも、記憶に残ってそうなドラマがないのよね。BGMみたいにTV

がついてるだけ。幼い頃からTVっ子・・・ていうかドラマっ子だった私にとっては、つまら

ないよー。

 

1月14日 「レ・ミゼラブル」配役発表です


 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」のキャストの発表があった。少し前から噂に聞いてたように、エルカンパニーの常連役者さんの清水拓蔵さんの名前が、アンサンブルにあった。過去のレミゼは観たことないものの、「モーツァルト!」でミュージカルにも俄然、興味が沸いてきたので、これは観ようと思ってただけに、清水さんが出るなら楽しみも増えるというもの。しか〜し、問題が・・・。まず、今のところ、大阪公演の予定が決まってない。なら、東京の帝劇まで行ってやろうじゃないか、と思ったが、アンサンブルも毎日出演するわけじゃないらしい。さて、アンサンブルの日程まで、東宝さんはチケット発売前に出してくれるのでしょうか?かな〜り不安だ・・・。

他に楽しみといえば、四季のライオンキングのシンバ役だった坂元健児さん。あのシンバで、私はライオンキングにハマり、月日をおいて観に行くたびに、シンバ役の人が変わっていき、それに伴い私の中でのライオンキングの評価も下がっていった。3回目に観た時のシンバ役(あえて名前は出さないが)の歌なんて、悲しいくらい音程が不安定だった。坂元さんのシンバは、歌もよかったし、躍動感あふれて好きだったなぁ。ただ、レミゼでの役はちょっと感じが違いそうなので、どうかな?この役は、吉野圭吾さんとWキャスト。観るのは、どちらでもいいな〜。どちらも楽しみ。
 まだ東京まで観に行くと決めたわけじゃなかったんだけど・・・うん、でも・・・たぶん、行く・・・かな・・・(^_^;)

 

1月10日 THE TAP SHOW 「Shoes On ! 4」です


 6日から会社が始まったが、今週の長いこと、長いこと・・・。お正月休みのように、しばらくダラダラ過ごしたいな〜と思う私は、はい、怠け者です。

今日は仕事帰りに、友達に誘われて「Shoes On!4」を観に近鉄劇場へ。タップのことはよくわからないけど、川平慈英さんが出るので、ちょっと楽しみだった。慈英さんは、98年のエルカンパニー公演「SUPPINぶるうす」で今井さんと競演していて、この劇場の地下にある近鉄小劇場へ4〜5回観に行った。SUPPINの慈英さんは気弱なカワイイ役で、結構好きだった。で、今日のショー、タップのショーって退屈しないのかなと思ったけど、ぜんぜんそんなことはなく、楽しかったのです。小芝居やコントみたいのもあるし、ミュージカルの一場面のようなのもあるし、何よりも出演者が楽しそうなのがいい。慈英さんの歌を聞いて、ミュージカル(「オケピ」とかじゃなく、いかにもミュージカルぽいの)で観たい!と強く思ってしまいました。すごく素敵な歌だった。友達が出演者の方の知り合いだったので、終演後に楽屋見舞いに行ったのだけど、楽屋口ってあんなもんなのかねぇ。確認もなく紙に名前を書くだけで入れてしまった(この公演だけだろうなぁ)。大阪では一日だけの公演のせいか、楽屋は人だかり。帰りがけに、廊下で慈英さんを見つけて、密かに喜ぶ私でした。

 

1月2日 あけおめ〜晦日です


 パタパタとしている間に、年が明けてしまいました。元旦は、白味噌のお雑煮を食べて、大晦日に届いたおせちをひゃあひゃあ言いながら開けて喜んでつついたり、甥っ子お手製の双六につきあったりしている間に、日は暮れていったのでした。

 で、今日は歌舞伎を観に、友と松竹座へ。歌舞伎を観るのは何年ぶりだろう。今回はデパートのカード会員価格で買ったので、割安で1万円也。劇場へ入って、ロビーで、お弁当と番付を買うと、ちょっと気分が盛り上がってきた。今日の出し物は全部知らないものばかりだから、番付がないと内容がよくわからない。席は、1F花道のすぐ横。劇場の中は狭いので、どこの席からでも、よく見えそうだ。時間がなくて、番付を読まないうちに幕が開いてしまった。

最初は踊り。片岡孝太郎さんが、はんなりした感じで、とってもきれい。お正月らしい華やかな舞いだった。次の演目は「将軍江戸を去る」。十五代将軍慶喜が江戸を去っていくまでを描く。幕間に番付で予習(笑)したものの、第二場の山岡が慶喜に、真の勤皇の意味を説く長せりふでは、つい眠気が襲ってくる・・・。第三場の千住の大橋では復活して、ぱっちり目を開けて、慶喜を見送らせてもらいました(^_^.)。ここで、30分の幕間。早速、お弁当を食べる。お茶付千円。お赤飯も入ってるし、おかずも全部食べれて、結構満足なものでした。後半はまず、中村魁春さんの襲名披露の口上。中村鴈治郎、片岡仁左衛門、片岡秀太郎等、有名どころが並ぶ。今日は初日だからか、あちこちから大向こうが。皆さん、屋号をよく知ってらっしゃる。(もしや、歌舞伎を観にくる人には常識・・・?)最後の演目は、「二人夕霧」。仁左衛門さんも出るし、鴈治郎さんの女形も見れるし(ほんとにきれいなのよね〜)、最初は楽しく観てたんだけど、やはり中盤になると、眠気が・・・(-_-)zzz。必死に耐えてるうちに、花道を多勢ドカドカと通ってくれたので、目が覚めました。そして、幕。歌舞伎は、普通の舞台と違ってカーテンコールがないので、終わり方が少し寂しいのよね。
 今日の歌舞伎の教訓。演目は知ってるもの、もしくは、けれんのあるものにするべし。


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