川上信也 撮影の日々
  撮影や取材で様々な土地をめぐっています。
 そこで感じたこと、日々の出来事などなど、思いのままに書き綴ってゆきます

5月16日

 久々のブログ更新です。
  ブログ 「シャッター音を傍らに」



朝の男池原生林の写真などなど。

ここ数日は宮崎の飫肥などへ仕事で行っていた。
やはり宮崎は遠いですねー。
4時間ほどかけて到着。
静かないい町だ。
何度か来たことはあったけれど、
あらためて町をみると電線はないし、
石垣も美しいし、
とても魅力的な城下町のように思えた。

天気が怪しかったんだけど、
撮影が終わると降り出し、すぐに豪雨となった。
早く終えててよかった。

でも帰りは豪雨の中の高速道路。
人吉からのトンネル連続24カ所はいつも憂鬱なのだが、
豪雨の日はとてもありがたいと思った。
トンネル出る瞬間がすさまじいけれど。

5月10日

 ずいぶんとご無沙汰してましたが、
 GW中にくじゅうや鹿児島行ったりしてました。
 とりあえずブログはちょっとだけ更新してました。

  ブログ 「シャッター音を傍らに」

 帰ってからとても面倒な作業が待っていて、
それは新しいパソコンと新しい携帯。

 こういう設定やら何やらの作業はとても苦痛ですね。
 しかしやらなければ仕事ができない世の中になってしまったので、
 苦手でもやらなければならないのだった。

 パソコンは ウィンドウズ7 から ウィンドウズ10になったけれど、
 それだけでいくつかのソフトが使えなくなった。
 実はこのホームページもその一つ。
 かなり古いソフトを使っていたので、いつか使えなくなるだろうと思っていたんだけど、
 とうとうその時がやってきた。
 といっても今までのパソコンが使える間は更新できます。
 なので今古いパソコンで更新してます。
 これからどうするか、未定です。
 おそらくあと数年はこの古いパソコンがなんとかしてくれるだろうと思うのですが。
 ブログやフェイスブックに移行ということになるんだろうか。
 それとも違うソフトで作り直すか。
 考えただけで頭がいたい。

 携帯も新しくなったけれど、
 僕は前の携帯を4年使ってたんだけど、それでも長いですねえと店員に驚かれた。
 普通は2年で替えるそうだ。 
 なんでそんな世の中になってるんだろう。
 分からないことだらけだ。
 なので設定もよくわからない。
 いったい何度パスワードを打てばいいのか。
 どれがどのパスワードだったのか。
 もういい加減にしろといいたくなる。
 
 慣れる日がくるとも思えないし。
 もっとシンプルに生きたいものだなあ。

 

4月30日

 久住高原みずしの森での写真展は30日で終了です。
 多くの方々に来ていただいてほんとうにありがとうございました。
 とてもいい思い出となる写真展でした。

 そして5月1日からですが、
 長者原にある「レストハウスやまなみ」での展示となります。
 タデ原のすぐ横ですね。
 ですからタデ原や飯田高原の写真も数枚選んで展示します。
 展示写真の被写体がすぐ横、という状況はなかなかないですよね。
 
 期間はまだ未定ですが、たぶん2か月くらい展示になるのかな。
 どうぞご覧になってください。

 

飯田高原 朝の虹

4月25日

 しばらく阿蘇くじゅうを巡っていた。
 様々な用事が重なって、4日ほど滞在していた。
 お知らせですが、久住高原 cafe&gallery「みずしの森」 定休日は月 火ですが、
 26日水曜日、臨時休業となります。ご注意を
 30日まで開催してます。

ブログでは4月15日撮影の阿蘇の一心行の桜を更新しました。
  ブログ 「シャッター音を傍らに」

 
先週の木曜日には湯布院アートホール委員の方々8名が、
写真展開催中の久住高原「みずしの森」に。
一応秋のアートホールでの写真展の打ち合わせという目的ではあるんだけど、
春の陽射しが降りそそぐテラスにみなさん座って、何だかとても楽しい時間を過ごした。
このような方々が今の湯布院を支えていると思うと、この町で写真展ができることを改めてうれしく思う。
玉の湯の溝口薫平さんにも来ていただいた。
先日本を送ってくださり、とても面白く読んだところだったので、本の中の溝口さんと重なってとても面白い感覚だった。
70年代のヨーロッパ貧乏旅行の話など、直接お話をお聞きした。あの溝口さんたちの旅が今の湯布院につながっているんだなあ。

湯布院アートホール委員の方々 
みずしの森入口にて


また土曜日は僕が講師を務めている写真クラブの撮影会を開催。
お昼前に「みずしの森」へ集合し、その後、清滝、清流の森、展望所などで撮影。
こちらも非常に楽しい時間となった。
いつも一人で撮影しているので、なんだか新鮮な気持ちだ。

清流の森にて 清滝にて撮影会


 その後、僕はくじゅう白丹の秘密の隠れ家で普段仕事を一緒にしている方々と合流し、
 夜はバーベキューと春の野菜鍋をいただいた。
 そして朝は白丹の光景を撮影。

背後に九重連山がそびえる、美しい集落 白丹


4月16日
 くじゅう 白丹というところ。



 白丹と書いて しらに と読む。
この不思議な語感を持つ地域に縁が生まれ、
これから何度となく足を運ぶことになりそうだ。

さて、どんなものが生み出されていくのか。
どんな仲間たちが集うことになるのか、
 とても楽しみだ。
  ブログ 「シャッター音を傍らに」


4月10日

 ずいぶん書いてなかったけれど、
 姫路に行ったあと、佐賀、長崎、北九州を周ってなかなか忙しい4月はじめだったのだ。

 姫路は円教寺の撮影。

 ブログでも紹介してます。
  ブログ 「シャッター音を傍らに」


3月31日
 久住高原cafe&gallery「みずしの森」にて写真展開催です。


 今日の午前中、搬入してきました。
 あいにくの雨模様の日でしたが、gallery周囲の濡れた木々は特に美しく見えます。

 去年福岡で展示していた写真の数々ですが、
 場所が変わればずいぶんと印象が違ってきます。
 撮影場所がすぐ近くというのもいいですね。
 行こうと思えばすぐに行ける場所。
 
 大中小、それぞれのサイズで16枚の展示となってます。

 ブログでも紹介してます。
  ブログ 「シャッター音を傍らに」

川上信也写真展
 「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」

 2017年 3月31日(金)〜4月30日(日)

10時半〜18時 最終日は16時まで
  月 火 定休

cafe & gallary みずしの森
竹田市久住町有氏鳥越2002-1
090-3015-4204

珈琲もカレーも最高に美味しいです。


 

3月26日
 春先の雪

 

先日、久々にくじゅうに行ったら雪景色となった。
春先の雪景色を見るのは久しぶりだ。
野焼き後の雪化粧を見るのは20年ぶりくらいだけれど、
こんなに美しいと思ったのは初めてだ。
ブログ 「シャッター音を傍らに」


3月20日
 京都へ


久々の京都。
意外なことを思い出したりして、なかなか思い出深い旅となった。

大原三千院あたりは、街中の賑わいとはまったく違う静かな里山が広がっていた。
ブログで紹介
ブログ 「シャッター音を傍らに」

3月10日
 阿蘇くじゅうへ


 様々な取材で阿蘇くじゅうへ出かけている。
 白丹にある「オーベルジュ小山」
相変わらず素晴らしい環境と魅力的なお二人だった。

ブログでの紹介はその途中で出合った阿蘇の風景。
仕事が終わって宿へと向かう途中の一枚。
ブログ 「シャッター音を傍らに」

 

3月5日
 九重ヒュッテへ


 久々に九重ヒュッテへ行ったのでブログ更新。
 お仕事なので詳しくはいえないのがもどかしいのですが。
ブログ 「シャッター音を傍らに」

玄関のところに写真集を置かせていただきました。
なんせこの周辺の写真がたくさんある本なので。


2月26日

 久々の更新。
 なんだか目がとても疲れるので、できるだけパソコンやスマホを見ないように心掛けていていた。
といっても仕事でどうしても長時間見なければならないことも多いんだけど。
 考えてみればカメラのファインダーもデジタル画像なので、
 写真を撮っている間もずっと電子画像を見ていることになる。
 気を付けていかないと。
 でもどう気を付ければいいのだろう。
 ここ数日のように出来るだけ見ないように、くらいしかできないしねえ。
 
 先日取材に行った九大篠栗の森に再び行ってきた。
目の保養ということもかねて。
取材した記事は新しいクリムの3月号に掲載してます。
それとは違う写真の数々をブログにアップ。
ブログ 「シャッター音を傍らに」

2月13日
 香川へ


 仕事で香川県へ。
 新幹線で岡山まで行き、そこから土讃線の特急南風で琴平駅へと向かう。
 撮影は金刀比羅宮の参道。
 下見のため前日入りし、担当の方といっしょに雨の参道へ。
 この日は天気は回復ぜずに小雪も舞っていたけれど、
 なんだかとても印象に残る時間となった。
 ブログにもあげてます。
 ブログ 「シャッター音を傍らに」

雨の金刀比羅宮


 

2月7日

 久々に糸島火山へ。
 懐かしい場所であるけれど、今では夕陽の時間になると多くの人がやってくる。
 僕が写真集でこの場所を広めたという方もいるんだけど、
 それは微力なことで、
 大きいのはスマホ、 ネットの普及ですよね。
 僕が行っていた2005年くらいだし。

 ブログ 「シャッター音を傍らに」


 

2月6日
 くじゅうへ


 すっかりブログのほうに重きを置いてこちらはご無沙汰になってしましました。
 でもこちらのほうが素直に書けるような気がするのはどうしてなんだろう。
 続けた年数によるものだろうか。

 さて、先日行ったくじゅう、ブログでもあげましたが、
 夕暮れ時の長者原周辺を歩いてきました。
 牧ノ戸峠にも立ち寄って久々にミキちゃんと会っていろいろと話しながらコーヒーをいただきました。
 写真集「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」は牧ノ戸峠レストハウスでも置かせていただきました。
 
 涌蓋山の姿はとても好きなので、この山が眺められるコースをよく歩いている。
 この日は様々な光模様が山を照らし続けていた。
 写真は日が沈んでからの光。
 山のシルエットが夕焼け空に浮かび上がった。

 

FUJIFILM X-T2

1月26日
 糸島 Wave Tapestry


 もうすっかりブログでの更新となってきたけれど、
 ブログではそれぞれのテーマ別に様々な作品を撮り続けて行こうと思っている。
 とりあえず近場でもテーマを持っておきたいので
 糸島の波 まるで織物のような美しさを自然の波で表現してみようと始めた
 糸島 Wave Tapestry
 これは大好きな場所でもある糸島だけでまとめていこうかと思っている。
 これは本にするのは難しいかもしれないけれど、
 いずれ何らかの形で発表することを目標に撮っていこうと思っている。
 とりあえず昨日撮影した糸島 姉子の浜の波をあげてます。

 ブログ 「シャッター音を傍らに」
 
 
 

1月25日
 西日本新聞に続き、「ぐらんざ」2月号

 「ぐらんざ」2月号の書評欄でも「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」を紹介していただきました。
 六百田さん、どうもありがとうございます。
 さすがの文章です。

 花乱社 別府編集長のブログより



1月22日
 大分合同新聞と西日本新聞

 
 先月の大分合同新聞に続き、今日の西日本新聞の朝刊の読書コーナーで写真集「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」を紹介していただきました。
 ユキワリイチゲの写真を選ぶなんてセンスがある方だなあと思ってたんだけど、文章も短い中でとてもうまくまとめられていて感激しました。
 さっそくスクラップブックに貼り付けて保管。
 新聞に自分が出るなんてそうそうあることではないので、大切にしておかないと。
 
 

1月7日

 松山に帰省していた。
 元日の朝、10時に福岡を出発し、山口、広島、尾道を経由し、来島大橋を渡って四国、松山へ。
 到着したのは20時だったからおよそ10時間。
 中国自動車道を主に使ったけれど、元日はガラガラだ。
 前にも後ろにも車が見えないという状況が続き、とても快適な運転だった。
 暖かい日だったので凍結の心配もなし。
 念のためスタッドレスにはしていたけれど、出番はなし。

 今回は年末まで仕事というか写真展をしていたのでバタバタと準備しての帰省となったけれど、
 年始の仕事の予定が7日からだったので、結構ゆっくりと過ごしていた。
 初詣は四国四十六番札所の浄瑠璃寺。緑がとても美しい静かなお寺だ。
 12、3年前に来たことがあるけれど、
 その時はフィルムカメラ、ニコンF100を持ってベルビアで撮影していた。
 今はX-T2を使っているけれど、ここまで時代が変わるとはなあと思いながら撮影。
 あの当時より少しはうまくなってるかな、などと思いながら。
 
 そして夜はみんなですき焼き。
 お肉は僕が講師を務めているJNP福岡第二支部からのお歳暮の佐賀牛。
 ごちそうさまです。とても美味しいすき焼きとなりました。

 帰省の間、来島大橋から最初の島、大島にある展望台や、
 坂出の東山魁夷せとうち美術館、などなどへ。
 家族ととてもいい時間を過ごせたように思う。

 

浄瑠璃寺 大島の展望台より


 

1月1日
 

 あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 タデ原の写真です!
 

12月31日

 今年はいろいろあったけれど、とりあえず大晦日を迎えてホッとした感じです。
 みなさん、よいお年を。

先日のキューブリックでのスライドトークショー、富士フイルムフォトサロン福岡でのギャラリートーク、
撮影していただいた方から写真を送っていただきました。
こんな自分の写真はめったにないので貴重でした。どうもありがとう。

12月29日
 富士フイルムフォトサロン福岡で写真展 終了


 富士フイルムフォトサロン福岡での写真展、無事終了しました。
 来ていただいた方々、本当にありがとうございました。
 初日のギャラリートーク、X-T1 T2のセミナーではじまったのですが、
 サロンがあんなに賑わったのは初めての体験でした。
 また期間中には様々な感想をいただきましたが、
 僕の実感としては、今までで一番評価の高かった写真展だったなあと思っています。
 阿蘇くじゅうで新しい世界を表現するのはもはや難しいことだろうと思いますが、
 
 登山ではなく麓を中心に撮影していったこと、
 今までと違う落ち着いた色合いで撮影、プリントしたこと、
 何気ない場面も作品にしていったこと、
 所々にエッセイを入れてみたこと、
 自分なりの自由な構図で撮影したこと
  
 などなどのことが僕自身とても新鮮なイメージでの展示になったのだと思ってます。

 様々な感想をいただきましたが、みなさんこれらの淡い色合いのプリントを
 とても気に入っていただいていたという実感です。
 ギラギラしたプリントはもう飽きたという声も何度も聞きました。
 これは写真集でも同じ意見でして、
 うれしいコメントを想像以上にたくさんいただきました。

 今月はずっとトークショーや個展が続いていましたが、結果的にとてもいい月になったのではと思っています。
 みなさん、ほんとうにありがとうございました。
 
 
 

12月25日
 会場不在の日は最終日 28日に変更です。


 富士フイルムフォトサロンでの写真展、二日目も無事に終了。
 今日も多くの方々が来られました。ありがとうございました。

 さて、先日僕が会場にいない日は26日の月曜日と伝えておりましたが、
 その日の仕事が28日に延期となったため、
 最終日の28日水曜日、僕は不在となります。
 26日の月曜日は会場におります。

 要するに最終日28日以外は会場におりますね。
 どうぞお越しください。

12月24日

 富士フイルムフォトサロン福岡での写真展 初日。
 お昼からギャラリートーク、セミナーと続けて開催しましたが、
 非常に多くの方々が来られてとても楽しい時間となしました。
 みなさん、どうもありがとうございました。

 ギャラリートークというのは僕にとっては初めての試みだったんだけど、
 プリントの目の前で説明しながら見てもらうというのは、とてもいい時間ですね。
 写真展ならではの空気感、そして阿蘇くじゅうの風がみなさんに伝わりそうな気もしてくる。
 
 その後のセミナーもキャンセル待ち状態だったようですが、何とか入りましたね。
 X-T1 T2を中心にいろいろとお話していきましたが、こちらも有意義な時間でしてた。

 今月に入ってキューブリックでのスライドトークショー、ギャラリー風での写真展、
 そして今回の富士フイルムフォトサロンでの写真展とギャラリートーク、およびセミナー、
 大きな山場を越えたなあという感じでちょっとホッとしてます。
 風邪ひかなくてよかった。
 
 とにかく来ていただいた方々、写真集を購入していただいた方々、どうもありがとうございます。



 

12月23日
 富士フィルムフォトサロン福岡での写真展 スタート

 さて、富士フォトサロンでの写真展が始まります。
 キューブリック、風、と続き、とりあえず今年はこれが最後の展示となります。
 あー疲れた、と言いたいところですが、明日からも大事な日々となります。
 好きなことやってるんだから疲れてる場合でもないですしね。
 枚数は40点なので、一番多いですね。
 すべて写真集「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」からのプリントとなります。

 僕は26日 月曜日が仕事で不在となりますが、
 それ以外は会場にいる予定です。

12月20日

 富士フイルムフォトサロンのセミナーですが、
 今の時点でキャンセル待ちとのことです。
 多くのご応募ありがとうございました。

 さて、どんなセミナーにしようかな。

12月19日

 ギャラリー風での写真展、無事終了しました。
多くの方々に来ていただき、ありがとうございました。
とてもいい展示会になったなあと思ってます。

休む間もなく、次は富士フイルムフォトサロンです。
23日金曜日の祝日から28日まで。
初日の23日は13時よりギャラリートークの予定です。
何人来られるか分からない中での開催ですが、よろしかったらぜひどうぞ。
そのあと、15時からはX-T1 T2でのセミナーを開催します。
 これは部屋の関係で20名限定となりますので、予約が必要です。
 092-289-7307 まで。

 もうすでに結構予約の方がおられると聞いてますが。
展示作品はすべてこの2台で撮影しているのでいい機会だと思います。

 全部で40点ほどの展示となりますが、全紙が30点、B1が1点、あとは初めての試みで六つ切りワイドを入れてみようかと思ってます。
 お待ちしております。

12月11日
 天神 新天町ギャラリー風での写真展 スタートです。


 さて、明日12月12日より天神新天町のギャラリー風にて、写真展「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」が開催です。
 早朝から搬入し、10時半からスタートです。夕方19時半までです。
 どうぞご覧ください。 18日の日曜日まで開催してます。
 僕はほとんど会場にいる予定です。
 ちょっと抜け出ることもあるでしょうけどね。
 火曜日はもしかすると僕は11時すぎからの在廊になると思いますが。

12月3日
 写真集「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」完成


 ブログにもアップしましたが、写真集「阿蘇くじゅう 朝の光へドライブ」(花乱社) 完成です。
 ここ数日とってもバタバタしてましたが、ようやく完成した実感がじわじわと湧きあがってます。
 
 花乱社の別府編集長のブログでも紹介されてました。
 花乱社 ブログ

 もうすぐ本屋さんにも並びますが、出版社に注文されてもすぐに送ってもらえます。

 花乱社 092-781-7550 です。


 また今月23日(金 祝)からの富士フイルムフォトサロン福岡での写真展ですが、
 初日の23日 13時よりギャラリートークを開催することになりました。
 そして15時からはX-T1 T2のセミナーを開催です。
 どちらも無料ですが、セミナーは部屋の関係で20名までです。
 ご希望の方は お電話で一応予約しておいてください。
  
  п@092-289-7307 (氏名 連絡先番号)  へお願いします。

 


 

11月19日
 
 今週は久々の大阪取材もあり、なかなか刺激的な日々を過ごしてました。
 大阪は通天閣の下での撮影。
 あの一帯はとにかく不思議で怪しい雰囲気ですよね。その怪しさがまた魅力となって観光客を呼んでいるということなんだろう。
 外国人の姿も多く見られた。
 串カツ屋さんが多いのも特徴ですよね。そしてなぜか囲碁屋も。



 ブログで書いたとおり、印刷立ち合いも終わり、いよいよ本格的に発表の準備が始まります。
 さてさて、どんな出会いが待っているんだろう。




11月7日

 さてこちらの日記はすっかりご無沙汰になってしまいましたが、
 一足早く個展のご案内をさせていただきます。

 福岡天神新天町 ギャラリー風  12月12日(月)〜18日(日)

 新天町の北通りですね。
 一階での開催となります。

 富士フイルムフォトサロン福岡   12月23日(金)〜28日(水)

 こちらは年末となりますが、一番展示枚数は多くなると思います。

また箱崎にあるキューブリックカフェでは本の出版に合わせてスライドトークイベントを開催します。

 ブックスキューブリック箱崎店、12月10日(土) 19時より  予約制 092-645-0630
 

10月5日

 南阿蘇へ行っていた。
 前日からの車中泊で、震災後はじめて南阿蘇で朝を迎えた。
 うっすらと雲海が町を覆い、素晴らしい光景と出会えたのだった。
 そして白い虹に4回ほど遭遇。
 これほど遭遇したのはもちろん初めてのことで、
 この南阿蘇は尾瀬と並んで白い虹の名所になっていいのではとさえ思えてくる。

