つれづれ日記’02年2〜8月 

8月16日久しぶりに、もろもろ

 


 書くのをサボりにサボって、気がつくと8月も半ば。笑っちゃいますな・・・。だってだって、大阪は暑いのだ!7月から連日35度前後の気温。何をやる気も失せるっちゅうねん。(私だけ?)7月から社内で異動したこともあって、私はその場に適応するのが遅いというか、とにかくなんとなく疲れるのさ。ずっと忙しくしてただけに、ちょっとでも時間が空くと落ち着かないしねぇ。貧乏性なのかなぁ。で、逆に疲れて、ここを書く気も起きない、っというわけ。おまけに、昨年の7月は母が入院した月で、今頃は、まだ毎週末、外泊で帰宅していたなぁ、とか、いろいろ思い出してしまうし、思い出すと、まだやっぱりしんどいので、あまり夜中に考え事したくなかったというのもある。これも慣れるしかないんだけどね。
 さて、ここに書いてない間の記憶を辿ってみる。7月、いったい私は何をしてたんでしょ?飲みに行ってた記憶くらいしか出てこない・・・(^_^;)。やばい。え〜っとえ〜っと・・・あ、ちょうど7月に読んでた小説は、面白かったです。東野圭吾の「白夜行」。久々に先が早く知りたくて、家でも読み進めた本。(いつもは通勤電車でしか読まない。)早く救ってやってほしくて、あの結末。「うそ・・。」と、つぶやいてしまいましたよ。でも、かなり好きな終わりかたかも。映画やドラマになったら面白いだろうなと思ったけれど、小説は19年(だっけ?)の歳月を描いているので、忠実にやろうと思えば、ひとつの役に子供から大人まで役者を何人も使わなきゃいけなくなるから、難しいね。無理すると陳腐な作品になりそうだから、やっぱりやらないほうがいいかな。
 そして8月。気がつくと、もう半分終わってる。先週は、飲みに行くことが多くて、終末に体重を計ったら、当然だけど増えてた(泣)。体脂肪率も3%も上がってて、慌てて腹筋など始めてみた。いつまで続くことやら・・・。

 

 

6月30日ワールドカップ閉幕


 とうとう終わってしまった。開幕した時は、私の中では、そんなに盛り上がってなかったんだけど、オーストラリアから帰ってきてからは、家に帰れば必ず試合中継にチャンネルを合わせる日々。日本代表の2、3試合目は、オーストラリアのホテルで見ていた。オーストラリア代表は予選で負けて出場できなかったが、向こうでは3番目に人気のあるスポーツらしく(1番目はオーストラリアンフットボール、2番目はクリケットらしい)、パブでは結構盛り上がっていた。帰りの飛行機では、席につく前に日本の新聞をキープ。おかげで日本国内の盛り上がりにも乗り遅れなかった。帰ってきたら、毎日のように中継があったおかげで、サッカーに興味のなかった父親が、妙に詳しくなっていて、積極的に試合中継を見ていたのにはビックリしたけど(^_^;)。国内で開催するということは、そういう層を広げるって効果があるんだろうなぁ。それがJリーグ人気に繋がるかは、甚だ疑問だが。それはともかく、ブラジルvsドイツの決勝戦はもちろん、韓国vsトルコなど、ドラマがあって、ほんとに面白かった。決勝戦の後、優勝で盛り上がるブラジルチームと対照的に、ゴールでひとり座り込むカーンの姿や表情は、最高にドラマだった。私の中では、このワールドカップで、いちばん印象に残ったシーン。みんなそれぞれ、いろいろなドラマを抱えて、あの舞台へやってきたんだろうと思わせてくれた。そんな選手たちに、心からの拍手を贈りたい。

 

