手に錫杖を持ち、高下駄を履く役行者(エンノギョウジャ)とは? 7世紀後半に葛城山系(現在の金剛山を主峰とする山系)を中心に活躍していた呪術者、山林修行者で、山伏たちに修験道の開祖と仰がれている。 修験道とは日本古来の山岳信仰をベースに、仏教や道教の影響を受けて体系化され、山中での修行を通して超自然の力を得て、呪術的な活動を行うもの。 伝記によると金峯山と葛城山の間に岩橋を掛けようとしたり、一言主の神に讒言されて、伊豆の島に流されたりした。その時は、夜毎、富士の高嶺に飛んで修行を積んでいた。そして遂に仙人になって飛び去ったという。 日本の原始的山岳宗教者のリーダー的存在といえる。厳しい修行の目標の一つは天狗のように空を自由に飛ぶことだともいわれる。 |
役行者の腰かけ石 大黒寺(羽曳野市) |
木造の坐像 (富田林市ー若松町) |
記念碑にも (富田林市ー毛人谷) |
お地蔵さんの隣に (河内長野市ー高野街道) |
鳥毛富永組講記念碑 (富田林浄谷寺) |
左記の内部 |
役行者と不動像 (富田林西方寺) |
役行者の御霊水 (竹内峠頂上) |
家内安全 (狭山市ーぐみの木西高野街道) |
五穀豊穣 (竹内街道峠の頂上) |
役行者と太神宮燈籠 (奈良街道) |
前鬼と共に (四国八十二番札所根香寺) |
役行者と修験者の図ー部分 (上佐備) |
戸立行者堂 (中佐備) |