不妊について東洋医学の考え方

 

東洋医学における不妊症の位置づけ

中国の古代医学書では、不妊症は、「絶子」あるいは「不孕」と記述されています。
そして医学書には、「不妊症の原因は、お血によるもの」と書かれており、これは血行不良のことです。この血行の乱れにより、女性特有の疾病を生じるということが書かれているのです。

近年、西洋医学が発達し、不妊症の原因はどうも自律神経やホルモンバランスの乱れが関係するのではということが解明されました。これを見るに、東洋医学では、数千年以上も前から不妊症の原因を突き詰めていたことになるのです。
ただ、西洋医学の見解とは大きく違う部分もあります。東洋医学には、ホルモンバランスや自律神経の乱れという考え方は存在しません。全ての疾病は、内臓諸器官のバランスの乱れにより生じるものと考えます。
従って、臓器の乱れを整えることによって、血行を改善し不妊症を治療するというのが東洋医学の基本的な考え方です。