初めての英語版Palm TX導入記

(2008/8/20〜作成中)
英語版のPalm TXを入手したので、その導入期を書いておきたいと思います。
TXは、既に1〜2年発売から経過しており、あちこちに情報はあるのですが、最新 情報として、記載したいと思います。覚書の意味もあります。
ソフマップで中古を購入しました。

導入開始

 私の環境は、Windows XP SP2を前提とします。
 英語版Palmを日本語で使うhttp://unoubeya.main.jp/e_palm/を参考に開始。
 色々な情報がWEB上に書かれていましたが、若干今と異なっているようでもあ り、結構苦労しました。
 結局、付属CDからPalmDesktopをインストール。実際には、最新版をインター ネット接続して、最新版インストールするか聞いてくるので、それをインストー ル。Versionは、4.2.0。メッセージに従って、HotSyncできることを確認。
 その後、Clie TJ25もHotSyncすると、簡単に、新しいデバイスとして認識し、 HotSyncできた。


 当初苦労したのは、
 まとめると、PalmDesktopのインストールは、以下のとおり。
  1. まず、PalmDesktopをインストールされている方は、プログラムを削 除。この時、ユーザデータは削除されないので、安心して削除して下さい。
  2. TX付属のPalmDesktop Ver4.2(Windows)をインストール
    最新版をインストールするようにチェックを入れてインストール。
    指示に従い、TXでHotSyncして、同期ができる状態にする。
  3. TJ25でHotSync
    この時、Clie用USBドライバが必要とメッセージがでるので、CDの Drivers\Hotsync内のドライバを指定すれば、そのままドライバがインストー ルされ、HotSyncが始まるはずです。 この操作により、TXとTJ25両方のHotSyncが可能なPalmDesktopの設定が完了 となります。
  4. PalmDesktopは、まだ日本語化されていないので、文字化け状態にな ります。(もちろん日本語のデータがあれば)
    しかし、この状態でも、PalmDesktopの詳細表示では、日本語表示は、問題 ない状態になっています。
    まだ、Ver4.2に対応した日本語化パッチはないようですので、以下のように 変更して、日本語表示をできるようにします。簡単に対応可能です。
    レジストリをいじることで、ウインドウ内の日本語表示が可能できるとの情 報を元に記載しています。
    regeditにて、以下のキーを検索し、4つのフォント指定を変更します。
    [HKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics\Pilot Desktop\Core]
    FontCard
    FontGeneral
    FontUser
    FontSmall
    
    これら4つを英語しか表示されない「Arial」もしくは「Small Fonts」から「M S Pゴシック」などに変更します。そして、PalmDesktopを起動してみると、文 字化けもなく、日本語が表示されているはずです。
  5. 私は、まだ確認していませんが、以下の情報があります。
    しかしまだ問題があり、Palm Desktop で、Contactsを表示し、「New Contact」 「Edit Contact」を選ぶとソフトが固まってしまいいます。
    これを回避するにはT-Pilotさん→BBS→Page:2→PalmDesktopのContactsを 見て、「SgContacts.ocx」をダウンロードし、PalmDesktopをインストールした フォルダー「Palm」に上書きします。
    これで、Contactsが編集出来るようになります。
    とのことです。この情報 をベースにしました 以下も見てください。
    palmOne Tungsten 総合掲示板→Palm Desktop 日本語化パッチ→( No.27 )
    4.1.4向けの情報みたいのような気もしています。

日本語環境の導入


既に色々な情報があるので、あまり詳しくは書きません。
私は、老舗のJ-OSと新興のJaponの2つを試用しましたので、これらについて比較 してみたいと思います。
(1)J-OS
 J-OS for TungstenT 2.4r2 Palm TX
をダウンロードし、インストール。
日本語入力は、POBOXを使う予定なので、以下のファイルだけインストール。
 j-os tt.prc
 j-os font large.prc
 j-os font small.prc
 J-OSのアイコンをタップして、画面の指示に指示に従い導入。J-OS自体使うの は初めてでしたが、非常に簡単に導入できました。先人の努力に感謝。
 日本語入力のPOBOXは、以下をインストール
 ・本体:PBFP 1.7.2i
 ・POBox FEP
 ・辞書:fugo-dic
これらであっさり、日本語表示と、入力ができるようになりました。
(2)Japon  Japonも試してみます。こちらは、
	JaPon-Inst-10n.prc
	JaPon-FontRes-Eval.prc   お試し版のフォント。漢字は第1水準のみ試用可
	(JaPon-Check.prc)
をインストール。こちらも指示に従い、インストールすれば問題なく作業完了。
 結構良さそう。半角の¥表示も可能。漢字も機種依存文字(◯数字など)も定義 してあるよう。


ここで、2つのソフトの比較をしてみます。
・Japon
 後発だけに、色々と改善点があり、好印象。
 マニュアル等には記載ないが、気づいた点を列挙してみます。私感で書いていま すので、内容はご容赦を。

項目JaponJ-OSコメント
半角カナサポート
TXのPref画面で先頭記号(・)の文字化け抑制蕗と いう文字が表示される気になると言えば気になりますが、あまりPref も開くこともないので、見た目の問題のみ
半角の¥の文字サポート\(バックスラッシュ)表 示半角の¥問題。J-OSでは全角の\を使うように記載あるが、値段など で結構使っているんですよね。
予定表の時刻指定の30分の所の文字化け抑制0と 表示実質問題なし
ダイアログの文字列化けやすい。
勝手に改行される。
問題なしちょっとJ-OSに軍配あり
2バイト文字コード
8540〜86xx
未定義半角文字など Clieでは未定義領域
8740〜879Cの定義
(特殊記号)
定義ウムラウト文 字などが割当てClieでは、丸数字などが定義
889F〜9872(亜〜腕)
第1水準漢字
問題なし
989F〜EAA2(弌〜)
第2水準漢字
?(試用版では確認できず) の瑶(EAA2)までClieでは熙(EAA4)まであったが使用上問題な し
ED40〜EEFC
(NEC選定IBM拡張文字)
?(試用版では確認できず)未定義 Clieでは定義
FA40〜FC4Bの定義
(IBM拡張文字)
?(試用版では確認できず)未定義Clie では定義
漢字フォント美しい
(モトヤフォント)
普通 気になるならば。
慣れの問題でもありますが、確かにモトヤフォントはきれい。

日本語関係のTips
 ・tsPatchは、J-OSの起動前に実行する必要あり。
  Englishモードへ切替えるようにメッセージが出る。
 ・SelectFontは、tsPatchが起動していないと意味なし。

TX必須ソフト


役に立つ情報

〜TXで確認できた(これから確認する)事項〜
  今日は、ここまで。この続きはまた。。。