 そんな南阿蘇と白い虹のことをブログに書いてます。
ブログ 「シャッター音を傍らに」

 もうこちらが日記のメインになってくるのかなあ。
 文字化けして読めなかったという方は結構おられたので。

9月29日
 青森へ


 りんごの取材のため青森へ。
 九州以外の県外の仕事は主に西日本中心なんだけど、
 ほんとうに時々だけれどかなり遠くの取材もある。
 以前雑誌で食品の工場を取材していた時は全国に行っていたんだけど、
 そのコーナーの担当をやめてからはめったに行くことはなかった。
 しかも青森なんてたぶん初めてだ。

 福岡を夕方の飛行機で出発し、羽田で乗り換える。
 夜間飛行になるので、サン=テグジュベリの「夜間飛行」を読むことにしたのだった。
 そのことはブログに書いてますのでどうぞ。
ブログ 「シャッター音を傍らに」


 りんごの木がこんなに美しいものだとは知らなかった。
 袋に入ってないので、薄い桃色の実がとても上品で風景に映える。
 岩木山がすぐ近くにそびえている。
 この山に見守られる場所というのが、おいしいりんごの産地の一つの条件といわれているらしい。
 確かにどのりんご園からもちょっと移動すれば岩木山が見える。
 りんご園を見守るお山なのだ。
 生まれて初めてりんご狩りも体験。
 楽しいもんだなあ。
 撮影させていただいた農園のりんごは、枝が長く葉がとても多い。
 この葉が日陰をつくり、袋を不要にしているらしい。
 そして袋に入れないほうが確実においしいようだ。
 


9月26日

 新しいカメラFUJIFILM X-T2。
 慣れ親しんだT1の後継機になるんだけど、同じような容姿とはいえ、操作が結構違っているので、
 指の位置とかがまだ微妙にしっくりきていない。まあ慣れるんでしょうけど。
 そんなこととと、自分の撮影スタイルなどについてブログ更新です。
ブログ 「シャッター音を傍らに」


 やはり文字化けする人が多かったようで、このブログで再び読ませていただきます、という声が結構あった。
 古いソフトってどうやって新しくするのかなあ。古いといってもかなり古すぎるので。
 もはやどうしていいのか分からない。2001年のソフトなので。 まあよくもってくれたなあと思うけれど。
 このブログの「シャッター音を傍らに」という題だけど、
 尊敬する編集者から いいねえ といわれたので、このままでとりあえず続けます。
 
 昨日 誕生日だったので雷山千如寺へと行った。
 別に誕生日は関係ないっか。
 小雨が落ちるとても美しい庭を見ることができた。
 ここは紅葉の時季よりしっとりとした雨の雰囲気がものすごくいいですね。
 

9月22日
 ホックテイルさんにて

 
 ブログ更新
 阿蘇くじゅうの高原を撮影する気持ちになった一枚を紹介してます。
ブログ 「シャッター音を傍らに」


久しぶりに小郡のお店「雑貨や器 HookTail」さんへ。
  雑貨や器のお店「Hook Tail」
数か月前に看板犬の撮影のために訪れて以来かな。
あの時は大雨の撮影だったけれど。

昨日は店内に子猫たちが走り回っていて、とても賑やかだった。
僕はここ数年、猫っていいなあとずっと思い続けてるんだけど、
あんまり触りすぎるとアレルギーがでてしまうのでこれが残念。
雑誌では猫好き写真家なんていわれるけれど、実はっていう感じで。
もちろん猫はほんとに大好きなので、シャッター越しに追いかけてます。
 
 ホックテイルさんには里親募集中の猫ちゃんたちが数匹。
興味ある方はぜひお店のほうへ。

 はじめて立ち上がった猫の撮影に成功。

9月19日
 男はつらいよ 寅次郎忘れな草


 とりあえずブログをいくつか更新。
 写真集制作について書いてます。
ブログ 「シャッター音を傍らに」

ていうか、こっちの日記で書けばいいんだけどねえ。
どういう分け方していいのか今のところよく分からない。
たぶんブログとなるとプロバイダのものなので、見ている方がずいぶん違うってことになるんだろうなあ。
だから結構気を使ってたりして。
こっちの文章がまったく気を使ってないわけではもちろんないんだけれど、
こっちはもう15年くらいやってるからねえ、ベテランの気持ちというか、落ち着いてますねはい。

久しぶりに男はつらいよシリーズを見たくなったので、第11作「寅次郎 忘れな草」を見た。
シリーズ48作の中で、一番好きな作品だ。
学生の頃から何度となく見ている。
リリーと網走で初めて出会う話だけれど、映像も音楽も、ストーリーも、
何だかどこをとってもジーンときてしまって、大好きなのだ。

何気ないシーンだけれど、寅さんが釧路あたりの原野を歩くシーンがある。
北海道らしいものすごく広い風景が画面いっぱいに映し出され、
寅さんは枯れ木の中を歩いてゆく。
そして花の咲く草原で寝っころがり、やがて夕焼けが広がり、
蒼い闇になり牛たちが帰ってゆく。

このシーン、短い時間だけれど、学生のころから大好きなシーンだった。
バックではクラシック音楽が流れる。
この音楽、なんていう曲だろうと今回調べてみたら、
交響組曲「シェエラザード」第3曲 若い王子と王女 という曲なのだ。
この曲が寅さんが原野を歩くシーンと非常にマッチしていて、とても印象的で余韻の残る最高のシーンとなっている。

 またさくらが寅さんを迎えに北海道まで汽車でやってくるシーンがあるのだが、
ここでも様々な北海道のシーンが映し出され、ここで流れる音楽がバッハのG線上のアリアだ。
僕はこの曲はくじゅうの早朝撮影のときによく聴いていた。
こちらも大自然ととてもマッチする曲なのだ。

 寅さんとリリーが網走の港で語り合うシーンで流れる音楽もたまらない。
 こちらは映画のオリジナル曲らしいけれど、これも音楽とともに学生のころから頭を離れないシーンだ。

9月17日
 ブログ


 ブログというものを開設した。
 よく分からないんだけど、このホームページのこの日記、
 マックなどのアップル社製品から見ると文字化けすることが多いらしく、
 なので代わりにといってはなんだけどブログを開設してみたのだった。
 題名などのいろんな設定があって非常に面倒なんだけど、
 とりあえずブログはちょっとイメージ的な雰囲気にしたかったので、
 「シャッター音の傍らに」という題に。
 分かりにくいかなあ。
 いつでも変更可能なので、とりあえずということで。
 
 ブログ 「シャッター音を傍らに」

9月16日
 岡山 倉敷など


 仕事で岡山へ行っていた。
 午前中の早い時間からの撮影だったため、前日入り。
 ちょっと早めに岡山に着いたので、倉敷まで足をのばしてみた。
 倉敷はもちろん美観地区も素晴らしいと思うけれど、
 裏通りのたたずまいがとても好きだ。
 狭い道路沿いに、いい具合に時間がたった建物が並んでいる。
 きっと歴史的価値ある建物も多いんだろう。
 その建物を利用してのお店もたくさん出来はじめているようだ。
 空がとても広く感じるのは電線が見えないからだろうか。
 
 古本屋の「蟲書房」で一冊購入し、
 隣のカレー屋さんで食事。
 どちらも古い建物を利用しているようで、とても趣がある。 
 こういう場所で本を買ったり食事をすると、
 それだけで思い出深い一冊になったり、忘れられない味になりそう。
 店内でかかっていたカーペンターズのレコードも頭にずっと残っている。

 ずいぶん歩いてから、美観地区の「倉敷珈琲館」に入った。
 このお店に入るのはこれで3回目だろうか。
 落ち着いたクラシックな店内で、開業は僕が生まれた1971年だ。
 けっこう混み合っていたけれど、不思議と心地いい。
 店内の柱にはとても印象的な言葉が刻まれている。
 
 DOING NOTHING IS DOING ALL

 とても深い言葉なんだろうけれど、
 僕は気持ちが怠けているときは都合よくこの言葉を思い出している。
 けっこう励みにはる一文ですね。

 

倉敷の裏通り


 

9月8日
 モロッコのバッグ

 
 ここ一週間も様々な撮影が入っていた。
 人の撮影、建築の撮影などなど、どれもとても楽しい仕事となった。
 東京からの方々と糸島を周ったりもしたのだが、ご案内した「サンセット」が店休日だったため、
 すぐ近くの新しいカフェに入った。
 僕は初めてのお店だったので不安もあったのだが、そこはパンケーキのお店であった。
 しかしパンケーキって高いものなんですね。 
 安いので1200円ってそんな相場なのかな。
 そこで男3人で一つのパンケーキを頼み、とりあえずつっつきながら食べたのだった。
 なんだかとても楽しいシチュエーションですね。 結構おいしかったし。

 昨日は料理研究家の徳永睦子先生の自宅で料理撮影。
 お米を使った料理を4品ほど作っていただき、それぞれ撮影してゆく。
 いつも通り、窓際の自然光の射し込む場所で撮影。
 
 料理もとてもおいしくいただいたのだが、
 気になったのはまったく別のところで、丸山サワさんの仕事カバンだ。
 サワさんとはもう10年以上仕事でコンビを組んでいる編集者兼ライターの女性であるが、
 毎年数回世界を巡る旅に出かけている方なので、
 持ち物もその国で買ってきたものがあったりして、それがとても個性的で面白い。
 最近の仕事カバンは不思議な円形のものだ。
 カバンとしてはありえないような形であるが、これがお気に入りなのだという。
 聞いてみると、モロッコの市場で買ってきたとのこと。
 モロッコのマケラジュの市場って言ってたかな。
 現地でもでも珍しいデザインらしく、とあるお店で一目ぼれして即購入したらしい。
 もう一つ買っておけばよかったなあというボヤキを3回ほど聞いたことがある。
 カタツムリのようで、この不思議な円形模様に吸いこまれていきそうだ。
 しかも取っ手以外はつなぎ合わせた形跡がないので これは筆でいう一筆書きのような感じで作っちゃってるんだろう。
 見れば見るほど不思議なバッグ。
 まあそれ以上にこれをビジネスバッグとして使用しているサワさんも不思議なヒトだ、ほんと。

 

モロッコの市場で買ったという藤バッグ


 
 

8月29日
 飾り樽に四万十川

 
 いろいろと撮影が入り、あちこちと。

 宇美八幡宮のすぐ目の前にある小林酒造さんで、「こも巻き」を撮影させていただいた。
 こも巻きはお祝い事などに使われる飾り樽のこと。
 これを巻くのはけっこう訓練が必要なもので、
 この会社では去年入社した10代の若者二人が訓練を重ねて、今では30分少々の時間でできるようになっている。
 その模様を撮影。
 かなり複雑そうで、見ていて何をしているのかさえ分からないのであるが、
 完成すると、ああそういうことだったのか、と感心させられる。
 僕は山小屋勤務時代にこの飾り棚をたたいて開ける大役をさせられたことがある。
 これってみんなの前で木槌などを使って割るのであるが、
 本来はものすごく堅く閉められているため、あらかじめ割っておいて
 本番では軽くたたいただけで割れるようになっている。
 そう思って軽くたたいたのだが、まったく割れないので、
 「これって強くたたいていいんですかねえ」と聞きながら進めたのだった。
 しかし結構力入れてたたいても割れないものだから、
 「これって思い切りたたいていいものなんですかねえ」
 と確認しながら、進めることになった。
 しかしそれでも割れないので、全身の力を振り絞ってたたきまくってようやく割れたのだ。
 どうやらあらかじめ割っておくのを忘れていたらしい。
 みんなの目の前で100回くらい木槌でたたきまくっていた僕はとても恥ずかしい思いをした。
 そんな思い出がある飾り樽だ。
 まあ昔のことなのでどうでもいいんだけど、作業の途中で思い出してしまったのだった。

 先週は高知へと取材だった。
 四万十川の沈下橋を渡る生協のトラックの撮影。
 こんな最高の景色の中で配達なんてちょっとうらやましい気もするけれど。
 でも台風の時なんか結構命がけだったりして。
 高知は前日入りだったので、空いた時間に牧野植物園に行ってみた。
 ここは高知でも穴場と言われるスポットらしいけれど、
 植物も建物も見応え十分なので、僕は4時間近く散策していた。
 
 

飾り樽 牧野植物園
四万十川沈下橋

8月21日
 カメラザック 「くぬぎ」


 先日数年ぶりにカメラザックを新しくした。
 今まで使っていたものがファスナーが壊れはじめていて、時々知らずに開けたままだったりしていたのだ。
 色もかなりあせていて、味わい深くなってくれればよかったんだけど、
 なんだかみすぼらしい青に成り果てていた。
 もちろん愛着はあったんだけど。

 新しいカメラザックはラムダにした。
 このメーカーは噂ではよく聞いていたし、
 くじゅうにいたころ、写真家の藤田晴一さんもラムダのザックを背負っていた。
 もともと山岳写真家のためにつくられたようなザックだ。
 社長本人が山岳写真家らしく、本人でそれぞれの製品を実際に使ってテストしているらしい。
 埼玉の工場で一つ一つ手作りされている。
 ザックの名前はそれぞれに山や木の名前などが付けられている。
 僕は普段使いもできる小型〜中型ザックを捜していたので、
 その中で「くぬぎ」という名前のものに目をつけていた。
 僕は2年前にメインカメラをニコンからフジフイルムに替えてから、
 ずいぶんと身軽になってきたし、
 僕は「最小の機材で最高の一枚を」という言葉を大切にしている。
 だからできるだけ小型にしたかったのだ。
 だからこの「くぬぎ」は最も適したもののように思えた。

 そして何度も試着(ザックは試着っていうのかな?)。
 ヨドバシカメラではガラスケースに入れられているため、 
 店員を呼んで開けてもらわなくてはならないのだ。
 ラムダにしては安い部類だろうけれど、
 それぞれのつくりはやはりしっかりしている。
 手触りもいい。 数日後に購入。
 色合いもほかのメーカーにはないような深めのブルーだ。
 そして何より背負いやすい。
 簡単なトレッキングならこれは助かる。
 長い付き合いになりそうだ。
 「くぬぎ」という名前だけれど、
 先日大行司駅の喫茶店の方が手作りしている、
 桐の木のキーホルダーを付けてみた。
 

ラムダ「くぬぎ」


 
 

8月16日
 流星の夜

 12日の夜、流星群がやってくるというので撮影に出かけていた。
 どこにしようか迷っていたんだけれど、数年前にも撮影した久住高原にした。
 牧場の片隅に車を止め、そこでのんびりと撮影だ。
 9時ごろに瀬の本に着いたのだが、空は曇っていて星はまったく見えなかった。
 これは無理だなあとあきらめモードでとりあえず寝た。
 12時前ごろ、車がたくさんやってきている音で目が覚め、空を見てみると、ちゃんと晴れている。
 これだったら見えるかもということで、久住高原へ。
 12時半ごろから撮影開始。
 カメラを設置してる時からいくつか流れ星は見えていたので、期待できそうだ。
 そして夜空を数時間眺めていた。
 だいたい30秒のシャッターなので、その間はボーっと星を眺めていたり、
 星座早見盤で星座を確認したりしていた。
 4年前に撮影した時はニコンを使用していたのだが、
 今回はFUJIFILMのX-T1。
 感度3600でもとてもきれいなので、前回よりかなりいいのが撮れそうだ。
 
 白鳥座のあたりでけっこう見られたように思う。
 事前情報とはまったく違うのだ。
 あとで知ったのだが、どこに落ちるかはまったく予想不可能なんだそうだ。
 早朝の4時ごろに東の空にオリオン座が見え始めた。
 肉眼ではまだ真っ暗なのだが、30秒の露光ではやや赤みが写り、
 もう夜明けの光がやってきているのがわかる。

 結局60個ほどの流れ星を見た。
 写真で流星を写すのは難しいのは分かっていたのだが、そのうちの数個はちゃんと画面に入ってくれた。
 こういう星の写真では手前に何を入れるかというシルエットも大事になってくるのだが、
 今回は思い切って夏草を入れてみた。力があってとても気に入っている。


 

8月11日

 再び熊本へ行っていた。
 益城町の仮設住宅を周る、生協の移動販売車を追いかけながらの撮影。
 仮設住宅におられる方々はなかなか買い物に行けない状況にもある。
 高台にあったり、近くにお店がなかったり、
 もともと使われてないような空き地に建ったということもあり、
 そういった面で生活支援が必要になってくる。
 特に今は猛暑なので、外に出るだけでけっこう危険だ。
 朝の9時ごろ、合志にあるお店を出発し、
 各仮設住宅をまわってゆく。
 結構大きなトラックなので、品ぞろえもものすごく豊富だ。
 お刺身、お肉もあるし、生活に必要な洗剤などもそろえている。
 
 仮設住宅にはだいたい真ん中あたりに広場と集会所が設けてあり、
 そこにトラックを止めて、ほのぼのした音楽を流しながらみなさんにお知らせしてゆく。
 僕はやってきた人たちや、働いている生協の方々を次々に撮影していった。
 なんだかみなさんとてもいい笑顔だ。
 被災者の方々も生協の方々も。

 


 

8月2日
 大濠花火大会


 昨日の大濠公園花火大会。
 特に仕事はなかったのでどこかで撮影しようと思っていた。
 当たり前の花火の写真はもう撮っても意味がないと思ってるので、
 どこか行ったことのない場所、ある程度遠くから撮ってみようと能古島へ行ったのだった。
 3人ほどのカメラマンが港におられたので、とりあえず見えることは見えるんだろう。 
 花火が始まってから見てみると、
 港からでは潮目のせいか海に反射する花火は見ることができないようだ。
 望遠でタワーと撮るのならいいんだろうけれど、
 それも面白くないと思って、しばらく海を見ながら移動していた。
 数分歩く穏やかな砂浜の海があり、
 そこからだとローアングルにすれば海面に輝く花火も撮れそうだった。
 そしてしばらく撮影。
 真っ暗だったけれど、近所に家もあるし、とても心地よく波音を聴きながら花火を見ながら撮影ができた。
 波に輝く花火もなかなかいいもんだなあ。
 でも大濠の花火大会でこのような写真が撮れるとは思っていなかった。

 

8月1日

 庭に睡蓮の鉢がある。
 その葉っぱが日に日に虫に食べられてゆくので犯人は誰だろうと思って探ってみると、
 その睡蓮の葉にはバッタが4匹ほど暮らしていることが分かった。
 きっとこのバッタたちの仕業なんだろう。
 でも追い払う気にもなれないので、そのままだ。
 食べられた葉っぱも見ようによってはとても美しく見えたりもする。
 睡蓮にとっては災難だろうけれど。
 
 その睡蓮の鉢には、アシナガバチがよくやってくる。
 一度じっくり観察してみたのだが、
 そのハチは水に頭を入れて吸っているようだ。
 そしてどこかへ飛んでゆき、5分後に再び戻ってくる。
 どうもそれを一日中繰り返しているらしい。
 巣のためなのか、子供のためなのか分からないけれど、
 飛び立つときは水を飲みすぎているのか、
 フラフラしながら飛び立ってゆく。
 そしていつも同じ方向へと消えてゆく。
 ハチにとっては空中に道が存在しているんだろう。
 それにしても毎日毎日、行ったり来たり、不思議だなあ。

 

7月30日

 先月撮影させていただいたピアニストの久保山菜摘さん。
 東京でのピアノコンサートの案内状が完成したとのこと。
 かっこいいですね。
 何枚かモノクロ撮影していたんだけど、
 ピアノに向かう心情というものがモノクロは一層強く感じられてよかったなあと思う。

 

7月27日
 カメラストラップ


 先日カメラのストラップを交換した。
 帰省する際に尾道に立ち寄ることが多いのだが、
 ここで見つけた尾道帆布のストラップだ。
 様々な色が選べるという事で、
 僕は深緑と茶色の紐を選んだ。
 樹木の色のようで、気持ちよさそうだ。
 青にするかも迷ったけれど、
 服は青が多いし、カメラザックも青だし。
 靴もこのごろ青だ。
 だから同じく好きな色の緑と茶を選んだ。 
 茶は大地色といってもいいかな。
 紐は真田紐というものらしい。江戸時代からの伝統的なもの。
 
 実は先日もストラップをいただいていた。
 FUJIFILMさんからプロ用のストラップということだったのだが、
 とてもありがたいとは思うのだけれど、
 僕はやはり企業名の大きく入ったストラップにはちょっと抵抗がある。
 このストラップをつけてさらに飛躍を、企業名に恥ずかしくない写真を!
 と前向きなプロの方も大勢いらっしゃるんだろうけれど、
 僕は元々会社に属するということがとてもいやでフリーになったわけだし、
 特に広告宣伝費をいただいているわけでもないし、
 僕は自分がほんとに気に入ったストラップを付けて撮影をしていきたい。
 カメラ自体に企業名はどうしても入ってるんだし、
 これ以上つけなくってもねえ。
 
 ストラップ一つで大げさかもしれないけれど、
 こういった小さなところにも、それぞれの生き方の価値観が現れてくるものだろうと思う。
 
 今までで一番気に入ったストラップかもしれない。

 


 

7月17日

 先月から何度も熊本へ行っている。
 主に生協の方々の支援活動の取材撮影が多いのだが、
 全国からみんなやってきていて、改めて生協の力ってすごいんだなと思う。
 避難所から仮設住宅への引っ越しなどは、
 普段配達に使っているトラックを利用して
 無料で引っ越しを行っている。
 暑い中ご苦労様です、ほんと。

