(方法)バンソウ膏にて皮膚の表面に添付します。
丁度蒲団をしいて赤ん坊を寝かせ、その端から出た足が穴所に刺さり上からすっぽり蒲団を掛けたようにするのである。この際、刺針部のしわと皮内鍼とが平行になるように注意する。もししわと直角になると動くたびに刺激し不要な痛みを与える。また浅すぎると抜け,深すぎると痛かったりするのでこの点に熟練を要する。
〔応用〕これは主として鎮痛法に応用するが、押して痛い所を目標とし、その頂点に命中した場合には劇的な効果がある。このほか、咳止め、下痢止め、健康法、体質改善、
その他と応用範囲は中々に広い。その材質も金、銀、ステンレス等種々あるが病症によって適宜選択し応用する。