1月4日
少しだけリニューアルのはなし
 昨年は軸馬選びを重視し大満足の結果とまではいきませんでしたが、まずまずの結果だったような…。この“…”の物足りなさは毎年のことながら黒字収支にならないこと。
 今年の目標はズバリ“回収率アップ”。
と言ってもプラスにするのは難しく正しくはマイナスを減らすこと。
そのためにも、今年は馬連のみならずレースに応じてワイド、単勝を買い分けることにします。

そこでHPもほんの少しいじって見ました。
@軸馬の連対率表
基本は昨年同様に軸馬選び。軸馬がハズレていてはどうしようもありません。
軸馬の連対率がわかるように表を付け加えました。
目標は軸馬の連対率3割5分。
A軸馬
昨年まではネーム中の軸馬の馬名に色をつけていたものを、より明確にするためにレース名左下に独立枠を作りました。
B紙面から推せる馬
ここが一番の改良点。
新聞を見ていて気になる馬、要は軸馬になりやすい馬のことです。
ほとんどが人気馬で1レースにつき1、2頭、多い時で4頭ぐらい、これらの馬は自分の軸馬と異なっても押さえるようにしています。
また紙面から推せる馬がいない場合もありますが、こんなレースは荒れることが多いようです。

それから去年の反省。
反省しないといけないことはいろいろあるのでしょうが、鳴尾記念は高い授業料を払って勉強させられました。
あのレース、ダイタクリーヴァとアグネスゴールドで堅いと思っていたら2着、3着。なぜあぁなったの考えました。
1番人気ダイタクリーヴァ2.3倍、
2番人気アグネスゴールド3.4倍
3番人気トレジャー10.6倍
一騎打ちのレース、1、2番人気どちらも勝つ可能性がある馬で結果けん制しあって2着、3着(よくあるパターン)。これがもし1番人気が勝つ馬で2番人気が2着に来る可能性が高い馬だったらこの組み合わせで決まっていたことでしょう。
また鳴尾記念のように1、2番人気が接近している場合どちらかが勝って、もう1頭は連を外す場合が多いように思います。
いまさらのことなんですが、このことはよく頭に叩き込んでおきます。

6月20日
宝塚記念のはなし
 天皇賞春をテイエムオペラオーが勝ち、宝塚記念もテイエムオペラオーの軸は堅そうだが、大阪杯で連を外したように競馬に絶対はない。
 しつこいようだが、狙ってみたいのがマックロウ。条件馬で重賞を勝った馬は稀でGTを取ったタマモクロス、メジロパーマー、昨年の宝塚記念で3着に好走したジョービッグバンが後にGTで活躍していることからここを勝つ資格はある。姉ベガのイメージから距離短縮もよさそうだし、今年のクラシックでトニービン産駒が活躍した勢いも買いたい。
 また、前走目黒記念でマックロウに先着したホットシークレットも面白い。逃げ専門だったこの馬が前走は差して勝つという新しい面をみせたことから気性の成長が覗える。安定感がなくムラ馬だが、旧4歳時にはテイエムオペラオーを破ったペインテドブラックに2度も勝っていることから力を出し切れば通用しておかしくない。心配は今回単騎で逃げられること。ふつう単騎逃げは有利のようにも思えるが、この馬は単騎逃げよりも競られた方が力を出せるタイプ。
 今のところ馬券はテイエムオペラオー、マックロウ、ホットシークレットのBOXが本線。あとはマックロウから高配当狙い。それから、流れが切れるまで買い続けるが勝負事の鉄則だからテイエムオペラオー、メイショウドトウの馬連は1枚押さえる必要があるだろう。
 レースは別として今回、注目しているのはステイゴールドの結果。ドバイで好走した招待馬たちはその後なぜか走らない。はっきりした理由はないが、ドバイの厳しい気候で体力が消耗しているのではと思う。結果はどうあれステイゴールドはもちろん、トゥザヴィクトリーのその後が気になる。

