謹 賀 新 年

 終戦の詔勅を聞いたのは小学校2年生の夏の暑い正午であったが、記憶には新しい。
  戦後70年、最近の政権からは憲法改正の足音が、かすかに聞こえてきそうだ。
  集団的j自衛権は同盟国などが攻撃されたとき、自国への攻撃とみなして反撃できる
権利だが、日本の歴代内閣は、「保有はしているが、憲法9条との関係で行使は出来な
い」との見解を示していたが、安倍政権は解釈を変更、存立危機事態法等の新たな3要
件を満たせば集団的自衛権による武力行使を憲法上可能にした。
  憲法の解釈を変更することなど、誰もできない。
  憲法を改正する民意が多数を占めるのであれば止むを得ないが、『戦争をしてはなら
ない。巻き込まれてはならない。悲しみだけが残るんだ。』とは、ある作家のことばだが、
同感だ。
  賀詞にあわせて、皆様のご繁栄とご多幸を祈念します。
 
   平成28年1月1日     コラム−44  平成28年年賀状から   風祭保夫




 謹 賀 新 年

  あけましておめでとうございます。
  清水寺の昨年の漢字は「税」であったが、なんとなく「嘘」という漢字もあてはまる
年で、経済対策も道半ば、良い年であったとは言い難い年でした。
  その中にあって、12月7日の北海道新聞には、私の出身校、円山小学校が将来
の進学を見据えて児童が増えているという。
 中学の出身校、向陵中学も「3K1F」の4校の中にあって進学校への進学率が高い
らしい、後輩が頑張っているなと頼もしい。
 全国学テ昨年度から結果公表も各教委の判断で可能になったが、学校間の序列化
を後押しして批判も多い。
 本町はどう判断しているか分からないが、積極性を期待したい。
 観光地(国立公園内)でありながら、老舗、中核ホテルが倒産、明るい話題がない。
 保育園、幼稚園、小学校、中学校を抜本的に改革し、更には高校の充実を図り、教
育に活路を求る他に手はない。
 賀詞と共にご多幸を祈念致します。
   平成27年1月1日     コラム−43  平成27年年賀状から   風祭保夫



  また、同じ話題

 今朝の北海道新聞、弟子屈町摩周温泉の老舗の某ホテルが9日に休館します。
 またかの感がするが、「景色一流、ホテル二流、サービス三流」といわれた時も、
あったが、弟子屈町の観光はここで終わってしまうのでしょうか。
 頑張っている「ホテル」「旅館」「民宿」もあります。
 弟子屈町という「大きな枠の中で観光の振興、観光のお客様の誘致」を考え直す
時期でないかと思います。
 「観光客」という言葉がありますが、これは「観光客」を『呼び捨て』にしていると
私は思っています。 
 観光振興の基本を「しっかり」と見据え、今までの考えを払拭して「観光で生きる道」を
模索すべきです。
 「観光にいらした方」は「観光のお客様」です。
 意義や異論を唱える方もいらっしゃると思いますが、「観光のお客様」を、お迎え
する基本であり、温かく迎える礼儀であると思います。
 話題の「地方創生」は海のものとも、山のものとも分かりませんが、なにか、
弟子屈町の発展の『鍵』が秘められてはいないのでしょうか。
 だけど、皆で頑張ろう!!  
 
    平成26年11月8日       コラムー42  ホテルの休館   風祭保夫


  2年間もご無沙汰でした。

  本日の北海道新聞によれば、弟子屈町観光を牽引していた某ホテルの休業、
今後の計画が掲載されていましたが、前の経営者の名は無く、寂しい限りです。
  町発展の基礎は林業であり、共に発展してきたのが観光であり、農業であります。
  林業も最盛期の勢いは無く、観光も衰退の道を辿っているのでしょうか。
  農業も「TPP」の問題を抱え、先行きは不透明でありますが、弟子屈町の未来は、
活路は、どこに求めればいいのでしょうか。
 
  本町の活路は、本日の北海道新聞掲載の本町特産品(2009年からブドウ栽培を
始めワインを特産品するための試験栽培中・本年のブドウの収穫で100本ワインが
出来、来年秋には試飲出来るという)の開発と、某先生、提唱の「福祉のまちづくり」
でしょうか。
 新しいまちづくりのために、みんなで考え、みんなで力を合わせて行きたいものです。
    平成26年10月11日    コラム−41 コラム再開に際して 風祭保夫

