2002.04.20 金庸太&金谷幸三 デュオコンサート
昨年、GGで両方のソロコンサートを聴いており、期待して行った。それぞれの持ち味を出した楽しいコンサートとなった。まずお二人ん掛け合いがいい。しゃべりで調子を出す金さんと、ほとんどしゃべらない金谷さん。金さんのちょっかい?が会場の笑いをさそう。
しかし演奏となるとがらりと変わる。金谷さんが現代曲ながら耳当りのよい作品を択んでくれた。もちろん全て初めて聴く曲ばかりである。金さんも全曲は初演の曲を持ってきたり、二人ともプログラムは意欲的である。
一方、デュオの曲は、おなじみの物を並べたが、コンサートの最後を飾る「サーカス・ミュージックが秀逸だった。全9曲の小品からなる組曲だが、ドメニコーニの作り方がうまい。サーカスのいろいろな演目bの情景描写がぴったりとはまり、ところどころで有名曲のパロディなどあり、面白く聞けた。もちろん内容的にもかなり技巧的な曲に見えた。今後も続けて行ってほしいデュオチームである。
2002.5.24
[二重奏]
ソル アンクラージュマンOP34
[ソロ:金谷幸三]
ケージ 風景の中で
戸島美喜夫 ベトナムの子守唄
[二重奏]
ドビュッシー アラベスク
月の光
ゴリウォークのケークウォーク
[ソロ:金谷幸三]
北爪道夫 ブルー・コスミック・ガーデン
[ソロ:金庸太]
ベッロ ヴァリアンテス
ダンジェロ 2つのリディア調の歌
[二重奏]
ドメニコーニ サーカス・ミュージック