2002.6.7−8 尾瀬紀行
首都圏にいる内に一度は行ってみたかった尾瀬。今回思い立ったが吉日で、有給を1日取って、2002.6.7〜8で行ってきました。でもちょとまて、尾瀬ってどこから行くんだ・・・で、まずは計画から始めました。

今回の1泊2日のコース取りをどう行うか。これが最大のポイントです。それによって宿泊山小屋の地点や入山口も自ずと決まってきます。尾瀬関連のHPや解説本を参照して以下の事実が判明しました。

  ・今年は雪解けは早く、予定日程頃では尾瀬ヶ原では水芭蕉は見頃を過ぎるらしい。
   (実際にはさらに早く、標高は200m高い、尾瀬沼周辺でもほぼ終わっていました)
  ・尾瀬ヶ原と尾瀬沼を両方周るのは日程的にきつそう。
  ・群馬側で一番入山が楽な鳩待峠からは相当な混雑になり、車両規制もある。

これらを踏まえ以下の日程、コースで周ることにしました。

 1日目 車で入山口の1つの大清水へ
      大清水から尾瀬沼目指し入山
      尾瀬沼畔長蔵小屋到着、近場の湿原(大江湿原)へ
 2日目 長蔵小屋から尾瀬沼北岸を通り、沼尻へ
      沼尻から尾瀬沼南岸を通り、三平下へ
      三平下から入山の逆コースをたどり大清水へ

それでは尾瀬紀行。写真と供にレッツゴー

大清水周辺

さすがに金曜日だけあって車はまばらでした

大清水休憩所
ここで駐車代を払う

この遮断機の向こうが
大清水口登山道
一之瀬までこんな道ばかり
この道は旧沼田街道で、沼田と会津の交易の道で、現在の尾瀬沼で物々交換をしていたという歴史のある街道です。ここに車道を作ろうとして反対にあい、現在の一乃瀬という休憩所のある辺りまで道路整備をしていた名残がありました。

一之瀬からの山歩き

一之瀬の休憩所。ここからは登山道です

一之瀬川の小さな滝

登山道脇の花
名前は?
大清水と言う通り湧き水。冷たくてちょっと甘めかな

十二曲がりから三平峠

十二曲がりから木階段を使用した急登が開始

三平見晴しからの眺め


 

三平峠近くではまだまだ残雪がありました

三平峠から尾瀬沼畔

三平峠にて

木陰から尾瀬沼が・・・

燧ケ岳も現る

燧ケ岳

逆さ燧・・・とはいかず

山頂アップ

燧ケ岳に夕日が沈む

夕焼けの燧山麓

長蔵小屋とビジターセンタ

古い学校の様な長蔵小屋

看板も趣が・・・

まだコタツです

尾瀬沼ビジターセンタ
過去の山行も含めて、小屋泊したのは初めて。どきどきしながらチェックイン(って言うのかな)
尾瀬ビジターセンタで主催の観察会(大江湿原)とスライド上映に参加してきました。

草木花の様子(花の名称不明多し)
長蔵小屋周辺

チシマザクラ

シラネアオイ


小屋裏の水芭蕉

大江湿原

リュウキンカ

水芭蕉とリュウキンカ

湿原を蛇行する川

ダケカンバの群生

尾瀬沼周辺の水芭蕉

その他の花々

リュウキンカ

タテヤマリンドウ

ショウジョウバカマ

ひめXX?

その他

長蔵小屋の夕食

ビジターセンタのスライド上映会

早朝は霧で何も見えず

長蔵小屋の弁当

天気は良かったが、とにかく暑かった。しかし早朝は涼しいというより寒かった。防寒具は必要。
水芭蕉の季節だけでなく、尾瀬は春、夏、秋と姿を変え、それが全て趣がある。次は違う季節に来てみたい。
                                                    2002.6.9