平成24年10月1日発行後援会だよりから

 今、弟子屈町は急激な人口減に陥っています。
 第五次弟子屈町総合開発計画の初年度ですが、総合計画ど
おりにできなければ、いろんな問題が発生します。
 計画どおりの人口の維持は喫緊の課題です。
 企業の誘致、働く場所のの確保、子育て、保育の施設の支援
と整備、医療・福祉の充実は重要な施策です。
 人口減は、弟子屈町のあらゆる産業に影響を及ぼします。
 ひいては、弟子屈高校のキャンパス化につながる重大問題で
す。
 みんなで力を合わせて、危機を回避しなければなりません。
 これら解決の為に全力を尽くす決意です。
    平成24年10月10日
コラム−40 2012-10-1 発行  風祭保夫後援会だよりから


平成24年年賀状から

 輝かしい新春をお迎えの事と、お慶び申し上げます。
 今や、日本の政治、経済、社会は復旧、復興に全力を尽くさなけ
ればなりません。
 不言実行でなくても、少なくても有言実行を叶える現世の偉人は
出現しないのでしょうか。 
 今年こそは活気に溢れ、輝かしい年であってほしいものです。
 皆様のご多幸とご繁栄を、お祈りします。
    平成24年元旦
コラム−39 2012-01-01 風祭保夫「年賀状から」





平成23年弟子屈消防団出初式挨拶

   新年おめでとうございます。
 平成23年弟子屈消防団出初式、早朝から、ご苦労さまでございます。
 規律ある通常点検、観閲式、威風堂々の分列行進を拝見して、本町
の防災の守りが万全であると確信しました。 
 只今は、各種の授章おめでとうございます。 
   昨年は、林前団長さんが瑞宝双光章を受章されました。
   このことは、林前団長の名誉はもとより、職団員の皆様の誇りでもあ
ります。
 また、恒例の消防技能大会では、小型ポンプの部で連続優勝の栄に
輝きましたことは、素晴らしい事で、お喜びを申し上げます。
 昨今の火災では、必ずと言っていいほど「犠牲者があった」との報導
がありますが、絶対に起きてはならない事であります。 
 毎年、秋には、何時も女性消防団の嶋崎班長さんをリーダーとして、
高齢者、単身者の住宅を訪問されて、消防査察や防火指導をされて、
予防消防に成果をあげていることは、頭の下がる思いであります。
 昨年の消防災害は消防団員の出動もなく、大きな災害はありません
でした。
 一方、猛暑で、酪農、畑作は少なからず影響を受けましたし、観光も
円高の影響なのか、厳しい状況でした。
 申すまでもなく、消防の使命は、住民の生命、財産をお守りすること、
更には、地域の安全安心を確立することであります。
 藤田団長さん、西川署長さんを中心として、消防使命達成のために、
ご尽力下さいますようお願い申し上げます。
 今年も、良い年ありますように、ご出席の職団員の皆様、ご来賓の
皆様のご健康とご多幸を、ご祈念申し上げまして、ご挨拶と致します。
コラム−38 2011-01-04 風祭保夫「弟子屈消防団出初式(要旨)挨拶」

平成22年度川湯消防団秋季演習挨拶

   平成22年川湯消防団秋季演習、早朝からご苦労さまです。
 規律ある観閲式、威風堂々の分列行進、さらに総合防火
演習を拝見して、本町の防火の守りが万全であると確信し
  ました。 
 本年、9月の消防技能大会では、勝利の女神は微笑みませ
  んでしたが、日頃のご精進、ご努力に感謝と敬意を表するもの
であります。 
 すでに、ご承知のこととは存じますが、懸案でありました梯子
車が、本年12月20日頃に配備されることになって居ります。
 オール消防人の方々、観光に携わる人々の願いが叶えられ
ますが、これは何と云っても、コ永組合長の英断の賜であると
思います。
 その導入金額は、1億1千5百5拾万円であります。
 川湯地区は主要な観光地であり、消防力の強化は観光の
お客様の誘致に欠かせないものであります。
 又、川湯消防は2年3ヵ月、無火災であリますが、濱岡団長
さん、大橋支署長さんを中心として団員皆さんの防火思想の
啓蒙の成果であり、観光のお客様が安心して宿泊して戴ける
ものと思います。 
 消防の使命は、住民の生命、財産をお守りすること、更には、
地域の安全、安心を確立することであります。
 今後も、一丸となって使命達成のために、ご尽力下さいます
よう、お願い申し上げまして、ご挨拶と致します。
コラム−37 2010-10-17 風祭保夫(川湯消防団秋季演習挨拶)


