2005年 群馬県法師温泉秋秘湯度評価 



 

群馬県と新潟県の県境の三国峠のすぐ脇の

沢を源とする川の最上流にある山深い

一軒宿法師温泉「長寿館」の湯に

浸かりたく4度目の訪れとなりました。

標高は800メートルありますが紅葉には

まだ早く、残念な思いです。

大浴場の「法師乃湯」は鹿鳴館風の建物で

小石を敷きしめた風呂の底から温泉が

湧き出てきます。

ちょっと温めで長湯するにはちょうどよい

温度です。

翌早朝には檜の浴槽と露天風呂が一緒に

なっている「玉城乃湯」も堪能できました。

毎回、ここを訪れる度に、秘湯に浸かる

喜びがこみ上げて来ます。

帰りは関東で早く紅葉が見られる

「照葉峡」によってから奥日光経由で

充分に紅葉を堪能してきました。

泉質 カルシウム、ナトリウム硫酸塩泉

 

与謝野晶子が法師温泉を詠んだ歌が

あります

   

    草まくら手枕に似じ借らざらん

       山のいでゆの丸太のまくら

 

 2005・10・13 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

宮城県鬼首の湯     秘湯度  評価 



 

湯田川温泉から千葉に帰る途中に、

最上峡で船下りを楽しむ予定でしたが、

生憎の雨模様で、取りやめしました。

このまま古川ICより東北自動車道に

乗ってしまうのもつまらないので、

鳴子温泉郷の中心部から、鬼首温泉に

向かってドライブし、立ち寄り温泉に

浸かることにしました。

吹上高原にあるスパ鬼首の湯という

日帰りの温泉施設に入りましたが、

他の客は誰もおらず、温泉独り占めで、

のんびりしました。

泉質 単純泉

2005・05・31

 

 

 

 



 

山形県湯田川温泉  秘湯度  評価 



 

湯田川温泉は約1300年前(和銅年間)

に発見されたという古い温泉です。 

三方を山に囲まれた山合ういに

小さな宿が軒を連ね、古都鶴岡の

奥座敷と呼ばれ湯治場の雰囲気を残す

素朴な温泉場です。

今回宿泊したのは、日本秘湯を守る会の

宿である「湯どの庵」という若い女性にも

人気のある宿で、レトロな玄関を入ると、

モダンでシックな黒を基調とした

木の温もりの漂う廊下と素敵なロビーが

ある空間が広がります。

ホテル風の客室で、いままでにいろいろな

秘湯を守る会の宿に泊まりましたが、

はじめての体験でした。

檜の風呂と岩風呂があり交互に男女用を

変えて浸かることができます。

とにかく宿も風呂も静寂な雰囲気で、

とても落ち着きます。

高級レストランを思わせる、ダイニング

での食事は、山の幸、海の幸を

洋風にアレンジしてあり、これもまた、

山奥の温泉場としては、はじめての

経験でした。

帰りに特産物の早朝に採り入れた、

孟宗筍を購入し、家へのおみやげと

しました。

泉質 ナトリウム カルシウム 硫酸塩泉

2005・05・30

 

 

 

 

 



 

秋田県泥湯温泉  秘湯度   評価 



 

泥湯の集落に近づくやいなや道路脇から

硫黄のにおいが鼻を突き、噴煙が

立ちのぼる山肌が目に飛び込んで

来ました。

山々に囲まれたその先に、ひっそりと

肩と寄せ合うように家並がつづき、

なつかしい湯治場の風景を演出して

います。

奥山旅館の立ち寄り湯に入ることに

しました。

立ち寄りは旅館の内湯は入れず、

別棟の湯小屋の露天風呂と内風呂に

浸かりました。

泥湯温泉は歴史の古い温泉で、

1200年前にはすでに近在の人びとに

利用されていたようです。

湯は実に豊富で、湯船に次々と

入り込んできます。

こぼれ出る温泉がもったいない程です。

周りの山々を眺めながら、いつまでも、

浸かっていたい気分になりました。

泉質 単純硫黄泉

2005・05・30

 

 

 



 

秋田県乳頭温泉郷休暇村  秘湯度  評価 



 

田沢湖から田沢高原を抜けて乳頭山の

裾まで入り込む。

この深いブナ林の中には、鶴の湯、黒湯、

妙乃湯、大釜、蟹場、孫六の六つの

一軒宿と国民休暇村の休暇村

田沢湖高原がひっそりと点在していて、

乳頭温泉郷と呼ばれています。

今回は同伴者の希望で、2001年に

リニューアルオープンした、

休暇村田沢湖高原に宿泊することに

しました。

温泉は泉質の異なる湯船が並んだ大浴場と露

天風呂がつながっている作りです。

むろん、掛け流しの温泉で、設備は

近代的でしたが、温泉はすばらしい

ものです。

夕食は地場でとれた食材を使った

バイキング形式でした。

山の芋鍋もあり、なかなかの物でした。

まだ所々に雪が残っており、

水芭蕉が咲き始めていました。   

泉質 単純硫黄泉 及び 炭酸水素塩泉

2005年5月29日

 

 

 

 



 

秋田県黒湯温泉秘湯度   評価 



 

