スマホ・パソコン症候群 いわゆる、ICT眼症(VDT症候群)について |
ICT眼症(VDT症候群)とは ITとは「Information Technology:情報技術」という語句の略語で、最近のテレビゲームとかパソコンなどを含むさまざまな情報機器あるいはその技術を意味します。そしてICT眼症とは、「IT機器を長時間あるいは不適切に使用することによって生じる目の病気、およびその状態が誘引となって発症する全身症状」をいいます。 VDT症候群(ブイ・ディー・ティーしょうこうぐん、英語:Visual Display Terminal Syndrome)とは、コンピュータのディスプレイなど表示機器(総称して Visual Display Terminal、VDT と呼ばれる)を使用した作業(VDT作業ともいう)を長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気のことである。別名テクノストレス眼症、ICT眼症とも呼ばれます。 IT機器が普及するようになって、事務用のパソコン画面を見ながら長時間の仕事をする職種に、「目が疲れる」とか「目が乾く」、「頭痛がする」などの眼症状に加えて、全身的な症状を訴える人が増えています。これらの症状は「VDT(Visual Display Terminal)症候群」とか、「テクノストレス眼症」と呼ばれ、肉体的な症状だけでなく、最近では精神的ストレスも問題視されています。 また最近は、IT機器の画面も、画像の大きさ、色彩、文字などの形や表示の仕方、経済性などの目的別に、液晶やプラズマ、有機電界発光、発光ダイオード、蛍光表示管など多くのものがあります。さらに、コンピュータ画面や携帯電話から発生する電磁波のからだへの影響も考慮しなければなりません。これらのVDTによって引き起こされる、いろいろな目および全身の症状(過労)が「ICT眼症」です。 |
ICT眼症の症状 ◆眼の過労による諸症状 |
心配される子供への影響
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ICT眼症の検査(ICT眼症と診断するための検査) |
どうすれば良くなるの? ICT眼症と診断がついた時点で最良の治療は、原因を断つこと、つまりIT機器の画面から遠ざかることです。 <参考>ICT眼症予防の訓練
調節訓練 |
ICT眼症(VDT症候群)の治療と鍼灸治療 現代医学には、目の疲れをやわらげ、目にうるおいを与える点眼薬や、身体や目の緊張をほぐす飲み薬による治療が行われます。液晶モニターが発する光「ブルーライト」から目を保護することを目的としたパソコン専用メガネもあります。 ◆鍼灸治療は非常に効果があります。 <資料>公益社団法人 日本眼科医会 <参考資料> ◆目のホットパックでドライアイのケアを オフィスで増えているドライアイ ◆涙は三層からなる 涙の働き 目の使いすぎでドライアイになる ドライアイの治療法 ◆ドライアイメガネ
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