 川湯消防団の出初式

   平成21年川湯消防団出初式、早朝からご苦労さまです。
 川湯消防団、恒例の梯子のりが市街12箇所で披露され
  ましたが、伝統の重さに感激いたしました。
 また、規律ある観閲式、威風堂々の分列行進を拝見して、
本町の防火のまもりが万全であると確信しました。
   只今は、各種の授章おめでとうございます。 
   日頃のご精進、ご努力に敬意と感謝を申し上げます。
 私事で恐縮でございますが、昨年11月9日の町議選挙で
当選させていただき、その後の議会で消防議員なって、12
月4日の釧路北部消防事務組合議会臨時会で議長に選任
されました、よろしくお願い申し上げます。、
 昨年の川湯消防団は釧路北部消防組合4団の合同演習、
釧路管内の消防技能競技大会の開催と充実した1年だった
と思います。
競技大会では小型ポンプの部で第3位の成績を上げ、濱岡
団長さんを中心とされた精進と団結の賜と敬意を表するもの
であります。
 昨今の、テレビ新聞では、火災の発生で、必ず人身事故が
報道されていますが、防火思想の高揚も重要な事であります。
 川湯地区は、有数の観光地であります。 
観光においでの、お客様が、安心して宿泊していただくには、
医療と消防の充実が、大切でありますので、その一翼を担う
消防使命の達成のため、また、住民の安心、安全の確立の
為に、ご尽力下さいますようお願い申し上げまして、ご挨拶と
致します。
コラム−36 2009-01-06 風祭保夫(川湯消防団出初式挨拶)

 

議員四期目を終わるにあたって

   四期目の弟子屈町議会議員も、まもなく、任期がきます。
   本年の年賀状(コラム―34・2008-01-01)の通りの思いで
ありますが、平成3年、初当選の時から、釧路川が排水溝の
ようになっているのを憂い、釧路川の再改修を、機会ある毎
  に、議会で歴代理事者(時には、国会議員、道議会議員)に
  要望して参りましたが、本年度、国立病院の跡地を皮切に河
  川再改修整備が始まります。
 近い将来、釧路川が親水性のある自然の河川になる予定
であり、長年の努力が実って、喜んでいます。
 観光と商工業、農林業、福祉と教育の発展、充実について、
また、環境問題にも更なる努力を重ねたいと思っています。
 変わらぬ、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
コラム−35  2008-10-1 風祭 保夫(後援会だよりから)


 「福祉のまち」宣言は

   平素のご厚情に深謝し、皆々様のご健康とご繁栄を心から
  お祈り申し上げます。   
   四期目の議会議員も、本年秋には任期を迎えますが、振り返
  って、平成三年、弟子屈町ふるさとづくり人材育成条例、文
  化振興助成条例の制定に奔走、以後も、中小企業振興条例、
奨学金貸与条例の、改善に努力しました。
 最近では、「福祉のまち」宣言を理事者に質しましたが、
時期尚早とのことでありました。
 しかし、私の発言から、昨秋、高齢者が集える待合室(サ
ロン)「みちくさ」が空き店舗を活用するかたちで、開設さ
れ、パスポートの申請、発給も、昨年六月から、役場窓口で
出来るようになりました。
 観光と商工業、農林業、福祉と教育の発展、充実について、
さらなる努力を重ねたいと、思っています。
 本年も、一層のご指導、ご鞭撻を、お願い申し上げます。
コラム−34  2008-01-01 風祭 保夫(平成20年年賀状から)


 弟子屈町おひさま保育園入園式の祝辞

   入園された12名の皆さん、入園おめでとうございます。
   ご父兄の皆様にも、お祝いとお慶びを申し上げます。   
   私は、去る3月28日の平成18年度おひさま保育園卒園式に出席をさせていただき、
  素晴らしい卒園式を目の当たりにしまして、児童課長、並びに園長を中心とする職員、
  保育士先生のチームワークに感銘したのでございます。
   私は、この職員、保育士先生のもとでこそ、「優秀な子供」が育つのだと思います。
   私の子育ての時代、幼児期に、その子供の性格が形成されると言われていました。
   この「おひさま保育園」でこそ、子供たちの「素晴らしい人格」が形成されるのです。
   弟子屈町の子供たちは、優秀(勉強・スポーツ・芸術等で)な方々が多いと何時も
  思っていますし、本当にそうです。
   教育の過程は、幼児期に、その子の性格を定め、小中学校では、子供の個性を見つ
けそれを伸ばすこと、学校、保育園の教育も大事ですが、それ以上に家庭教育が重要
  です。
   ご父兄の皆さん、二三日は不安、さびしいでしょうが、この「おひさま保育園」は、園長
  先生はじめ、素晴らしい先生ばかりですので、安心、大丈夫です。
   本日、入園された子達が、保育士先生、父兄、並びに関係機関の協力のもと、健や
かに成長されることを願って、お祝いの言葉と致します。
   皆、先生の言うことをきいて、元気に、一生懸命、頑張ってください!!
   おめでとう。
コラム−33  2007-04-03 風祭 保夫(平成19年度おひさま保育園入園式祝辞から)