休暇村から立ち寄りで、黒湯温泉に

向かいました。

乳頭温泉郷の奥に位置し、駐車場から

急な坂道を下っていくと、かや葺き屋根が

無造作に軒をつらねる黒湯温泉に

到着します。

黒湯は1674年に当時の角館藩主や

その家臣が湯治に訪れたという記録が

残っているそうです。

明治半ばまでは「亀の湯」とよばれて

いましたが、その後、さまざまな獣たちが

湯へ浸かりにやって来たことから

「来る湯」と呼ばれるようになり、

現在の「黒湯」と変わっていったそうです。

先達川の河原や岸辺には、もうもうと

蒸気が涌き、硫黄の粉が岩を

覆っています。

内風呂はとても熱くて長く入って

いられません。

露天風呂はちょうど良い温度で、

のんびりできました。

ひなびた湯治場の姿が、人々に

受け入れられ、人気をはくしています。

源泉は、地中深くからの蒸気が

硫黄分などを吸収しながら立ち上り、

これに沢の水が混じり合って

温泉となっているんです。

露天風呂の脇にはその湯が流れ落ちる

打たせ湯もあり、心地よいマッサージに

しばし、無我の状態となります。

 

泉質 単純硫黄泉

2005・05・30

 

 

 

 

 

 



 

岩手県国見温泉 秘湯度   評価 



 

国見温泉は岩手県最西端、秋田駒ヶ岳の

中腹に、ひっそりとしたたたずまいを

みせています。

立ち寄り入浴で、石塚旅館の内風呂と

露天風呂に浸かりました。

新緑の山々を見渡しながらの温泉は、

何ともいえない爽快な気分です。

5月〜11月中旬の営業で、冬季は雪に

覆われてしまいます。

内風呂はきれいな緑色の温泉で

やすらぎます。

涌きでるお湯は無色透明なのに、

樋を伝わって湯船に落ちる頃は、

すっかり緑色にかわっているんです。

また天候によって、微妙に色合いを変え、

成分も濃厚で、みちのくの有数の

湯治場として人気が高いのも頷けます。

紅葉の頃に再び訪れたいと、思いました。

含炭酸重曹土類硫化水素泉

2005・05・29

 

 

 



 

岩手県夏油温泉秘湯度  評価 



 

一度は訪れてみたいと思っていた、

岩手県の秘湯「夏油温泉」に行ってきました。

冬季に閉鎖するゲートを通りすぎ、

10km程の山道(舗装)を奥に進みます。

道の終点に着くと、夏油温泉「元湯夏油」

旅館が目の前です。

ここは、奥羽山脈の東側、山ふところに

包まれた深山幽谷の地、海抜610mに

点在する秘湯の名にふさわしい

環境にあります。

夏油の名前はアイヌ語の「グット・オ

(崖のある所)に由来しています。

野趣あふれる5つの露天風呂と2つの

内湯があります。

それぞれの湯が泉質や温度が多少ことなり

、効用もそれぞれです。

一番大きな露天風呂が夏油温泉を代表する

「大湯」で、すこし熱めの風呂で、

深い風呂でした。

「疝気の湯」は清流沿いにひそやかに湧き

出る湯です。すこしぬるめの湯です。

「真湯」は眼下にせせらぎを感じながら、

すこしぬるめで、ゆったりと気分になります。

「女の湯」は、夏油川の対岸にあり

ホウ酸性が強く別名「目の湯」とも

呼ばれています。

「滝の湯」は露天というより丸太小屋の

なかにある、主に女性専用(時間によって

男用)の温泉です。

その他に、男女別の内湯が2つあります。

ともかくゆっくりとした時の流れと

名湯の数々を満喫しました。

泉質 カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉

 

2005・05・28

 

 

大湯

疝気の湯

真湯

女(目)湯 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

神奈川県強羅温泉  秘湯度     評価 



 

花見と温泉旅行を兼ねて小河原城址公園の

花見と箱根強羅温泉の旅に行って

きまし
た。

今年は開花日が例年に比べ遅かったので運

よく、満開の花見が出来ました道路も思っ

たより混んでいなく、予定より早く強羅で

の宿に着いてしまいました。

2時過ぎにチェックインをしてすぐに温泉

に浸かりました。

花粉症で苦しめられていた日々でしたが、

少し熱めの湯に、のんびり出来ました。

朝風呂に浸かって、また一寝入りするとい

う、「贅沢」も味わったおかげで朝食は

大変おいしくいただけました。

強風の中、大涌谷まで行って、大自然の

すごさを目の当たりにしました。

富士山の雪景色も印象的です。

帰りに早川の土手の桜並木を散策し、

素晴らしい花見と成りました。

泉質 酸性−カルシウム・マグネシウム−硫酸    塩・塩化物泉

 

2005・04・09〜10  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

千葉県鴨川温泉       秘湯度  評価 



 

前日に卒業式を終えた6年生8人と一緒にチ

ーム全員で卒業旅行で鴨川シーワールドに行

くことになりました。

地元チームとの交流試合を終えて「磯波」とい

う旅館に宿泊しました。

団体旅行の慌ただしさと、花粉症でゆったり気

分で温泉を満喫することはできませんでした

が、翌早朝にゆっくりと温泉につかることが出

来ました。

翌日の鴨川シーワールドでは小学生22人とと

もにたのしいショーを楽しめました。

6年生にとって良き思い出となったことでしょ

う・・・・

 

 

 

 

 

 


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