つれづれ日記’02年9〜12月 |
12月31日 大晦日です |
この日記を少し振り返ってみれば、11月からの2ヶ月は、観た舞台の事くらいしか書いていない。ちゃんと仕事もしてたし、休日は出かけたり飲みに行ったりもしていたのにね。舞台の感想を残しておきたい気持ちから、こうなってしまった。舞台を観始めたのはここ5年くらいだけど、実は小学校から中学校まで演劇部だったので、子供の頃に好きだったものに戻ったという感じ。来年も心震わせられるような舞台を観たい。でも、この12月の「モーツァルト!」に対する散財を思うと、暴走は押さえ気味にしないとね。いや、後悔は全くしてないんだけど、一応、気をつける、つ、も、り・・・。 |
12月30日 やっと年末の実感が・・・(>_<) |
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12月29日 「モーツァルト!」大千秋楽・・・アホほど長いです。覚悟を・・・(^_^.) |
コロレド大司教(山口祐一郎)が馬車を止めてのトイレシーンは、強烈にオーバーになってて、会場が笑いの渦に。大阪で観た時は内股でチョコチョコ歩くだけだったのに、内股かつ手で後ろを押さえ、髪を振り乱して苦しみながら、ついたての向こうへ。スッキリして、ついたてから顔を出した時には髪が逆立ってたよ。そんな場面の直後に朗々と歌い上げる山口さん、スゴイです(笑)。 ヴォルフのノリのいいソロ「並みの男じゃない」でも会場は手拍子。ヴォルフのやんちゃな感じが出てる場面だ。コロレドと決裂する場面のヴォルフも、私は好き。コロレドに言わせると『無礼で傲慢』なんだけどね。若いっ!て感じで、熱い。一庶民であるヴォルフが、才能という武器だけで、領主や貴族に背を向ける。そして、やっと自由になったと思ったものの、自分の影=才能であるアマデからは逃れられない事を知るヴォルフ。一幕最後の曲「影を逃れて」も迫力がある。「♪運命に従うほかないのか」と歌うヴォルフの左腕に、アマデは無表情に羽根ペンを突き立て、ヴォルフの血で譜面を書き続ける。ヴォルフが自分の影から自由になりたい、と歌い、一幕は終わる。 唯一楽しい雰囲気なのは「友達甲斐」の曲の最後に、ヴォルフが姉に仕送りするはずのお金を持って、シカネーダー達と遊びに出かけるところ(←あかんやん)。本当に楽しそうに踊るんだよね〜。ヴォルフの楽観的というか享楽的な性格がよくわかる。 コロレドのソロ「神よ、何故許される」の千秋楽バージョンは特に迫力!「♪愚かな男が創り出す!」の部分に怒りをぶちまけ、数秒の静寂の後に「♪音楽の魔術〜」と恍惚として歌う。自分のものにはならないヴォルフに怒りを爆発させつつも、その才能を認めざるをえないコロレドの複雑な心境。山口さんの歌声は、いいな〜。 この日は、千秋楽。通常のカーテンコールの後に、特別カーテンコールがあった。コンスタンチェの父役の松澤さんの司会で、アンサンブル含めて全員の紹介。メインキャストは挨拶もあり。 西田ひかるさんは、久世さんの後で、もらい泣きしながら登場。2ヶ月公演が済んでから松たかこさんの後を受けての、たったひとりでの初日だっただけに、「最初は孤独でした。」とのこと。やっぱり出来上がったカンパニーに入るのはツライよね。この後、松さんも登場して、挨拶された。 山口祐一郎さんは、袖から片足だけをタララ〜ンと出して、ストリップ風(?)。挨拶も、観客の「最高!」の掛け声に「本当にそう思ってるんでしょうか?」と返したりで、ちょっととぼけた感じ。 アマデの内野明音ちゃん。3人いるアマデ役の中で、私は偶然3回とも明音ちゃんだった。彼女はとっても表情豊かな演技をする。将来は、宝塚の男役になりたいらしく、袖にいる演出の小池さん(宝塚の演出をされてる)に、「小池せんせ〜い、よろしくお願いしま〜す!」と呼びかけてるのが、かわいかった。残る2人のアマデも登場。「将来もこの仕事を続けますか?」と尋ねられた良くん、「先のことはわかりません。」と冷静なお答え。かわいらしすぎて、会場は笑いと拍手。「尊敬する人は?」の質問に、楓ちゃんは「泉ピン子さん」。(「渡る世間は〜」に出てたらしい。)ミュージカルのカーテンコールで、この名前を聞くとはね(笑)。 挨拶後、松澤さんが「もう誰も出てきません。」と言うので「え?」て感じ。だって前日の中川君の楽では、カーテンコールに井上君が登場して一緒に歌ったと聞いてたから。「影を逃れて」が始まり、井上君が歌う。2番が始まる時、下手から中川ヴォルフ登場!やっぱり!そこから2人で、サビでは全員が舞台に出てきて歌う。歌の最後、ヴォルフだけが違うパートを歌う部分では、中川君は「Woo〜!」という叫びに。心の叫びに聞こえる。井上ヴォルフは歌詞を歌ってくれるので、ふたりのヴォルフの歌が合わさると、ちょっと鳥肌もの。感動〜。