 摩周湖周辺の環境保全

   新しい年を迎え、皆々様に大きな希望とご繁栄がありますように
  お祈り申し上げます。   
   世界に誇る「摩周湖」、湖面が次々と七色に変わる美しさは、
  魔といおうか、凄愴といおうか、不思議といおうか、何とも云い
  表せぬ神秘的な大観は、魂を夢の境地に誘って、人々に親しま
  れています。
   「摩周湖」は、今までに世界遺産登録運動、最近は摩周湖
  周辺の環境保全と、弟子屈町の環境の事が話題となっています。
   新聞報道によれば、「道々を町道に」、「その道路の有料化」、
  「排ガスの規制」、「麓からロープウェイの架設」等、弟子屈町の
  ビジョンが示されていない中で、具体化されそうなので、私も、
  過日の議会で町長の構想を質して「町民、議会の皆と協議したい」
  との答弁があり、町長の要請で最近の議会(平成17年12月)で
  「摩周湖環境対策特別委員会」設置されました。
   充分な審議が尽くされ、それが実行されて、後世で評価される、
  環境が保全されていることを、期待するものです。
   賀詞にあわせて、議会での審議の一端を、ご報告して、皆様の 
  ご健康と益々のご発展を、お祈り申し上げます。
コラム−32  2006-01-01 風祭 保夫(平成18年年賀状から)


 人間失馬

  昨年はお世話になりました。
  本年もよろしくご指導下さいすようお願い申し上げます。
  人間失馬「人間万事塞翁が馬」の例えでありますが、昨年11月7日、
弟子屈町議会議員選挙が執行され、皆様のお力により当選の栄に輝き
ました。 
  初議会の議会構成で、議長選挙に私を含め3人が立候補し、候補者  
同士での話し合いも昼休みをはさんで4時間余、議会混乱のイメージを
避け、先輩議員に譲って辞退しました。
  副議長選挙にも立候補、2名で選挙し、得票が8対8の同数で、籤が
外れて落選、同志の議員にご迷惑をかけましたので、議会での一切の
役職から身を引くことと致しました。
  しかし、くよくよする事でもなく、私の信条であります「公正で信頼」
される町政を目指し、今まで以上に「正論」を述べる機会が与えられた
と思っているからです。
禍福は糾える縄の如し
  議会での出来事の一端ををご報告申し上げ、賀詞にあわせて皆様の
ご健康とご発展をお祈り申し上げます。
コラム−31 2005-01-01 風祭 保夫(平成17年年賀状から)

 

 自治体合併

    樹氷の五彩の輝きを浴びつヽ、新しい年をお迎えの事と心から、お慶び申し  
  上げます。
    国内外は、米国のBSEの発生、自衛隊のイラク派遣、三位一体の改革、道
  路公団の民営化、年金等、まだまだ難問題が山積で、私達の生活にとっても、
  重要な事柄ばかりです。
    さらに、身近な問題として「自治体の合併問題」があります。
    釧路管内には、10市町村があり、6市町村の合併協議会、4町での合併問
  題担当者による研究会で、協議を重ねてまいりましたが、両方とも継続が難し
  いようで、新たな枠組みで協議される可能性があります。
    弟子屈町の人口は、約9200人強であり、面積は774.7Kuと本州の平均的な
  市町村面積の約10倍、人口は少ないが、合併など考えられる状況でしょうか。
  しかし、議会は「市町村合併等調査特別委員会」を設置して協議、検討する事に
  しました。
    町長の意志や議会の考え方を示し、町民皆様の意向を反映する、理事者、議会で
  ありたいものです。
    町政報告を兼ね、賀詞と致します。
    本年もより一層のご指導を賜わりますようお願い申し上げます。
  コラム−30  2004-01-01  風祭 保夫 (平成16年年賀状から)

