つれづれ日記 '00.11〜12月

 

12月31日(日)今年も大詰め


 ただいま夜の11時過ぎ。あと1時間弱で21世紀です。100年に1度のタイミングに巡り合わせたというのに、あまり実感もない。21世紀になったからといって、何が変わるわけでもないので、当たり前か・・・。でも、「21世紀の幕開け」 という言葉を聞くと、これから全てが始まるって感じで、ちょっとワクワクする。なんだか自分にも、とってもいい事がスタートするような気がする。20世紀の自分も楽しかったんだけど、また違う自分に会えそうな気がする。そんなふうに考えると、しんどいことがあっても、笑顔でがんばれそう。
 今年はカウントダウンイベントにも行かなかったので、家で迎える新しい年。どうか、いい一年でありますように・・・。

 

12月29日(金)近所をチョロチョロ


今日、近所の郵便局へ行った。で、子供の頃に毎日のように通学や遊びに使った道を、久しぶりに歩いた。小学校は、表から見た感じでは、あまり変わっていなくて、うれしかった。その先の、文房具屋さん、酒屋さん、パン屋さんなど、見覚えのある店が今も残っている。パン屋さんは全く変わっていなくてタイムスリップしたみたい。道は、あんなに狭かったのかなぁ?小学生の目線だから、広く感じていたのかな。あの頃の世界は本当に狭くて、家と学校と公園と友達の家の周りが、日常の全てだった。クラスが変わって新しい友達ができると、その友達の家までの道とその周りが自分の世界に増えた。隣の小学校の校区に行くことさえ、ドキドキした。そうやって少しずつ広がった自分の世界が、いつのまにか今じゃ電車や飛行機で、どんどん遠くへ行けてしまう。新しいものを見ようと海外まで行く。でも、たまには今日みたいに、家の近所をブラブラするのも、いいな。なつかしいような、それでいてちょっと新鮮な感じがした。子供の頃の自分の世界を思い出した。

 

12月27日(水)いつものランチ


お昼ご飯は、会社のあるビルから外に出ることが多い。しょっちゅう行ってるお店は、780円でおいしい和風ランチが食べられる。肉料理か魚料理を選ぶのだけれど、両方おいしいので迷う。今日はかれいのから揚げ。いつものお味噌汁の代わりに、今日は粕汁だった。少し甘い味が、すごく好き。今日が今年最後の営業だったので、帰り際に、お店のおじさんと「よいお年を。」と言葉を交わして、「年末なんだなぁ〜。」と実感。私の仕事も明日が今年の最後。

 

12月25日(月)メリークリスマス!


またしばらく日記を書くのをサボっていた。私のクリスマスは、気持ちも財布もコンボイディナーショーで終わっていたので、気がつけばクリスマスって感じだった。クリスマスらしいといえば、23日土曜日の夜の阪急電車。神戸ルミナリエ帰りのラブラブカップルでいっぱいだった。混雑した電車の中でジッと見つめあうカップルは、クリスマス以外には、あまり見られない。途中の乗り換え駅ではカップルが、まるでフォークダンスのように2列縦隊で歩いていた。自分達はラブラブなので気づかないけど、冷静に見ていると、ちょっと笑えた。しかし冷静に見れる立場の自分が、ちと悲しかったりもするんだよねぇ。来年はルミナリエ帰りのフォークダンス列に参入できるよう、がんばってみっかー。

 

12月19日(火)コンボイナイト!


 ザ・コンボイのディナーショーに行ってきた。相変わらず、コンボイのお兄さんたちは、とってもかっこよかった。コンボイショーの舞台とはまた違って、ダンスや歌で会場を巻き込んで、楽しませてくれる。お気に入りは石坂勇さん(サムさん)なので、私の目はずっとサムさんを追ってた。サムさんがダンスを踊ってる時の笑顔は、本当にダンスを好きな気持ちが溢れている。それにしてもサムさんがすぐそばに来た時には、あまりのかっこよさに倒れそうになりました・・・。素敵すぎる・・・。
しかし、ホテルニューオータニ、確かにディナーはおいしいです。おみやげも嬉しいです。でも高いよ〜(泣)。ふところが寒くなってしまいました・・・。

 

