我が家の池を紹介致します。
動機としては、二男のよしあきと池の話をしたところ、是非欲しいと言われ、小生も以前から欲しいなと思っていたので今年(2002年)のゴールデンウィークに造ることになりました。

いざ造るとなると、以下についていろいろ検討しました。
 ・庭の何処に設置するか ⇒ 朝日があたり西日があまりあたらない所が良いようです
 ・池の施工方法      ⇒ 既製品のひょうたん池に決定
 ・工期            ⇒ GW期間に完成させること
 ・予算            ⇒ 5〜6万円程度
 ・ろ過方法         ⇒ 予算を考え取り合えず、ウォータークリーナー決定

池の簡単な工程を示します。
 ・ひょうたん池の選択と購入
 ・ひょうたん池を設置させるための下堀
 ・ひょうたん池の設置
 ・ウォータークリーナーの選定と購入
 ・野良猫対策
 ・直射日光対策   などかなぁ

池設定のための注意事項 [実際に直面したこと]
 ・ゴールデンウィーク中にひょうたん池を購入したものですから、製造メーカも連休に入り購入
  したひょうたん池が手に入らない。
 ・買ったばかりの鯉が一晩で野良猫にもっていかれたので、急遽の野良猫対策を行った。
 ・急遽の直射日光対策。

それでは出来上がった写真をいくつか紹介します。
これが全体の写真です。
猫対策のため45センチ高の金網を周囲に巻いてしまったので水交換やその他もろもろの作業のための扉を作りました。
上の写真を裏から見たところです。
左に写る小さい小屋の中には電気系統であるACコンセントやエアーポンプなどが入っています。不要となったタンスの古材を活用して作っています。古材活用率は80%位でしょうか。赤茶ペンキで下地を塗り、後からこげ茶のスプレーで簡単に塗るとなかなか良くなります。
扉の格子は園芸用の不要となったバイプを活用しました。下の石台は本物の石です。小生が若い頃にオーディオに凝っていて石材店に特注で作ったものです。昔は、この石の台の上にレコードプレーヤーが載っていました。30Kg位の重いものなのですよ。
急遽必要と考えた直射日光対策および野良猫対策のために全く池の風情がなくなってしまいましたが、実用的を選び考えた末の結果なので仕方ないかなぁ。
 池の周りに敷き詰められた石は、近くの川原から拾ってきた川石です。こどもと拾いに行き、約30個程度を使用しています。朝早くに拾いに行き、本当に疲れました。
タンスの古材で作った小屋を小生はポンプ小屋と名づけました。ホンプ小屋の下には芝を植えています。一ヶ月以上経った今では、芝が6〜7センチ程度に伸びて青々しています。
実際に鯉や金魚を入れた写真です。水を入れて2日程度後の写真なので水は透明度が高いですが、現在では池の周りにはコケが生えて緑色に見えています。またバクテリアの繁殖により出目金や金魚が死ななくなりました。最初の頃は、白点病になったりしましたが、現在では水が大分安定してきたようです。
業者が連休となり、ひょうたん池が入手できなかった2日間に暇つぶしに作った2件を紹介します。
レンガで作った流し台です。ちゃんと排水工事もしていますし、防水モルタルも使用している本格的です。暇つぶしに行ったつもりが池造りよりも大変だったかも。レンガにモルタルは始めての試みだったので、いろいろ勉強になりました。事前にレンガを水に浸して置いた方がモルタルがつきやすいです。 
 江ノ島や水族館などに行くと必ずお土産に買って不要となる貝をモルタルでつけています。アクセントになっているでしょうか(笑)。
朝の日差しが強いので、20年程前に植えた藤の木があるのですが、それでもこれからの夏場は、日が差し込み暑いです。そのため、すだれをかけました。25センチ浮かしてかけているので、窓の開閉に支障はありません。夏の風情が出でいるので、つい写真に撮ってしまいました。なんか、池よりこちらの方が風情が無い(笑)。
 
 話は変わりますが、この藤の木はもう15年以上花が咲きません。藤と言えばあの花が咲かないと何の意味もありませんよね。そこで小生はこの藤の木をバカ藤と呼んでいます。昔は綺麗に咲いたのですが、何故でしょう。一説には、根元に日を当てないと花が咲かないと聞いたことがありますが、藤の木に詳しい方、教えて頂きたいと思っています。
あれから約2ヶ月経過した池の様子を掲載致します。
ご覧のように元気に鯉や金魚が泳ぎまわっています。この時は餌をやったところなので浮上しています。普段は底の方に泳いでいます。
一ヶ月程前に追加したろ過装置です。市販されているものを使用しています。本来はろ過装置も自作したく、図面や使用する材料などについても最終検討までは行ったのですが、1万円程度でフルセットになっていましたので思わず買ってしまいました。本当に既製品の方が楽ですね。でも自作の楽しさは無いですけど・・・
ホテイ草が元気です。ホテイ草はどんどん増えますね。買うと一株150円から300円程度するので増えてくれて大変嬉しいです。
岩の下は空洞になっていて、普段はデメキンや金魚がたむろっています。
一ヶ月程前にひょうたん池に「どじょう」を20匹、「めだか」を80匹入れていましたが、25センチの鯉が全て食べてしまいました。水中の水草なども入れていましたが、全部鯉が食べてしまいました。鯉は雑食なんですね。

左のホテイ草が入ったバケツは、ホテイ草が増えたのでやむを得ずパケツに入れておきました。2週間後に水中を確認するとなんと「めだか」の稚魚が数匹いるではないですか。ビックリしました。ホテイ草の根に生みつけたたまごが、バケツの中で孵ったのです。今では、この「めだか」の稚魚にも関心をもっています。また趣味が増えてしまう(笑)。
屋外水槽の紹介です。
屋外水槽はご覧の通り、45cm水槽と90cmワイド水槽があります。
◆ 45cm水槽の方は、メダカが14匹います。バケツでは可愛そうなので水槽に入れて上げました。因みにエアーポンプや濾過器などは一切使用していません。2ヶ月程経ちますが、メダカが死なないので住みやすい環境なのかなぁと思っています。

◆ 90cmワイド水槽の方は、コメットや和金などの金魚が入っています。ちょっと前までは60cm水槽だったのですが、水漏れしてしまったので最近になり購入しました。本当は90cm水槽が欲しかったのですが、奥行きが45cmもあるので設置できなく、やむを得なくワイド水槽になりました。
◆ 45cm水槽を真上から見たところです。メダカが元気良く泳いでいます。最近ではタニシと思われる貝が沢山繁殖しました。また水槽に幾つもの卵が産み付けられていますが、正体不明なのです。孵ったら、紹介したいと思います。
◆ 90cmワイド水槽には金魚が10匹程度元気良く泳いでいます。エアーポンプと濾過器を設置しています。90cmワイドにしたら、10匹程度では何となく寂しく感じます。最近では黒い出目金が欲しいと思っています。
 小生が水槽を軽く叩くと餌をくれるものだと思ってみんな一斉に近寄ってきます。
花写真の紹介です。
紫陽花(アジサイ)
ホテイ草