 

 

 摩周温泉再生

    新しい年を迎え、皆様のご多幸とご繁栄をお祈り申し上げます。
    昨年暮、当町の都市計画委員会がありましたが、その中で、摩周温泉の
  ホテルの宿泊数が減少して「厳しい状況にある」という事が話題となりました。
    都市計画は10年、20年の期間を想定していますが、摩周温泉のホテル
  業界が、このまま衰退するとするならば、今回の都市計画案は、空文にしか
  過ぎません。
    あの有名な定山渓温泉の20年前、経済状況の違いこそあれ、現在の摩周
  温泉と同じような事が起こっていて、これを解決したのは、大型(核)ホテルの
  誘致でありました。
    本町も、摩周温泉再生のために、官、民一体となって、「知恵を出し、汗をか
  く」必要性を感じます。
    本年もよろしくご指導、ご鞭撻を、お願い申し上げます。
  コラム−29  2003-01-01  風祭 保夫 (平成15年年賀状から)

 

 倫理観

     しばらくぶりのコラムだが、世の中は、狂乱のワイドショウだ。
     昨年12月には「、「日本人は素晴らしい」とのコラムを書いたが、早まった
  かもしれない。
     最近は、ほんの一部の企業や人なのかもしれないが、全農の関連企業の
  鶏肉偽装、雪印食品の産地のごまかしや、偽ラベル等を、日本の指導的立
  場にある団体の子会社、或いは、トップ企業が行っていたということは、憤り
  を感じる。
     しかし、元を正せば、日本では発生しないという、「BSE」の発生が引き金
  だし、監督官庁の責任も重い。
     また、自治労元委員長の法人税法違反(脱税)事件や、徳島県知事の収  
  賄容疑での逮捕、茨城県の市長の逮捕とか、全て倫理観の欠如といわざる
  を得ない。
     「小泉改革」を国民は期待してじっと我慢をしてきたが、最近の小泉首相の  
  言動は、矛盾やほころびが目立って、内閣支持率を気にしだしたように、感じ
  るし、首相が信念をまげて、語るのだとすれば、政治倫理に悖る。
     「正直ものが、馬鹿をみない世の中」を期待したい。  
  コラム−28  2002-03-06  風祭 保夫 

 

 謹賀新年

     新しい年を迎え、皆様に希望と繁栄がありますように、お祈り申し上げます。
     「戦」、「狂」、「乱」に明け暮れた、21世紀初頭、「激動の年」は過去のもの、
  振れた振り子は、「必ず元に戻るだろう」と期待せずにはいられません。
     約、一年前の一昨年暮の、弟子屈町政の混乱も収まり、今、町内では「摩
  周湖」を「世界遺産に」という、運動が高まりつつあります。
     新聞報道をみる限りでは、町民の理解を得るまでには、相当の時間がかか
  りそうですが、「摩周湖の世界遺産登録」が「町づくり」に繋がり、その実現の暁
  には、世界の人々が訪れて、親しまれ、愛される「街」になってほしいものです。
     本年もよろしくご指導、ご鞭撻を、お願い申し上げます。
  コラム−27  2002-01-01  風祭 保夫 (平成14年年賀状から)

 

 

 

 日本人は素晴らしい

     本日、皇太子妃雅子様が、内親王様をご出産なされました。
     本当におめでとうございます。
     平成13年4月17日掲載のコラム−6で、『宮内庁も、雅子様のお父上様も、
  「静かに、見守ってほしい」といっているので、各マスコミも自重するのが当然』
  との考えを述べました。
     昨日、夜中からは、ご出産一色になりましたが、国民も、マスコミも平静な気
  持ちで見守りました、「素晴らしい」ことだと思います。
     ただ、過熱していたのは、ベビー用品を扱っている商社の「株」だけだったよ
  うです。
     誰もが、明るいニュースがない中で、内親王様が、お生まれになった明るい
  ニュースに歓喜して、「これが昨今の世相を吹き飛ばし、明るい希望のもてる、
  21世紀であってほしい」と願っている方々が全てです。
     私も、その一人ですが、心からお喜びを申し上げたいと思います。
  (コラム−25を11月5日に掲載してから、約一ヶ月を経過しましたが、 11月7日  
  から、病院特別委の視察研修、11月11日にシャディショップからシャディサラダ
  館へのリニューアルするための、在庫一掃セール、11月22日から、サラダ館、
  オープンセール3ヶ日間、議会の臨時会、決算認定委員会と多忙を極め、更に
  は、お歳暮セールの準備と息つく暇もなく、掲載がのびのびになった弁解をして
  おきます。)
  コラム−26  2001-12-01  風祭 保夫