5月16日
オークスのはなし
  オークスはいろいろな意味で面白く興味深いが、馬券は難しく勝負するレースではなく観戦料程度に押さえて見るレースだと思う。

●桜花賞馬(テイエムオーシャン)
 一番の焦点はテイエムオーシャンの取捨。スピード能力が高く、引っかかる感じから距離が伸びてどうかということだが、この距離を経験した馬は少なくどの馬にも距離に関しての不安は同じ。
 過去10年1番人気で連を外した馬はニシノフラワー7着、オグリローマン12着、ライデンリーダー13着、キョウエイマーチ11着、ファレノプシス3着。
 また桜花賞馬で連を外した馬はニシノフラワー7着、オグリローマン12着、ワンダーパフーム3着、キョウエイマーチ11着、ファレノプシス3着、プリモディーネ3着。(連対したのはシスタートウショウ2着、ベガ1着、ファイトガリバー2着、チアズグレイス2着)
 過去の結果から負けても不思議ではないが、、桜花賞圧勝から能力は抜けているのはたしかで、これで人気が下がるようなら美味しい。

●桜花賞入着馬(ムーンライトタンゴ)
 ここから本番で連に絡んだ馬はイソノルーブル(桜花賞5着)、アドラーブル(桜花賞2着)、ユキノビジン(桜花賞2着)、ダンスパートナー(桜花賞2着)、ユウキビバーチェ(桜花賞5着)、メジロドーベル(桜花賞2着)、エアデジャブー(桜花賞3着)、トゥザヴィクトリー(桜花賞3着)、シルクプリマドンナ(桜花賞3着)と多い。
 ムーンライトタンゴ2着、ダイワルージュ3着、ハッピーパス4着は有望だと思う。ダイワルージュの一族(母スカーレットブーケ、兄弟スカーレットメール、近親スカーレットリボン)、ハッピーパスの一族(兄弟シンコウラブリィ、近親レディミューズ、タイキトレジャー、ロードクロノス、トレジャー)、この2頭はとても優秀な一族の出身だがシンコウラブリィを除けばどれも善戦までの血統という感じがし、オークスでも掲示板程度の可能性が高い。
 桜花賞2着からの巻き返しが多いことを考えればムーンライトタンゴがこの中では一番よさそう。

●桜花賞着外馬(サクセスストレイン)
 桜花賞掲示板をはずした馬でオークスを巻き返した馬は関東馬ウメノファイバー(桜花賞6着)、サンエイサンキュー(桜花賞7着)の2頭だけ。掲示板をはずしている馬ではかなり厳しい。
 サクセスストレインはウメノファイバーと似たようなローテ(クイーンC→桜花賞)で関東馬ということを考えれば望み薄だが人気を落とす今回は面白い。

●ステップレース組(オイワケヒカリ、レディパステル、シェリルウーマン)
 この組で連対したのはチョウカイキャロル(忘れな草賞1着)、ゴールデンジャック(四歳牝馬特別1着)、エアグルーヴ(チューリップ賞1着)、ナナヨーウイング(忘れな草賞3着)、エリモエクセル(忘れな草賞1着)。
 これらを見て気がついたことはナナヨーウイングを除いて古馬になって牡馬相手の重賞でもヒケを取らない馬。要は将来性がある馬がいいということ。
 今年で言えばアスクコマンダー、オイワケヒカリ、シェリルウーマン、ブライアンハニー、レディパステル、ローズバド。
 将来性を見抜くのは面白いが、難しい。
 アスクコマンダーの前走タイムは速く忘れな草賞1着の成績がいいことから評価されそうだが、この日のタイムは未勝利戦でも似たようなタイムがでてたことから鵜呑みにできず人気になるようなら嫌いたい。またローズバドは前走の伸びは鮮やかだったが馬体減は気になり、馬体を増やすため調教を減らすようなら心配。
 残った4頭の中ではオイワケヒカリに魅力を感じる。前走並ばれてから最後まで抜かされない勝負根性は買いたい。オイワケヒカリを抜かせはしなかったがまだ底を見せていないレディパステルは鞍上も加味して押さえたい。シェリルウーマンは前走楽な相手で勝ったのは当然だが、2走前ダイワルージュと差のない勝負をしていたのだから圏内だろう。

●条件戦組(アデレードシチー)
 この組で過去10年連対した馬はいない。
 もし出走できれば、アデレードシチー。条件的にはかなり厳しいが、底を見せていないこと、前走平場の限定戦とはいえ好内容だったこと、将来性がありそうなことでまったく脈がないとは思えない。距離の心配はなさそう。