 久々にくじゅうへと行っていた。
 ここのところほぼ休みなく仕事が入っていたので、
 ちょっとゆっくりしなければということ向かったのだが、
 まあゆっくりできたけれど、やはり早起きして撮影に行ってしまうので、
 けっこう寝不足になったりする。
 それでもゆっくり温泉につかったので、まあいいリフレッシュになった。
 温泉にヒグラシが迷い込んできて、
 シャワーのそばにとまった。
 ヒグラシは早朝から鳴いているけれど、すぐ近くで見るのは初めてかもしれない。
 ツクツクホウシくらいの大きさだろうか。
 手に取ってみると、あの独特の鳴き声を出して暴れている。
 茂みのほうへ放してやったのだが、すぐに戻ってきてまたシャワーのそばだ。
 危ないんだけどねえ。
 久しぶりにセミを素手で触ったんだけど、あの独特のもぞもぞした感触が懐かしい。
 小学生のころよく捕まえてたなあと。
 
 昨日は玄関の上にクマゼミの抜け殻を発見。
 こんなところで旅立ったんだなあ。
 うちの庭に7年も住んでいたんだから、もうずいぶん長いこと一緒にいたことになる。
 
 くじゅうでは雨と風だったので、そんな風景を撮っていた。けっこうこんな日、好きだ。
 


 

7月9日
 東峰村へ


 久々に休みがとれたので、日田方面へと行ってみた。
 強い雨が降りはじめ、車のワイパー音もどんどん激しくなってくる。 
 このごろワイパーのモーター音が大きくて、助手席に座った人から変な音と笑われることもある。
 なんだか愛嬌のある音なのだ。

 東峰村にある喫茶「匙加減」へ。
 この喫茶店は大行司駅の古い木造駅舎にあるのだが、
 ほとんど取材も受けていないため、知る人ぞ知るお店となっている。
 僕は以前、東峰村の紹介ということで、特別に取材させていただいたことがある。
 それ以来、時々くじゅうの帰りなどに立ち寄っている。
 休みのこともあり、不定休なのだ。
 なんだかとても不思議な空気感が漂う店内と店主で、
 それが僕にとってはとても心地いい。
 きっとそう感じる人がこの店にやってくるんだろうと思う。
 このお店ではやってきたお客さんといろいろとお話しする機会がとても多い。
 しかもみなさんとても魅力的で、
 前回は近くで里山を造っている方。
 壮大な計画が進行中だ。
 そして今回はフェルト作家の方がやってきて、
 ずいぶん長い間興味深いお話を聞かせていただいた。
 牛小屋を改装したアトリエの話、
 東峰村の不思議な盆踊りの話、
 長老たちの歓迎の唄、などなど、
 まるで昔の懐かしい日本の風景の中の物語のようで、
 宮沢賢治の小説を思い浮かべながら話を聞いていた。
 店内には電球が灯り、時々踏切の音が響き、汽車のエンジンが店内をかすかに揺らしてゆく。
 ここへ来るたびに不思議な時間が出迎えてくれるようだ。
 僕は東峰村を撮りつづけてみようかと思っている。

 


 

7月5日

 先月撮影した球磨での子供たちの田植えの様子が、
 COOPのスマイルストーリーというコーナーで紹介されました。
 暑い一日だったなあ。
 http://jccu.coop/story/support/

7月3日

 先月から熊本への撮影が多くなっているので、 
 新幹線に乗ることが多くなった。
 熊本まで30分ほどなので、あっという間なのだが、 
 その間によく本を読んでいた。
 先日取材した西原村の絵本の本屋さんで買った「ドリトル先生航海記」。
 小学校の時に読んで以来だったので、見つけた時はとても懐かしくて思わず買ってしまったのだ。
 改めて読んでみると、こんなに面白い話だったんだなあと感激してしまった。
 子供の頃は分からなかった奥の深さも今では分かるということなのかなあ。
 動物たちと話せるという先生の旅なのだが、闘牛に反対したり、
 部族たちの対立を平和的にまとめたり、
 結構今の時代に求められるようなエピソードというか物語がぎっしり詰まっているという感じ。
 懐かしいという気持ちは選んだ時だけだった。とても新鮮。
 
 ほかに川端康成の「千羽鶴 波千鳥」。
 これは大分の飯田高原や竹田が舞台になっているので以前から読んでみたかったのだが、
 これはドリトル先生とはまるで違う大人の話すぎてある意味、かなりつまらない。
 飯田高原にこの小説の一文が石碑になっているらしいけれど、
 この小説の内容を知っている人は果たしてどのくらいいるんだろう。
 たぶんほとんど知られてない小説だろうと思う。
 確かにところどころで人間味の深い話になっていって感情がゆすぶられることもあるんだけれど、
 なんなんだこの終わり方は というような感じで終わってしまう。
 これは川端康成が取材ノートをなくしたことと関係あるらしいんだけれど、
 この小説が飯田高原の観光の起爆剤になりえないのは
 この内容では、ということなんだろうと思う。
 だた表紙の美しさに目がとまった、ということもあるんだけれど。

 伊集院静の「ノボさん」上下巻
 正岡子規と夏目漱石の友情を描いた小説だけれど、
 これは結構面白かった。
 知っているようで知らなかった正岡子規の素顔を垣間見るようで。
 二人が親友だったということも何となくは知っていたけれど、これほどの心通わせた仲とは知らなかった。
 松山出身なので一度は読んでみようと思ってた。

 ほかに日高敏隆「世界を、こんなふうに見てごらん」
 これも表紙の昆虫の絵に魅かれて購入したもの。
 僕はこのイラストを描いた熊田千佳慕さんの展覧会を見に行ったことがある。
 そこで昆虫の絵のシャツを買ったのを思い出した。オトシブミが描かれてたかな。
 

6月26日
 夏山フェスタ デジカメ風景写真講座


 福岡タワーで開催された夏山フェスタ。
 僕はラリーグラスの浦さんからデジタル写真講座を頼まれていて、50分ほど、会場で話をさせていただきました。
 ただ、僕はブースか何かで少人数を相手にお話するのかなあと勝手に想像していたのですが、
 大きな会場での開催で300人以上おられました。
 立ち見もおられて、これは失敗できませんねえ。
 僕以外にも5つほどの講座があるので、通して聴いておられる方もいるんだろうと思う。
 でも懐かしい本にサインを求められたり、ずいぶん前に取材された記事を持ってきていただいたり、
 とても楽しい時間となりました。
 大きな緊張もすることなかったのですが、こういったところではある程度緊張したほうがいいのかなあと思ったり。
 これはよくあることなんだけど、会場までの道のりでは結構緊張している。
 でも会場に入っていろんな人と話をしてたりすると、ほとんど緊張はなくなってすんなりスタートすることができる。
 だから僕の知り合いで見に来てくれていた方々にとても感謝している。
 いろんな意味でどうもありがとうございます。
 写真は田嶋さんが撮ってくれていました。
 こういう講演会での写真なんて僕は初めて見るんじゃないかなあ。
 なかなか自分の写真は写せないし。 そりゃそうか。
 田嶋さん ありがとうございました。
 

こんな雰囲気でした


 

6月25日

 ここ2週間ほど、ほぼ休みなく撮影が続いている。
 熊本が一番多いけれど、先日は指宿もあった。
 前日に新幹線が大雨で止まっていたので果たしてたどり着けるかどうか心配していたんだけど、
 無事に予定通り到着。
 指宿に列車で行ったのは初めてだったけれど、鹿児島駅からは各駅停車で行き、
 それも電車ではなく汽車だったので、
 昔の四国の列車を思い出して懐かしい旅だった。いや仕事なんだ。
 指宿での撮影は子供たちの撮影。
 この頃子供たちを撮影することが結構多くなっているけれど、
 いい一瞬の表情をとらえるのはとても楽しいものだ。
 帰りに鹿児島市内に立ち寄り、お気に入りの喫茶店「ライムライト」に立ち寄ってみた。
 相変わらずすごく落ち着いた店内で、ちょっと深煎りの珈琲が味わい深い。
 しばらく本を読み、新幹線で福岡へ。
 新幹線は熊本駅周辺ではゆっくり運転している。
 いつもとは違う景色が見えてくるようで、しばらく撮影していた。

 

仕事前に指宿の朝を散歩 ゆっくり運転の新幹線車窓


 

6月16日

 先日、三瀬の山奥に住む笠さんのお宅にお呼ばれして、
 犬の散歩をしたり、夕食をご馳走になったりと、素晴らしい時間を過ごさせていただいた。
 笠さんは僕の家の大家さんの娘さんの同級生で、カフェアリワのお客さんでもあったため、
 僕は何度かお会いしていた。
 ものすごく素敵な家に住んでおられるので、いつかお邪魔したいと思っていたのだ。

 田んぼと嘉瀬川と山々に囲まれた場所にある。
 こんな緑豊かな風景が毎朝見られるのかと思うと、とてもうらやましくもあり、
 いつかはこんな生活を、と思ってしまう。
 建築家が建てたその家は、古民家を改築し、
 モダンでありながら和の繊細さも感じさせる空間だった。
 窓から見える緑も美しい。

 しばらく北山ダムの端っこあたりまで犬の散歩へと行き、
 帰ってから三瀬の食材を使った食事をいただき、
 裏庭の向こうにある川でホタル観賞。

 このところ仕事が続いてあたふたしていたため、
 この時間がとてつもなくかけがえのない、
 心を鎮める空気に満たされているように思えた。
 こういうのをチルアウトっていうのかなあ。

 

犬の散歩道 月明かりに輝く嘉瀬川に ホタルが飛んでゆく



 

6月13日

 金曜日の夜から熊本に行っていた。
 土曜日に被災した西原村の子供たちが、良村へと行き、
 田植え作業を行うというイベントの撮影だった。
 熊本市内のホテルで朝を迎え、ちょっと早かったので熊本城が見えるところまで歩いてみた。
 路面電車が走り、その向こうに緑の丘があり、その上にお城が見えている。
 天守閣ではないけれど、それでも十分な風格だ。
 そばまで行けば崩れた石垣などが見えてくるが、
 ここから見ると、美しさしか見えてこないといった感じの朝。

 益城町で子供たちがバスに乗り込み、
 高速道路で人吉近くの相良村へと向かう。
 天気が予想以上によく、陽射しがかなり強い。
 田んぼにはいろんな生き物がいて、
 子供たちが捕まえている。
 カブトエビなどもいるが、怖がらずに捕まえている姿が田舎の子供らしくていい。
 避難所で暮らす子供もいるらしく、
 汚れてはいけないということで、
 田植えは田植え機に乗っての作業になるとのことだった。
 思い描いていた光景とは違うんだけれど、
 それでも子供たちは楽しそうに初めて乗る田植え機に目を輝かせていた。
 ハンドルもにぎっているから、結構ゆがんだ田植えになっていたけれど、
 それが帰って不思議な模様をつくっていていいなあと思った。
 僕もかなり日焼けしてしまった。
 
 本来はこの日が北九州での写真講師の日だったんだけれど、
 次の日にしたいただいて感謝感謝。
 会場の確保とかもあって、日が変わると結構大変なのだ。

 

朝日に輝く熊本城 田植えは無事終了

6月10日

 久々に表紙に魅かれて買った本
 小川洋子「ことり」
 とても静かで寂しくささやかで、
 小鳥の声が柔らかく記憶に染み込んできそうな物語だった。
 メジロの声をいつかゆっくりきいてみたいと思った。
 僕はこのごろ枕の片隅で小鳥の声の録音を聴きながら眠っている。
 なかなか寝付けない日が続いた時期があり、
 こうすることで鳥の声に自然と集中しながら眠りにつくことができるようになってきたのだった。 
 これも鳥の声がもつ不思議な力なんだろうか。
 ほかに波の音、渓流の音などもあり、
 自然の音というのはやはり神経に落ち着きを与えるものなんだろうと思う。
 庭からはジージーという虫の声が聞こえてくる。
 これも好きな夜の声。
 そのうち朝方からクマゼミが大声で鳴きはじめるんだろうけれど、
 これはこれで楽しみだ。
 ただ田んぼが近くにないので、カエルの声が聞こえてこないのが残念だ。

 

6月9日

 飯塚市に新築の家の竣工写真を撮影に。
 入居二日前のまさに新しい生活が始まる直前の家。
 木々がふんだんに使われ、リビングには木の香りが満ちていた。
 いい香り。
 テレビの空き箱や大工さんの道具などがまだ置かれていて、
 撮影準備に結構時間がかかってしまったけれど、
 それぞれの部屋をいろんな角度から撮影していった。
 今回は工務店さんからの直接のご依頼だった。
 先月も別の会社から直接のご依頼でリノベーション物件を撮影していた。
 こういう依頼はとてもうれしい。

 帰りに道の駅「うすい」へ。
 ここは筑豊にもかかわらず、海の幸が豊富だ。
 陳列棚にはにぎり寿司や海鮮寿司など、かなりレベルの高い品ぞろえ。
 なんでこの場所にこんな魚介類が豊富なのか不思議に思っていたのだが、
 数年前地元の方に取材してなるほどと思った。
 ここはその昔、炭鉱でものそごく栄えた地域で、
 その時代に新鮮な魚介類が次々と運ばれ、
 質の高い寿司屋などができていったという。
 その名残で今も非常にレベルの高い品ぞろえとなっているというわけ。
 だから上にぎりのセットを買った。850円

 

木目も美しい 道の駅「うすい」の上にぎりセット


 

6月7日

 ここ数日は建築の写真も多く撮影してた。
 雑誌もあれば、直接工務店さんからの依頼もある。
 僕は別に建築を専門に撮影しているというわけではないのだが、
「家づくりの本」の撮影は続けているし、
 とりあえず建築学科を卒業しているので当然興味深い。
 自然な感じで撮影してほしい、という声もかなり聞くようになった。
 カメラマンによってはかなりレタッチしてしまって
 絵のような写真になっていることがあるという。
 そんな時はわざわざ社員に撮り直してもらっていたというから、
 きっとデッサンのように仕上げた写真だったんだろうと思う。
 僕も広告の場合はレタッチしなければならないこともあるけれど、基本はそのまま。
 特に風景写真は見た目の感動を伝えるために撮っているので、
 レタッチでわざわざ創り出したりはしない。
 するとすればいかに見た目に近付けるか、という作業だろうと思う。
 最後の微調整という感じで。
 
 この頃は本をよく読んでいる。
 漱石の「吾輩は猫である」はずいぶん時間がかかったけれど、とりあえず読み終えた。
 感想は、と聞かれても、うーん。とりとめのない日常の世界だったからねえ。
 明治の人々の暮らしぶりが垣間見えるのはとても面白かった。
 ほかに原田マハ「生きるぼくら」
 最初の80ページくらいまでは全然面白くなかったけれど、その後ものすごい面白さとなり、
 一気に読み終えてしまった。コメ作りの話だけれど人間模様が面白い。
 川端康成「古都」。
 これは川端康成の中では一番好きだと思う。
 本人は睡眠薬の多用で
 書いた時のことはよく覚えてないようなことを書いていたけれど、
 当時の京都の美しさが見えてくるようだった。
 ほかに村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか」
 吉田修一「横道世ノ助」
 椎名誠 「さらば新宿赤マント」
 などなど、それぞれとても心に残る一冊だった。
 

6月5日

 昨日、ピアニストの久保山菜摘さんの撮影をさせていただいた。
 本番ではなかなか席を立つことが難しいのでリハーサルで主に撮影。
 ご本人から いかにも という写真じゃない写真がいいなあ というご要望があったので、
 途中から自由に楽しく撮影させていただいた。
 いかにも、というのは要するにピアノの横にドレス姿で立っている、というような写真だけれど、
 もちろんこういう写真も必要なので、いかにも といわれる写真をちゃんと撮影してから自由な撮影に入ったのだった。
 後ろから撮影したり、指だけ撮影したり、ピアノに映った姿を撮影したり。
 演奏中に斜め後ろから撮影していたときに勢いで手を挙げた時の姿などはとてもかっこいい。
 勝手にモノクロにしちゃったんだけど。
 
 もちろん本番もすばらしいステージだった。

 


 

6月3日
 夏山フェスタ


 さて今月の25日と25日に福岡タワーにて夏山フェスタが開催されます。
 僕はラリーグラスの店長さんからの依頼で、26日(日曜日)の11時からデジカメ講座を50分ほど開催の予定です。
 結構ひろい会場らしいので、ガランガランでも困るのでとりあえず宣伝しておきます。
 11時から50分ほどの短い内容になりますが、画像をお見せしながら自然風景の撮影ポイントなどを発表(発表はへんかな)する予定です。
 どういう内容にするか、実はまだ全然決めてないのですが、
 デジカメといっても一眼レフ、ミラーレス、スマホ といろいろありますし、しかも初心者の方もおられると思うので、
 無難な内容になるのかなあ。 構図とかそんなこと。
 お時間ある方はぜひ来てみてください。
 午後から登山家の田部井さんの講演があるので、おそらくこの日のメインはこちらになるのではと思われますが。
 とりあえず僕の出番は26日 日曜日午前11時からの50分間。  福岡タワー2階のタワーホールです。

 

6月2日

 緑の多い庭はとてもいいんだけれど、害虫が多いのはやはりやっかいだ。
 僕は昆虫は好きなので虫自体は特に問題ではなく、虫の声とか聞こえてくると落ち着いたりする。
 でももちろん害虫となるとけっこうやっかいで、見た目の悪さも加わって対処法に追われることになる。
 まあ害虫は自分に近づかないようにと警告の意味も込めてあんな派手な色になったりしてるんだろうけれど、
 そう考えると踏切で注意してくださいと黄色黒の遮断機と同じようで親切なのかとも思えてくる。いや思わないか。
 でも害虫といってもカナブンやテントウムシも害虫と呼ばれたりするので、その決め方の定義はいまいちよく分からない。
 かわいいから益虫というわけでもなく、ゲジゲジなどはあの風貌で益虫とのこと。益虫といわれたところでかわいくも思えないんだけど。
 
 で、問題はうちの庭の話で、近所の家もみんなそうなんだけれど、今年はツバキの木がひどいことになっている。
 うちの庭にも2本あるんだけれど、どちらも葉っぱがほとんど食われてしまった。
 昨日その話を隣の大家さんちの娘さんと話していた。
 生き物や植物は大好きという方なので、時々庭の剪定をしていくれている。
 それでツバキの話になったのだが、今年は毛虫の大発生でさすがに困っているとのこと。
 僕は今年の冬にその大発生の状況を見ていたのだが、あまりの多さに最初は恐れおののいてしまった。
 おそらく軽く1000匹はいたんだろう。 発見したときは信じられない光景で、そのうち庭一面毛虫だらけになるのではという恐怖まであった。
 でも大家さんちこの娘さんはさすがに冷静で、これはチャドクガの幼虫らしく、ツバキにしか発生しない毛虫とのこと。
 必ず集団行動で移動するのも習性のひとつで、何度かさされたけどたいしたこともなく、顔は結構かわいいと事もなげに語った。
 そんな見方もあるのかとある意味新鮮であったが、実は僕も発見して3日目くらいから結構冷静に観察したりしていた。
 朝 ツバキに日光が降りそそぎ始めると、みなさんいっせいに体を持ち上げ日光浴を始めるというのも発見した。
 体を寄せ合っているので、それぞれの毛が日光にピカピカと順に輝いてゆく。
 こう書けば感動的にも思えるのだが(思わないか)、冷静になって眺めるとやはり気持ち悪い。こう思うことがやはり自然なんだろう。
 ということで、実家に帰っている間に大家さんが駆除することになった。
 だから実家から帰ってくると、一匹もいなくなっていた。
 残されたのは食い荒らされた葉っぱのみで、一瞬かわいそうにも思える光景であったが(ツバキでなく毛虫が)、
 でもさすがにこれ以上食い荒らされてはツバキは枯れてしまうし、何より幼虫も成虫も毒を持つやっかいな虫らしいので、これはしょうがないのだ。
 そして昨日、また小さな集団を見つけてしまったので、今回は僕が殺虫剤で駆除した。
 大家さんちの娘さんはこういう時どうするのか聞いてみると、
 ビニールにとりあえずたくさん入れて一気に潰して即死させてあげるという。
 即死させてあげるという表現に、 うーんこれも生き物に対する愛情なのかなあと思ったんだけど僕にはそこまでできないな。
 写真も撮れなかった。
 できないことだらけだなあ。 
 
 
 

6月1日

 先日花乱社へと行き、別府編集長に改めてまとめたものを見ていただいた。
 前日まで何度も写真を入れ替えてまとめていたので、まだまだ修正の余地はありそうだけれど、
 テーマとしては撮ったという実感がある。ほぼ完成に近い形になっていると思う。
 そして秋ごろに出版という話になっていった。もちろん熊本地震のささやかなる観光支援という意味合いもある。
 大きなテーマは阿蘇くじゅう 朝のドライブ という感じだろうか。
 僕が過去に出版したくじゅうの写真集でもだいたい山の中の写真が中心になるものだけれど、
 今回の写真集はその山々のすそ野の広大な高原が中心となる。
 そこを朝早くから車で走りながら大自然を撮影していった、ということ。
 僕は四国出身なのでよく分かるのだが、阿蘇くじゅうのあのだだっ広い高原の道というのは九州特有のものすごく大きな魅力だろうと思う。
 そんな道を毎月数回、夜明け前から車を走らせながら撮影を続けていた。
 車中泊も多かった。 ほとんど眠れない日もあったけれど、
 撮影中はほとんど眠気を感じることなく、鳥の声を聞きながら気持ちよく撮影していた。
 もちろん昼ごろぐったりしてしまうんだけれど。
 
