11.酵素について
あらゆる生命活動に関与
現代人は酵素活性が低下
酵素は私たちの体内のありとあらゆる細胞にあって絶えず活動しており、大きな役割を果たしています。食べ物の消化を助けたり、細胞の分解・合成を促すなど、体内で起こるさまざまな化学反応に介在しています。つまり触媒作用をする、たんぱく質からできている物質です。
人間の体の中では体内酵素が作られていますが、年齢とともに作られにくくなり、また現代人は酵素活性が低下してきています。これは、環境汚染やストレスが原因となっていることが多いのです。
なかでも食品添加物や農薬による食物の汚染にいたっては、もっとも慢性病を増加させる原因のひとつとしてあげられます。
こうした悪い環境を克服するためには、酵素の補給が必要になります。新鮮な生の食品や、酵素の多い発酵食品が体内酵素の不足を補強してくれます。
酵素は約三千種ほどが知られていますが、補酵素であるビタミン・ミネラルなどと互いに協力し合って、体内で効率よく、その働きを発揮しま。
酵素の主な働きとしては
1.消化吸収を促進させる。
2.細胞を活性化させる。
3.腸内細菌をきれいにする。
4.免疫力・自然治癒力を高める。
5.老化物質、有害物質を分解排除する。
などがあります。
また補酵素として働くビタミン・ミネラルの主なものには次のものがあります。
ビタミン 〜ビタミンB1・B2・B6・B12・ビオチン・パントテン酸・葉酸等
ミネラル 〜マグネシウム・カルシウム・亜鉛・鉄・銅・マンガン・セレニウム等