●大根湯(かぜの熱をとる)
大根と根生姜をきれいに洗って、皮ごとすりおろします。60〜90ccの大根おろしに対し1割の生姜を加え、20〜30ccの醤油をさし、
どんぶりの中にいれます。そして、よく煎じた番茶を300〜400cc加えます。番茶は、できれば三年番茶を利用します。
●蓮根汁(咳、ぜんそく)
60〜70グラムの蓮根をきれいに洗います。その際、薬効が大きい節に近い部分をなるべく使うようにします。皮ごとおろし器でおろ
し、ガーゼで汁を絞ります。蓮根汁30〜40ccを1回量として3倍量の湯を注ぎます。これに根生姜の絞り汁3〜4適と醤油少々を加え、
味をつけます。1日2回熱いうちに飲みます。
●ネギ味噌湯(身体を温める)
長ネギをみじん切りにして茶碗の中に入れ、すりおろした生姜・味噌を適量加えます。
これに熱湯を注ぎ熱いうちに飲みます。すぐ布団に入り休みます。
●梅生番茶(身体を温める)
番茶をよく煮出します。番茶はできるだけ三年番茶を使うようにします。湯飲み茶碗に梅干し一個と醤油を茶さじ一杯・生姜の絞り汁
3〜4適加えます。梅干しを箸でよくほぐしてから、熱い番茶を注いで飲みます。
●おろしリンゴ汁(子供のかぜに)
リンゴを皮ごとすりおろし、茶碗一杯食べさせます。
●キンカン湯(かぜの時季におすすめ)
キンカンを黒砂糖またはハチミツで煮て、煮た実をそのまま食べたり、熱い湯でといて飲みます。煮たキンカンは長く保存することが
できます。
●大根のハチミツ漬け(おやつにどうぞ)
大根を皮ごとさいの目に切り、容器に入れ、大根がかくれる程度にハチミツを加えます。
そのまま1〜2昼夜おいてからその汁を適宜なめます。
●生姜湯(身体を温める。かぜの初期に良い)
生姜を皮は剥かずにすりおろす(好みにより適量)。茶漉しに入れお湯をそそぎ、大き目の湯のみ一杯を作る。適量の天然蜂蜜を入れて
よくかき回し、時間をかけてゆっくりと飲む。
※紅茶を少量加えると「かぜ」に対する殺菌作用が強化します。