 僕はとりあえず写真家とかフォトグラファーと呼ばれながら活動をしているけれど、
 今の時代、写真を透してどのように表現してゆくか、ということは以前にも増して大きな課題になっていると思う。
 ある程度の腕を持っている人ならば、風景写真においてもすごいものを撮っている人もいる。
 ただ、写真家の世界ではそこからどのような物語を紡ぎ出してゆくかということがとても大事になってくるわけで、
 その物語を求めて日々いろいろなものに触れながら撮影を続けているわけなんだなあ。
 時として結構な苦痛や不安を覚えることもある。 
 ただ撮っているだけだなあこれって、とか、このまま見つからないかも とか。
 カメラがよくなったから誰でもいい写真を撮れるようになったという人もいるけれど、
 こういう方は写真の奥深さを知らない人のセリフですねー。  記念写真撮るくらいならそれで十分だけれど。
 いい画質の写真がいい写真だったら何も苦労しないもんなあ。
 逆に悪い画質の中にいい写真があったりもする。
 
 ということで、いろいろ試行錯誤を繰り返しながらまとまていった新しい写真集。
 11月ごろだろか、完成予定です。
 

5月31日

 先日の熊本取材では県庁へも行き、日本生協連の浅田会長が熊本県庁をお見舞い訪問するシーンも撮影させていただいた。
 生協は今回の熊本地震でものすごく支援を行っているということも取材を通して知ることとなった。
 http://jccu.coop/info/announcement/2016/20160523_01.html

 

5月30日

 今月の後半は住宅雑誌の撮影で、新築の物件、リノベーションの物件などなど、
 いろいろと撮影にまわっていた。
 僕はとりあえず建築学科を卒業したけれど、建築の道には進まずに写真の道に行ったわけだけれど、
 こうやって写真を通して建築の仕事をしているというのは不思議な気持ちでもありうれしくもある。
 建築は見て回るのも面白いものであるし、当然撮影が難しいと思われる状況にもなるんだけれど、
 そこを何とか切り抜けていくというのも面白い。

 建築といえば僕の住む家は築50年を超える。
 東京オリンピックがあった年に建てられている。
 まだビートルズがいたころだ。
 僕は生まれてない。
 そのころからこの家はあったのかと思うと、柱の一つ一つに歴史を感じることもある。
 それぞれの時代に住んでいた子供たちが残した落書きが残っている。
 背丈の線であったり、ヘンテコなお化けの落書きもある。僕も何か残しておこうか。
 大きな魅力は緑豊かな庭だ。
 この季節になると草が一気に成長し、まさに緑の大国(おおげさかな)のようになる。
 玄関入口のどくだみは背丈を日に日に伸ばし、あじさいは咲き始め、
 カエデの葉は茂り、堂々とした五葉松が静かに座っている。
 その向こうには灯篭がいくつかあり、やがて緑に隠れて玄関からは見えなくなってくる。
 近頃その灯篭にはヤモリが住んでいるようだ。
 時々出てきてはキョロキョロエサをさがしている。
 はっさくの木にはよく蝶がやってきている。
 足元にはダンゴ虫とアリとテントウムシが絶えず動いている。
 野良猫もよくやってきて、濡れ縁で昼寝している。
 ただ蚊が多いのが難点だ。

どうにかまだ灯篭は見えている。


 

5月26日
 益城町へ

 先日熊本地震で最も被害が大きかったであろう益城町へと行った。
 益城町体育館での支援の様子を取材するというものだった。
 ただその体育館へと向かう途中のあまりのひどさ。
 古い家ばかりでなく、新しそうな家も崩れている。商店街らしきところを通過したけれど、
 被害のない家はないような状況だった。
 そんな中で八百屋が営業を再開していて、けっこうお客さんもおられたので、わずかながらの復興は進んでいるんだろうとは思う。

 益城町では数百人が避難されているのだが、やはりとても大変な状況。
 そんな中でも笑顔が聞えてきたりはするんだけれど、段ボールのベッドだったり、お風呂も待ち時間がけっこうあったりで、
 これが長期間続くとなると精神的にまいってしまいそうだ。
 体育館の裏手には登山家の野口健さんが提供したテントが多くはられていた。むしろこちらのほうが快適なのかもしれない。
 でも梅雨がやってくるので、屋外のテントもかなり大変な状況になってくるんだろうと思う。
 

5月22日
 阿蘇くじゅうへ


 このところこの日記を書くのもかなり間が空いてしまっている。
 地震から特になんだけど、何か心の心境の変化なのかどうかもよく分からない。
 だいぶ落ち着いてきたので、これからできるだけ書いていくようにしますので。

 先日は地震後初めて阿蘇くじゅうの撮影に行った。
 写真集の表紙撮影が主な目的だったが、くじゅうの知り合いも訪ねてみようと思っていた。
 表紙はできれば阿蘇が映っているものにしたかったので、久住高原あたりから眺める阿蘇を想像していた。
 僕はほとんど作品撮影にロケハンなどしないのだが、表紙ということもあるし、早朝でいい朝焼けが出てくれるのは一瞬なので、
 久々に前日の夕方にロケハンなるなるものをした。
 瀬の本から久住高原へと向かい、途中で産山へと下る道がある。
 そこからの撮影を思い描いていたのだが、地震でどうなっているか分からない細い道だ。
 でもほとんど被害もなく、高原と阿蘇が遠くにきれいに見渡せた。
 一見とても平和そうに見えるんだけど、あの向こうでは大変なことになっていたんだなあ。
 撮影場所とアングルを決め、ついでに美しい夕陽も撮影。

 そして長者原に泊まり、早朝の3時半くらいから出発。
 牧ノ戸を超えると美しい天の川が阿蘇の上空にぼんやり光っているのが見えてきた。
 朝焼けに遅れるといけないので、数枚だけ撮影し、昨日の場所へと向かう。
 やがて明るみはじめ、撮影ポイントに到着。 鳥の声がものすごい。
 しばらく外に出て、道路から数枚撮影。 いい朝焼けにもなってくれた。
 表紙用なので、帯のスペースなども考えたバージョンも撮影していった。
 それからコテージへと向かう道へ。 この道もとても好きな道なので、朝陽に輝く高原といっしょに撮影しておきたかった。
 天気もよく、空気も澄んでいる。
 結果的にすごくいい写真が撮れたように思う。 いい表紙もできそうだ。

 

車より阿蘇を撮影

5月11日

 ゴールデンウィークは松山の実家へと帰っていた。
 前回と同様、尾道経由。
 広島は混むと思ったので、中国道で三次まで向かう。
 中国道は緑が美しく、所々から垣間見える集落がとても日本的でいい。すべて茶色の瓦屋根というのも特徴があっていい。
 所々で休憩をしながら、結局松山に帰ったのは夕方になっていた。
 およそ10時間のドライブ。
 次の日は両親と近所の喫茶店に行ったり、畑に入ったり、父親のうどん打ちを撮影したり、
 平和な日常が続いてゆく。この頃いろいろあったので、ゆっくり休もうと思っていた。
 夜は両親の金婚式で道後のふなやへ。おめでとうございます。
 ものすごく広い大広間だったけれど、窓から見える庭の緑がとても美しい。
 次々と運ばれてくる料理を楽しみながら、懐かしい話などが続く。
 
 結局5泊したけれど、あっという間だった。
 この時間のすぎようは一体どういうものなんだろう。何も考えないから早いのか。
 帰りは尾道に立ち寄り、しばらく散策。
 ラーメン屋はどこもすごい行列になっていた。おそらくありつくまでに一時間はかかるんだろう。
 
 夜遅く福岡へ。
 この頃撮影意欲があまりわかないので、松山でもほとんど撮影してなかった。
 これから新たな気持ちで撮影できるだろうか。
 一日おいて、熊本へ取材。
 営業再開したコープ春日店の様子を撮影。
 大変な思いをして再開したわけだけれど、
 店長さんの笑顔にはとても深いものがあるんだろうなあと思いながら撮影。
 帰りに商店街などを歩いたけれど、一見平穏に戻ったようにも見える。
 でも所々にブルーシートがかぶせられ、傷跡が見えてくる。
 

4月29日

 今月は熊本のことや個人的にもいろいろあって撮影意欲もほとんどわかないまま過ぎてしまってのだが、
 こんなときにこそと、来年出版予定にしている阿蘇くじゅうの写真集に関して、ほぼ構成とテーマもまとまってきたので
 花乱社に持って行って別府編集長に流れをひととおり見ていただいたのだった。
 細かいところはこれから詰めていくけれど、うまい具合にまとまっているということで、
 ささやかなる復興支援という意味合いも含めて今年中に出版しようという話になっていった。
 できれば熊本、阿蘇、大分などでも写真展を開催し、僕なりにできることを探していこうと思う。
 かなり小型で持ち運びのよい写真集をと考えている。今までで一番小さな本になるかも。

 

4月16日

 熊本 阿蘇が大変になっていてとてもショックだ。
 先日南阿蘇を撮影したばかりなので、あの場所はどうなったんだろうと気になることばかり。
 南阿蘇には何人か知り合いもいて大変な思いをしているようなので、何をやっても気がかりで手につかない。
 あの阿蘇大橋がなくなってしまってるのが信じられない。
 ものすごく高い渓谷にかかり長さも200mくらいあったように思うんだけど、あれが消えてなくなるってどれほどの崖崩れなんだろうと思う。
 しかも国道だったので南阿蘇へのアクセスがものすごく困難となる。俵山トンネル方面も通行止めみたいだし。
 とにかく早く平穏を取り戻してほしいんだけど、どれほどの困難が待ち受けているのか。
  僕は阿蘇くじゅうの写真展を開催しようと準備しているんだけれど、
 この写真展が何かしらの復興の力になればいいのになとも思う。
 きっと住んでいる人たちにとってはそれどころではないんだろうけれど・・・。
 でも観光への打撃は計り知れないものになりそうなので、
 この阿蘇の魅力を多くの人に伝えるためにも大切なことだろうと思ってモチベーションを保とうと思っている。

 とにかくできることから。

 先日の南阿蘇にて

 

4月11日撮影 


 

4月3日

 今年は桜を撮影する機会があまりなさそうだったので、
 二丈町に行ったついでに松国の大山桜を撮影してみた。
 田舎道を進んでいると遠くに見えてきたのだ。
  ただ撮影しただけでは作品にならないので、周囲を見渡してみると田んぼにレンゲが咲いていたので画面に取り入れてみる。
 するととても春らしさが増してきた。
 10分ほど撮影していたけれど、誰もいない田舎道でとても心地よい風に吹かれての撮影だった。
 
 


 

3月31日
 西日本文化


 「西日本文化」という雑誌があり、僕はかなり前から関わっている。
 古くは山小屋勤務時代、友人が編集部にいたのでいくつかエッセイを書いて掲載されたことがあった。
 かなり難しい文章の並ぶ雑誌だったので、僕の文章は幼稚園レベルに思われていたかもしれない。
 まだ写真の仕事をする前の話だから、もう20年近く前ということだろうか。
 その数年後、再び仕事をすることになり、これは写真家としての仕事となる。
 旅エッセイの4ページを担当することになり、写真をふんだんに使用し、文章も僕が書いていた。
 これは2年ほど続いたんだったかな。
 今は巻頭の写真を担当している。
 モノクロポートレイトの撮影で、毎回様々な職人さんを訪ねて撮影させていただいている。
 今号は佐賀の三瀬に窯を持っておられる陶芸家の小川哲男さん。
 笑顔の素敵な方だった。
 このコーナー、すでに30人近くを撮影させていただいているので、そろそろ本にできないだろうかという話になっている。
 僕の写真集は風景のものばかりなので、ポートレイトはとても新鮮かもしれない。
 最初の頃からFUJIFILMのカメラがあったらもっといいのが撮れてたのになあとも思うんだけど。

 「西日本文化」  表紙は装丁家の毛利一枝さん。とても品格漂う表紙だ。
 今号が478号。  昭和30年代から続くので、おそらく福岡で最も古い雑誌だ。

 

3月25日

 花乱社の編集長、別府さんのブログで、紙の写真集についての思いを書かれてる。
 最後に僕が先日ギャラリー風で展示していた短文も載せていただいているのでどうぞご覧ください。
 http://karansha.exblog.jp/22955769/

 別府さんの編集で僕はこれまで5冊の本を世に出してきた。
 最初の頃は編集なんてわけもわからなくてすべてお任せしていた。
 この頃は紙の質、順番、帯の色などなど、いろいろ僕の意見も聞いていただきながら、とても楽しくも大変な編集作業となる。
 このようにして出来上がったここ最近の2冊は僕にとってもとても気持ちが入っていると思う。
 一冊の本から生み出してゆく物語、これこそここ数年僕の創造力、創作欲の源になっているように思う。
 

3月22日

 このところ今までにない撮影の依頼が続いてとても新鮮な気持ちで撮影していた。
 ポーランドのシレジア、フィルハーモニー管弦楽団の日本公演の模様を2回にわたって撮影。
 福岡と日田であり、リハーサルからの撮影。
 この歴史ある楽団は世界中で子供たちを迎えての演奏を教育の一環として行っており、日本公園でも子供たちとの演奏となる。
 子供たちといってもレベルは相当なもので、福岡公演のラストに演奏したガーシュウィンの「ラプソディー イン ブルー」などは圧巻だった。
 リハーサルではこの子供たちの表情もすぐ近くで撮影していった。
 間近で聴く管弦楽の美しさにも驚くばかりだ。僕は楽譜をチラチラ見たりしながら耳を澄ませて撮影していた。
 本番では観客席を登ったり降りたり、結構大変な撮影ではあったけれど、とても刺激的で面白い撮影となった。
 そして去年メインカメラを変えておいてよかった。
 ミラーレスなのでシャッター音が消せる。 これは演奏会ではとても大切なこととなる。
 定期的にこのような音楽イベントも撮影することになりそうだ。

リハーサル休憩中


 

3月10日

 今年の1月から春までの数号分、西日本新聞社のフクオカ・ビィーキの表紙の写真を依頼されていた。
 それぞれの月にあった数枚を提案していたのだが、1月は夕焼けの糸島富士、2月は舞鶴公園の梅、そして現在配布中の3月号は
 楽水園です。この最新号が一番気に入っている。

 

3月7日

 ギャラリー風での展示は無事に終了。
 来ていただいた方々、ありがとうございました。
 いろんな方といろんな話をするのも、こういう展示会の貴重な時間です。

 写真展ではそれぞれの写真家の写真集を展示していたけれど、
 僕も花乱社で出版した2冊の本を展示していた。
 これまで5冊の本を出版しているけれど、やはりもっとも思入れの強い写真集はこの2冊だろうと思う。
 最初に出版した「坊がつる日記」は、僕は本づくりや出版のことはまったく分からなかったので、
 ほとんどお任せ状態だった。今にして思えばあの本の編集は大変だったろうなあと思う。
 文章が中心で所々に写真ばかりでなく絵や地図まで入れたから、ページの配分も難しものだったろうなあと。
 「くじゅう万象」 「福岡の休日」は写真がフィルムということもあって、その並べ替え作業なども結構大変だったと記憶している。
 「フクオカ ロードピクチャーズ」からデジタルになって、僕もいろいろと意見するようになって、別府さんのいろいろ大変だったろうなと思う。
 でもこれまで3冊をお互いに作ってきたという信頼関係もあったから、僕としては本づくりの面白さを改めて教えてくれたように思う。
 別府さんが花乱社をたちあげて初めての本だったので、かなり力を入れたようにも思う。
 そして「九州 色彩をめぐる旅」も同じように何度も写真を入れ替えたりページ構成を考えなおしたりしながら出来上がったもの。
 ギャラリーの展示でも書いていたけれど、僕はこうやって出来上がった本の手触りというものをとても大切に思っている。
 パラパラとめくって次第に折れ目がついてくるページ。
 柔らかくなってきたり、時には珈琲のシミなんてのもある。
 これが本の味わいというもので、部屋の片隅に置いてあるだけでいろんなメッセージを発するようになってくる。
 これはもちろん自分の写真集に限らず、お気にいりの写真集なら必ずそうなってくる。
 これが電子書籍ではありえないことであって、僕はこの本の手触り感は大切な文化だろうと思っている。
 
 そして写真集や写真展では、テーマというものがとても大切になってくる。
 特に100枚くらいの構成になる写真集では、このテーマがあいまいだと、見るほうも何となくあいまいな気持ちのままページを閉じることになる。
 別府さんも冊子で書いていたけれど、タイトルに楽園や遺産とつければどうにかなるというものではないのだ。
 このまとめ方こそ大切であって、そこに写真家と編集者のセンスが直接的に見えてくるといってもいい。
 だからいつもこのテーマの構成にはとても時間を要している。もちろんハッと思いつくこともあったりするんだけど。
 誰かの言葉に気づかされることもあるし。 日々の生活にヒントがあるのかもしれないし。
 ここがまた本の重みというものになってゆく。
 さて、これからまた新しい構想を練っていかないと。

 
 

3月5日
 
 このところ住宅の撮影をいくつかしていた。
 新築もあればリノベーションもあり、なかなか面白い撮影となるので、こちらも楽しみながら仕事をさせていただいている。
 僕は建築学科だったので、同級生がその建築会社にいた、なんてこともあるわけで、先日も懐かしい名前を聞いたばかりだ。
 僕は卒業後建築関係はまったく行かずにいろんな仕事をしながら写真にたどり着いたわけだけれど、
 多くの同級生は当然のことながら建築関係に携わっている。
 まったく違う仕事をしているのにこうやって接点が生まれてくるというのはとても不思議な気がしてくる。

 ここ数日は居酒屋の撮影も続いている。
 居酒屋の本の取材なので、夜の撮影になるのがら、僕は普段居酒屋にはほとんど行かないので新鮮といえば新鮮。
 こんな美味い店があるんだなあと感激することもしょっちゅうだ。

 さて、明日はギャラリー風での展示は最終日。
 僕は11時から17時までギャラリーにいる予定です。
 新天町に来られる予定がある方、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 ギャラリー風の2階です。

3月3日
 ギャラリー風にて


 天神の新天町、ギャラリー風2階にて、4人の写真家による展示が開催されています。
 写真集を出版しているそれぞれの写真家が、写真集という紙の媒体についての思いなどを巡らせた写真展でして、
 僕も呼ばれたので参加してます。
 5枚ほどの過去写真になりますが、写真集の表紙や裏表紙に使用したものを原版プリントで展示してます。
 また電子書籍ではない、紙の写真集の良さみたいなことを、短い文章で紹介ししてます。

 6日日曜日までです。
 普段は11時から19時までですが、最終日の6日は17時までとなってます。
 僕は最終日に顔を出す予定です。
 新天町に来られることがあったらぜひ立ち寄ってみてください。

 

2月26日

 臼杵ではフンドーキンさんの味噌作りの取材撮影。
 フンドーキンさんへ3回ほど取材で訪れたことがあるので、もうお馴染みの場所。
 工場で様々なことをお聞きしながら、味噌がつくられてゆく過程をしることができた。
 また近くのお店で社長が飼われている猫のふくちゃんに再会。
 前回の取材はこのふくちゃんの取材だったのだ。
 あれから2年くらいたつけれど、ちょっと太ったような気がする。
 三毛猫と思ってたんだけど、スコティッシュとのこと。
 どうみても和顔の猫だったんだけど、西洋猫だったのだ。

 昨日は三瀬の窯元へ。
 雪で真っ白の三瀬。
 職人さんの姿をモノクロで撮影させていただいた。
 登り窯のレンガも美しい。
 


 

2月17日
 飯田高原の雪景色


 久々に雪景色の飯田高原を見た。
 やまなみハイウェイは所々危険そうな箇所があった。
 車が一台側溝に転落しているのを見て、やはり気を抜けないなあと改めて思った。
 ゆっくりじわじわと走りながら撮影。

 農協に車を止めて、しばらくオルレのコースなどを歩いてみた。
 まるで北国を旅しているような気分



 

2月15日
 モロッコみやげ


 いっしょに仕事をしている編集者のモロッコみやげ。
 らくだに乗って砂漠の旅をしてきたという。
 これはモロッコのちゃんとした窯元の作品だそうで、伝統的な模様とのこと。
 とても味わい深い。

 

2月14日

 北九州からの帰り、宮地浜あたりで雨がやみ、海の向こうの地島あたりがとても幻想的なガスに包まれていた。
 海岸には海鳥がたくさん飛んでいる。ときどき稲光も見えていた。
 美しい青い夕闇がやってくる。

 


 