4月26日
天皇賞・春のはなし
 天皇賞のステップレースは年度代表馬テイエムオペラオーのまさかの敗戦、期待を裏切り続けたナリタトップロードの快勝で本番の天皇賞は面白くなった。
 良馬場前提で考えて、このレースのポイントはペース。
 逃げ馬タガジョーノーブル、セイウンスカイが出走することでハイペースになることは間違いなく“速いタイムの決着”になるだろう。

 1番人気になりそうなのはテイエムオペラオーだが、条件が一番あっているのは2番人気になるであろうナリタトップロードの方だと思う。
 ナリタトップロード陣営は「いい馬場で走らせたい」と言い続けていた馬で、その願いがかない前走はレコードタイムで快勝。それも今回と似たような展開のレースだったことからかなり有力だと思う。

 相手は当然テイエムオペラオー。対戦成績ではナリタトップロードとの勝負付けが済んだ感じもするが、前走の敗因がどうも気になる。敗因は“休み明け”“距離が短かった”“決めて勝負”“速いタイムの決着”だったと思う。今回“休み明け”“距離が短かった”はクリアされるしこの距離なら“決めて勝負”もまずないだろう、ただ“速いタイムの決着”は解消されない。テイエムオペラオーは昨年秋は馬場が悪いレースを勝ってきたように、タイムのかかる馬場が得意な反面レコード決着になるようなレースには?がつく。そのうえ、今まで経験したことのないペースになるのもどうか。
 また有馬記念を使った後、天皇賞のステップレースを早くも大阪杯に決めていた。本来なら昨年同様に阪神大賞典をステップにするはずなのに、本番までの間隔がなく適距離よりも短い大阪杯を、それも早い時期から選んだのは不思議だ。昨年秋の疲れが溜まっているためこのローテに決めたのではと思う。その結果が4着、本調子でなければスキップする手もあったと思うが、それでも出走したのだから走れる状態にはあったはず。
 不安もあるが底力はメンバー中一番で大崩れはないだろう。あとは敗戦のダメージがあるかということだけだと思う。

 これら2頭に続くのがエアシャカール、アドマイヤボス、マックロウ、メイショウドトウ、そしてセイウンスカイ。

 京都記念のレースからマックロウを一番推したいが前走阪神大賞典の内容がよくない。ムラ駆けの馬があんな負け方をしても心配はしないが、堅実な馬だけに納得がいかない。力負けという見方もあるが、それよりも距離に問題があったのではないかと思う。2400mを中心に走っている馬だから距離は長い方がいいという先入観があるが、母アンティックヴァリューの仔ニュースヴァリュー、ベガはそれほど長い距離を得意とはしていないなかった。そんなところからこの馬は中距離向きではないかと思う。あの差し脚は魅力的で手は出したいが、狙いは距離短縮の金鯱賞や宝塚記念まで我慢。条件馬が別定の重賞を勝つんだから力はあるはずだし、条件さえあえば必ずどこかで走ってくれると思う。

 マックロウの甥アドマイヤボスも同じようなことがいえる。セントライト記念を勝っても距離不安から菊花賞には向かわなかったことを思い出せば、条件は前走よりもいいとはいえない。

 去年テイエムオペラオーさえいなければというのがメイショウドトウ。昨年秋はテイエムオペラオーと同様のローテーションをとったことから疲れが心配。それにこの馬も距離延長が有利とも思えない。

 あれだけたくさんのG1の勲章を手に入れているサンデーサイレンス産駒だが天皇賞春勝ったのはスペシャルウイークだけで、2着もステイゴールドのみと案外苦戦している。そのサンデーサイレンス産駒のエアシャカールは皐月賞、菊花賞を勝った時の前走はすべて負けていた。目標に合わせて走るタイプなのだろう。とすれば今回は走りごろ。気性の悪さはあるがそれでもマークは必要。特に前走のように内枠に入り気性の悪さを出せない状況になれば期待度は増す。

 2冠馬セイウンスカイは久々、そしてゲート難。どこかエアシャカールに似ている。常識的に考えればこの久々は大きなマイナスでとても手が出せない。順調に使われている馬が多いだけにかなり厳しいことは間違いない。ただGT馬が常識を覆すことはしばしばあり走っても不思議ではないが…。

 それならば、タガジョーノーブルの逃げ切りの方に惹かれる。京都3000mをレコードで走ったこともあり、有力馬がけん制し合うことにでもなればそのまま押し切る可能性もわずかながらあると思う。