 

 

 

 シーズン到来

     コラムを書くのに時間が経過してしまった。
     弁解をするわけではないが、明るいニュースがないものかと、探して
  いたが、最近の世相は暗いニュースばかりだ。
     失業率が5.3%、企業の倒産、世界のある場所では、今冬、数十万
  人の餓死者が出るのでは無いかと言われている。
     少し、明るいニュースといえば、スポーツ界だが、北海道出身の若松
  監督率いるヤクルトが日本一なった事だ、「ヤクルトのファンの皆さん、
  おめでとうございます」。
     一昨日、昨日と全日本距離別スケート選手権が、エムウエーブで開催
  されたが、釧路短大付属高出身の選手が男子500mで制覇、女子でも、
  新人が台頭、一方、長野五輪500m銅メダリストが、ワールドカップ代表
  選手から外れるなど、スケート界の新旧交代が目立つ。
     今年の2月、弟子屈中学校3年(当時)の和田禎嗣君が第21回全国
  中学校スケート大会で1000m優勝、500m準優勝の輝かしい成績を
  収めたことは、この欄でも紹介しましたが、スケートシーズン到来と同時
  に、スケートの指導者がいる、北海道標茶高校に進学して成長したであ
  ろう、同君の活躍のニュースを早く聞きたい。
  コラム−25  2001-11-05  風祭 保夫

 

 

 

 拙速?

     拙速審議「テロ関連3法案」は、本日、衆議院を通過した。
     今国会の「テロ関連法案」審議は、マスコミの報道では「拙速」との
  論調が多い。
     10年前、公の団体の役員を務めていた時、上長から「拙速でも良
  い」といったのが、その上長は、意味を「巧遅」と取り違えていて、やり
  きれない思いをしたものだ。
     「巧遅は拙速に如かず」という言葉もあって、「テロ関連法案」の審議
  は、「拙速」でも、止む得ないのかもしれない。
     しかし、憲法の枠内であって、拡大解釈となってはならない。
     また、「狂牛病の問題」の政府の対応も、後手後手で、発表、説明も、
  二転、三転し迷走しているとしか思えない。
     今日から、全頭検査を始めて、「安全宣言」を出したが、時期尚早だ
  し、(これも拙速か?)消費者や酪農・畜産農家の信頼を取り戻すことが
  出来るか疑問だ。
     炭疽菌の問題は、現況では、自分自身で自衛するしかないだろう。  
     物事は、すべて「拙速」ではなく、慎重にして、熟慮?して決定、執行し
  てほしい。
  コラム−24  2001-10-17  風祭 保夫

 

 

  コラム−23 2001-10-05  掲載 2002-03-06  削除
  コラム−22 2001-10-01  掲載 2002-03-06  削除
  コラム−21 2001-09-16  掲載 2001-12-01  削除
  コラム−20 2001-09-05  掲載 2001-12-01  削除
  コラム−19 2001-08-25  掲載 2001-11-05  削除
  コラム−18 2001-08-14  掲載 2001-10-17  削除 
  コラム−17   2001-08-05  掲載 2001-10-01  削除 
  コラム−16  2001-07-24  掲載 2001-09-16  削除 
  コラム−15  2001-07-14  掲載 2001-09-05  削除 
  コラム−14   2001-06-30  掲載 2001-08-25  削除 
  コラム−13 2001-06-18  掲載 2001-08-14  削除  
  コラム−12 2001-06-08  掲載 2001-08-05  削除
  コラム−11 2001-05-29  掲載 2001-07-24  削除  
  コラム−10  2001-05-18  掲載 2001-07-14  削除
  コラム−  9 2001-05-11  掲載 2001-06-29  削除
  コラム−  8 2001-05-03  掲載 2001-06-18  削除
  コラム−  7 2001-04-24  掲載 2001-06-08  削除
  コラム−  6 2001-04-17  掲載 2001-05-29  削除
  コラム−  5 2001-04-11  掲載 2001-05-18  削除
  コラム−  4 2001-04-03  掲載 2001-05-11  削除
  コラム−  3 2001-03-27  掲載 2001-05-03  削除
  コラム−  2 2001-03-19  掲載 2001-04-24  削除
  コラム−  1 2001-03-08  掲載 2001-04-17  削除

        

           


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