 2月11日


 久しぶりにホームページを開いてます。
 すみませんバタバタしてまして。

 仕事では萩へと行き、前泊だったので福岡での仕事を終わらせてから夕方から萩へと向かった。
 福岡での仕事は毎年やっている福岡空港フォトコンテストの審査だった。
 午前中から500枚ほどの応募作品をながめ、お昼までに50枚に絞り込む。
 その段階でグランプリは僕の頭の中では決まっているので、
 午後からは航空会社の方々に50枚の中から選んでいただくという感じだ。
 今年は割とスムーズに決まったので、3時には各賞も決まり、それから僕はグランプリ選評と総合評を書くことになる。
 いつも通り紙に下書きしてから清書するんだけれど、パソコンで書きなれているのでボールペンで書く原稿というのは新鮮。
 僕の字が読めるかどうかが不安なので、一応書き終えると声を出して担当者の前で音読する。
 そして4時に終了し、萩へ向かった。
 
 萩は大学生の頃以来で、高杉晋作の生家くらいしか覚えていない。
 到着は夜だったので、どんな街かもよく分からないままホテルへ。
 次の日に編集者の方と待ち合わせ、萩市内へ。
 静かなとてもいい町だなあという印象。
 幕末にできたという小さな水路も現役であるし、とてもきれいな水が家の前に流れていた。
 ここでしばらく撮影し、それから城下町へ。
 こちらもいい感じの古さが残っていて、ちょっと崩れた土壁の雰囲気などとてもいい。
 夏ミカンの木々があちこちに見られる。
 ここの名物らしい。
 撮影を終え、お昼に舳先亭というお店へ。
 たたみの部屋から見える日本庭園がとても上品で美しく、建物も百年くらいたってそうな味わいがある。
 料理もすごく美味い。
 萩、なかなかいい町かもなあ。
 でもしばらくいれば飽きるのかな、たぶん。


 
 

1月31日
 奄美大島へ


 奄美大島へ行っていた。
 急な仕事だったんだけれど、たまたまこの週は空いていてほんとよかった。
 奄美大島は3年ぶりになるのかな。
 お昼1時すぎの飛行機で奄美大島へと向かう。
 直行便なのでとても楽だ。プロペラ機で機内はとても狭いけれど。

 飛び立ってすぐ、太宰府や筑後平野が見えてくるんだけれど、
 先日の大寒波で真っ白だった。
 僕は飛行機に乗るとほとんどの時間を窓からの景色を眺めて過ごすんだけれど、
 この日は途中から雲に隠れて地上はほとんど見えなかったのでずっと雲を見ていた。
 そして1時間少々、3時ごろに奄美大島に到着。

 すぐホテルに向かおうと思ったんだけれど、
 自由に行動できる時間はこの日しかなかったので、空港周辺で何か撮影できないかなあといろいろ地図を見てみた。
 土盛海岸が近そうなので、観光案内書の方に聞いてみると、7.8キロあるから結構大変だろうとのこと。
 名瀬行きのバスの最終が6時半なので、それまでに帰ってこなければならないし。
 ただ緑の中を歩くだけでもいいのでどこかないですか、と聞いてみると、
 空港周辺にサイクリングロードがあるという。
 ということで、時間が許す限りこのサイクリングロードを歩いてみることにした。
 
 この道は空港の北側にあり、豊かな森の中をゆく。
 知らない鳥が鳴き、熱帯の植物が生い茂っている。
 フクギもあるし、アダンもある。淡い色の松も熱帯特有だろうと思う。
 すると美しい青色の蝶がひらひらと森を舞っていた。
 先日新聞で奄美で越冬するリュウキュウアサギマダラの記事が出ていたけれど、きっとこの蝶だ。
 追いかけてみたけれど、すぐ見失ってしまう。かと思えば頭の上を飛んでいたり。
 もしかしてどこかで越冬してるのかも、と探してみたんだけれど、なかなか見つからない。
 諦めてそろそろ戻ろうとすると、ポツポツと小雨が降り始めた。
 夕焼けしているから天気雨なんだろう。葉っぱに落ちる音が軽やかで心地いい。
 そして空を見上げてみると、ふと目にとまった松の葉に三角のシルエットがいくつもあるのに気が付いた。
 よーく見てみると、そららはすべてアサギマダラだったのだ。
 こんなにたくさんいるのかと驚きながら付近の木々を見てみると、もう一本の木にもびっしりと蝶が連なっている。
 写真でしか見たことなかったので感動的だった。
 奄美に着いて1時間ほどでこんな光景に偶然出会えるなんてねえ。
 すると散歩中のおばあちゃんがやってきて、
 「昔はこのあたりの木々はぜんぶ蝶だらけになって、ほんと美しかったねー」
 とのこと。
 ずいぶん減ってしまったんだなあ。
 僕はこれでもずいぶん多いなあと感動したんだけど。

 


 

1月27日

 喫茶ひるねこさんでの猫写真展がはじまりました。
 こういう場所での展示会は貼り付けるのも楽しいものです。
 すべてモノクロの猫写真です。

 

喫茶「ひるねこ」
 1月27日〜2月29日 12〜19時 火曜休み
 川上信也写真展 「ひるねこ」
 福岡市城南区友泉亭2-3
 駐車場はお店の前に1台ありますが、
 僕は向かいのヤマダ電機さんに止めさせてもらってます。
 帰りに買い物してますしね。
こんな感じで貼り付けてます。 展示してる一枚 尾道にて

1月14日
 猫写真展


 いろいろと写真の整理をしながら次の構想をいろいろと考えている。
 結構ストックは増えてきたので、いろんな表現ができそうな感じもするし。

 猫の写真展も開催予定。
 猫の写真はクリムの連載で毎月いろいろ撮影していたので、その写真を交えながらの展示になりそう。
 とりあえずカフェ2カ所での開催となる。
 それぞれ違う写真なので、どちらもどうぞ。

 喫茶「ひるねこ」
 1月27日〜2月29日 12〜19時 火曜休み
 川上信也写真展 「ひるねこ」
 福岡市城南区友泉邸2-3
 駐車場はお店の前に1台ありますが、
 僕は向かいのヤマダ電機さんに止めさせてもらってます。帰りに買い物してますしね。
 

喫茶「ひるねこ」
 1月27日〜2月29日 12〜19時 火曜休み
 川上信也写真展 「ひるねこ」
 福岡市城南区友泉亭2-3
 駐車場はお店の前に1台ありますが、
 僕は向かいのヤマダ電機さんに止めさせてもらってます。
 帰りに買い物してますしね。
カフェあぴ
 福岡市中央区平尾2-6-1
 みんなの写真展にて 川上信也ミニ写真展 「ニャン」
 1月16日〜30日
 12時〜21時  
 土日以外のお昼過ぎ 15〜17時の間はお店を閉めてます。




 カフェあぴ
 福岡市中央区平尾2-6-1
 みんなの写真展にて 川上信也ミニ写真展 「ニャン」
 1月16日〜30日
 12時〜21時  
 土日以外のお昼過ぎ 15〜17時の間はお店を閉めてます。

1月7日

 おそくなりました
 あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 久々に松山の実家に帰っていた。
 たぶん7年ぶりくらいだろうと思う。
 かつては別府からダイヤモンドフェリーで帰っていたのだが、この便はもうなくなってしまった。
 松山に寄らなくなったのかな。 
 安かったし、往復で買うと帰りが4割引きになっていたので、何度となく利用していた。
 佐賀関からフェリーでもいいんだけど、あれって軽自動車で9千円くらいする。短い時間なのに何でこんなに高いんだろう。
 しかも年末は予約がないと乗れないようなので、結構面倒。
 ということで、車で帰ることにした。
 北九州、下関、山口、広島、尾道と行き、しまなみを渡り、今治、松山というルート。
 秋にもこのルートで帰ったのだが、片道約500キロ。
 結構な距離だけれど、急ぐこともないのでのんびりと帰ったのだった。
 すると9時間もかかってしまった。混んではなかったけれど途中昼寝したりしたものだから。

  久々に家族で紅白見て、おせちを食べ、近くの西林寺にお参りに行き、
 とてもいい時間を過ごしたなあと思う。
 
 帰りは再び尾道経由で福岡へ。
 尾道で3時間ほど散策したので、福岡へたどり着くのに12時間かかった。
 でもこれもまたいい時間だったなあと思う。

 松山の庭の木々に鳥たちがやってきていた。


12月27日

 今年も残りわずか。
 昨日でとりあえず仕事は終わったけれど、今年はどういう年だったろう。
 新しい人たちとの出会いから様々なことを試みる年でもあった。
 阿蘇くじゅうは新たに撮影を始めたし、仕事の撮影も終わったものもあれば始まったものもあり、終わってみれば楽しい仕事ばかりだったようにも思うし。
 写真教室も新たに始り、これは僕にとって新たな楽しみのひとつでもあり、
 僕自身も自分を見つめなおす貴重な場にもなっている。
  
 メインカメラが変わったことはとても大きい。
 ずっとニコンだったんだけど、FUJiFULM X−T1に思い切って変えた。
 仕事も作品も両方、このカメラをメインにしている。
 これは大正解だったようで、ニコンのときに感じていた画像の不満などは一気に消え去ってしまった。
 パソコンで長いこと処理する手間もいらないので、フィルムの時代とイメージが重なるような感じだ。
 しかも軽くて手になじむし、このカメラで撮影した阿蘇くじゅうは新たな世界を教えてくれたようにも思う。
 
 今は再来年あたりに向けてやっていることがいくつかあるので、来年はその準備ということになる。
 いろいろと始めることもあるので、そこからまた新たな出会いが待っているのかもしれない。

 みなさん よいお年を。


 

12月18日
 新出光カレンダー 2016


 久々に企業カレンダー採用となった。
 ほんと久々で、とてもうれしい。
 新出光さんの2016年カレンダーです。2か月に1枚という構成なので、6枚が使われてます。
 結構大きいカレンダーなので、見ごたえがあると思います。
 くじゅうのタデ原、秋月、霧島、そして与論島まで採用されている。
 ある程度月ごとの写真を提出し、最終的には印刷会社の方と新出光さんとで選んでいただいたもの。
 毎年のように僕を推薦してくれていた印刷会社のM氏に心から感謝。
 こういう企業カレンダーというのはずっとやっておられる方がおそらくおられるわけで、
 そこを新しい人が入ってくるというのは結構難しいことらしいのですが、そこを採用していただいた新出光さんにも感謝です。
 これから新出光さんでガソリン入れようかな。
 ただこのカレンダー、一般の人にはなかなか手に入らないんじゃないかなあ。
 お得意様にお渡ししたりするカレンダーだと思うので。
 とりあえず僕と会うことができる方にはお渡しできると思いますが。

 



 

12月14日

 ここ数日は熊本、宮崎、戻ってから大宰府と、仕事での撮影であちこち巡っていた。
 宮崎はやっぱ遠いなあと思う。午前11時15分に市内で待ち合わせという仕事だったので、朝7時前に出発したんだけど、
 到着したのは約束の10分前だった。あせった。
 大宰府は観世音寺などを撮影。 このお寺は今年3回目の取材となった。なんか縁があるなあと思う。
 ご住職の本も花乱社から出版され、僕が仏像などを撮影している。

 昨日は富士フイルム福岡サービスステーションのイルミネーション撮影講座を開催。
 先日の秋風景撮影講座に続いて、今回は撮影実習もある。
 参加していただいた方々、ありがとうございました。
 とても楽しい時間だったと思います。
 かなりマニアックな場所をご案内したので、かなり個性的な写真が多く生まれていることと思います。
 プリントするのが楽しみですねえ。

 

12月7日
 イルミネーション撮影講座


 昨日は富士フィルム福岡サービスステーションにて、秋風景撮影講座の2日目がありました。
 参加していただいた方々、ありがとうございました。 来年1月に展示されるみなさんの写真もかなりレベルの高いものになりそうです。

 次回は早くも次の13日の日曜日なのですが、イルミネーション撮影講座です。
 撮影実習が博多駅であります。こちらも2回セットの講座です。
 期間中にはカメラが貸し出され、来年その中の一枚がギャラリーにて展示され、その四つ切ワイドプリントも展示後にプレゼントされます。
 イルミネーション撮影はカメラがいいので普通に撮影してもきれに撮れちゃうのですが、
 それに加えて撮影者独自の視点があれば作品となってゆくので、その視点なども含めてお伝えできればと思ってます。
 写真は博多駅2階のイルミネーションですが、オーロラをイメージしたイルミネーションとのこと。
 これもそのまま撮影してもそれなりにきれいな写真になりますが、よく観察してみると壁にきれいに反射しています。
 それをフレーミングして作品にすると、その方独自の作品になったりしますね。この写真でいうと僕独自になると思いますが。
 そんなことを話ながら撮影実習ができればと思います。

 12月13日(日)    15〜19時 カメラの使い方、撮影実習など
 12月23日(水 祝) 15〜17時  作品講評  展示作品の選出
 
 
全2回の作品のギャラリー展示、 撮影実習、カメラの貸し出し付きの講座です。
 どうぞ気軽にご参加ください。
 申し込み 092-271-7301  富士フィルム福岡サービスステーション


 


 

12月3日
 阿蘇くじゅうを撮り続けて

 新しいメインカメラが FUJIFILM X-T1 になって阿蘇くじゅうを再び撮影を始めたのが去年の12月だった。
 ちょうど一年、毎月撮りつづけてきたので、とりあえず先日花乱社へと行き、別府さんに写真の数々を見ていただいた。
 僕は撮りつづけているうちに見えてきたテーマもあるので、そのテーマを提案しながら四季の阿蘇くじゅうを見ていただいたのだった。
 僕が今回の撮影で心がけていたのは、山岳写真集のようにならないこと。 
 阿蘇くじゅう、特にくじゅうに関してはいろんな写真集が出ているけれど、はっきり言うとちょっと見飽きてきた感がどうしてもしてしまう。
 またこの場所でこの光景の連続のような気がしないでもない。
 僕が11年前に出版したくじゅうの写真集、「くじゅう万象」の編集段階でもそれは結構気を付けていたことだけれど、
 山の中ばかりだとどうしても山岳写真風の写真が増えていくことになってしまう。
 僕は今回は阿蘇くじゅうが持つ伸びやかで気持ちのいい写真を求めてきたので、特に厳しい冬山の光景なんてもういらないと思っている。
 山岳写真というのは、こんな大変な思いをして撮影したんだぞ! という作者の思いが強すぎて、
 展示会に行ってもその苦労話ばかり聞かされてうんざりすることがある。
 そんな写真には絶対にしたくない。 
 写真を見ると、見てくれる人も僕自身も、その場の空気感や音までもが伝わってきそうな写真。
 一言でいうと眺めていて気持ちのいい写真。
 僕はそれを求めて阿蘇くじゅうへと行き、早起きして鳥の声、風の音に耳を澄ませてきたのだから。
 だから次の作品集は今までの阿蘇くじゅうとは違う雰囲気の写真集になってくると思う。
 別府さんにあるテーマを伝えたけれど、これにもとても賛同していただいたので、
 僕はそのテーマに沿って撮影を続けていこうと思っている。
 
 

11月27日

 先週は住宅雑誌の取材で岡垣にあるお宅を訪れていた。
 この雑誌の取材はここ数か月で3回ほど取材があったけれど、どのお宅も暖炉がある。
 これはとてもうらやましいなあと思う。
 暖炉の暖かさはやはり格別で、よくいわれるように体の中から暖まるように思う。
 そして炎を見ているだけで不思議と落ち着くというのもいい。
 どこか外国のテレビでは暖炉の火を流しているだけの番組が人気だそうだ。
 テレビを暖炉に見立ててただ番組を映すということだけなんだろうけれど、何だかl気持ちは分かるような気がする。
 もちろん街中での暖炉は薪の確保が大変らしいけれど。
 暖炉とまでいかなくても、薪ストーブなんかあればいいなと思うんだけれど、
 今の自宅の狭さではとても無理だろうし、そんな喫茶店でも探そうかなと思っている。
 

11月19日

 富士フイルムサービスステーションでの写真展、無事終了しました。
 来ていただいた方々、ありがとうございました。
 様々な感想もありがとうございます。
 懐かしいお名前も、今年知り合った方々のお名前もありました。
 書かれていた感想もゆっくり読ませていただきました。
 僕の実感では、この写真展は前回の展示よりかなり評判がよかったなあとう感じです。
 青でまとめたというのも、思いついた「Classic Blue」という題名もしっくりきていたのではと思います。
 またこのような写真展ができればなあと思います。

 北九州の門司港ホテルでのみなさんの写真展は続いてますので、ぜひこちらもどうぞ。
 

11月16日

 先日は秋の撮影講座でしたが、無事一回目を終了。
 あっという間の2時間だったけれど、楽しい時間になったなあと思います。参加していただいた方々、ありがとうございました。

 さて、現在富士フイルム福岡サービスステーションのコミュニティギャラリーにて写真展を開催中ですが、
 すべてXプリントということでとても美しいプリントに仕上がってます。四つ切ワイドという小さ目のプリントですが、これもまたいい感じかなと思ってます。
 あさって18日水曜日までの開催となってます。
 
 また僕が講師を務めている風景写真協会第2支部の写真展が門司港ホテル1階ホールにて開催中です。
 全紙サイズで80枚ほど展示してます。 僕も2枚展示してますが、X−T1撮影の写真を初めて大きなプリントにしてみました。
 こちらもとても美しいプリントです。 一枚は阿蘇のミヤマキリシマと雲海、もう一枚はタデ原の写真です。 門司港散策のついでにでもぜひ。

 

 

 川上信也写真展
 「Classic Blue  はじまりの青」  

 
開催中  11月18日(水)まで  10時〜18時半

場所   富士フイルム 福岡サービスステーション
       福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルムビル1F
      JR博多駅 博多口より徒歩約10分
                     092-271-7300
日本風景写真協会 福岡第2支部 写真展

開催中 11月23日(月)まで  
     9時半〜17時半 最終日は16時まで

場所  北九州市門司区門司港町9-11
     門司港ホテル1階ホール


 


11月10日
 撮影講座のご案内 再度ですが。


 さて、今週14日土曜日開催予定の撮影講座ですが、13日まで募集してますので、どうぞお気軽に。
 富士のカメラ持ってない方でも興味ある方ならどなたでも参加できあすので。
 ここが結構誤解されてる方が多いようで。 
 また初心者でも大歓迎ですので。
 カメラに詳しい方ばかりだろうから行きづらい、という声もあるみたいなので。

 11月14日(土) 15時〜17時 
 12月6日(日) 15時〜17時。
2回セットで8000円です。
1回目で僕の秋写真などをお見せしながら、風景写真のコツや、カメラの色の選択などなどをお話しして、
3週間ほどXシリーズのカメラの貸し出しがあり、みなさんに撮影してきてもらったものを2回目で講評して、
ギャラリーに展示、という流れです。
 
申し込みは 富士フイルム福岡サービスステーション
 п@092-271-7301  です。 

詳しくはこちらでも

【川上先生に学ぶ!】「風景写真撮影講座 秋編」 in福岡サービスステーション
https://my.fujifilm.jp/member/commodity/00000000/SSF_20151114_01/albumcafe



 

11月4日
 写真展のご案内


 今月の写真展のご案内です。
 別ページでも更新しておりますが、今月の13日 金曜日から富士フイルム福岡サービスステーションで写真展を開催します。
 写真講座にあわせてこの日程になったのでした。 
 すべて青をテーマに選んだ写真で、このところ僕がとても魅かれている色です。
 夜明け前の青、夕暮れ時の青、星空の青、海の青、それぞれに魅力あるブルーです。
 これらの写真は、愛機としているFUJIFILM X-T1のフィルムシュミレーションを、クラシッククロームに設定して撮影したものです。
 ものすごく深くも淡い絶妙な青に表現できるのでものすごく気に入っている設定です。
 15枚ほどの展示となります。ぜひご覧いただければと思います。

 
 川上信也写真展
 「Classic Blue  はじまりの青」

 
開催日時     2015年 11月13日(金)〜11月18日(水)  10時〜18時半

場所         富士フイルム 福岡サービスステーション
            福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルムビル1F
            JR博多駅 博多口より徒歩約10分
                       092-271-7300

10月28日

 新宮町にて、早朝から工場での取材撮影。
 食品会社さんなんだけど、みなさん早朝から作業されてるだなあと感心してしまう。
 僕もたまにこうやって早朝から仕事してるんだけど。
 毎日は無理ですねえ。
 工場前に広がる空が朝焼けに染まり始めた。
 阿蘇くじゅうで眺める時とはずいぶん違う心境だなと思いながら。

 

