12.ビタミン・ミネラルについて

人体には大きな影響力

自然のものから摂取を

 ビタミンもミネラルも、食品に含まれる量は、微量成分と言われるようにわずかですが、人間の体に大きな影響力を持つ点で共通しています。

 一般に、ビタミンは有機物で、ミネラルは無機物と表現されます。

 有機物というのは、有機化合物のことで、それを作っている元素群に炭素が骨格としてあるものを言います。これに対し無機物は炭素が骨格となることはまずありません。

 ミネラルは多くの種類がありますが、人間の体に必要な必須ミネラルは18種類で、人体には31種類存在しています。ビタミンもまた種類が多く、それぞれ特有の生理作用を持っています。

 これらは、それぞれの働きがあり、疾患の治療にも使われることがあります。厚生省が出している『四訂日本食品標準成分表』にはビタミン6種類とミネラル5種類のみ必要量を明示してありますが、今は健康ブームにのって、その他のいろいろな栄養素の必要性が言われています。なかにはすでに海外で過剰症が問題になっているものもあり、単品での栄養素を補給することに対し懸念の声も年々高まっています。いろいろな栄養素を含んでいる自然の食品から摂るのが一番有効であることも明らかになってきています。

 玄米酵素はビタミンB群をはじめとしてビタミンE、鉄・カルシウム・リン・マグネシウムなど、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれている総合栄養補助食品なので、単品での栄養補給の必要がありません。