12月16日(土)クリスマスアレンジ


今日は、フラワーアレンジのレッスン。レッスンとはいえ、友達が先生なので、気楽なもんだ(それでいいのか?)。クリスマスのアレンジは、もみ、杉、ヒバに、松笠やくるみを使ってのシックなもの。ドライだから水の心配もないし、存在感もあり、すごく気に入った。居間の床に置くと、部屋が一気にクリスマスムードになった。あと1週間でクリスマスなんだなぁ。

 

12月15日(金)忠臣蔵


そういえば、昨日は忠臣蔵の討ち入りの日だった。私は日本史が好きなので、史実の時代劇は、わりと好きなのだ。ただし大河ドラマは、1年間と長いので苦手・・・。で、忠臣蔵。以前、年末2夜連続時代劇ってのをTVでやってた時期があった。主演は里見幸太郎。確かその第1回が、忠臣蔵。演出が泣かせに徹していて、主題歌は堀内孝雄だった。この番組に限らず、忠臣蔵はいろんな人間ドラマが含まれていて好きなのだ。松の廊下からクライマックスの討ち入りまで、名場面がたくさんある。亡き殿の無念をはらす為に家族と別れ命を賭けて討ち入る義士の気持ちは、正直に言うと理解するに至らないけれど、とにかく好きなのさ。・・・しかし、忠臣蔵を好きだなんて、とっても自分が日本人なことを自覚してしまったよ・・・。

 

12月14日(木)会社のパーティー


会社の営業部門のパーティーへ、お邪魔してきた。知らない人がほとんどなので、人見知りの私は、どうしようかな〜と思っていたけど、チーム対抗ゲーム大会があったりで、結構楽しかった。自分が営業部にいた頃の宴会も、そういえばこんな感じだったなぁと思いだした。部対抗演芸大会で着ぐるみを着て一緒に踊らされた時は、仕事中に会議室で踊りの練習をしていたなんてこともあった。こういうパーティーに顔を出すのも久々に楽しいな〜と思った一夜でした。

 

12月13日(水)鹿児島は、気温も人も暖かかった


先週の金曜日から月曜日まで、鹿児島へ旅行に行ってきた。東京の友達と、鹿児島の友達夫婦にいろいろ連れてってもらった。地元の人がいると、おいしいものも的確。お気に入りは、地鶏の炭火焼。これ、ほんとにおいしい。やめられまへん。で、パックのを買ってきて、今日食べたら、やっぱりなかなかおいしかった。

今回の旅の一番の目的は、知覧の特攻平和会館。ずいぶん前に行ったことはあるけど、「The Winds of God」を見てから、もう一度行きたかった。感じかたは、見る前とでは大きく違った。遺書の数々は、まさに生きていた人間の言葉として胸に迫った。たった55年前の事なのに、別の時代のことのように捉えてしまいがちだけれど、「昔の人は大変だったね。かわいそうだね。」なんて言葉では済ませられない。特攻隊員達も、同じように生きていた人間だから。

鹿児島旅行の間、旅日記も書くつもりでメモを取っていた。桜島に開聞岳、砂蒸し温泉と行ったとこも満載、おいしかったものも満載なので、メモを見るだけでも楽しい。さて、旅日記には、いつ仕上がることやら・・・。

 

12月3日(日)「週間えみぃSHOW」


 芸能レポーターが出演してネタを暴露する、関西ローカル番組。結構、イニシャルトークで芸能ネタがガンガン出てくる(真偽のほどは定かではないが・・・)。今日も女優M・Nが鼻を整形してるとか不倫していたとか言われていた。不倫は、その時の状況や立場、心情がわからんからなんとも言えないが、整形は「別にいいやん」と思った。それで綺麗になるんだし、仕事に役立つなら構わないと思う。「親にもらった顔を」と言う人もいるかもしれないけど、親も女優として売れるほうが喜んでるって。ぜ〜んぶのパーツを変えて誰かわからなくなるのは、ちと恐いけど。それにしても「テレビ日記」をやめたのに、テレビのことを書いてる私ってアホ・・・。

近所のスーパーが最近オープンして大安売りしてるので昨日のぞいた。そしたら、バラが10本380円という破格の値段だったので、つい買ってしまった。水切りしたら、きちんと水が上がってシャンとしている。部屋に花があるのは、やっぱりいいね。

 