10月25日
 オリオン座流星群


 先日の夜中から早朝にかけて、オリオン座流星群がやってくるというので、阿蘇の産山あたりで撮影をしていた。
 瀬の本で車中泊し、朝の3時過ぎに場所を求めて移動。
 下見をしているわけではないので、適当な場所を見つけてヘッドライトを消して確認してゆく。
 やまなみハイウェイ沿いの駐車スペースで真っ暗にしてみると、遠くにくじゅう連山が見え、手前の高原にはススキが揺れていた。
 しばらくここで撮影してみようと数枚撮影。
 星空はとてもきれいだ。 肉眼でも天の川もうっすらと見えていた。
 見とれながら撮影していたけれど、流れ星はそうそう映ってはくれない。
 時々は見えるんだけど、とてもか細い尾を引くもので、感度を上げていても映らないようだ。
 線香花火の最後の光のような繊細な一瞬の光。
 それはそれでとても美しい。
 しばらくこの場所で撮影していたけれど、場所を変えて産山村のさらに奥へと向かった。
 以前朝日を撮影した場所を思い出したのだ。
 そこでしばらく撮影しようと三脚を取り出そうとすると、
 ガサガサと大きな音がして「モー」と黒い物体が目の前に立ちあがった。
 大きな牛が3頭ほど寝ていたのだ。柵があるんだけど、僕との距離は2mほど。
 牛ってすべてが牛舎に帰るわけじゃないんだなあ。起こしてしまって申し訳ないなあと思いながら隣で撮影。
 すると牛も静かになって寝息をたてはじめた。こんな夜空の下でこの牛立ちは毎晩寝てるんだなあ。
 ここからは人工光が結構目立ってしまってうまく撮影できなかったので、再び移動。
 こんなことしてる間に夜が明けてしまいそうな感じになってきたので、僕はほんと効率悪いなあと思いながら運転していた。
 でもこういう時間が僕は結構好きで、撮れないならそれでいいやと思ったりもしながら車の窓から星空を眺めていたりする。
 そして再び元の場所に戻ってきて明け方の空を撮影。
 すると結構大きめの流れ星が輝き消えていった。
 これはちゃんと映っていた。 辺りにはキツネや鹿の鳴き声が響いている。足元にはカエルもいるようだ。
 夜明け前に撮影できた流れ星、この写真を見るたびに牛の寝息や鹿、キツネ、カエルの鳴き声を思い出すのかもしれない。

 

10月18日
 富士フイルム写真講座 秋編 はじまります。


 さてさて、いよいよ富士フイルムさんでの写真教室が11月から始まります。
 今回は新しくなった富士フイルムサービスステーションで初めての講座となります。
 第1回目は風景写真講座 秋編と称して 
 11月14日(土) 15時〜17時 
 12月6日(日) 15時〜17時。

  どうして2回あるかというと、1回目の11月14日では僕によるカメラの説明や紅葉撮影のポイントなどをお話しします。
  それからXシリーズのカメラを持っていない方にはX−T1他のカメラがおよそ3週間貸し出されます。
  その3週間の間にそれぞれの方が撮影した秋の風景を12月6日に講評してゆくというものです。
 ですから撮影実習というものはないんですが、その分自由にいろんな場所でX−T1を使って撮影できます。
 12月6日に講評してそれぞれのベスト1枚を僕が選び、1月に富士フィルムコミュニティギャラリーでみなさんの作品を展示予定です。
 
 受講料金は8000円  
 参加資格はXシリーズカメラをご愛用の方、または購入を検討の方でしたらどなたでもOKです。
 募集人員は12名なのでお早めに。
 
 申し込みは 富士フイルム福岡サービスステーション
 п@092-271-7301  です。 

 詳しくはこちらで。

【川上先生に学ぶ!】「風景写真撮影講座 秋編」 in福岡サービスステーション
https://my.fujifilm.jp/member/commodity/00000000/SSF_20151114_01/albumcafe


また12月はイルミネーションの講座です。
後日こちらでもご案内しますが、博多駅での撮影実習もあります。

【川上先生と撮る!】「夜景・イルミネーション撮影講座」 in福岡サービスステーション
https://my.fujifilm.jp/member/commodity/00000000/SSF_20151213_01/albumcafe



 

10月7日
 八女での茶摘み


 八女の茶摘み風景を撮影。
 今の時季は5月ほどの最盛期ではないらしいけれど、気候が5月に似ているから収穫もできるのだそうだ。
 はじめて知ったけれど。
 茶摘みのイベントなので、みなさんの茶摘み風景をいろんな角度から撮影。
 主に東京の方々が購読する雑誌なので、この八女の風景はとても珍しいと思うんだけど。
 この八女茶の取材は数回目になるけれど、生産者の方々はみなさんとても元気だ。
 これはお茶を毎日飲んでるからなのだろうか。

 

10月1日
 中秋の名月


 先日の中秋の名月、
 阿蘇かくじゅうで撮影したいと思っていたので、松山から福岡へ戻った次の日に思い切って出発した。
 阿蘇なら南阿蘇かなあと思いながら熊本インターで降りたんだけど、
 月の出や月の入りを撮影するんだったら久住高原あたりがいいのかなと思い直して移動。
 いつも計画はその時の雰囲気で決めてしまうので、結構迷うことも多い。
 計算深い人ならそれなりに効率もいいんだろうなと思うんだけど、
 僕はその時の気分や空気感を大切にしたいので、細かく決めることなく柔軟に行先を決めている。
 もちろん失敗もあるけれど、それはそれでいいと思いながらのんびり散歩を楽しんだりしている。
 この日も久住高原はガスに覆われていたので、月の撮影はあきらめていた。
 だから花公園付近の遊歩道をゆっくり歩きながら秋の野花などを撮影して過ごしていた。
 そして暗くなり、さらにガスが立ちこめてもう戻ろうかなと瀬の下まで行ったときに、ガスが流れてきた。
 そして明るい中秋の名月が顔を出しはじめた。
 急いで久住高原へと戻ると、まだガスはかかっていたけれど、その合間から月が顔を見せ始めた。
 ぼんやり見えはじめた月と高原の木々、とても幻想的で、しばらく撮影。
 ガスがすっかりなくなった頃、月を見ると、高原に向かって光芒が射していた。
 太陽の光芒は何度も見るけれど、月明かりの光芒なんて初めて見たのだった。
 ほんの数分の光景だったけれど、貴重な撮影ができたのではと思う。
 小国の道の駅に車中泊し、翌朝は月の入りを撮影するため再び久住高原へ。
 小国はガスで真っ白だったんだけれど、久住高原は快晴だった。
 西の空はまったく雲がなかったので、月の入りも見られそう。
 月を追いかけてゆくと、目の前にススキの美しい波の場所があったので、そこから月の入りを撮影。
 徐々に赤くなってゆく月。
 風がススキを揺らしながら虫と共に繊細な音を奏でていた。

 

月の入り 久住高原にて


 

9月30日
 松山へ


 久々に帰省していた。
 何年ぶりかよく分からないくらい久しぶりで、
 実家の団地に入る道路も変化していて分からないほどだった。 行き過ぎてしまったし。
 今回は初めて福岡から尾道経由でしまなみを行き、陸路で松山へと向かった。
 シルバーウィークで広島あたりは渋滞ということだったので、広島の三次まで中国自動車道を利用。
 山道とカーブであまり人気のない高速道という話だったけれど、
 ゆっくり走る僕にとってはとても快適な道路だった。
 途中に立ち寄るサービスエリアも九州とは一味違って、何だか異国みたいだ。
 不思議な田舎感覚。 どこがちがうのだろう。
 三次からは無料の尾道道路を使って尾道を通過し、しまなみへ。
 ここは数年前に取材で訪れて以来。確かレモンが産地の島があって旅館にレモン風呂なんてのがあった。因島だったかな。
 今治〜松山自動車道に乗り、実家へ。 
 走行距離は520キロだったけれど、ゆっくり立ち寄りながらだったので10時間ほどかかった。
 久々の実家は庭がとてもきれいで、しばらく庭で写真を撮ったりしていた。
 母と近所のフジまで散歩したり、重信川河川に出かけたり、とてもいい時間だった。
 

 次の日は岡山の笠岡で仕事だったので、お墓参りをすませたあとに再びしまなみを通って笠岡へ。
 ここで東京からの編集の方と合流し、フェリーで北木島へ。
 ここで配達する風景などを撮影。
 小さな島だったけれど、天気も良くていい撮影ができたなあと思う。
 北木島は石の産地らしくて、先日テレビでも紹介されたらしい。「家族に乾杯」かな。
 穴場として北木のベニスなんてところもあり、石で囲まれた不思議な空間の船着き場があったりする。
 夕方に終了し、再び松山へ。

 次の日は松山市内へと行き、久々に茶房「ひょん」さんへ。
 お店の方は僕が10年以上前に松山で写真展を開催した時に知りあった方で、芸術にもかなり詳しい方。
 久々に見る僕はとてもたくましくなったと言われた。それほどたくましくもないんだけど。
 家ですき焼きを食べ、仲良しのご近所さんちにもお邪魔して、次の日に福岡へ。
 帰りは三崎から佐賀関へフェリーで渡り、大分経由で戻ってきた。
 
 とてもいい帰省だったなあと思う。もう少しゆっくりすればよかったかな。

 

しまなみ海道をゆく




 

9月20日

 先日撮影した阿蘇の写真を数枚だけ公開しましたので、どうぞご覧ください。
 9月は星空も美しくなっていくので、早朝に撮影した星空ものせてます。
 拡大すれば流れ星も確認できたんだけど、普通の大きさではなかなか分からないかな。
 このあと久住高原や男池でも撮影してるので、これらはまた後日公開します。

 糸島に行ってたんだけど、
 砂浜上空の虹を初めてみた。
 虹は結構見てるほうだけと思うけれど、糸島の美しい砂浜と波の上空にかかる虹というのは格別だと思う。
 波風景も、まるでハワイのようだなあと思ってしまった。
 確かハワイ行ったときは糸島のようだなあと思ったんだけどね。

 


 

9月17日
 阿蘇の噴火


 阿蘇に撮影に行っていた。
 早朝から火口近くに小さな池に行き、池に映る星や噴煙を撮影していた。
 朝焼けも美しく、とてもいい撮影ができたと思う。
 途中キツネがやってきて「ギャー」と鳴き、遠くから鹿の鳴き声が響いてきた。
 朝からけっこうにぎやかだった。

 そして道の駅阿蘇に下り、しばらくして起きて山を見ると、ものすごい噴煙が上がっているのが見えた。
 こういうこともるのかな、くらいに思ってたのだが、あまりに巨大な噴煙なので、
 とりあえず撮影していた。すると町内放送で噴火したことを伝えていた。
 結構大きな噴火だったようだ。
 でも30分もすると噴煙はほぼ普通の状態になっていた。灰がすごかったので、道が大変だろうと思う。
 
 今は風評被害が心配されているようだ。 
 草千里はもう解除されて自由に行けるし、むしろこういう時だからこそ阿蘇を見てみるといいと思うんだけど。

 

噴火10分後 噴火30分後

9月9日

 西新にある魚のお店「小松丸」さんを取材させていただいた。
 魚が好きでたまらないというご主人。
 こだわりも強くて、この方のお勧めなら間違いないだろうなという感じだ。
 奥まった小さなお店だけれど、結構有名な方々も訪れているようだ。
 三品用意していただいて、撮影。
 いつも通り僕は自然光を利用して撮影しているとご主人から、
 「取材はかなり受けてきたけど自然光で撮影される方は初めてだなあ」といわれた。
 僕は自然風景の撮影から写真の世界に入ったので、自然光が一番美しいと思っている。
 もちろん真っ暗な店内だったりするとライティングもするけれど、可能ならばすべて自然光だ。
 撮影したアナゴの刺身の写真をご主人のお見せすると、
 こんなきれいに撮ってもらったのは初めてかもしれない、ととても喜んでいただけて、とてもうれしかったのだった。
 自然光を利用する場合は料理によっていろんな角度を見ながら最適な光をさぐってゆく。
 そういった意味でお決まりの構図とコントラストになりがちなライティング撮影とは明らかに違ってくる。
 今回のお店で利用したのは玄関先の光だったので、撮影風景はとても不思議な光景だったと思う。
 
 アナゴのお刺身、サバの胡麻和えなどなど、非常においしい取材だった。
 

9月2日
 花乱社へ


 久々に花乱社の別府さんを訪れ、先日表紙の撮影を担当した本が完成して一冊いただいた。
 僕にとっても記念になるので大切にしていこうと思う。
  そして僕が最近撮影している写真の数々をゆっくり見ていただいた。
 去年の11月くらいから新しいカメラで撮影している阿蘇くじゅうの写真の数々。
 メインカメラが変わると構図や色合いも変わってくるものだけれど、
 確かに今までとちょっと違う実感がある。 その実感としてかなりいいように変化しているように思う。
 ものの見方、空気感の伝え方、そして好みの色あいまで、いろいろ変わってきたと思う。
 女性スタッフにも見ていただき、とてもいい感触だったので、これからの僕のモチベーションになっていくだろうと思う。
 文章を添えるということを意識したまとめ方になりそうなので、文章を磨いていかなければなあと思う。
 もちろん今までのようなエッセイでもいいんだけれど、もう一歩踏み込んだところ。
 実際僕も阿蘇やくじゅうの自然に抱かれていていると、今までと違う感じ方が生まれてきている。
 よりいとおしいというか、心のよりどころになっているというか、そんな感じで僕はカメラを向けている。
 それがちゃんと伝わるような文章を添えていければなあと思っている。

 仕事で江口洋介さんを撮影。
 映画の発表にともなう監督とのトークショーの場面だった。
 

8月29日
 中岳直下 御池へ


 久々にくじゅう登山。
 沓掛山とか黒岳の中腹までなら何度か行ってたけれど、中岳直下の御池までは15年ぶりくらいと思う。
 久々にこういう場所での撮影もいいかなと思ったので。
 山の中での撮影はいかにも山岳写真という風になりがちなので、そうならないよう心掛けながらの撮影。
 でもなってしまうんだけどねどうしても。
 この頃山のふもとを中心に撮影していたので、たまには視点を変えるという意味でもいいかなと。

 久々の御池は色が明るい緑色をしていて、かなり意外なものだった。
 記憶の色とあまりにも違うので、これはおそらく藻が発生しているのではと思う。
 風がそれほど強くないので、水面に夏雲をきれいに映していた。
 これほど美しく映す御池は初めてみたので、これも大きな収穫となった。
 久住山は相変わらずいい形をしていて、いかにも山岳写真、というのも当然撮影。
 雲の影がとても魅力的で、風を感じられる山肌となっていた。
 
 夕暮れになるとガスが舞い始め、とても幻想的になっていった。
 こういう光景って今までに見たことあったかなあ。
 何度も登っているはずだけれど、やはり風景はその時その時のまったく違う光景なんだなと改めて思った。
 あの頃よりかなり自由に撮影しているようにも思う。
 前回来たときは35ミリフィルムカメラだったしね。
 
 季節ごとに一度は登山してみるのもいいかなと思った。
 しかし久々の登山でかなり疲れた。日ごろの運動不足だなこれは。

 


 

8月26日

 たて続けに仕事が入っていて、いろいろと巡っていた。
 久々に住宅雑誌の撮影で、4人家族が暮らす新築の家を撮影。
 先日超広角レンズを購入していたので、さっそく役に立つときがきた。
 建築の撮影は結構好きなので、うれしいご依頼なのだが、
 やはり広告という性質上、気に入ってもらわなくてはならない。
 好きなように作品のように撮影というわけにもいかないんだけど、
 どうしても好きなアングルでの撮影になってしまう。
 まあこれは僕らしくていいとは思うんだけど。
 今までこの雑誌で使用していたニコンでの撮影をやめて、今回ははじめてFIJIFILM X−T1を使用。
 すると思った以上にスカッとした画像になり、こうなると撮影も楽しくなってくる。
 2時間ほど撮影していたけれど、今までで一番満足のいく撮影だったと思う。
 カメラが違うだけでこれだけモチベーションも変わってくるとなると、やはり相棒は大切ですね。
 今までのニコンは何だったんだといいたくなってしまう。まあお世話になったカメラではあるんだけど。
 
 ほかにイベントの撮影や、仕事に励む人たちなど、様々なジャンルで撮影をしていった。
 うーんこうなるともう一台XーT1がほしい。
 作品も仕事も一台でこなしているので、かなり酷使している。
 
 
 

8月19日
 津屋崎人形


 津屋崎人形の職人さんを撮影させていただいた。
 西日本文化のグラビアのページ。
 津屋崎人形は江戸時代から続くもので、2枚合わせの土型からつくられるため複雑さはないけれど
 とても味わいのある表情がとても魅力的。 無印良品とのコラボなんてのもある。
 土型は江戸時代のものも結構残っていて、安政と書かれたものもある。
 片方がなくなってしまったものは職人さんが想像で石膏で制作している。
 招き猫などはとても特徴があり、犬みたいな表情だ。
 これは猫が変身したものともいわれているそうだ。
 何のために変身したのかは不明。
 博多人形より好きかも。

 

8月15日
 
 お盆はどこに行っても人が多いのであまり出かけないようにしている。
 それでも撮影はしたくなるので、糸島の海岸へ行ったりしている。
 一昔前くらいはお盆に泳いではダメとか言われてたと思うんだけど、結構泳いでいる人もいる。
 にぎの浜の中間くらいにひっそりとした道があり、そこから入るとほとんど人がいないので、そこから海岸へ。
 さすがに暑いので長時間の撮影はキツイけれど、波の表情がとても面白いので結構長くいてしまった。
 知らない間に靴もびしょ濡れになってしまったので、ビーチサンダルを用意しておけばよかったと後悔。
 
 この頃は海岸はモノクロで撮影することが多いけれど、カラーで面白い場面もあるので、混在させている。
 波模様はモノクロで撮影、夕焼けはカラーみたいな。
 カラーでも派手目のカラーではなく、しっとり落ち着いた色合いだとモノクロと並べても違和感がなさそうだ。

 

8月11日

 先日まで開催していた宗像のギャラリ―輪美さんで写真を購入していただいた方々の写真が完成したので持っていきました。
 お待たせしました。
 マットパネルはなぜか高松で受け付けてるらしいので、海を渡ってやってきました。時間がかかりすみません。
 つや消しのラスタープリントで、木製のパネルで仕上げています。
 かなりいい仕上がりだと思います。
 希望の方には裏にサイン入れておきました。 希望しない方にも入れちゃったりもしますけど。
 ただ木目が粗くて結構書きにくいんです。
 なのでゆっくりゆっくり書きました。だから写真集に書いているような適当な(よくいえば味わいのある)サインではなくて、
 結構かしこまったサインになってます。すみません。別にあやまることでもないかもしれませんが。
 かっこよくローマ字でのサインもあります。と思えば漢字もあります。その時の気分次第です。
 ただこれが末永く残ると思えば緊張しました。なので少々震えがあるかもしれません。
 これも味わいと受け止めていただければ幸いです。
 
 写真にはその風景、植物たちの力が宿っていると僕は思っているので、
 きっと飾られていい作用があるのではと思ってます。 
 僕の作品は僕の思いももちろん込められてますが、写真も羽ばたいていってきっと喜んでいるでしょう。
 ありがとうございました。
 
 

8月7日
 ソロー日記

 ソローの「森の生活」という本はとても有名だけれど、
 ほかにソロー日記というのがあって、去年は春編を購入し、今年は夏編が出版されたのでさっそく手に入れた。
 ソローの本は昔から読んではいるけれど、自然風景の描写がとても好きで、僕が見た光景といろいろと照らし合わせてみたりしている。
 アメリカのウォールデンを中心に、森、山、湖の光景などがとても美しく表現されている。
 1850年代というから、もう160年近く前に書かれたものだけれど、今の時代こそ大切な考え方という気がしている。
 1960年代にアメリカの写真家 エリオット・ポーターがソローの文章に写真を添えるという形で写真集を出版していて、
 僕はこの写真集を見てから阿蘇くじゅうを新たな眼で撮影してみようと思ったのだ。
 邦題が「野生にこそ世界の救い」という本で、日本語版は古本でもなかなか手に入らない。
 僕は幸運にも手に入れることがてきたけれど、日本語版は1980年刊行なので、かなり色あせてはいる。
 でもその写真の数々が阿蘇くじゅうにとても似ているように思えたのだった。
 僕はソローのように森で生活して毎日自然を観察して哲学に耽るなんてことはまったくできないけれど、
 例えば飯田高原や久住高原、阿蘇を巡っていると、ソローの言葉がとてもリアルに感じられることがある。
 鳥のさえずりやキツツキの音、そして冬から春にかけての氷が解ける音などなど。
 そして先日購入した夏編には雲海の描写がある。
 まさに大観峰で僕が感じていたことだなあと思うものもあれば、こんな見方をすると新たな視点が生まれるなあと発見するものも数多い。
 この本を読みながら自然を眺めると、より世界が広がるような気がして、ゆっくりと読んでいこうと思っている。
 
 

8月6日

 朝は6時前に庭でクマゼミが鳴きはじめる。
 その前に5時半ごろからニイニイゼミが鳴いているけれど、こちらはそんなに大きな声ではない。体も小さいし。
 セミは他の種類のセミの声は聞こえないというから、混ざり合っても問題ないんだろう。
 というわけで今日も朝の庭はとても騒がしい。
 夏だなあという感じで、結構心地よかったりする。
 昨日の夜は庭に腰かけていろいろと観察していた。
 キタテハがやってきてそばの葉っぱにとまり、羽根をずっと動かしていた。
 羽根を動かすたびに体もくねらせるように動いている。何をしているんだろうとしばらく見ていると、
 じっと動かなくなり、そのまま眠ってしまったようだった。
 朝確認してみると、そのままの姿でまだ眠っていた。
 蝶たちは毎晩あんな感じで寝床を探しているんだろうか。
 すぐそばに蜘蛛の巣が三つもあるから危険な場所なんだけれど、
 見ていると蝶たちは承知しているのかスルリと蜘蛛の巣をすり抜けてゆく。
 蜘蛛はお腹へって大変だろうけれど、蝶たちの目は意外といいのかもしれない。
 
 この付近ではカベコと呼ばれているトカゲのような生き物もよく見かける。
 これは姿を見せるとすぐさま逃げてしまうので一瞬しか見られない。たぶんかわいいやつなんだと思う。
 

