8.玄米酵素にはどんな種類があるか

葉緑素、霊芝入りなど5種類

粉末・顆粒・錠粒の3タイプ

 現在、玄米酵素には次の5種類があります。

[レギュラー](粉末、顆粒)
 玄米及び玄米の胚芽と表皮の部分を麹菌で発酵し、大豆蛋白と牡蠣殻カルシウムを加えた基本的なタイプ。

[葉緑素入り](粉末、顆粒)
 レギュラータイプに葉緑素を加えたもの。葉緑素はスピルリナという海水の藻類を使用しています。スピルリナはクロレラと同じ種に属しますが、クロレラに比べ細胞壁が極めて薄く柔らかいため、消化吸収力がはるかに優れています。クロレラの72%に対し、95%という高い吸収率です。
 また肝臓を強くして貧血にも効果のあるビタミンB12や抗ガン効果のあるフィコシアニンという色素も含まれています。

[霊芝入り](粉末、顆粒)
 葉緑素入りに霊芝を加えたものです。霊芝は、もともとサルノコシカケ科のマンネンタケですが、免疫力を高める働きが強く、長い漢方医学の歴史をもつ中国では、さまざまな症状の治療に用いられ、多くの成果をあげています。
 動物実験等の薬理研究でも鎮痛、強心作用が顕著なことが確かめられています。

[グルカン入り](顆粒)
 葉緑素入りにグルカンが入っているものです。グルカンとは、分子量の小さい低分子の多糖類で、冷水にもよく溶け体内での吸収がよい性質を持っています。
 細胞に直接働きかけ、その生理活性を促しますので、免疫増強作用が強く、消化管の働きを活発にします。従って便秘には効果的です。

[花粉入り](錠粒)
 花粉には風媒花と虫媒花がありますが、使われているのは虫媒花の花粉ですのでアレルギーなどの心配はありません。ビタミンやミネラルがたっぷり含まれていて、粒状になっているので食べやすく、成長期のお子さんには良い栄養補給になります。