 今のところナリタトップロードを軸にしたい。テイエムオペラオーとの組合わせで勝負したいが3倍をきっているようなら単勝の方が魅力的。最終的には天気、オッズを見て買い目を決めたい。

4月13日
皐月賞のはなし
 皐月賞はアグネスタキオンの軸で堅そうだが、馬券は案外難しく勝負するレースというよりは見るレースのような気がする。レースの考え方としては弥生賞の1着アグネスタキオンと2着ボーンキングの5馬身差の間に何が入るかだと思う。難しいというのはジャングルポケットの見方だ。素直に2着にくると考えれば、大本命のこの組み合わせ1点。これで決まる可能性はかなり高いと思う。
 下馬評ではアグネスタキオン圧倒的1番人気、打倒アグネスの1番手がジャングルポケット、離れた2番手がボーンキング。ボーンキングの場合弥生賞の差から逆転はかなり難しい。ジャングルポケットはラジオたんぱ杯で21/2馬身差の2着、当時休み明けだったことを考えれば勝負あったとまではいえない。
 ジャングルポケットの鞍上は角田騎手。最近の彼はあまり目立つことはないが、数年前のオークスで圧倒的1番人気のシスタートウショウを無謀とも思える後方から走らせたことが印象的だ。あの度胸を思い出せば、ジャングルポケットで2着狙いをすることはなく勝ちにくる気がする。もし皐月賞でアグネスに並ぶシーンがあれば逆転まで十分可能。狙いはジャングルポケットの単勝。
 アグネスタキオンの鞍上河内騎手は圧倒的1番人気になれば無謀なことはせず間違っても連をはずすことはないだろうから連軸は堅い、馬連は当然アグネスから。ただ、ジャングルポケットが勝ちにくればジャングルの2着はないように思う。こう考えると先週の桜花賞同様に2着争いは混戦で手広く。ボーンキング、ダンツフレーム、シンコウカリド、ミスキャスト、ミレニアムバイオ。特に現状ではダービー出走が厳しいミスキャスト、ミレニアムバイオはここで勝ち負けよりはダービーの権利取りに徹する可能性は十分ある。
 買い目を整理するとジャングルポケットの単勝、押さえは馬連でアグネスタキオンからボーンキング、ダンツフレーム、シンコウカリド、ミスキャスト、ミレニアムバイオ。要はジャングルポケットの2着はないという見方。

4月10日
間違いが正解になるからわからない
 ある掲示板で馬の使い方について書かれていた。エッこの馬がなぜこのレースを使うの?なんてことは珍しくなく一言も二言もいいたくなることはある。調教師はもちろん勝てるレース、馬の適性からレースを選んでいるのだろうが、それでもうまくいかないことがほとんどで、疑問に思ようなレースを使って負けてしまえばレースを選んだ調教師のせいということになる。「先生」と呼ばれる調教師は、ほんとうに大変な仕事だ。
 その掲示板に「コンバットの使い方は間違っていた」というものがあった。それには具体的にどこがというのはなかったが、たしかに一言いいたいレース選択もあった。距離伸びればいいと言われて馬が3歳(現2歳)暮れから4歳(現3歳)はじめに芝1400〜1600を使い、その中には格上挑戦もあってこれには疑問に思った。後になって考えてみれば、芝を使ったのはクラシックを意識してのもの、そして格上挑戦させたのはもし勝てばクラシック出走という可能性があったからだろう。そんな期待をことごとく裏切ってくれたおかげで、出資している方としては変な期待を持たなくなったし冷静な目で見れるようになった。
 早くダート路線を歩ませた方がいいという見方もあったが、これもどうだったか。仮に3歳(現2歳)暮れからダート路線を進んで1つ勝ったとしても、その後OPの適鞍はほとんどない。それに寒い時期に好走しないことを考えれば得意のダートであっても芝を使っての結果と同じだったかもしれない。もし調子の悪い時に適性のあるダートで惨敗だったらコンバットの適性って何?っていった感じで路頭に迷っていただろう。いい時期にダート変更したと思う。
 結果としてGTを勝ったから言うのではないが、間違い(だったのかも?)が正解になるから競馬はわからない。調教師がこちらの思いと違う使い方をして文句の1つもいいたい時もあるが、馬に最善をと思う気持ちは同じで、できるだけ批判はしないようにしたいと思う。