8月5日
 糸島での写真講座


 先月から新しく写真の講師として糸島へ行くようになった。
 何人かの方は写真展などで知っていたので気心知れた方々という印象で、初回はとても楽しい写真講座になったなあと思う。
 北九州で教えているのと同様に風景が中心になるけれど、人数がまだ8人ほどなので、おひとり10枚ほどをゆっくり講評することができる。
 もちろんこれから人数は増えていくかもしれないけれど、とてもいい雰囲気で僕としてもとても楽しい時間となった。
 
 この頃は写真を教える仕事も増えてきたけれど、
 僕は写真は構図が大きな基本と思っているので、構図を中心に教えるようにしている。
 その構図からその場の雰囲気や音の伝わり方までも変わってくる。
 そして撮影した方の意図もより明確になってきたりもするので。 そしてその次に色合いなどなど。
 画像処理は僕自身がほとんどしないので、教えるとすればどれだけ画像処理をせずにいい写真を撮れるかということぐらだろうか。
 明暗、コントラスト、ホワイトバランス、 そしてRAWで撮影しておけば、たとえばX-T1ならフィルムシュミレーションで好きな色合いに変更することができる。
 ここまでは画像処理とはいえないと思ってるので、やるとすればせいぜいここまでだろうか。
  またここまでできてしまえば他にすることはないと思っている。
 
 もちろん仕事ではいろんな要望によって画像処理しなければならない状況になることもあるのでまったく否定はしてないけれど、
 自分の作品にいたっての理想はJPEGの撮って出しということになる。
 これこそがカメラの本来の楽しみ方だろうと思ってるので。
 もちろん画僧処理こそが今のカメラの楽しみ方と考えている方もおられるので、その方はその方なりにやっていけばいいわけで、
 今の時代、写真にはいろんな世界があるということ。
 僕は写真を撮るという行為は、こういう時代だからこそできるだけシンプルにやっていきたいと強く思い始めている。
 感動した風景を目の前にしてシャッターを押す。 そして画像が出てきてプリントする。 
 今の性能のいいデジタルカメラならそれが可能になってきているようにも思う。
 写真を見る側にとっても、それが一番伝わりやすいとも思う。
 いろんな画像処理していること分かってしまうと、その場で撮影者が感じた空気感よりも、パソコンで処理している姿の方が目に浮かんでしまう。
 まあ、いろんな意見があっていろんな世界がるだろうけれど、僕はとりあえずこのようなスタンスで楽しく撮影をしていければと思っている。
 
 糸島という僕自身も大好きな場所で写真を教えるというのも大きな魅力。
 僕を指名していただいたことにすごく感謝している。
 
 

8月4日
 久留米にて


 先日は久留米農業公園で子供たちの撮影。
 小さな川があり、そこで川遊びをする子供たちを冊子の特集用とポスター用とで撮影していった。
 僕も久しぶりにはだしになって川に入り、子供たちの目線で撮影。
 カニを見つけたり、水草を基地にしたり、様々な遊びを発見してゆく。
 周囲の木々ではセミが鳴き続けている。
 夏だなあと懐かしい気持ちになったけれど、僕たちが子供の頃の夏ってこんなに暑くなかったよなあと改めて思う。
 川遊びしても木陰に入ってもかなり暑い。
 35度近いというからそういうもんだろうけれど、子供の頃ってせいぜい31度くらいだったような。
 いつから34度超えるくらいが普通の夏になっていったのだろうか。
 とにかく暑い中での撮影が続き、最後に印象的な木のとなりにずらりと並んでもらって撮影。
 みんな背の高さはいろいろで凸凹感がいい。
 この子供たちに並んでもらったアングルはどこかで撮影したことあるなあと思い出してみると、
 ネパールのポカラだ。
 バスを降りると子供たちが集まってきて、広場に自然と整列になって撮影したのだった。
 そんな光景を思い出しながら久留米の子供たちを撮影。
 かなりいい写真が撮れたと思う。 暑い中我慢した甲斐があった。というかシャッター押してると暑さは忘れてるんだけど。

8月2日
 大濠公園花火大会


 久々に花火大会を撮影してみた。
 大濠公園そばに住む友人からお誘いをうけて、この日に開放される屋上バルコニーにて撮影。
 数年前にもお邪魔して撮影させてもらったのだが、この時はすぐ近くの別のマンションだった。
 この時に撮影した写真は4年前に出版した写真集「フクオカ ロードピクチャーズ」にも掲載となった。
 屋上から花火を見る人々と水面に映る花火を撮影したものだった。
 今回は水面は見えないけれど、真正面に見えるとてもいいアングルだった。
 花火でなくてもとても景色の良さそうなところだ。 この日以外は開放されてないらしいけれど。
 新しいカメラでの花火は初めてだったので、いろいろと露出や色合いを変えてみながらの撮影。
 僕は多重露出はしないように心掛けているので、ある程度のシャッタースピードが必要。
 8秒から18秒までの間でいろいろと撮影しながら調整。 でも花火ってそれぞれで明るさが違うから最終的には勘となる。
 10分ほどたってからふとマンションの床を見ると美しく反射しているのに気づき、一番後ろからローアングルで撮影してみた。
 とても面白い構図になったなあと思う。
 猛暑の夏夜を忘れさせる、とてもいい時間だったなあと思う。

 


 
 

8月1日

 もうすぐ車検となり、車の総点検なる。
 とりあえずスバルで見積もりをしてもらったら驚くほど高い料金だったので細かく説明を聞いてみた。
 僕が今の車を購入したのは2年前で、その時は走行距離34000キロだったのが、今は98000キロを超えている。
 だいたい1年で3万キロをこえるくらい乗っているのだが、それに伴いいろいろと交換が必要になってくるらしいのだ。
 タイミングベルトやエアーフィルター、それにラジエターのサブファンが壊れかけているというのでそれも交換。この頃エアコンの効きが悪かったのはこのせい。
 オートマチックオイルに至っては汚れが大。などなど、交換だらけなのだ。
 でも長く乗っていくためには必要なことだし、大切な車なのでこれは仕方のない出費。
 仕事には欠かせないカメラと同じ道具でもあるし。
 この頃は洗車を怠っていたので、空色の車が曇り空のようになっていた。久々に洗車もしなければ。

 

7月29日
 庭の虫たち


 庭のセミたちは朝5時過ぎから鳴きはじめる。
 みんなクマゼミだ。 夕方になるとアブラゼミが鳴きはじめる。
 うちの庭はこの季節になると緑が生い茂り森のようになるので、セミだけでなくいろんな昆虫が姿を見せる。
 しばらく軒先に座っているだけで、10種類くらいの虫たちに出合うだろうか。
 足元にはダンゴ虫たちがたくさん。 つつくと丸まってかわいいので小さい頃からなんとなく遊んでいる。
 アリの行列は何度も見かける。いったいどこに続いてるんだろうと調査してみるとうちの床下だった。これはまずいのかな。まあシロアリじゃないし。
 ハンミョウは玄関を出たところで毎日のように見かける。道路をヒョンヒョンと飛んでゆく。まさに別名ミチシルベ。
 この虫は体の色が美しいのでじっくり見たいんだけれど、すぐ飛んでしまうので一瞬しか見られない。
 はっさくの木にはアゲハチョウが何匹もやってくる。 普通のアゲハだけでなく、キアゲハ、カラスアゲハなんてのもやってくる。
 その付近の茂みに行ってみると、セミの抜け殻がものすごい数あってびっくりした。 こんな茂みで成虫になってるんだなあ。
 一匹は玄関の軒先の端っこにあった。バランスがとても難しいと思うんだけど。
 カナブンもやってっくるようになる。カマキリはたまごが壁にいくつもあるので、小さな子供カマキリのよく見かける。
 先日まではクマバチがよくやってきてたんだけど、あれは春の虫なのかな。
 あの不器用そうな丸っこい体はかわいいなと思う。
 ハチといっても温厚な性格のようで、虫好きには大人気の虫らしい。
 クラシックに「熊蜂の飛行」という曲があるけど、このハチのことだろうか。
 こんな虫たちを見ていると、小学生のころ、近所の仲良しのトモくんとかぶと虫採りに出かけたことを思い出した。
 樹に一本一本ライトをあてて森の中へと入ってゆく。もちろんかぶと虫だけでなくいろんな虫が樹液を求めてやってきている。
 アブラゼミが幼虫からかえった瞬間に2度ほどであった。 美しい水色の羽を広げている。忘れられない光景だ。
 その日はかぶと虫を5匹ほど見つけたんじゃなかったろうか。 
 クワガタムシはその後も能古島で見つけたりしたけれど、自然の中で見つけたかぶと虫を捕まえたのはこれが最初で最後だったように思う。
 懐かしい思い出だ。

 庭に美しいトンボがやってきた。 ギンヤンマと思ったけれど、羽根を閉じるので違う。 はて、なんというトンボだろう。
 


 
 

7月28日
 ギャラリー輪美さんでの写真展 終了。


 宗像のギャラリー輪美さんでの写真展、無事に終了いたしました。
 来ていただいた方々、ありがとうございました。
 小さなギャラリーで宗像という場所からどういう感じになっていくのか、始まる前はなかなか想像できませんでしたが、
 思った以上に反響もあり、とてもいい写真展になったなあと思っています。
 今回は初めて木製のマットパネルという展示方法にしてみましたが、これは結構いいなあと思いました。
 額装にはないアート的な見せ方ができるのではという発見。
 来ていただいた方々の声を聞いても、このマットパネルの評判はとてもいいようでした。
 輪美さんのようなギャラリーではとてもしっくりくる見せ方だと思いました。
 また写真を購入していただいた方々もかなりおられて、これは自分でも驚きでした。
 こういう文化が根付いていけばなあと思います。
 また雄大でドラマチックな光景よりも、
 足元の何気ない花々や、雄大でも自然の息遣いが感じられるような写真が
 特に女性には好まれているということも改めて分かったようにも思います。

 また来年もここで開催予定となりました。

7月26日

 今日で宗像のギャラリーでの写真展は終了。
 僕は14時すぎくらいから会場にいます。
 来ていただいた方々、本当にありがとうございました。
 小さなギャラリーでしたが、とても心地のいい空間だったと思います。
 またいつかできればと思ってますので。

 昨日からは糸島で新たな写真講師の仕事が始まり、
 こちらもとても楽しみな変化だなあと思う。
 これで北九州とあわせて月に2回、定期的に写真講師をすることになり、
 僕自身とてもいい刺激を受けている。

7月22日

 先月荒尾の万田抗などで撮影会をしたYPC福岡読売写真クラブさんの講評審査会があった。
 僕がこの会で審査員をするのは初めてなんだけれど、様々な視点の写真があり、僕にとってもとても面白い時間となった。
 講評だけでなくて審査なので順位を決めていかなくてはならないので、いつものことだけれど当然迷う。
 入れたいものを枚数の関係で入れられないということもあるし。
 まあそこは割り切らなければならないので決めてしまうわけだけれど、
 こういう時はパッと見た時の自分の心に響いたもの、ということが大きな基準になる。
 ただもちろん選外にもいい写真は多くあるわけで、そういったポイントなどを講評の時に話したりする。
 みなさん楽しんでいただけたかなあ。
 とにかくこういう時は楽しむということもとても大切になってきたりするので。
 僕は撮影会も含めてとても楽しい時間だったように思います。みなさんどうもありがとうございました。

 
 

7月17日

 ずいぶん書いてなかったけれど、阿蘇くじゅうのコーナーを中心に更新してました。
 今日も3枚ほどアップしてます。
 おとといまで行っていた阿蘇くじゅうで撮影したもの。
 台風前のせいか、雨模様のタデ原を撮影することができ、これはとてもいい時間でした。
 タデ原はだだっ広くて被写体にするのは難しいと言われますが、確かにそうだろうと思います。
 でもいろいろと観察していけば被写体はあふれているもので、雨の中2時間ほど撮影。
 雨が上がった瞬間にヒグラシや鳥が鳴き始め、森はものすごくにぎやかになり、夕暮れ時の寂しさは一気に薄れていったのでした。
 次の日は阿蘇にも行き、久々に白い虹に遭遇。
 周囲には草しかなかったのでフレーミングは単純にしかできなかったんだけれど、まあ貴重な出合いかなあと。
 白い虹との遭遇はこれで5回目となる。 ここ3年で4回の遭遇。
 夏の雲海は気温が上がると一気に上昇するので、大観峰付近という高所での遭遇となった。
 
 夕焼けは久住高原で撮影していたんだけれど、ここでは夕焼けの虹に遭遇。
 ものすごく美しいアーチを描いていた。

 

再び白い虹に遭遇  大観峰付近にて

7月6日
 ギャラリー輪美 川上信也写真展


 宗像にあるギャラリー輪美さんでの写真展がはじまりました。
 木々 花々をテーマに展示しています。
 今回はオーナーさんの希望もあって、額なしの展示です。
 飾りつけもお任せしましたが、とても個性的で面白い見せ方になっていると思います。
 
 初日の昨夜はスライド上映会 交流会がありました。
 16人ほど集まっていただいたのかな。 畳8畳の部屋ではキュウキュウだったと思いますが、
 部屋を暗くして手作りのスクリーンに大画面で投影するのはワクワクしますね。
 みなさんとても楽しんでいただいたようで、僕もとてもいい時間となりました。
 時計を見てなかったので2時間半にもなってしまいましたね。 お疲れ様です。

川上信也写真展 「木々 花々」
 2015年 7月5日(日)〜26日(日) 
 11〜17時
 会期中休み 9日(木) 15日(水) 21日(火)

 
  ギャラリー 輪美
 811-4175
 福岡県宗像市田久2-11-12 高原ビル202
 п@080-4288-6595

 赤間駅より徒歩5分
 敷地内に輪美の駐車場はありませんが、僕はゆめタウンでお買い物して車をとめて寄らせてもらってます。

 

7月3日
 YPC福岡読売写真クラブ撮影会
 
一週間ほど前になるけれど、YPC福岡読売写真クラブの撮影会に講師として呼ばれ、
 荒尾市の御田植祭り、万田抗などを撮影したのだった。30数名の方々だったかな。
 お祭りの撮影講師というおは初めてだけれど、みなさんそれぞれもう経験者の方々なので、
 いいポジジョンを確保しながら撮影を楽しんでおられた。僕もとりあえず撮影していったのだった。
 講師のときはいろんな方々に声をかけながら進めるのでほとんど撮影はしないんだけれど、
 今回は数枚は撮影してみようと挑戦したのだった。
 ただ、お祭りというのはかなり難しいもので、場所によって写真のイメージはずいぶんと変わる。
 なので僕はいろいろと動き回って撮影していた。 とにかく暑かったけれど。

 万田抗は十分に時間をとっていたので、みなさんにいろいろ構図のことを教えてあげたりしながら、
 とても楽しい時間になったと思う。
 またこんな機会があればいいなあと思う。

 


 

6月29日
 高千穂とトロッコ鉄道


 高千穂鉄道跡を走るトロッコ列車があった。
 高千穂鉄道は豪雨で数年前に廃線になってしまったけれど、駅や鉄橋は残っている。
 そこを利用してトロッコ列車が走る。
 見どころはなんといっても日本一高い高千穂鉄橋だ。
 高千穂駅から鉄橋までの往復30分の旅。
 トロッコ列車はなんと軽トラを改造して作られたもので、運転席は車そのもの。
 だからお客は軽トラの荷台に乗るという感じになる。
 これで100m以上の高さの鉄橋を渡ることになるので、怖い人は乗れない。
 車そのもののエンジンをかけて出発。
 トンネルを二つ抜けると、高千穂鉄橋になる。
 窓も何もないむき出しの荷台なので怖いかなと思ったら、そうでもない。
 左右にちゃんと歩く用の鉄板があるし。
 そしてサービスでシャボン玉が空中に飛ばされる。 なんてほのぼのしたサービスだろう。
 気に入った。

 

6月27日

 このところいろんなことがあってバタバタバタ、ほんとバタバタしていた。
 ちょっと疲れたのでくじゅうへ行ったりもしたけれど、
 くじゅうへ来ると撮影せずにはいられないので、ゆっくりはできないんだな。
 まあこれは好きなことだからしょうがないとして。
 予報が雨だったから撮影もそこそこにしようと思ってたんだけれど、
 素晴らしい朝焼けになったりして、結局朝4時から撮影していた。

 その前に仕事でも早起きが続いていたので、何だか習慣のように早起きだ。
 まあいいことですね。
 でもこの時季は体調を崩しやすいので無理は禁物なのだ。
 
 先日は熊本で「A列車で行こう」の撮影があった。
 僕は列車の旅は大好きなのでとても楽しめる仕事だった。
 ただ片道40分は短いなあと思う。
 もう少しゆっくり乗っておきたかった。
 この列車はもともと久大線を走っていた特急「ゆふ」の車両を改造したそうだ。
 よく乗っていた車両なのでなんだか懐かしいというのもある。
 また特急「ゆふ」の前は四国を走っていた特急「しおかぜ」なので、これまた懐かしいのだ。
 こんなところでこの車両に乗るとは、という感激もあった。
 終点の三角からはバスで10分ほどのところに三角西港があり、
 ここは明治時代の洋館が並び、結構見ごたえがある。
 この日は建物の前でフラダンスショーが開催されていて、気分は無理やりハワイだった。
 まあこれはこれで面白い空気感だなあと。
 
 次の取材は高千穂鉄道の廃線跡を走るトロッコ列車になる。 これも楽しみだ。
 

6月10日

 大分県立美術館を取材撮影。
 いろいろと説明を聞きながら様々な絵を見せていただいた。
 僕は福田平八郎の絵が見たかったのでそれだけで満足だったのだが、
 ターナーの絵が2枚あり、これもとても見ごたえのあるものだった。
 取材ではなくゆっくり自分の時間で見たみたいなあと思う。
 美術館の建物は面白いといえば面白いけれど、どこにでもあるといえばあるようなイメージで、
 もう少しなじめばかっこよく見えてくるのかなあとか思いつつ撮影。
 
 久住高原の朝を撮影。
 夜明け前の久住高原なんて何年ぶりだろうとか思いながら撮影。
 前回ここで夜明けを迎えたときはペンタックス645で撮影していた。
 ということはもう10年ぶりくらいになったのかな。
 雨上りの朝だったので、とても変化があって風も心地よく、いい朝だった。

 それから去年取材で訪れたカフェ&ギャラリー みずしの森 へ。
 ここに僕の本を置いていただいていたのだ。
 緑の中にあって気持ちい空間だ。
 くじゅうの風が店内にも吹き込んでくる。
 来年あたりここで写真展を開催しようという話になったのだった。
 これは楽しみ。
 ここのキーマカレーもおすすめ。 おばあちゃんから伝わるレシピとおこと。
 場所は沢水からすぐのようなイメージだけど、周囲に目印がないなあ。
 検索すればすぐ出てきます。

 その後牧ノ戸峠へと向かう。
 そこで写真家の藤田晴一さんと偶然再会した。
 15年ぶりだろうか。 懐かしいお顔。
 僕がまだくじゅうにいたころ、北千里浜でお会いして以来だと思う。
 その時に僕が撮影した藤田さんの写真をプロフィール写真に使ってくれてるという。ありがとうございます。
 いろんな話をした。 くじゅうの話、長崎の教会の話、国東の話。
 再会ってじんわりといいもんだなあと思った。

6月3日

 久々にホームページの新しいコーナーをつくったのでどうぞご覧ください。
 光を意識した福岡の光景の数々です。
 ずいぶん前に撮影したものからつい最近のものまで、40枚ほどの更新です。
 いつものことですが、パソコンで見るくらいの画質にかなり落としていますので、荒い部分はあると思います。
 これらをやはりプリントで見てほしいというのはあるんですけど、まあとりあえず発表ということで。

 「阿蘇くじゅう Wildness」のコーナーはとりあえず春編まで更新しました。
 こちらは新作ばかりで、しかも新しいメインカメラ FUJIFILM X-T1で撮影した作品のみです。
 四季で100枚ほどの予定だったんだけれど、冬と春で80枚ほどになりました。
 はて、四季を撮り終える頃には何枚になってるんでしょうねえ。
 先日富士フィルムコミュニティーギャラリーの福岡と大阪でこれらの一部を発表しましたが、
 あの写真の数々は今年2月の時点で選んだ写真なので、いわばかなりの未完成時点での発表でした。
 ある程度完成してから大きく発表できればと思ってます。
 というか完成なんて存在しないんだろうけどねえ。
 
 

5月24日

 大牟田へ大蛇祭りの取材。
 お祭りそのものの取材ではなくて、大蛇を製作している現場へ。
 大牟田市内の神社で製作されている。
 毎年、材料の竹を切ることから始まるらしい。
 竹の曲げ具合が毎年違うので、微妙に表情は違ってくるらしい。
 そして大蛇にはオスとメスがあって、子供もいるという。
 貴重な目玉にはお札が貼り付けれてていた。
 

5月19日

 先日初めてお仕事させていただいた東京の方から
 とても写真が気に入ったとの連絡があり、やはりとてもうれしい気持ちになった。
 初めてご一緒する仕事というのはお互い気を遣うこともあるだろうし、
 僕がどんな雰囲気で撮影するのかもまた初めてというわけだし。
 でも担当の方は僕の写真を雑誌などで見ていてくれた方なので、
 写真の雰囲気は分かってくれていたのだ。 これもとてもうれしいことだった。
 長崎の坂での撮影だったのだが、天気にも恵まれていい撮影ができた。