実際の公演では、ヴォルフガングが二人なんてあり得ないけどね。決して楽しい歌じゃないけど(どっちかというと苦しい歌かな)、この「影を逃れて」も、ずっと忘れられない曲になりそう。 最後の挨拶で、市村さんが「3ヶ月で14万人(!)のお客様に見ていただきました。これだけ愛されたからには、必ず再演はあるでしょう。」と言ってくれた。何年後になるかはわからないけど、再演されたら絶対絶対また観に行くよ。 結局、カーテンコールは1時間続き、終わったのは4時半前。役者さんの素を見ずに舞台上の感動をそのまま持って帰りたいので、出待ちもせず、真っ直ぐ東京駅に戻る。すぐに新幹線に乗りたかったのに、年末なので、40分後のまで空席がない。帰省ラッシュで混雑した自由席はイヤなので、仕方なく、その指定席を取って、待つことに。往復の交通費を考えると、なんて高い観劇なんだと思うけど、あの感動には変えられない。なんか麻薬みたいなもんだね。 ドラマシティで初めて観た時、1曲目から「きたっ!」と感じ、そのままワァ〜ッと感情の波に流されるままに最初の観劇は終わった。2回目は、最前列で役者さんの生の迫力に浸り、それぞれの表情まで、じっくり観た。そして3回目は、曲を覚えたこともあるし、席も後方センターで、舞台全体を落ち着いて観れて、初めて気づいた部分もいくつかあった。3回観て、本当によかったと思う。お財布は、ものすごく貧乏になっちゃったけど・・・(T_T) それにしても、怒涛のような千秋楽観劇@東京でした。もう終わっちゃったんだなぁ、ヴォルフガングはいないんだなぁ、と思うと、かなり気が抜けた。はぁ・・・。明日から、ほっぽりだしたままの事(ex.年賀状作成、洗濯、掃除等々)をダッシュで片付けねば・・・ |
12月28日 「“MAKOTO”〜ゆく年くる年Hello,X’mas〜」千秋楽、それから。 |
2度目のカーテンコールで、花束を渡しに舞台前へ。今井さんに渡して、席に戻ると、友達が「あの花束、長いから目だってたよ。」。花束は結果オーライだったね。 |
12月23日 「“MAKOTO”〜ゆく年くる年Hello,X’mas〜」神戸公演パート2 |
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12月21日 「“MAKOTO”〜ゆく年くる年Hello,X’mas〜」神戸公演 |
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12月19日 ザ・コンボイナイト in ニューオータニ |
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12月15日 ♪逆らったけれど 今はわかるよ♪(by『父への悔悟』) |
「モーツァルト!」で、レオポルドがヴォルフの成功を喜ばずに怒る時、ヴォルフが「僕の話す言葉は 届かない パパの耳に」「このままの僕を何故愛せないの?」と歌う時、天才としてではないヴォルフという一青年の気持ちに、私は心を揺さぶられる。偉大な才能(劇中のアマデ)を背負っていたとしても、人間・ヴォルフガングの心は、普通の人間と何ら変わりはない。 |
12月11日 ♪もう〜守ってはもらえないだろう〜♪(by『何故愛せないの?』) |
ここんとこ毎日、通勤時の退屈な徒歩時間(駅から15分近くも歩くのだ)に、「モーツァルト!」のライブをMDで聴いている。自分でも、よく飽きないもんだと思うけど、聴けば聴くほど、また観たくなる(←ヤバイって・・・)。まず音楽がドラマティックで好き。“歌を語る”って、こういうことかなと思う。話も、天才が主人公ながら、現実に生きている青年を描いてるとこが好きなんだな。 日によって、好きなシーンが違ってくるのも面白い。こちらのバイオリズムによるのかなぁ。昨日は、コロレド大司教と決裂する『僕はウィーンに残る』あたりの、強気で「奴隷じゃない!」と歌うヴォルフガングが気に入ってたんだけど、今日は『何故愛せないの?』が胸にきた。オペラ「フィガロの結婚」を成功させ、今度こそパパに認めてもらえると思ったヴォルフガングなのに、パパは、ヴォルフガングが家族を捨て驕っている、と怒り、「お前の顔など死ぬまで見たくない」と言い放つ。父と別れ、ひとりで、「何故このままの僕を愛せないの?」と絞り出すように歌うヴォルフガングが、たまらんです。たとえ本当はパパがヴォルフガングを愛し、彼をとても心配していたとしても、ヴォルフガングがその愛を感じられないのなら、何もならない。つらい。ヴォルフガングは、皇帝陛下よりも誰よりも、パパに認めてほしかったと思う。しかも、その後、わかりあえないまま、パパは亡くなるんだもん。いくら陽気なヴォルフガングでも取り乱すわ。2幕は、結構つらいシーン多いのよね。 ヴォルフガングを中心に、彼と登場人物それぞれとの関わりを思うと、結構いろいろ考えちゃうのだ。井上芳雄くんが、陽気だけど内面は繊細そうなヴォルフガングだったから、よけいそうなのかな。アマデ(自分の才能。つまり2人1役)とのことなど、まだまだ書きたいことは、い〜っぱいあるのだけど、長くなるので、このへんに・・・。 |