12月1日(金)週末は「探偵ナイトスクープ」


仕事がいそがしくて、あまりTVを見ない1週間だった。見れるTVはといえば、深夜番組。でも興味のある番組が少ない。そんな中で唯一、ずーっと見てるのが「探偵ナイトスクープ」。今日の沖縄のおばあさんは、すごかった。85歳で走る走る。かなり特別なおばあさんだろう。しかし逆に言えば、走ることができないのが当たり前と思われる年に、自分もいつかはなってしまうんだよね。こうなりゃ、あの沖縄のおばあさん目指して、来年からは少し走ろう(・・・と今は思っている)。この番組も長いが、名作が最近生まれない。ネタギレかな?「アホバカ分布図」や「爆発卵」「パラダイス」などなど、おもしろかったなぁ。

 

11月25日(土)「午前三時のルースター」・・・なんのこっちゃ。


なんだかよくわからないうちに終わったドラマ。慎一郎(生田斗真)の誘拐は、祖父(津川雅彦)の狂言に端を発してたのはわかったけど、マフィアの抗争は関係なかったの?じゃ、なんでバイク屋さんは殺されたんだ?撃たれそうになったところで味方が助けてくれるのも予想できるからハラハラもなかった。「どうなるの?!」ってドキドキしたかったのに。父親(大杉漣)の話もなんだか説得力不足だったような・・・。長瀬役の高橋克典のプロモ番組だと思えば、かっこよく撮れてたかも。タイの映像とタクシー運転手はよかったけど。それだけ。海外ロケすりゃいいってもんじゃないよな〜。

 

11月22日(水)今頃「3年B組金八先生第5シリーズ」を思い出す


「music-enta」という歌番組を見ていたら、ジャニーズJr.の風間俊介が出ていた。今年の初め「3年B組金八先生」兼末健次郎を演じていた子。あの兼末役は、とっても印象的だった。最近は、森永の小枝のCMでも顔を見る。で、歌ってる顔を見ながら健次郎を思い出し、「金八」を思い出し、夜中にビデオを引っ張り出して見てしまった。『ガラスの少年3』の「ママを、ママを刺したのは・・・僕です。」のシーンから、石川セリの歌が流れるエンドロールまでを見た。また泣けた。今年の「金八」については別ページでも作って語りたいくらいだけど、その中でもあのシーンは名場面。第1回から最終回まで一貫したテーマを描いた脚本も、演出も素晴らしかったが、その話の中心となる健次郎をリアルに演じた風間君も良かったと思うんだな。特に、目で怒りや哀しみ、動揺などの感情を表現できるとこがいい。最初のほうの放送を見てなかったので、レンタルビデオで全部見たけど、前半の悪役っぷりで視聴者を怒らせ、後半は傷ついた素顔で視聴者の涙を煽ったのは、お見事。あれ以来、TVドラマでは見かけないようなので、そろそろドラマで風間君の芝居をまた見たいなぁ。

 

11月19日(日)「オヤジぃ。」を観た


今クールいちばんお気に入りのドラマ。今日になって気がついた、このドラマ悪い人がひとりも出てこないこと。結局、小百合(水野美紀)の恋人・堤(仲村トオル)も、いい人なんだよね。自分が起こした事故で怪我をした奥さんに責任を感じてるし、そんな人だからこそ小百合も惚れた。今日の泣き所(といっても泣かなかったが)は、そんな堤に「あなたを想って娘が一生ひとりでいるのは不憫でならない。離婚できないなら、娘と別れてやって下さい。」と言う完一(田村正和)。好きになった気持ちは止められない。でも家族への責任もある。私が小百合だったら、やっぱりひとりで生むって頑張ってしまうんだろうな。みんな、つらいなぁ。小百合が家を出て行く時、正(岡田准一)がオヤジとケンカした時、博(及川光博)の会社にオヤジが怒鳴りこんだ時…このドラマでは、よく泣かされる。人がそれぞれの人生を生きていたら、傷を負うこともある。このドラマを見て、私の中では、広末も岡田准一も、評価上がりました。アイドルも頑張ってるね。

 

11月18日(土)「吉本新喜劇」が大好き


子供の頃から休日はこれと決まっている。最近のお気に入りは、辻本茂雄と内場勝則が一緒に出ている話。このふたりがコンビで出ていると必ず見てしまう。特に、内場さんのお坊ちゃま役。髪は7・3、大きな蝶ネクタイを付けて、黒いセカンドバッグを持っている。秘書は必ずアンパンマン似の人(役者さんの名前がわからない)。この変なお坊ちゃまに、辻本茂雄が絡む話がおもしろい。ボケとツッコミの役割がハッキリしていて、見ていてもラクチンで気持ちいい。未知やすえが、巻き舌のすごい迫力で怒るのも好き。毎回違うあらすじでも、ギャグは欠かせない。しかし最近は、福山似の人や、髪をとさかのように立てている人、口笛吹いてる顔の人など、顔とギャグは覚えているのに、名前を知らない役者さんが多い。新喜劇の人の素顔が見れる番組ないかな。といっても、そういう番組の需要って少ないか・・・。

