●基礎体温の測り方
@朝、目が覚めたら、そのまま床の中で測ります。
起き上がったり、飲食をしたりすると体温が上がってしまうので、目覚めたらすぐに測ることがポイントです。
A舌の下に体温計を入れて測ります。
床の中で静かに横になったままで体温を測ります。目が覚めたらすぐに、毎朝だいたい同じ時刻(5時〜8時)に測ります。
測定場所は、口の中(舌下)です。測定時間は、水銀体温計なら5分間、電子体温計なら1〜3分くらいです。(1時間以上ずれた場合は、メモしておきます。)
B基礎体温表に記入します。
その日の体温を点で記入し、前日の点と結びます。
測り忘れた日は空欄にしておきます。
●基礎体温表の見方
通常の基礎体温
一番下がっているところが排卵日です。
排卵後高温期に入り、下がった時に生理がきます。その後14日ぐらい低温期です。
高温期がずっと続く
黄体ホルモンの分泌はふつう2週間ほどでストップしますが、妊娠するとそのまま分泌され続けます。高温期が3週間以上続く場合は、妊娠の可能性が高くなります。
高温期が短い
高温期と低温期が分かれていても、高温期が9日以内の場合は、黄体ホルモンがスムーズに分泌していない「黄体機能不全」の疑いもあります。