パンフレット変遷 
 

初日のパンフには舞台写真が載っていないのは当然ながら、
数ヶ月にわたる公演の間には、キャストが変わることもあり、
インタビューが増えたりと、パンフの内容も変わっていきます。
「モーツァルト!」オタクの私は、観劇の際に、バージョンが変わるごとに買っていました。
どこが違うのか、ちょっと整理を・・・








日生劇場版




記念すべき開幕時バージョン。
アンサンブルさんは、まだ扮装写真はなく、黒いTシャツ姿。
アンサンブルさんのQ&Aがあるのは、この日生版のみ。
扇田昭彦さんの寄稿も、この日生版だけ若干内容が違う。
(『自身と分身2人が活躍する「モーツァルト!」の魅力』)
井上芳雄・中川晃教Wヴォルフの2002/9/14の対談は、
素のふたりがまだ少年ぽくて、とってもかわいい。
稽古場写真がたくさん。

シアター・ドラマシティ版




アンサンブルさんの写真が扮装写真に代わる。
扇田さんの寄稿は、日生版を観劇して、内容が少し変わる。
(『2人の主役と2人の分身が演じる「モーツァルト!の面白さ』」
対談が、『Wモーツァルト語る〜vol.2〜』に代わる。
稽古場写真(白黒2Pのみ残る)が日生の舞台写真に代わる。

帝国劇場版
第1版




プリンシパルのQ&Aの内容が変わる。
(西田コンスのみ、帝劇からの登板の為、最初のQ&A)
Wモーツァルト語る〜vol.3〜』に代わる。
舞台写真に加え、西田コンスとの稽古場写真(2P)が加わる。
松コンスの舞台写真は、かなり減る。

帝国劇場版
第2版




帝劇公演の舞台写真に全て差し替えられる。
(『僕はウィーンに残る』での、中川ヴォルフのものすごく面白い顔の写真あり。いったい誰があの写真を選んだのか・・・)








梅田芸術劇場版




再演の稽古場写真がたくさん。素顔満載で、Wヴォルフが初演の稽古場写真と比べると、ずっと大人っぽくなっている。アルコ伯爵の花王さんの白髪も、ぐっと増えている。3年の月日を感じる。
初日直前にアマデ役の大阪での出演予定が変更になり、渚ちゃんのプロフィールページは別紙。(初日には印刷が間に合わず、後日の観劇時にもらいました。)

帝国劇場版




シルヴェスター・リーヴァイ&小池修一郎対談の
『再演の幕が開いて』と、
『Wヴォルフガング語る〜初日を迎えて〜』が加わる。
稽古場写真に代わり、2005年の舞台写真が入る。
扇田さんと小池さんのページに添えられた舞台写真が、2005年のものに差し替えられる。(井上ヴォルフの髪型が2002年と2005年で違うので、見分けるのは簡単。)

中日劇場版




Wヴォルフガング語る』(Part2)に変わる。
舞台写真が、7〜8月帝劇のものになる。
中日から出演の一路男爵夫人と大塚コンスの舞台写真はない。久世・香寿両男爵夫人と、西田・木村両コンスの写真のみ。複数キャストの衣装の違いを見るのも面白い。

博多座版




Wヴォルフガング語る』(Part3)に変わる。
舞台写真に、中日から登板の一路男爵夫人と大塚コンスの写真が加わる。
『2005年、あなたのワンエピソードを』で、出演者全員のコメントあり。




帝国劇場




3演目となる再々演。続投組の扮装写真は変わらず。『W ヴォルフガング、語る』は、扇田昭彦さんを迎えて。その上部に掲載されている初演のオフショットや稽古場写真は、初演パンフに載っていた懐かしい写真。今回の稽古場写真と比べると、ふたりとも、ずいぶん幼い。『こんなときに、モーツァルトを』で、出演者全員のコメントあり。過去の上演記録写真では、帝劇版パンフから使われているからか、コンスは西田さんが、ほとんど。