玄米酵素ハイ・ゲンキについて

発酵食品としての玄米酵素                    

                               

玄米酵素を続けている人からは共通して「体が疲れなくなった」「風邪をひかなくなった」「お通じがよくなった」という声が聞かれます。
これは、おそらく玄米胚芽、表皮と粉末大豆の優れた栄養バランスのうえに、発酵によって次のような有効作用が相乗的に働いたものと考えられま。

1.抗酸化作用・生体防御作用
細胞膜や体内の脂質が酸化すると、老化が進み、病気にかかりやすくなります。
玄米酵素の中のセレニウム、システイン、ビタミンB2は抗酸化力を持ち、発酵によって多くなったものです。
さらにカタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼ、スーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)等も活性を増し、生体を防御します。

2.解毒作用
慢性病の原因になるといわれている活性酸素や発ガン物質(トリプP1、AF2)の毒性を消す力のあることが実験で判明しています。
これは食品添加物の毒性研究の権威、西岡一先生の研究室で、大腸菌とサルモネラ菌を使って行われたものです。
実験結果では、玄米酵素には70%から100%近い消去力がありましたが、玄米の粉の方はゼロでした。
このことから、解毒力は発酵させることによって生じたものと思われます。

3.腸内細菌叢の改善
腸の中には約100兆個余りの腸内細菌が住んでいますが、これには善玉菌と悪玉菌とがあります。
健康な人の腸内細菌叢には、ビフィズス菌や乳酸菌、酵母菌などの善玉菌が多く、ガンや病気がちの人は、ウエルシュ菌や腐敗菌などの悪玉菌が多いことが研究者によって明らかにされています。

玄米酵素のように、よく発酵熟成した食品には酵母や乳酸菌が多く、腸内で善玉菌を増やします。善玉菌は腸粘膜のリンパ組織を刺激するので、病菌から宿主を守ってくれるのです。
またビタミンB群やホルモンを産生し、便通を整えるという働きもしています。《発酵王国の食品》
発酵というのは、微生物のもつ酵素の力を利用して食品を分解し、味と香りをよくし、消化吸収力を増し、さらに栄養価を高めるという、人類の考え出した知恵なのです。特に日本は発酵王国と言われ、世界で最も高度な技術と歴史を持つことで知られています。
玄米酵素も、祖先が長い年月をかけて磨き上げた発酵技術を活用した優れた食品だと思います。