6月29日ドラマ最終回


 今週は、連ドラの最終回ラッシュ。
「天国への階段」・・・・・・わりと好きなドラマだったのよ。復讐とか、児玉(加藤雅也)や及川(古尾谷雅人)のキャラとかも。しか〜し!最終回のクライマックスの一馬(中村俊介)の結婚式と、南の海で笑う柏木(佐藤浩市)は、訳わかりませ〜ん。結果、どうなったのかハッキリしてくれ〜。
「First Love」・・・・・・・・裏の「ごくせん」に浮気したこともあったが、戻りました。最後までみました。でもなぁ・・・なんだかなぁ・・・。題名は初恋の意ではないこともよくわかったけど、なんとなくうっとおしいドラマだったなぁ。
「眠れぬ夜を抱いて」・・・仲村トオルがかっこいいから身始めて、ミステリーかと思ったら、復讐ドラマ。後半、旅行で何度か抜けたけど、まぁ納得の出来。古田新太や大杉漣が存在感あった。最終回の仲村トオルの表情はいいなと思ったけど、かっこいいから贔屓目で見てるかも(^_^;)
「しあわせのシッポ」・・・・私の中での今期No.1かも。最初から最後まで、淡々と描いた中に、心のふれあいがあったりで、その雰囲気が好きでした。八さん(長塚京三)と、おじさん(佐野史郎)の掛け合いも軽妙で面白かった。幼なじみの陸(坂口憲二)は、ほんとに優しいヤツだし。最終回、八さんの死後、教壇で話す美桜(水野美紀)のセリフがよかった。「今まで、死はしかたのないことだと思っていました。人は誰だっていつかは死ぬんだし。でも今回は本当にまいりました。かけがえのない人の死だったからです。(中略)かけがえのない人との時間を大切にしてください。しあわせのシッポが、手の平からスルリと逃げてしまわないように、しっかりとつかまえてください。」・・・と、こんな感じ。不思議な題名の謎も、やっとわかってスッキリ。
「夢のカリフォルニア」・・・・オール3の人生を歩んできた終(堂本剛)は、結局オール3なまま最終回を迎えた、その感じがよかった。モデルの琴美(柴咲コウ)もマネージャーになれと言われてるし、恵子(国仲涼子)も志望大学の判定Eだし、世の中そんなに上手くいかないもんだ、っていう現実的な最終回。「この先、いいことなんかないかもしれない」と鬱々悩んでいた3人が、自分なりの一歩を踏みだしていっての結果だから、それでもいいのだ。それにしても「世界は愛に満ちている」と言えちゃう山崎家って、いいな〜。「つらいことがあったら、うちが核シェルターになってあげる」と、みんなに言う山崎家のママ、素敵でした。“愛の確認家”始兄ちゃん(宮藤官九郎)も、善人な山崎家パパ(岸辺一徳)も、いい家族だなぁ。
「九龍で会いましょう」・・・・・0:24〜の深夜番組なのに、ほぼ毎週見ました。おかげで、上三條役の河村隆一が、とってもオサル顔だということに気づきました。ソロで歌ってた頃、“かっこいい人”って感じでTVに出ていたように記憶してるんだけど、あれれ??・・・ドラマの感想は特になし(^_^;)

 こうして並べると、私の見るドラマは、あまり視聴率と比例していないようで、ちと残念。視聴率がよくないからって、私の好きなドラマたちが減っていったらイヤだなぁ。来週からは、また新しいドラマが始まる。第1回はチェックに忙しい。そのうち脱落するけどね。

 

6月18日機内上映映画を2本


 オーストラリアからの帰りの飛行機は、昼間の便で眠れないため、映画を2本たて続けに上映してくれる。私にとってはラッキーなことに、見たいと思いながら見逃していた2本だった。
 1本目は、「モンスターズインク」。日本語吹替え版なので、ホンジャマカの石塚さんと爆笑問題の田中さんの声。ふたりともキャラクターにピッタリ。大きい身体で心優しいサリーと、小さくて調子のいいマイク、彼らモンスターの世界に紛れ込む人間の子供・ブー。3人の心のふれあい、最後にはホロリとさせられる。クライマックスの、ドアの倉庫(?)のシーンは疾走感があり、ワクワクドキドキさせられた。
 2本目は、「ビューティフルマインド」。これは、と〜ってもおもしろかった。評判がいいのは知ってたけど、“ノーベル賞をとった数学者とその妻の物語”くらいにしか知らなかったのが幸いした。途中まで、主人公のジョン・ナッシュと同じ目線で見ていたら、ビックリさせられた。今後見る人のために詳しくは書けないけど、ほんとにおもしろかった。主演のラッセル・クロウは、好きな役者さんなので、日本語吹替え版の為、セリフを聞けなかったのが、ちと残念。
 「ビューティフルマインド」のクライマックス、友は我慢できなくてトイレに立ち、席に戻った時にはエンドロールが流れ始めるという大笑いなことをした。なんともったいない!「人が好きではない」と言っていたナッシュが、人に支えられ人を好きになった、そのことがわかる感動のシーンを見逃した友は、後日レンタルビデオでもう1回見るらしい・・・(^_^;)

 

6月17日ただいま〜


 行ってきました、オーストラリア。8〜16日の9日間。念願のカカドゥにも行き、大湿地帯で野生のワニにも会ってきた。野生のオウムの群れや、鷹、鷲、珍しい鳥の数々。マングローブの林。アボリジニの壁画が残るノーランジーロック。後半のシドニーでは、ブルーマウンテンにも行き、ハーバーブリッジのアーチにも登った。とにかく盛り沢山で楽しかった。今回は、ガイドさんの話などもメモしてきたので、今度こそ、旅日記を書くぞ。(と、今のところ意気込んでいる。)
 ところで、前半泊まっていたダーウィンの街は、第2次世界大戦時、日本軍が空襲したことがあるという。日本がオーストラリアまで行って空襲してたなんて、ガイドブックで読むまでは知らなかった。日本の歴史に無知でしたわ・・・。そういえば、学生の頃、シドニーでホームステイしていた時に、数人の友と、シドニー博物館の年配の職員のかたと話していたら、「You must stop studying English.You have to study Japanese history.」と、叱られた。まさしく、その通りだと、今頃思う。自分の国のことを知らずに、コミュニケーションツールだけ手に入れても、語れることは何もないよね。勉強しよ。

