慢性的過労による筋肉の凝り症状によく効きます。
慢性過労状態が長期間続くことによって、自律神経の交感神経が異常に緊張すると、末梢循環が悪くなり、筋肉に乳酸などの不要物質がたまり、肩の中心部、後頭部の凝り、胸から首のつけ根、背中全体が異常に凝り症状を現す。
この自律神経の異常亢進による凝り症状は、睡眠を浅くして、寝つきが悪く、朝早く目覚めてしまい、午前中は身体がだるく、仕事に集中力を欠き、頭が重く、やる気は頭にあっても身体が動かない状態です。
心拍数は90〜110、行動していないのに常に早い状態です。時に、微熱、食欲不振、胃痛、軽いめまい、全身のだるさを感じます。
漢方的治療は陰気と陽気を調整させることが目的です。
この陰気(深い所のエネルギー)と陽気(浅い所のエネルギー)が調和すると、自律神経の交感神経と副交感神経も調和して、バランスを身体自身で取ることが可能となります。 鍼治療でその手助けをしてあげればよいのです。