4月2日
エイプリルフールのオペラオー
  オペラオーが負けた。よりによってエイプリルフールの日に負けるとは…。
 とはいえ、一旦は先頭に立ったんだからむしろ負けて強しの内容だったと思うし天皇賞への前哨戦と考えれば十分。ただ、これを叩いて天皇賞は安泰かというとそうでもない。
 今回の敗因は@休み明けA速いタイムでの決着B4歳馬の成長、この3つが重なったと思う。@の休み明けは新馬を含む過去4戦して1勝と元々鉄砲駆けはよくないタイプ(かなり高いレベルの話)で今回は万全ではなかったと思うしこれを使われて間違いなくよくなり本番での心配はない。もし天皇賞で負けるとすればAとBだと思う。
 速いタイムでの決着。オペラオーは強いといっても持ちタイムがなく今回1分58秒台の決着は速すぎた。本番の天皇賞は毎年スローになりやすいが、阪神大賞典で逃げた馬たち、セイウンスカイの出走があればハイペースになるだろうし、速いタイムでの決着も十分考えられる。オペラオーには厳しく勝負付けが済んだナリタトップロードには有利な条件だ。
 4歳馬の成長。現4歳馬は弱い世代と言われていたが、京都記念、産経大阪杯の勝ち馬はその弱いといわれていた4歳馬。それもクラシック路線を歩んでいない馬だったといのは偶然とはいえ皮肉に思う。それだけ埋もれていた4歳馬がいたということだろうし4歳馬が今成長している。「また4歳馬」なんてこともありえるかもしれない。
 まぁ重箱の隅をつっついただけで天皇賞を勝つ可能性が一番高いのはオペラオーであることは間違いない。ただ、勝負ごとと考えた時、連勝が切れたというのは気になる…。本番までのあと1ヶ月、テイエムオペラオーの取捨に悩みそうだ。

3月29日
地味なトロットスター
 トロットスターは人気通り高松宮記念を完勝。最近の成績をみればわかるようにこの馬は本当に力をつけているし文句のない勝ちなのだが、どうも強いという感じがしない。本格化する前のイメージが残っているのと血統からそんな感じがするのかもしれない。
 トロットスターはデビュー2戦目で勝ち上がり5戦目には500万を突破。その後芝路線を歩むが、好走するのはローカルかタイムのかかる馬場で中央場所の重賞ではイマイチ。この時点ではとてもGT馬にはなるとは思えない成績。
 もしこれで兄弟馬が活躍とかサンデサイレンスの仔だったら見方が変わっていたのかもしれないが血統も地味。母のカルメンシータは『栄光の名馬たち』で何かの時にチラっと見た感じはするが、父親ダミスターはあまり聞き覚えがない種牡馬。種牡馬辞典で調べたらミスタープロスペクターの直仔だが、スピードを売りにしているのではなくパワー型という異端児。血統もどう考えてもGT馬って感じがしない。
 この馬が開花したのは去年のGT安田記念で5着になったことだろう。最低人気でフロックとはいえ掲示板に載たんだからOPならソコソコにやれるぐらいにしか思っていなかった。しかしその後GV、GUを勝ち、遂にGTまで昇り詰める快進撃。サンデー全盛期の今、成績や血統が地味でもなんとかなってしまうから競馬はわからない。

2月23日
オペラオーに必要なもの
 京都記念のマックロウには驚かされた。この馬の強さは本物だと信じたいし、本物でなければ困る。去年の古馬芝長中距離GTはテイエムオペラオー一色。そのうえ、1年間2着はナリタトップロード、ラスカルスズカ、メイショウドトウの組み合わせじゃぁ再放送のテレビを何度も見ているようでもう飽きた。
 オペラオー自身、記録を作ってはいるがどうも印象に残るものがない。それは対等できるようなライバルいないからだ。同じようなことがいえるのが、20世紀の名馬の1位になったナリタブライアン。3冠レースで勝った着差が大きかったのは印象的だが、負かした相手がどうもイマイチ。この時点では今のテイエムオペラオーと変わらないが、古馬になって阪神大賞典でマヤノトップガンとのマッチレース、天皇賞で先着を許したサクラローレルがその後大成したことがせめてもの救い。
 海外に出かけないオペラオーは自分に有利なルールで戦うヒクソンにダブルものもあり、国内でやるからには負けてもらいたくはないがこのままでは記録だけの馬になってしまう。今オペラオーに必要なのは対抗できる馬の出現だと思う。