 

6月1日なつかしのマッチ


 「夜もヒッパレ」に、マッチが出演。「ヨイショ」のセルフカバーを発売したことをきっかけに、何年ぶりかで芸能活動をしているらしい。マッチがトップアイドル(←死語?)だった頃、ファンだった私には、往年のヒット曲メドレーが、と〜っても嬉しかった。「ハイティーン・ブギ」「ブルージーンズメモリー」をめちゃくちゃ久しぶりに聞いたけど、一緒に歌えてしまうんだな、これが。欲を言うなら、もっとマイナーな「情熱☆熱風せれな〜で」とか「ヨコハマチーク」なんかも歌ってほしかった。当時、ひとつ年齢を重ねるごと、熱が冷めるかのように、ファンではなくなってしまった後も、マッチの行末は気になり、マッチがお母さんを事故で亡くした翌年レコ大を獲った時には、(たとえそれがいろんな力関係の結果だとしても)心から「良かったね。」って思った。今ではレースばかりで、芸能界ではまるで隠居の身のようだ。それでもこうして、たま〜にTVに出るというと、チャンネルを合わせてしまう。なつかしい友にでも会うかのように。

 

5月24日泡盛〜♪


 さしゃさんと、約束通り、沖縄料理を食べに行った。沖縄料理とは言っても、お好み焼き屋さんだけど沖縄料理もあるよ、という店。なかみ汁もゴーヤチャンプルも豚の角煮も、おいしい!泡盛もおいしい!満足なゴハンだった。
 お店にいた約3時間、泡盛を片手に、さしゃさんと語る、語る。側に座っていた常連らしきオジサンに「あんたら、よぉ〜しゃべんなぁ〜。」と驚かれるほど。内容はというと、沖縄の食から始まり、国、特攻隊、自衛隊というような話まで(政治の話になると「どうせこいつらわかんないから。」と私と友に言ったIさん、私らだって、ちっとは考えてるんだよ。)。さしゃさんとは、こんな話もできる。そういう話を口に出すと、“暗い”とか“かっこ悪い”みたいな風潮が、一般的には、なんとな〜くあって、そういう事を語れる相手は少ないのよね。その点、さしゃさんは、自分の意見をしっかりと持ってる人なので、語ってもすごく楽しい。いっぱい語って、とっても楽しい夜でした。また行くぞ。

 

5月19日3度目のシドニー


 結局、6月の旅行は、第1希望のケニアがエアが取れず、第2希望のオーストラリアに落ち付いた。ケニアは残念だけど、仕方がない。気持ちをオーストラリアに切り替え、早速、ガイドブックを購入。場所は、カカドゥとシドニー。カカドゥに行きたくてツアーを探したら、シドニーとのセットだった。シドニーは3度目。最初は郊外に3週間ホームステイ。午前中英語学校に通いながら(といってもサボって遊んでばかりだった)、午後は毎日ブラブラ街中をが漂っていた。2度目は、パースとエアーズロックの帰りに1日だけ。そして、今度が3度目。4泊するので、わりと自分で動く余裕がある。まずは、土地鑑を取り戻そうと、ガイドブックを見ていたら、結構変わってる。新しい交通機関ができていたり、おもしろそうなアトラクションがあったり。これから勉強しなきゃ。以前と変わってない景色もあるようで、とっても楽しみなのだ。ちょっとなつかしくなって、ホームステイの時のアルバムを引っ張り出して見ていたら、結構青春(←死語)してて、笑えた。ほんま、な〜んも考えてへん顔してたね。

 夕方、近所のスーパーに買い物に行ったら、
さしゃさんに会った。ふたりとも夕食の買い物カゴを持ったまま、しばし立ち話。近いうちに、沖縄料理を食べに行こうと約束した。うれしー。

 

5月11日めでたいっ!


