2002.06.10 佐藤 豊彦マスタークラス
佐藤氏のバッハのリュート曲のCDを持っていて、バッハの組曲のギターと違った響きに趣を感じていました。その氏がギタリストの為の、マスタークラスを行うというので、仕事を切り上げ、スーツ姿で鑑賞に行きました。

若手のギタリスト主体で午前中から非公開ですでに行っていた様だったが、佐藤氏は疲れも見せず精力的にレッスンを行っていた。
金さんのリュート組曲第1番、坪川さんのシャコンヌ、いずれもバロックとしてのバッハ曲のアプローチの仕方(対位法的な手法、旋律的な部分等)、およびそれに対する演奏の解釈についてのレッスンが中心となっていた。
やはり一流のプロが教えを受けると、その場での反応の早さに関心する。みるみるうちに演奏内容が変わって行く。やはり教えを実践する実力があってのことと思う。
こういう機会はただ聴いているだけではわかりにくい。やはり楽譜を持っていくべきだろう。私はシャコンヌはヴァイオリンスコア、リュート組曲はブルーガー編の物を持参した。

また、なか☆ぴーさんも私と同様にスーツ姿で来られ、私と二人で異彩を放っていたことは言うまでもない。(笑)

                                         2002.11.17