 

11月16日(木)また「渡る世間は鬼ばかり」を観てしまった・・・


家にいると、つい家族につられて見てしまう、このドラマ。長いシリーズで、登場人物などわかってるので、毎回見なくてもいいからね。で、この登場人物たち、しゃべる、しゃべる。表情や仕草で見せる・・・なんてシーンはない。常に誰かがしゃべっている。おまけに子供まで大人に対して、しゃべり倒すので、こまっちゃくれて見える。しかも、みんなが主張しあうので、毎回もめ事の連続で、ドラマは延々と続く。控えめな人間は一人もおらんのかい!っていうツッコミを入れたくなる…。ま、もめ事が楽しみ(?)で見ている視聴者が多いし、赤木春江演じるお姑さんの意地悪に対抗する泉ピン子を見て、スカッとしてる人も多いんだろうな〜。私が好きなのは、野村昭子。あの特徴ある話し方と、“近所の親切なおばちゃん”て感じがいい。このドラマの中で、野村昭子の息子役が榎木孝明。似てなさすぎ・・・。説明されなければ、このふたりが親子役だとは思わないよな〜。

 

11月15日(水)「ストレートニュース」ねぇ・・・


このドラマを見るきっかけは、第3話に今井雅之さんがゲストで出ると聞いたから。そして、その第3話を見て、泣いたし、報道の在り方について考えさせられたりもした。ところが、第4話以降は、なんとなく不完全燃焼な気分が残ってしまうのは何故?私が今井さんのファンだから、第3話を贔屓目で見てるのかな?でも、三上博史も、第3話の最後の泣き顔が、一番印象的な表情なんだよね。それにしても、このドラマ、キャストが多い。よって、三上さん以外のキャストは、話の中心じゃないと、出演シーンも少ない。役者さんも、もっと芝居したいだろうな〜などと、よけいなお世話なことまで思ってしまった。それと、キャスター役は芝居もないし、本物の局アナを使ったほうがよかったんじゃないの・・・と思ったら、どうも来週は、そのキャスターが中心の話らしい。キャスター役の米倉涼子、ニュースの読み方を聞いていると、セリフのかつ舌も心配。なんだかんだ言いながら、来週も見るんだろうな〜。

 

11月14日(火)毎朝の日課「オードリー」


朝、出かける用意をしながら時計代わりに見ているNHK連続テレビ小説。平日は欠かさず見てしまう。今回の「オードリー」で、最近思うのは、「長島一茂、かっこよかったんだ〜」。バラエティでは天然のボケキャラの人なのに、このドラマでは、無口でクール、しかもあの体格なので、かっこいい。あんな人に助けられたら、そりゃ惚れるでしょ。おもしろかった藤山直美が登場しなくなったと思ったら、長島一茂という注目キャラが出てきて、また楽しみ。セリフが増えたばっかりに、あらが見えてガッカリさせられることのないよう、祈っとこう。

 

11月13日(月)お気に入りの「やまとなでしこ」


毎回観て思うこと、「堤真一は上手いなぁ」。表情とか間合いとかが、好き。TVって画面を近くで見るので、微妙な表情で心情を表現してほしいのに、そういう役者さんが最近少なくなってきたように思う。ドラマでこういう役者さんを見ているとうれしくなってくる。また、このドラマで堤真一演じる欧介さんが、とっても魅力的。魚屋さん、いいじゃないか。挫折を知ってる男は、東十条さんより、ずっと“いい男”に見えるよ。松嶋菜々子も、今までより、この役いいと思うんだなぁ。気が強くて、高飛車。最後の最後まで、いい子にはならないでほしい。しかし、今日の最後のシーン。大雨の中を赤い傘。トレンディドラマの王道だ・・・。きっとクリスマス時期の最終回で、トレンディドラマお約束の大きなクリスマスツリーあたりが出てくるんだろうなぁ・・と勝手に予想。


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