 友達の結婚式で、御影の
THE GARDEN ORIENTAL SOSHUENへ。昔はお屋敷で、その後中華料理のお店、それからレストランへと変わってきたところで、ブライダルにも力を入れているらしく、こだわり派の彼女らしい場所だった。日本家屋なんだけど、中国の狛犬があったり、立派な庭にはチャペルもある。お花の仕事をしている彼女は、今日のブーケやテーブルの花も、ぜ〜んぶ自分で用意したらしい。ドレスにもこだわった彼女は、東京にしかないお店で購入、直しに何度も足を運んだ。(彼女は、と〜っても細いのよ。)彼女が「食事は、おいしいのにしたからね!」と言っていただけあって、フランス料理なのに、お寿司もあったりと、どれも本当においしかった。満足させてもらいました。そして、物事がちゃっちゃと進まないとイヤな彼女らしく、進行もちゃっちゃと進み、中だるみすることもなく、ピシッとした引き締まった披露宴だった。帰りには、お花全部持って帰って、と、紙袋に分けて持たせてくれた。カラーを花器ごともらって、すごくうれしかったけど、慣れない靴に重い荷物で、とうとう梅田からタクシーのお世話になってしまった。根性なしな私でした。でも本当に幸せそうで、よかった、よかった。幸せ気分のお裾分けをもらった一日でした。

 

5月6日GW終了なり


 今日は、母の納骨。朝からバタバタとタクシーで、お寺へ。お寺は、大きな公園の中にあり、とっても明るい。すぐそばにテニスコートもあったりと、賑やかで気に入っている。母も湿っぽいのは好きじゃなかったから、きっと気に入ってるだろう。昨年の四十九日からそうなんだけど、こういう弔事に一度も参加したことがない私は、何が行われるのか手順が全くわからない。ま、今日の納骨式は、お墓屋さん(ていうのか?)とお坊さんが言うままにしてればいいんだけど。お経の間、退屈になった甥っ子は、蝶を追いかけて、お墓の間を元気に飛び回っていた。お焼香の順番になると、甥っ子は手を後ろにやって頑なに行こうとしない。子供なりに何かを感じているのか。お葬式の時は、拝んでたのになぁ。それとも、ただおじさん達に囲まれて、恥ずかしかったのか?このほうが可能性高いな(^_^;)
家に戻ってから食事をして、午後に兄と甥っ子は帰って行った。そして、私も明日から会社。いやだなぁ・・・、もっと休みたいなぁ・・・。

 

5月4日虫博士参上


 今日、兄が甥っ子を連れて、大阪に帰ってきた。甥っ子は家に入った途端、「小さい箱をちょーだい!早くぅ!」と言うので、なんだろう?と思いながら、フィルムのケースをあげると、手の平の中に大事そうに握っていた虫を入れた。虫がいた小菊の花も一緒に。小学校2年生の甥っ子は、とっても虫が好きで、虫の図鑑も持参してきた。私は毛虫や幼虫が大嫌いなので、「足のない虫は嫌いなの。」と言うと、甥っ子は無邪気に「じゃあ、これは足がいっぱいあるよ!」と、ムカデを指差して見せてくれた。・・・いや、そこまでいっぱいあるのもちょっとねぇ・・・(-_-;)日本語って難しいわ。

 

5月3日“ブライトアイズ”


 日記というより昨日の追加かな。またもやテレビ(not ドラマ)の話になってしまうんだけど、「奇跡体験アンビリバボー」を久しぶりに見たら、“感動のアンビリバボー”のコーナーにやられてしまった。聴覚障害者の人達のバンド“ブライトアイズ”のお話。その人達は、学生時代に音学部を作り、低音の振動を頼りに音楽を感じとり、一音一音体得していく。ボーカルの人は、自分で自分の声が聞こえないから、先生に聞いてもらって少しずつ修正していく。きっと大変な忍耐と努力と時間が必要だったろうと思う。大人になったその人達が、スタジオで演奏する。ボーカルの人は手話をしながら。その姿に、ものすごく感動してしまった。もちろん演奏が特別に上手なわけではない。でもそんなことじゃなく、音楽への熱い思いがビシビシ伝わってきた。胸がいっぱいになって涙がこぼれそうだった。一生懸命な人は輝いてる。最近の自分は一生懸命になってないなぁと反省しきりです・・・。

 

5月2日働くGW&ドラマ追加


 世の中はGWかもしれないが、うちの会社はカレンダーどおり。しかも、昨日は月末だから、夜の11時過ぎまで会社にいたさ。一日24時間の半分以上を会社のビルの中で過ごし、しかも夜になると空調が切れてムンムン。お肌も乾燥するっちゅうねん。

 ドラマ。そろそろ第3回の放送を迎えてるけど、ここらでそろそろ脱落しはじめた。
「ヨイショの男」第1回で脱落。「空から降る一億の星」第2回途中で脱落。
「First Love」第3回途中で脱落。で、裏番組の「ごくせん」に乗り換え。
この「ごくせん」、視聴率がいいから試しに見てみたら、結構軽くて面白かった。来週からも、暇なら観てみよ。話は古典的なんだけど、同じ仲間由紀恵の「トリック」を思い出させるような感じのシーンがチラホラ(ex.突然カメラ目線)。「トリック」も夜中の放送なのに、面白いから観てた。仲間さんは美人なのに、色物女優ぽくて面白い。仲間さんの役は、男子校の教師で、極道のお嬢サン。今、通勤時の車内で読んでる本が「プリズンホテル」。なぜか極道モノに縁がある今日この頃・・・(^_^;)

