2007.10.6−7 尾瀬 燧裏林道

今年2007年は尾瀬が独立した国立公園「尾瀬国立公園」として新たに出発した年です。せっかく福島県に
住んでいるのですから、記念の年に行ってみるのも良いかなと思い。1ヶ月位前から計画していました。
尾瀬に行くのは2回目。前回は5年前千葉に住んでいた頃群馬県側から入山しました。今回は当然福島側
から入山するのですが、紅葉時期ということで以前から興味のあった「燧裏林道」をメインに計画しました。
もともと福島側では「御池」からさらにバスで行ける「沼山峠」から1時間ほどで尾瀬沼に行けるので圧倒的に
沼山峠からの入山が多いのですが、今回は御池から徒歩の入山となります。


 1日目 自宅〜七入まで自家用車
      七入〜御池までシャトルバス
      御池〜燧裏林道〜段吉新道〜赤田代の温泉小屋
 2日目 温泉小屋〜平滑の滝〜三条の滝〜燧裏林道〜御池
      桧枝岐温泉の「燧の湯」で入浴、まる屋で新そばの裁ち蕎麦を堪能


自宅〜七入


早朝

コンビニで朝食

きらら289で休憩

七入駐車場
郡山から尾瀬の登山口まで車で大体3時間。同じ福島県でも結構遠い・・・。
ぎりぎりで御池には停められず、七入にはまだ10台位しか車はありませんでした。


御池

誕生!

周辺地図

出発

カウン
ター
御池には立派な公衆トイレ(何とウオシュレット!)と土産物屋やレストランなどがあります。
時間的には9時30分出発。でも尾瀬入山してはたぶん遅い方だったと思います。ましてや御池から動き始める
人々はほとんどおらず・・・。


御池田代

最初の田代

ちょっと寂しげ

木々

紅葉
御池からすぐの田代です。(田代とは湿原のこと)下界に近いので、あまり湿原湿原していない感じです。ススキの
様な稲の様な穂がいっぱい茂ってました。このときは雲っていてちょっと寂しげでした。

姫田代

標識

やっと草紅葉らしい所へ

やっぱり木道が入ると
尾瀬らしいかな

もみじ?
御池田代から最初の登りの階段を歩き、10分位でこじんまりとした姫田代に着きます。
ここから湿原という感じがしてきます。

上田代

入り口

まっすぐ

さらさら

荒涼

アップ

ここが最高点

新潟の平ヶ岳を望む

これぞ尾瀬

湿原の木

白い木道が延々と

出口

平ヶ岳アップ
上田代燧裏林道で最大の田代です。またここが最高地点で、このあと緩やかに下って行きます。
行きはこの辺りまでは雲っていて荒涼とした感じが出ていました。


ノメリ田代〜横田代

標識

傾斜湿原

小規模の湿原

草紅葉

草紅葉はオレンジ色

横田代は少し広々

湿原の枯れ枝

山々遠景

山の紅葉はまだまだ

池塘

標識

紅葉
この辺りから池塘が見え始めてきました。草紅葉はよく見ると赤というよりオレンジ色をしていました。

西田代

穴二つ

池塘に映る

標識

この辺りは緑多し
ここも池塘が印象的でした。透明度が高く小さいようで結構深そうでした。

天神田代

水辺

らくだのダケカンバ

こぶ

標識

天神田代は樹林

渋沢温泉分岐

指が・・・

まっすぐな杉
天神田代は湿原というより林の中という感じ。らくだの様な形のダケカンバがあります。
また渋沢温泉への分岐もこの辺りになります。


裏燧橋

見えてきた

吊り橋です

標名

反対側へ

橋上より1

橋上より2

橋上より3

橋上より4
裏燧橋を渡る前に小休止でパンの残り等を食べています。この辺りでちょうど12時頃でした。
裏燧橋は高度感があり、中間部では結構揺れます。


段吉新道

渋沢温泉分岐

空が高い

この辺りは色付き始め

赤に映える
予定では直接三条の滝方面に行く予定でしたが、すでに足が限界の状態だったので、ルートを段吉新道に変えて
ほとんどアップダウンなく直接温泉小屋に向かいました。翌日三条の滝方面に行くとかなり大変なルートだったので
結果的にはこの変更は正解だったと思います。


温泉小屋

看板

やっと着いた〜

入り口

小屋前

室内
今日は8畳に9人

ザックがいっぱい

小屋は食事が早いです

夕食

日の入り

もうストーブが!

