今日、私が所有しているギターの製作家である、星野良充さんの
ギター工房にお邪魔してきました。デジカメを忘れて行き写真が
ないのが残念ですが。

私、星野さんの掲示板にちょこまかと出没しておりまして、なんど
かお会いしたこともあったのですが、このギターを取得してから
12年がすぎ、今回メンテナンスをお願いした次第です。
購入したときは製作家直々にメンテナンスをしてもらおうとは思っ
てもいませんでしたが、こういうめぐり合わせってあるものですね。

楽器の状態は良く、ネックまわりは特に問題ないとのことでした。
今回は、
 1.駒の浮きの埋めこみ
 2.表面版のすりきずなどに対応した塗りなおし
 3.弦高調整
などをメンテナンスしてもらう予定です。

今回驚いたのは、星野さんの場合、工場めいた所があるわけで
はなく、自宅の2階自室を作業場にしているだけでした。機械は
まるっきりなく、工具のみの完全手作りをしていて、製造途中の
ギターなども拝見することが出来ました。
どこの工房でもなにかしら機械は導入しているところがほとんど
で、自分は機械を入れる場所がなくて・・・とおっしゃってましたが、
手作りということにほこりをもっている様に見受けられました。

星野さんのギターはセルシェルや鎌田さんなどのコンサートプロ
の方々も使用しているギターです。どちらかと言えば澄んだ音色
が特色である(と私は思っています)。
私のギターは635mmのショートスケールモデルで、今まであまり
製作していないということでした。(希少価値か!)

                                     2000.12.10