 

4月29日物足りな〜い


 なんだか今年は物足りないなぁと思っていたら、3年間続いていた初夏のWINDS公演のチケットどりがないからだった。エルカンパニーの公演でいうと、97年から5年間続いていたので、自分の中では季節の行事のようになっていたみたい。昨年までの今頃はもう何枚かのチケットを手に卓上カレンダーに公演の日程を書き込んでいた。「今年のWINDSは、どう変わってるのかなぁ。」などと思いながら。今年のエルカンパニー公演は、冬。ずいぶん先の話なのだ。しかも再演とはいえ、私はシアターTVでしか見たことのない芝居。初めてなので楽しみといえば楽しみなんだけど、WINDSの時ほどのワクワク感がない。(私は大のWINDSファンだったのよ。いや、もちろん今井さんもいいんだけどね(^_^;)。)てなわけで、今年は物足りないのよねぇ〜。

 もひとつ落ち付かないことがある。6月に旅行に行くつもりなんだけど、エアのチケットがとれなくてキャンセル待ち状態。で、保険に別のツアーを押えてるんだけど、これが全く違う国。しかも季節まで違う(-_-;)。で、冬服を全部しまい込むわけにもいかず、宙ぶらりん。保険に押えてるほうのキャンセル料が発生するギリギリまで待つつもりだけど、あぁ、落ち付かない・・・。早く決まりた〜い。

 

4月21日4月新ドラマ談


 4月も後半に突入し、新しい連続ドラマが出揃った。ちょこちょこっと観たものの感想でも書いておこう。

「ヨイショの男」・・・ごめんなさい。このドラマ、私はダメかもしれません。なんだかサムいです。吾郎ちゃんはもちろん、みんながサムく見えます。なんかわざとらしいのよねぇ。

「空から降る一億の星」・・・月9で、北川脚本、さんま・キムタク・深っちゃんと、人気どころを揃えた、って感じ。しかし、ひねくれ者の私は、北川脚本とキムタクドラマが、あまり好きじゃない。深っちゃんが好きなのと、とりあえず第1回ということで観てみたが・・・よくわからん。さんまと深っちゃんの掛け合いはテンポがよくて面白いと思ったんだけど、それだけ。これから面白くなるのか?北川脚本は、場面場面は良くても、全体がなぁ。不安だ。

「天国への階段」・・・第1回は後半20分くらいしか観れなかった。でも第2回も観たいと思った。なんかすごいなと思ってたら、演出が鶴橋康夫だった。佐藤浩市がハマリ役。かっこいい。

「First Love」・・・正直、まだよくわからない。人間関係がわかって、序曲って感じの第1回だった。これから和久井映見が、意地悪になっていくと面白くなりそうな予感。でも、もしかしたら、裏番組の「ごくせん」に浮気するかも・・(^_^;)。

「眠れぬ夜を抱いて」・・・野沢尚脚本のサスペンス。家族が忽然と消える謎が気になって、ア〜ンド、仲村トオルがかっこいいので、見続けそうな予感。でも、つまらない種明かしされたら、どうしよう・・・。

「しあわせのシッポ」・・・なんとなく観てしまったけど、雰囲気がいい。水野美紀って、前のドラマでの役との違いもわからないほど(これホメてないな・・)、こういう普通の役が合ってる。長塚京三と佐野史郎が面白い。坂口憲二もいい。小泉孝太郎は、ちょっとつらいぞ・・・。

「夢のカリフォルニア」・・・前知識がなかったから、第1回は最後10分観ただけで衝撃的だった。だっていきなり飛び下りるんだもん(T_T)。びっくりして第2回観たら、めっちゃ好きな雰囲気だった。脚本は、岡田惠和。「若者のすべて」「輝く季節の中で」「君の手がささやいている」「彼女たちの時代」が好きだった。もう、このドラマも絶対観るしかない。堂本剛・国仲涼子・柴咲コウの3人とも、いい表情。この3人の閉塞感には共感するものもあり、これからどうなっていくのか、見守りたい。脇では、田辺誠一が、いい雰囲気。上手いなぁ。

「ゴールデンボウル」・・・なんとなく気になり、ビデオに撮っておいて観たら、ハマってしまった。おもしろいです。脚本は野島伸司。暗いドラマもいいけど、こういうのもいい。キャストが外れなし。金城武もノホホンとした役で、初めてドラマで「いい」と思えたし、黒木瞳はカワイイ。大滝秀治はもちろん、瀬川瑛子、鶴光、出川、みんなハマりすぎです。悪役は、白いスーツに白い帽子ってのが、漫画風で笑える。盛り上がるところは、昔のスポ根風の効果音。最後の試合なんて、勝つことはわかってるのに、真剣に観てしまった。次回も観ます!

