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   天然100%ボード


□天然成分100%リグニン接着剤

 当社は、イネ科リグニンを主原料とする植物系接着剤、リグニン接着剤を開発しました。リグニン接着剤は、石油化学薬品の使用を大幅に減らし、有害物質の発生の無い、安全性と地球環境を配慮した接着剤です。。
 しかし、当社は、より高い安全性を目指し、また地球環境保護のため、その後もリグニン接着剤の改質、改良の研究を行い、このたび、石油化学薬品を一切使用しない、天然成分100%の新型リグニン接着剤の開発に成功しました。
 新型リグニン接着剤は、イネ科植物リグニンが主成分、それ以外に炭水化物、無機塩類を含みますが、全て天然由来の成分です。接着剤の使用中も使用後も、そして燃やしても有害物質の発生の心配は一切無く、安全性の問題を全て解決します。
 新型リグニン接着剤の用途は、もっぱら木質系ボード用です。加熱することによりイネ科植物リグニンが基材の木質成分と化学反応して結合することにより、硬化します。
 新型リグニン接着剤の最適な実用例として、MDF(中密度繊維板)と亜麻ボードをご紹介します。


亜麻ボード

 2003年、当社は、中国黒意江省で亜麻の芯部を主原料とした、天然成分100%のボードの試験生産に成功しました。

○亜麻について
亜麻ボードに使われる亜麻とは・・・
 中国東北地方やヨーロッパで栽培される一年生の繊維植物で、高級衣料用の麻の原料です。亜麻の加工工場では、繊維を取った後の芯の部分が産業廃棄物として大量に排出され、焼却されています。

○亜麻ボードの品質
 亜麻ボードの品質は、以下の通りです。

密度(g/cm3 0.7〜0.8
曲げ強さ(N/mm2 14
ホルムアルデヒド
放出量
検出限界以下
            試験方法はJIS A 5908(パーティクルボード)に準拠。


中密度繊維板

 木材のは材をすりつぶして繊維化したものを接着剤を使用してボード化したものを中密度繊維板と言います。従来、接着剤として尿素、メラミン樹脂等ホルムアルデヒド系のものが使用されてきましたが、当社は新型リグニン接着剤を使用して天然成分100%の中密度繊維板を作りました。

(1)製造条件
  ・主原料・・・蒸煮解繊装置で解繊した木材繊維
  ・接着剤・・・木材繊維に対し15重量%のリグノスーパーAを使用
  ・硬化剤・・・リグノスーパーAに対して5重量%のシュウ酸を使用
  ・混合方法・・・@リグノスーパーAを水に混合して濃度30%の水溶液とし、これにシュウ酸を添加混合溶液とする。
          A蒸煮解繊直後の木材繊維に、前記@の混合溶液を噴霧する。
          B原料ごと乾燥させ、水分を除去する。
  ・成形条件・・・ホットプレス 210℃×10分
  ・製品サイズ・・・厚さ8mm 910mm×1830mm

(2)試験結果
  密度(g/cm3) 0.8
  曲げ強さ(N/mm2) 25
  吸水厚さ膨張率(%) 11
  ホルムアルデヒド放出量(mg/l) 0.0


□試験生産に成功

 2002年、当社は、黒意江省の中密度繊維板工場で世間生産を実施、製品化に成功しました。


天然成分100%ボードの用途


 亜麻ボード、天然成分100%MDFは、いずれも家具・住宅仕上げ材用に適過です。というのは、有害物質を一切使用していないため、人の住空間で安心して使用できるからです。
 日本で2003年7月からJIS規格にホルムアルデヒド放出量の最も厳しい基準、スーパーE0(0.3mg/l以下)が定められました。今後は、ホルムアルデヒド以外の有害物質も重要視されてくるものと考えられますが、亜麻ボードは、ホルムアルデヒドはもちろん、それ以外の化学物質も一切使用していないため、その他の有害物質は発生しない人体に優しいボードです。


事業参加を募集します。

 当社の有するケナフボード、リグニン接着剤等の技術の中で、亜麻ボードが最も実用化に近いところにあります。
 あと少しの設備改良で実生産が可能となります。コストもあまり高くありません。非木材の亜麻が主原料で天然100%、地球と人に優しい、非常に魅力的な商品です。
 事業は実用化の直前のところで足踏みしております。本事業に関心をお持ちの方からご支援を希望致します。本事業に参加し、出資してくださる方、亜麻ボード製品をご購入くださる方、あらゆる立場のパートナーを募集致します。