夕焼け

真夜中の星空

朝靄1

朝靄2

朝靄3

朝食
温泉小屋は尾瀬ヶ原の北端の赤田代に位置し、その名の通り温泉が湧いています。泉質に諸説あるようですが、
自分の経験からすると鉄分を含んだ匂いがしてました。
尾瀬の小屋はオーバユースを避ける為、完全予約制となっており、今回も1畳に1人位の割合です。8畳部屋です
が、もう1畳ほどもともと布団をおいてあるスペースがありましたので、9人分です。
相部屋になったみなさんとも山行の経験のお話しなどさせて頂きました。


翌日出発

朝はさむっ

霜がびっしり

今日も良い天気

昨日より紅葉が映える
この日早朝は桧枝岐で4度位でしたので、この辺りは0度近かったかもしれません。上は山用の合羽を着て
ズボンは二枚重ね状態でした。

平滑の滝

渋滞

平滑の滝1

平滑の滝1

平滑の滝1

平滑の滝1

平滑の滝1

平滑の滝1

またまた渋滞
平滑の滝は滝というよりは大きな岩場を水が滑っている感じです。林の向こうに見えるので展望の岩に登ってやっと
見えます。展望岩に行くまでがすごい渋滞でした。その後も渋滞が続くなぁと思っていたら、どうやら団体ツアーの一
行に挟まれていた様で、その団体の休憩を抜いていったらあとはすいすいでした。

三条の滝
樹林からの展望所
林越し

展望テラスより

アップ

展望テラス

2ショット

逆光で難しかった

展望台への分岐
三条の滝についた時間帯はちょうど滝側から日が差し込んではっきりとした写りの物があまりなく残念。
滝そのものは数日前の雨の為か意外に水量は多かった様でした。豪快な滝です。


三条の滝〜段吉新道分岐


しばらくは急登り

倒木

ちょっと落ち着き

ウサギ田代

小さな田代です

渋沢温泉小屋分岐

木道

段吉新道分岐
ここが今回の行程での一番の難所。とにかくきつかった。息が上がります。
壁の様な急坂を休み休み行き、やっと平坦になったと思うと、ウサギ田代が現れすぐに渋沢温泉小屋分岐に着きます。
昨日から「渋沢温泉小屋への分岐」が何度か出てきていますが、ここがメインルートの様です。少し進んでやっと昨日
の分岐点、「段吉新道分岐」到着です。ここから先は昨日のルートを逆に辿ることになります。

戻り行程いろいろ

裏燧橋逆から

小屋弁当のおにぎり

食ってます
湿原姿1

湿原姿2

昨日より人多し

草紅葉が・・・

昨日より・・・

色付いていると・・・

思いません?

太陽の光って・・・

大事ですね

日が当たりすぎ

まもなく着きます

着いた〜

バスで七入りまで
帰りは昨日よりも天気が良く、草紅葉も光に輝いていました。
疲れたけれども天候にも恵まれ良い尾瀬紀行となりました。


おまけ-桧枝岐

まる家

看板

そば定食

はっとう
桧枝岐で「燧の湯」で温泉に入り、まる家さんで桧枝岐の裁ち蕎麦を食べてきました。もう新蕎麦が出ていました。
蕎麦も美味しかったですが、特にはっとうを初めて食べましたがうまかった〜。

翌日まで筋肉痛が残りましたが、ここ数年腰痛悪化でまともに山行していませんでしたので、久々の1泊山行に
心地良さも残りました。                                           2007.10.14記