 ヒットは最後の2本。金・土と、週末はビデオ撮りしなきゃ。こうやって書いてて、脚本って大事なんだなぁと思ってしまった。もちろんキャスト・演出もあるけど。まずは脚本が面白くないと始まらないよね。
 さぁ、この新ドラマの印象が、最終回を迎える頃、どう変わっているでしょうか??

〜P.S〜このドラマ談を参考にしてるというEさん、こんなもんでいいかしら?(^.^)

 

4月13日You Are The Top」


 日記をさぼりにさぼっているうちに、すっかり春・・・(^_^;)。ベランダでは、枯れたのかと思ってた花木が次々芽吹いて、何も植わってないと思ってたプランターからもいつのまにか芽が出ていて、びっくりしながらも嬉しくて、洗濯物を干しにベランダに行くのも楽しい。

 10日の夜、ドラマシティで「You Are The Top」を観た。作・演出は三谷幸喜、キャストは市村正親・浅野和之・戸田恵子。浅野さんは、鹿賀丈史降板による急遽の代役。そもそもチケットを買った時は鹿賀さん出演のはずで、それが名前を知らない浅野さんに代わり、どうかな〜と思っていたのだけど、観てみると私としては浅野さんでよかったのですよ。浅野さんは、役柄的にもタイプだし、本人もかな〜りタイプでした(*^.^*)。とまぁ、そんなことはさておき、お芝居おもしろかった。三谷幸喜作品、おもしろい!この人の作品は、TVより舞台が好き。出演者は3人だけで、舞台もほとんど1幕ものなのに、飽きることも眠くなることもなく、最後まで楽しく見れた。
 浅野さん演じる前野仁は、とっても不器用な生き方しかできない落ちぶれた作曲家。市村さんの演じる吾郎ちゃんは、明るく脳天気なお調子者の売れっ子作詞家。吾郎ちゃんが親友の前野くんに言うセリフが、よかった。「生きていれば誰だってミスもするし恥もかく。おまえはそれを恐れて、ずーっと同じところにとどまってる!」・・・いいセリフだな〜。市村さんは、ほっんとに面白かった。ものすごいセリフ量をひとりでしゃべり倒してて、そのノドにも感動。戸田さんは、TVもいいけど、舞台の方が、ず〜っとよかった。めちゃ潔く男前。キレのある芝居って感じかな。今回の舞台では、ほとんどコスプレのようで、一人だけ衣装替えも大変だったでしょうね。しかし、私としては、何といっても浅野さん。ちょっと声が通りづらかったものの、急遽の代役とは思えないほど、よかった。最後の燕尾服はイマイチ似合わなかったけど、それも前野仁だからいいのだ。カーテンコールの笑顔は、イチロー並みに爽やかだったな〜。浅野さんの出る舞台、また観たい! 

 

3月23日ドラマ談


 3月も、日記をほとんど書かないうちに(^_^;)、終わりに近づき、連ドラも一気に最終回を迎えた。というわけで、感想を・・・。

「人にやさしく」
・・・・・・・・始まった頃の印象と同じく、見ても見なくてもどっちでもいいドラマだった。見れば、それなりに楽しいからいいんだけど、見なくても、さして気にならない。子役の男の子は、上手かったな〜。

「初体験」・・・・・・・・・・・やっぱりオダギリジョーはよかった。篠原涼子も。水野美紀は可もなく不可もなく、といった感じなので、ま、いいんじゃない。しか〜し!藤木直人、あまりにも無表情だ・・・。もちっと感情の伝わる表情をしてほしい・・・。「アンティーク」のパティシエの役は、そういう無表情な役だったからいいけど、これからもそのままじゃツライでしょう。

「恋するトップレディ」・・・途中から結構面白くなってきて、結局観続けた。ワイドショーでは「献金、利権、恫喝」なんて言葉が連呼されてる時期だけに、この市長のバカだけど損得なしのストレートさは面白く観れた。山口沙弥香は、ハマリ役だったね。

「ロングラブレター漂流教室」・・・・・・どうなるのかが知りたいだけに最後まで観たけど・・あの最終回は?未来で生きていこうと決心したのはいいよ。だけど、あの最後の緑がド〜ンてシーンは何なんだ?2002年に生きてる人への忠告の手紙は、時空を超える時に燃えてバラバラになってしまい届かなかったんだから、砂漠化は変わらないはずでしょ?手紙の破片をきっかけに、窪塚と常盤の恋の行方は変わったかもしれんが、そんなことで、いずれ人間が化学兵器を使う事や地球の砂漠化に影響はしないでしょ〜が。もうわけわからん。