12月7日 ♪メジャ〜にマイナ〜コードにメロディ〜もぉ〜♪(by『僕こそ音楽』) |
井上君は、素顔の写真などを見ると、ものすごく普通の人のようなんだけど、舞台に出ると長身で手足も長く、目を引くような華がある。ヴォルフガングという役のせいかな? 話はそれますが、コロレド役の山口祐一郎さんを見ると、ど〜しても「恋を何年休んでますか」の“いっちゃん”に思えて仕方がない。いっちゃんは売れない役者だったのに、よくがんばったなぁなどと思ってしまって・・・(^_^.)。あれはドラマだっちゅうの。山口さんは声がすごいですね。舞台ではウェーブのかかったヘア(もちろんカツラ)でかっこいいんだけど、パンフの扮装写真はロングストレートヘアで、三国志とかの中国人みたいです。あのカツラ、不評だったんだろうなぁ・・・。 幕間に、調子にのったアホな私は、帝劇売店でアホほどお金を使ってしまいました(T_T)。両ヴォルフガングのライブCDに、パンフ(大阪公演と数ページ違うだけなのに・・・)、楽譜集(何の為か自分でも不明・・・)。ふん!いいんだい!いらなくなったら、ネットオークションで売ってやるぅ。将来、買い手がつくには、今後、ヴォルフガング役の井上芳雄と中川晃教に売れてもらわにゃ。私の財布に財政難がきた時のためにも、頼むから、がんばってくれ〜。 |
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12月1日 モーツァルトあれこれ |
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11月24日 まだまだ「モーツァルト!」 |
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11月19日 「モーツァルト!」ブラボ〜!ヒュ〜ヒュ〜!・・・今日も長いぞ↓。 |
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11月16日 「”MAKOTO”〜ゆく年くる年Hello,X’mas〜」感想・・・長いぞ。 |
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11月9日 「マクベス」 |
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11月7日 「青の炎」 |
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11月4日 WAHAHA本舗 |
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10月26日 「バトル・ロワイアル」 |
で、やはり、この小説を読んでいる間、秋也は藤原達也だった。川田は、私のお気に入りのヒーローだったんだけど、山本太郎・・・。どうも「ウルルン」の陽気な姿しか思い浮かばず、つらかった。救いは、三村の役者を知らなかったことかな。 |
10月24日 「おかしな二人」 |
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10月19日 さんまコントライブ |
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10月13日 なつかしの高校 |
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10月12日 またもやUSJ |
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9月17日 よくわからん |
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9月16日 休日 |
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9月15日 久々の今井さん |
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9月7日 また本を買う |
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9月6日 「北の国から」 |
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