2月17日
みのもんたのペース
 先週今年初めて府中にでかけた。重賞もなく寒い土曜わざわざ現場にでかけるのはマニアと変わり者ばかり。自分もそのひとり。現場ではいつも場内FMのパドック解説を参考にしている。その場内FMがこの開催から『TSS』をリニューアルして『GREEN-WAVE』に衣替え。このリニューアルがどうも馴染めない。今までなら解説の後に曲を流したり過去の馬のはなしだったりでゆったりしていたのに、『GREEN-WAVE』は予想重視。まぁ馬券を当てにきてるんだから予想重視になるのは当然でこのリニューアルも仕方ない。
 他人の予想を聞くのは面白く好きなのにこの違和感はなんなんだろう? 直前まで予想で自分の考えがまとまらないうちに締め切り時間。流れが早すぎるからだ。このハイペースが向いてる人もいるだろうが、自分にはこのペースが合わない。みのもんたが「ファイナルアンサー」と言った後に長い間を取り解答者のペースを狂わせているのとどこか似ている。予想にもレース同様ペースが大切なのかもしれない。

2月8日
道営競馬の企業努力
 文京区がWINS後楽園に税金をかけるという記事を新聞で見た。今までの流れからみてもかかるはずがないし、どうでもいいことと思った。しかし、なぜ急にこんなことに税をかけるといい出したのか? まぁ単純に考えればお金に困った区が都知事を見習ったと思うがこれはおかしい。一般企業がお金に困った時、事業縮小や社員の給料を減らす、最悪の場合はリストラをして努力するのに、そういった努力があまり見えてこない。これではカツアゲと対して変わらない。
 企業努力といえば競馬ブックで読んだ存続の危機にさらされている道営競馬のことを思い出した。赤字で苦しむ道営競馬は、種付け権利を賭けたスタリオンシリーズ開催や、南関東での場外発売を実施してなんとかこの危機を乗り越えようとしている。残念ながら成果はあがっていないようだが、企業努力をしているのは見える。大きなお世話だが、JRAが努力が見えないお役所にお金を払うぐらいなら道営競馬に融資したらと言いたくなる。

2月2日
賞味期限
 スポーツ新聞にウイングアローがドバイワールドカップ日本代表としてほぼ出走が確定とという記事がでていた。まぁJCダートの結果から順当なんだろうけど、かわいそうなのはドバイ目指して地方競馬を走り周ったファストフレンド。「この“クソババア”」っていいたいぐらい地方競馬では敵なしなのに中央のここ一番では勝ちきれない。なんだか気の毒だ。
 砂の女王ホクトベガはGTの肩書きを持って地方競馬に参戦したのに対して、この馬は中央で条件戦を走って地方競馬で開花した。その感じからなんとなく泥臭く、馬齢的にも賞味期限切れのところから“クソババア”って言葉がでてくる。この時の“クソババア”は毒蝮三太夫がよく使うあれと同じ感じで決して中傷ではない。目的を失ったファストフレンドに毒蝮三太夫なら「ババア賞味期限が切れてるんだから腐ってもしょうがないだろ」ぐらいのくだらないこと言うのだろうか? 腐りかけが一番おいしかったりするものもあるからフェブラリーSのババアは怖いかも。

1月26日
フーテンのボサツ様
 もう何年前になるんだろうホクトベガ一色の川崎記念当日のことだった。ベガの相手探しをしていた時、隣に座った初老の男が馬柱を見ながらつぶやいた。「アドマイヤボサツっていろんな競馬場を旅して安住の地が見つけられないオレみたいだな」。たしかに今では珍しくないが、ボサツはJRA所属ながら地方の競馬場ばかり走っていた。そして、この男と同じように年をとって哀愁も漂っていた。レースはボサツが馬券に絡むことなくベガの勝利で終わった。
 この男のことが気になる。フーテンの寅さんのような仕事なのか? 転勤を繰り返すサラリーマンなのか?。きっと馬券はボサツから買ったんだろう、ボサツで当てさせてあげたかった。まぁそんなことをいって馬券を(たぶん)はずしているぐらいの男だから今でも安住の地は見つかってないだろう。川崎記念になるとこの男とアドマイヤボサツが気になる

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