「恋のチカラ」・・・・・・・・よかった!どんどん尻上がりに面白くなったね。最終回も、無駄のない、いい終わり方だった。堤真一も深津絵里も、やっぱり上手い。西村雅彦も坂口憲治も、うまくハマってた。ただ、あの鉛筆ネズミが爆発的に売れることは、絶対ないと思うけどね。

「3年B組金八先生6」・・・・・・・ごくたま〜にしか観てないのに論じるのもどうかとは思うんだけど、でも言わせてくれぃ。性同一性障害、大変だと思うよ。親が殺人で服役中、これも大変でしょう。だけど金八で取り上げるのは、ちゃうやん。あまりに現実と離れすぎで、なんだかなぁ。第5シリーズの「ガラスの少年」は、金八vs健次郎、3Bvs健次郎で、面白かったのになぁ。

連ドラではないけど、もひとつ。
「時効」
 久々に今井さんがドラマに出るので観た。まわりの面子が、渡瀬恒彦、藤竜也とシブめ。いちばん印象的だったのは、大滝秀治。さすが、すっごいいい芝居をする。宙を見つめてセリフを吐いた後、つと視線を動かす、そのタイミングなんて絶妙。目が離せなかった。ドラマの終盤も、父娘の再会にセリフを一言も与えず、渡瀬恒彦が電車の中から手錠のはまったまま必死で手を振る、というシーンだったのがよかった。役者のひとつひとつの芝居はよかったんだけど、ドラマとして今一つ私が盛り上がれなかったのは、なぜでしょう??

 

3月10日春ですね。


 あかん・・・。日記さぼりすぎや。日々書いてへんから日記ちゃうやん。

 先週「オーシャンズ11」を観に行った。会社帰りだったので、案の定、束の間、夢の中へ(^_^;)。ジョージ・クルーニーが仲間を集めてるとこを、ちゃんと見てなくて、気がついたらラスベガスへ向ってて、焦った。複雑な話じゃなかったから、ついていけたのでホッとしたけど。「あら、これも計画のうちだったの?」って展開続きで、こんな痛快な犯罪を成功できたら、さぞかし楽しいだろうと思って、まぁ面白かったけど、私としては1回みたら満足な映画かな。

 そういえば先週くらいから、もうすっかり暖かくなってきて、春なんだなぁと実感。洗濯物を干していて、空を見上げると、真っ青な空に白い小型飛行機が飛んでいた。とっても気持ち良さそうで、うらやましくなる。ベランダでは、冬の間に枯れたのかと思っていた樹や草花が、よく見ると、芽吹いていたりして、びっくりする。スーパーへ行くと、売り場には、菜の花や蕗が並んでいて、季節感を感じさせる野菜売り場が好きになった。ついでに、季節感のある野菜料理も好きになった。そして今日は、出かけた先で、調子に乗って春物の服を買ってしまった。うれしくなって、その時点から、肝心の買い物の目的物を探すのを忘れてしまう始末・・・。私の頭の中にも、どうやら春が来たらしい・・・。

 

2月24日受験


 先週1週間お休みをとっていて、今週出社したらアホほど忙しかった。残業は極力しないようにしてる私が、なんと定時で帰れない。来月は決算月だから、きっともっと忙しいのよね。忙しすぎると開き直って笑けてくるから、きっと来月は大笑いね。
 
 今週何日だったか、新聞に高校入試の問題と解答が掲載されていた。大阪では、公立高校に行くのが基本なので、2月の私立高校受験の結果を見て、3月に受験する公立高校を決める。(今も、そうなのかは知らないけど。)私はあまり受験に苦労はしてなくて、私立受験の時も、なぜだか余裕綽々で緊張感皆無だったので、その高校の様子もよく覚えてる。駅からの道だとか、門を入った正面にチャペルがあったとか、受験をした教室は右の校舎だったとか。合格したものの、結局、公立高校に進んだので、その高校に行ったのは一度きりだった。でも、高校・大学と受験をした中で、合格して一番うれしかったのは、その私立高校だった。(単純に倍率が一番高かっただけだけど。)もし、その高校へ進んでれば、今とは違う人生を進んでたのかと思うと、そのたった一度の選択が人生を大きく左右するんだと実感する。合格していたのは英語科だったし、大学も違うとこへ進んだかもしれないし、そうすると就職も違うとこになってる。その中で出会う人々も違ってるだろう。パラレルワールドがあって、その世界の自分を覗き見れるなら、見てみたい。でもでも、入学した高校はメチャクチャ楽しかったし、その後に出会った人々に会えなかったかもと思えば、これでよかったと思う。だから、もし受験で不合格で泣いたりしても、そこで置かれた環境で楽しく過ごせればいいんじゃないかと思うんだけど、違ってるかな?

