1987年、ファミリーコンピューター市場に参入したゲームメーカーがありました。テクノスジャパン。管理人と同じ、80年代のゲームファンなら知らない人はいないはずです。このテクノスが、主力商品としてリリースしていたゲームシリーズ。それが、この「くにおくん」シリーズなのです。
その人気はすさまじいもので、現代っ子に「RPGといえば?」と尋ねれば、「ポケモン!」「FF!」と叫ぶように、当時のゲームっ子に「アクションゲームといえば?」と尋ねれば、「マリオ!」「くにおくん!」と叫ばれるほど、その人気は驚異的なものでした。しかし現在、残念ながらテクノスジャパンは、とても人には言えない理由で倒産してしまい、くにおくんシリーズも歴史の闇へと消えてしまったのです。
しかし、くにおくんシリーズが伝説のゲームと呼ばれる理由は、その人気ばかりではありません。
「ドッジボール」
「運動会」
「アイスホッケー」。
現在のゲーム発売表を覗いても、決して似たようなコンセプトのソフトを見つけることは不可能な独自性。そして、一般スポーツを題材にしていながら、実際のルールを完全に無視したゲームコンセプト。そう、このくにおくんシリーズは、ゲーム業界でも屈指の異端児なのです。過去、似たようなコンセプトを打ち出したゲームは発売されましたが、決して認知されることはありませんでした。決して他のソフトハウスが追随することを許されない、一切のルールを無視したハチャメチャスポーツというコンセプト。これはまさに、くにおくんのみに許された特権なのです。他のキャラクターがこれをしても、決して認められることはありません。くにおくんとは、まさに「カリスマ」と呼ぶにふさわしい逸材なのです。
くにおくんゲームシリーズは、「くにおくんシリーズ」と呼ばれることもあれば「熱血シリーズ」と呼ばれることもあります。厳密なことを言うと、タイトルに「熱血」の文字が躍るものを「熱血シリーズ」、それ以外ものを「くにおくんシリーズ」と呼ぶのですが、ボク自身はすべての作品を総括できる「くにおくんシリーズ」の方を用いるようにしているので、当サイトでは「くにおくんシリーズ」で統一させていただきます。 |
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