キヌガサタケ
2003年10月撮影(高原町某所にて)
10月の雨上がりの早朝、椎茸栽培家で山仲間の知人からの電話で緊急出動!!した。
以前から出現したら連絡して欲しいとお願いしていたからだった。
現場に駆けつけたときには、もう完全に開ききっていて、網の部分は既に半分以上虫に食われていた。
平日で、もう仕事に向かう時間が近づいていたので、翌日、再チャレンジすることを伝えて
家に戻った。
日曜日。日の出とともに現場に向かい張り込みを開始した・・・
 竹林に隣接した椎茸のホダ木の根元にタマゴが数個
出現していた。大きさはピンポン玉くらい(写真左)
 しばらくすると殻が割れてきて、透明なゼリー状の
中身が見えてきた。(写真右)
完全に開いた状態。
正確にはウスキキヌガサタケ(薄い黄色の・・)
という名前でございます。
関西の方には、アミの部分が白いモノもあるらしい
です。
白くスポンジ状の石突(軸の部分)が伸びて、さらに
折り畳まれた黄色の網が降りてきた。
独特の臭いがする。
例えるなら、牛のすき焼きの三日目で少し腐り始めた
ような・・・。(^^);
アミガサが降りはじめると、どこからともなく
コイツがやってきて黄色い部分にむしゃぶりつく。
ゴミムシかなんかの仲間でしょうか?!
動きが早すぎて写真がブレてしまいました。
そこのあなたっ!!
「これって食べれるのかなぁ・・」って思いましたね!
白い軸の部分は中華料理の食材になるのだそうです。
 軸の芯の部分は中空で、そこに肉や野菜を詰めて
蒸すらしいです。
私は、あまり食べようとは、思いませんけど。
それに希少植物なので、採取しないように
お願いします。m(_ _)m

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