 今晩、TVでは、ハリソン・フォードとブラッド・ピットの映画「デビル」を放送している。この映画、巷では駄作と言われているらしい。でも私は嫌いじゃないんだな。ブラッド・ピットの役どころが、私のツボにはまってる。悲しい目をしたヒーローが追い詰められていく、ってのが好きなのね。私って単純なのさ。

 

2月12日沖縄


 二泊三日で沖縄へ行ってきた。もっと暖かいと思ってたら、結構寒くて、カーディガンに薄手のコートが離せなかった。もともとのコンセプトは、『おいしい物を食べに沖縄へ行こう』だったので、さんざんいろいろ食べて満足。沖縄そば、ゴーヤチャンプル、ミミガー、ラフテー、沖縄風おじや、海ぶどう、田芋だんご、アバサ汁、タンカン、紅芋コロッケ、豆腐よう、グルクン刺身、ドゥル天、ソーメンチャンプル、紅芋トースト、サータアンダギーetc.と、まぁ、こうやって並べると、よく食べたこと・・・。どれもおいしかったんだけど、私のお気に入りはラフテー。でも紅芋、田芋もおいしかったな〜。
 あとは、世界遺産(首里城・座喜味城・斎場御嶽)と南部戦跡(旧海軍司令部壕・喜屋武岬・ひめゆりの塔・平和祈念公園)を周ってきた。喜屋武岬は予定にはなかったんだけど、コロッケ屋さんを探してるうちに行き着いてしまったので、これも何かの縁だったんでしょう。すごかったのは、旧海軍司令部壕。そのままの形で残っているので、何とも言えないものがあった。壕へ降りて行く階段のところで、ひるんでしまったくらい。生々しくて、ちょっとまだ上手く感想を言えない。そのうち、旅日記として、まとめられればいいのだけれど。沖縄というのは、日本で唯一地上戦があった場所で、しかも20万人の人が亡くなっている。その重い過去があって、今の日本がある。無駄にしちゃいけない。
 この旅で、腹立った事。平和祈念資料館で、修学旅行だかなんだか知らないが、多勢の高校生がノート片手に展示の前に鈴なりになって、ワーワーと説明文を書き写していた。私達のような一般の入館者は、展示を見れない状態。平和学習のつもりで、あんなことをさせているのかもしれないが、周りの人間に迷惑をかけ、腹立たせる行為をさせることの、どこが平和学習なの?!集団で他人の権利を侵害して何とも感じない、それが大きくなれば戦争になるんじゃないの?展示の説明文を書き写してただけで、あの子達が何か感じてるとは、どうしても思えなかった。ただ時間内に書き写すことに必死だったもん。心で見て、自分で何かを感じさせる訓練を、何故しないんだろう。高校生達にじゃなく、教師にすっごく腹が立った出来事だった。

 

2月9日オリンピック開会


 冬季オリンピックが始まった。開幕直前ということで、先週の「知ってるつもり」は、オリンピックの特集をやっていた。その中で、ノルディック複合の森敏選手の弟・徹さんのことを取り上げていた。
 長野五輪のモーグルの代表に選ばれていた彼は、代表に選ばれた直後9月に進行性の胃癌とわかり、手術、闘病を経て、翌年7月に亡くなった。胃摘出の大手術をした後に、もう一度ソルトレイクを目指そうと、入院中も筋力トレーニングをし、3月の全日本選手権にまで出場した。そして、全てを知った上で、ホスピスで最期を迎えられたという。
 この番組を見て、彼のことを「かわいそう。」と言う人は多いだろう。でも私は、そう言いたくない。彼はそんなふうに言ってほしいとは思っていないだろうから。もし何か彼に声をかけてあげられるとすれば、私は「よくがんばったね。」と言ってあげたい。25年と確かに短い生涯かもしれない。でも彼は一生懸命生きていた。ブラウン管のこちら側で、かわいそうと同情で涙を流すことは簡単だけど、彼の人生は「かわいそうな人生」ではなかったはずだから。オリンピックには結局出られなかったけど、彼の不屈の人生には金メダルを贈りたい。

 

2月5日


 最近、久しぶりに母の夢を見た。夢の中で母は、ふざけて私を抱きしめて、なかなか離してくれなかった。母は冗談が好きな明るい人だったから。目が覚めてからも、なんだかとても楽しい気持ちだった。
 そういえば、もうず〜っと前に、夢の中で悲しくて大泣きしていて、目が覚めたら本当に泣いていたことがあった。その日は、起きて歯を磨きながらも、なぜだか涙が出てしかたなかった。自分の無意識の中にあるものが夢を見せているんだろうけど、その自分の夢に感情を動かされてるなんて、なんだか不思議な感じ。にわとりが先か卵が先か、みたいだ。


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