2003.02.02 LECGCコンサート
第1部 渡辺泰敏

 バリオス      フリア・フロリダ
 カタロニア民謡  聖母と御子
 ポンセ       スケルティーノ・メヒカーノ
 バリオス      ワルツ第3番
            クリスマスの歌
 ビラ=ロボス    前奏曲第1番
 ピアソラ       ブエノスアイレスの冬

第2部 飯泉昌宏

 コビアン      ロス・マレアドス
 プラサ       メランコリコ
            ダンサリン
 ピアソラ      チキリン・デ・バチン
 飯泉        はぐれ雲
            夢
 ピアソラ      リベルタンゴ



ネット仲間のYASUさんがLECGCでコンサートをするというので仙台から応援に駆けつけた。このコンサートは第1部にアマチュアや若手、第2部にプロギタリストを迎えての演奏会である。
開演前にtriさん、よっちゃん、hisayoさんそしてYASUさんと久方ぶりの再開をして、昨年のネフコンの様な雰囲気である。
演奏の方は相変わらずの安定感で、爪の不具合なぞ微塵も感じられなかった。今後もこういった機会をいろいろ持ってくださいね。

ところで、今回第2部に演奏した飯泉氏は、現代ギター誌に、このところタンゴを中心とした編曲譜を掲載していたが、演奏そのものは初めてである。
一言で言うとノリ演奏。やはりクラシックギタリストではなく、タンゴあるいはジャズギタリストの範疇になるであろう。フィンガー弾きではあるが、指頭奏法的な音で、クラシックギターでの音色を聴かせるという感じではなかった。しかしタンゴそのものにたいするノリの良い演奏は心地よい。特に自作品の質がよく、曲としての出来もかなり高いレベルを感じた。個人的には「夢」が一番良かったと思う。

今回、打ち上げにも参加させて頂いて、懐かしいメンバと話を咲かせて頂いた。飯泉さんともいろいろ話をさせて頂いて、自画像?入りのサインまで頂いくことができた。余談ではあるが、飯泉さんのCDでのトリオの演奏は素晴らしい。やはりピアソラの曲はソロではなく、アンサンブル的な編成の方がしっくり来ると感じるのは私だけだろうか。

                                          2003.02.16