 作品撮影は僕が勝手に撮っていればいいわけだけれど、
 仕事の撮影は僕が気に入るだけではなくて、
 相手の方が気に入ってくれるかということがとても重要になるので、
 こういった仕事で気に入っていただけたというのは僕にとっては格別のうれしさがこみあげてくる。
 写真の仕事やっててよかったなあと思える瞬間でもある。
 

5月14日
 長崎へ


 久々に長崎に行っていた。
 東京からの仕事依頼で、長崎の坂の町での配達の様子を撮影するというもの。
 前日入りしていたので、夕方にグラバー園付近を歩いてみた。
 港の船の音が聞こえる。
 教会の鐘の音が響く。
 石畳が射し込んでくる夕陽に輝いている。
 坂の家から夕ご飯の香りが漂っている。
 どこからか猫の鳴き声が聞こえてくる。
 とてもいい散歩道だなあと思った。
 こんな時間に散歩したことなかったので。

 

5月11日
 阿蘇 仙酔峡


 阿蘇の仙酔峡のミヤマキリシマが早くも満開になったというので撮影に行ってみた。
 ここのミヤマキリシマは何度か撮影したことがあるけれど、早朝の雰囲気は知らないので、今回は朝の5時ごろに行ってみたのだった。
 すると途中の道路から雲海が見え始めた。
 この時季の雲海は珍しいらしいんだけれど、今年は結構出ているらしい。
 ということで、到着前に雲海の向こうにそびえるくじゅう連山などなど、様々な撮影をしながら向かった。
 阿蘇に目を向ければ月が出ていて、阿蘇のごつごつした山肌を照らしている。
 こちらも数枚撮影。
 仙酔峡に到着し、さっそくミヤマキリシマを撮影。
 遠くに浮かぶ雲海とくじゅう連山。 こんな光景は見たことない気がする。
 すばらしい風景だった。

 

5月7日
 観世音寺 リーフレット完成


 3月のとても寒いだったと思うけれど、
太宰府市の観世音寺の仏像の数々を撮影する仕事をした。
観光用のリーフレットと、ご住職の著書に使用する写真のためだった。
重要文化財に指定されているものはほとんど撮影したと思う。
全部かなもしかして。

 とりあえず小型のリーフットが完成し、観世音寺に行けば誰でも手に入るようになっていると思う。
 花乱社の別府さんの制作ということで僕に撮影の依頼がきたわけだけれど、
 なかなかいいリーフレットになったのではと思う。
 お寺によくありがちなお決まりのリーフレットとはちょっと違うようなデザインだと思う。
 僕も撮影の際、お決まりの撮影はしなかった。
 その場の光を利用して、安置されているありのままの姿を撮影した。
 図録などにありがちなライトをあてたコントラストの強い仏像写真ではない。
 僕はそんな撮影はしないので、その場で感じた雰囲気をそのまま撮影していたのだった。
 きっとそれもよかったのだろうと思う。 
 あの場で見た印象そのままという感じだ。
 当然印刷段階で明暗や背景の壁のヒビなど調整しているけれど、基本的にあそこにおられる仏様そのままだ。
 太宰府にいくことがあればどうぞ手に取って見てください。
 ご住職の本も今年中には出版予定だそうです。

 


 

5月4日

 また再び阿蘇くじゅうに行っていた。
 とにかく広いので撮影場所はありすぎるくらいある。毎回新しい発見だらけだ。
 三日ほど巡り、GWに入ると車とバイクでごった返してきたのでゆっくりと帰った。
 
 初日は草千里や南阿蘇をまわったんだけれど、噴煙の影響で道路が真っ白になっていた。
 この状況は桜島に似ているなあと思った。 桜島はもっとすごくてフロントガラスが見えないくらいになっていたけれど、
 阿蘇でも似たような状況になりそうな感じだった。
 僕は風向きを見て逃げるように避難したけれど、何台か灰まみれになった車とすれ違った。直撃だったんだろう。

 南阿蘇はとても静かで、牧場内の道路から新緑や藤の花を撮影したりしながらのんびりしていた。
 2日目は南小国町の丘の上から夜明け前から撮影。
 くじゅう連山が一望できて、しかも阿蘇の大地がとても美しい。
 到着したのは4時50分くらいだったんだけれど、すでに明るい。
 ライトがいらないくらいだ。時々動物の鳴き声が聞こえてくる。鹿だろうか。
 2時間以上いただろうか。 すばらしい夜明けの空気だった。

 

4月27日

 
 再び阿蘇くじゅうへと行っていた。
 久々に車中泊をして、大観峰あたりで星空を撮影していた。
 雲が流れるように動き、とてもいい星空だった。
 ちょっと驚いたのは、夜中の2時を過ぎても大観峰あたりの道路には15分に一台くらいの割合で車が通る。
 トラックが多いようだけれど、夜中のルートになっているのだろうか。
 撮影していると、となりの草むらでカサコソと音がして、キツネが姿を現した。
 僕は間近で野性のキツネを見たことはなかったので、近づいてくるキツネに驚いてしまった。
 だいたい人と分かると逃げるんだけれど。
 最初は汚れているせいか、顔が黒見えて猫背のように歩いてきたので、ハイエナかと思ってビビッてしまった。
 ここは阿蘇なんだよなあと冷静になったけれど。 とっさにはサバンナになっていたのだ。行ったことないけれど。
 キツネはおそらくいろんな人からエサをもらっているうちに人に慣れてきたんだろうと思う。 
 これがキツネにとっていことなのかどうなのか、よく分からない。
 しばらく僕の周囲をウロウロして去って行った。何だか寂しそうな目つきだったのが気になった。かなり空腹だったんだろう。
 僕は食料を持ってなかったんだけれど、持ってたら果たしてあげていたんだろうか。
 熊なら大きな問題になってくるだろうけれど、キツネはどうなんだろう。 おそらく同様に人里に下りてきてしまうことになるような気がする。
 でも野焼き後の大観峰あたりなんて何食べてるんだろうなあ。
 

4月22日
 喫茶「萌香」さんでの写真展です



 ここ数日更新できてませんでした。すみません。
 雑誌の取材で佐世保の黒島や、荒尾、大牟田の近代化遺産の撮影などなど、あちらこちら行ってました。
 黒島には黒島教会というとても立派な教会があって、島の人々に大切にされている。
 普段は内部などは撮影できない場所なので、ゆっくり撮影させていただいた。
 近代化遺産は荒尾の万田抗や大牟田の宮原抗、ほかに三池港などなど、案内していだだきながらの撮影。
 いずれも世界遺産に登録の可能性があるので、これから見物客がかなり多くなってくるのではと思う。

 そして筑紫野インターすぐそばの喫茶店「萌香」さんでの写真展が始まります。
 案内では26日からになってますが、昨日搬入したので明日から見ることできます。
 10枚ほどの小さな写真展となりますが、緑に囲まれた心地いい店内で美味しい珈琲飲みながら眺める写真もいいものだと思いますので。
 去年の写真展で展示していた写真も数枚ありますが、6枚ほどは最近の撮影です。
 どうぞご覧ください。

 川上信也写真展 九州 色彩の記憶

 4月23日〜5月25日  11〜19時
 休み 火曜 水曜

 場所 自家焙煎珈琲萌香  福岡県筑紫野市古賀906-1
  092-929-3351


展示の一枚 長崎の五島です。



4月12日
 MARUZENギャラリーにて 下島啓吾さんの個展


 丸善ジュンク堂書店の地下一階のMARUZENギャラリーにて、下島啓吾さんの個展が開催されてます。
 木工作家である下島さんの椅子などが展示されていて、ものすごくかっこいいです。
 僕も何かの記念にいつかほしいと思ってます。
 そして下島さんの工房がある小石原近辺で撮影した僕の写真を6枚ほど展示してます。

 下島さんとは去年、「旅するカメラ」の取材で知り合ったのですが、
 その時に下島さんが11月に予定していた丸善ギャラリーでの展示会を4月に延期したという話をしていました。
 実はその11月の空いた期間に写真展をすることになったのが僕だったのでした。
 こんな偶然ってあるんだなあと不思議な感じでした。

 16日に木曜日まで開催されています。

 MARUZENギャラリー  10時から21時
 丸善ジュンク堂書店 福岡店地下1階
 4月9日〜16日


 
 
 

4月6日

 先日阿蘇くじゅうに行っていたのでその時のことを少し。
 知り合いの写真仲間の方からの情報で、阿蘇の小さな集落の小さな神社でイチリンソウ、ニリンソウ、またコバイモなんていう花も咲くという話を聞き、
 さっそく行ってみたのだった。
 分かりにくい場所だったけれど、神社の境内には白い花がたくさん咲いていた。イチリンソウは葉の形も美しい。
 近所の方がやってきて、この場所にはなんでこんなに花が咲くんだろうと不思議に思う、と言っていた。
 確かにこの狭い境内の中だけになんでこんなに咲いているんだろう。 神聖なる場所ということだろうか。

 すぐ近くには大きな辛夷の大木が満開となっていた。水源に映る姿に力強さを感じる。

 

4月4日
 富士フィルム コミュニケーションギャラリー 「阿蘇くじゅう Wiiderness」


 昨日3日から入れ替えがあり、川上信也写真展 「阿蘇くじゅう Wilderness」がはじまりました。
 昨日は初日なのでとりあえず会場に行って、プリントの出来を見てきました。
 今回は富士フィルムさんからの依頼ということで、プリントも飾りつけもみんなお任せ状態なのです。
 たまたまお会いできた東さん、遠くからどうもありがとうございました。
 福岡編も見ていただいてたんですね。 僕はこのような方々に支えられながら写真活動が続けていられるんだなあとしみじみ思った。
 「旅するカメラ」の取材で知り合った7月に写真展を予定しているギャラリー輪美さんも来ていただいて、ありがとうございます。
 とりあえずスケッチブックの芳名帳を置いてたんだけれど、福岡編もかなりの方々が来ていただいてたんですね。
 僕は不在ですみません。
 いつも村松さん、どうもありがとうです。

 阿蘇くじゅう編は 15日までの開催となります。
 休みは木曜で 10時から18時まで
 四つ切ワイドの写真 16枚の展示となります。

 去年から撮影していた阿蘇くじゅうの写真の数々でして、山奥の写真ではなく、山の麓の写真で構成しています。
 ですから多くの人にとってなじみの深い場所ばかりだと思います。 今回はそれが大きな意図というかコンセプトでもあるので。
 そしてすべてFUJIFILM X-T1で撮影したものです。
 レンズはほとんど18−135 です。
 去年借りていた時に18−55で撮影したものも2枚ほどあるけれど、ほとんどレンズ交換なしで撮影してます。星空もこのレンズです。
 そしてすべてレタッチしてません。 
 この頃はいかにシンプルな機材でありのままの風景を撮影するか ということに重点を置いているので、
 写真もそういう雰囲気になってきているのではと思います。
 風景写真の世界でよくいわれることで、見ていて疲れてしまう、という声はとても多く聞かれます。
 これはおそらく写真が どうだ! 俺の写真を見ろ! という感じに思えるものがあまりに多いのでは、と思ったりします。
 どういうことなのか、説明するのは難しいんだけれど、実際僕もそういう感覚になることが多くて、数枚見るとぐったりしてしまうことがあります。
 素晴らしい写真なんだろうけれど、このぐったり感は一体なんだろう、という感覚。
 これは僕の周囲の方々やプロラボの方からも聞いたことがあるので、これは若い人たちが敬遠してしまう大きな要素なんだろうなと思ったりします。
 僕は撮影の時のそんなこと全く意識してないんだけれど、
 この頃のシンプルな撮影方法もこういった写真になっていない要因なのではと思ったりもします。
 「川上さんは いかにも風景写真家って感じじゃないからいい」 なんてこともいわれますが、
 きっとこれ褒め言葉なんだろうなと思ってます。
 これからも気軽にありのままの自分で何気ないありのままの撮影を続けて行こうと思ってます。

 


 

4月1日

 新しい月が始まったという感覚は4月が一番強いんだろうと思う。
 多くの会社が新年度ということで、会社員には属していない僕にも、車の渋滞に巻き込まれたり、仕事先の緊張した話などを聞いて、
 あーそういう月なんだなあと思ったりする。
 僕自身いろいろ環境が変わってきたように思う。
 雑誌の連載ものが終了したり、新たなコーナーが始まったり、いろいろと変化の月ということになるんだろう。
 フリーでやっているので、安定には程遠い立場であることに変わりはないにしても、
 新たな出会いがあったりするといろいろと刺激があったりして夢が膨らんだりもする。

 今は富士フィルムのコミュニティーギャラリーで個展中だけれど、
 今月は知人の木工作家さんの展示会で僕の写真を展示することになったり、
 筑紫野の喫茶店でも写真展の予定となっている。
 いろいろと発表の場が生まれることはうれしいことだ。
 できるだけ新作にしようとは思ってるんだけれど、予算的に無理な場合もあるので過去に気に入った写真も織り交ぜながらということになると思う。
 富士での写真は新作のみですが。

 ここ2日間で5軒のお店を取材させていただいた。
 イタリアン、焼肉、創作料理といろいろだったけれど、それぞれがいろんな世界を表現していて面白い。
 撮影は結構大変だったけれど、とりあえず満足のいくものが撮影できたのでほっとしている。
 僕はできるだけ自然光で撮影するように心掛けているので、その光の具合が当然お店によって違ってくるので、
 そこの光をいかに利用するかが最初のポイントとなる。
 可能ならばお店の電気を消してもらって光をの具合を見ている。
 スタジオ風にライティングしていた時代もあったけれど、どれも同じような写真になってしまうので飽き飽きしてやめてしまった。
 そちらのほうがセッティングに時間はかかるけど、楽といえば楽だった気がする。
 でもいつも同じような光の写真なんて僕らしくないしいなあと考えたり。
 もちろんあまりにも暗い場面では簡易的なフラッシュを用いたりするけれど、今回の5軒の撮影はすべてその場の光を利用して撮影した。
 どこでどういう光を利用するかを決めてしまえばあとは結構早いので、編集者にはとても感謝されたりもする。
 僕も早く済ませるのを心掛けているので、撮影自体は5分ほどで終わることもある。
 でも場合によっては難しい光の場合もあるので、いろいろと試しながらの場合も当然出てくる。
 昨日は一軒だけ、焼肉屋さんの取材で、光が固定式のブラインドでわずかだったこともありかなり苦心した。
 結果的に満足のいく撮影になったけれど、久々に汗びっしょりになった。
 それだけ集中していたということなんだろうなあ。
 ちょうどKBCのテレビ局の方たちも取材に来ていて、編集長が知り合いというあの「岡本先生」がおられて、
 撮影しながらいろいろと挨拶させていただいた。 この日は普通の格好だったけれど、岡本先生、面白いですよねえ。
 ほんとはゆっくり話してみたかったんだけれど。

 とにかくこれからもいろんな撮影の仕事をしていくんだろうけれど、作品撮影に重点を置きたいなと思ったりもする。
 どちらも大事なので、バランスを考えながらの新年度が始まるのでした。
 

3月30日
 舞鶴公園 桜


 桜の季節になったので、とりあえず舞鶴公園へ。
 ここは撮り方によっていろんな世界を表現できる場所ではあるけれど、
 この季節は当然だけれど桜ばかりになってしまう。
 でもこれだけ人が集まるというのもとても魅力的な場所ということなので、とりあえず毎年撮影している。
 一番好きなのは新緑のころだ。
 静かで潤いのある風景がとても美しい。
 桜の季節はどうしてもにぎやかさが出てしまうけれど、これも福岡の魅力だ。
 あまり人の多いところは好きではないけれど、たまにはそういう場での撮影もいいかなと。
 自転車で行ったけれど、風が気持ちいい。

 

3月24日
 鹿児島へ


 一泊二日の取材で鹿児島に行っていた。
 鹿児島に11時には到着しなければならなかったので、余裕をみて6時30分発。
 途中で同乗者3人を乗せて、鹿児島へ。
 三つの取材が入っていて、初日は二つ。
 時間がもう決まっているので遅刻できないというプレッシャーがある。
 僕は高速道路でもほとんど100キロ以上は出さないので、時間の余裕を作ったのだ。
 みなさん早起きさせてごめんなさい。
 でも安全第一なので、余裕はとても大切なことなのだ。

 予定通り、10時半頃に鹿児島に到着し、そのまま取材先へ。
 お昼過ぎに終了し、そのままもう一つの取材へ。
 どちらも楽しい取材だったので、とても気楽にいい感じで撮影できた。
 
 次の日は鹿屋での取材だったため、垂水フェリーに乗って移動。
 桜島はこの日はけっこうおとなしいようで、灰もわずかしか車に積もらなかった。

 鹿屋ではイチゴ狩りの取材だったので、いい香りに包まれての撮影。
 昼すぎに終了。
 せっかくここまで来たんだからと、お昼は垂水の「港食堂」へ。
 大人気というだけあり、行列ができていた。
 そしてやっぱり美味い。 1200円の定食だったけれど、ものすごくボリュームもあり、
 ちょっと最後は食べきれないくらい。 エビのかき揚げが3つは多いよねえ。カンパチの刺身と御頭。
 でもいい思い出になった。
 写真の提出があるので、そのまま福岡へ。
 思ったほど疲れなかったなあ。
 

3月19日
 富士フィルムサービスステーション コミュニティーギャラリーでの写真展


 住吉にある富士フォトサロン、そこにサービスステーションが大博通りから移ってきました。
 ここにあった喫茶店がなくなったのはとてもさみしいんだけれど、コミュニティーギャラリーなるものが誕生し、
 サロンよりも気軽に写真を発表できる場になるのではと思う。
 サロンでは全紙サイズで40枚ほど用意しなければ空間が埋まらなないので結構大変だったのだが、
 すぐ隣にあるコミュニティーギャラリーは四つ切ワイドサイズで16枚ほど展示できる。
 元々通路だった場所だけれど、なかなかいい空間なのではと思う。 もちろん額も照明もしっかりしている。
 日曜も営業になったことは大きい。

 ここで僕が4週間にわたって写真展を開催することになった。
 2週間で入れ替えになる。


 「Fukuoka  Landscape]
  3月20日〜4月1日    

  「阿蘇くじゅう Wilderness」
  4月3日〜4月15日

 どちらも展示枚数は16枚です。

 休み 木曜  10〜18時
 812-0018  福岡市博多区住吉3-1-1  富士フィルムビル 1階
                           п@092-271-7301
  僕はほとんど常駐できないのですが、どうぞゆっくりご覧ください。
 

 どちらかというとお勧めは阿蘇くじゅうのほうなんだけれど、
 今日 福岡の写真を見に行ったらこちらもかなりきれいなプリントに仕上げていただいているので、こちらもぜひどうぞ。
 撮影はすべてFUJIFILM X-T1 での撮影です。
 新しいクラシッククロームでの撮影も入れている。

3月18日

 今月は結構撮影に出かけていて、仕事が入らない日があればとりあえず阿蘇くじゅうということが多かった。
 冬から春になる絶妙なタイミングの表情を撮っておきたいのと、僕自身そういう季節に身を置きたいというのもある。
 仕事の都合でほとんど日帰りであるけれど、それでも様々な表情を見ることができた。
 僕が山小屋生活をしていた時代とは見え方もまったく違っている。 これは成長とよぶべきなのかどうか分からないけれどねえ。
 経験が豊富になったことは確かなので、きっとこれは関係しているんだろう。

 

小国にある押戸石  巨石文化遺跡ともいわれている 草千里には不思議な円模様の氷が残っていた。
ユキワリイチゲ 久住高原

3月15日

 雑誌の特集で野菜料理のレストランを巡っているので、この頃健康的な料理をたくさん食べている。 たくさんでも食べ過ぎないのがいい。
 個人的にも行っていた塚原の「ゆうど」も取材。
 ここは裏湯布院とも呼ばれている場所で、いつ行っても人はほとんどいない。
 湯布院が混み合ていても、ここはとても静かだ。
 「ゆうど」では由布岳を望みながらの食事となる。相変わらずとてもいい場所だなあ。

 昨日はいつも教えている北九州のJNPで2回目となるデジタル写真講座。
 初めての方もおられるのでホワイトバランスなどを結構詳しく教えていった。
 僕は風景写真に関してはレタッチはほとんどしないというやり方で今まできているので、
 いかにしないできれいな画像を写すか、ということを重点的に教えていった。
 だからほかのデジタル講座とはかなり違う感じだったと思う。
 この頃審査の仕事などでもレタッチでギラギラして彩度を上げまくった写真を見受けることが多くなってきて、
 正直うんざりしている感じ。
 まあこれも個人の好みの問題になってくるので、あまり強くいうのはやめているけれど。
   
 小石原の行者杉。
 4月に丸善ギャラリーで開催される椅子作家の下島さんの展示会場で僕の写真も5枚ほど展示することになっている。
 「旅するカメラ」で知り会った方だ。 とてもかっこいい椅子を小石原の山中で制作している。

 


 

3月10日

 ここ数日もあちらこちらで撮影にまわっていた。
 太宰府の観世音寺のご住職が花乱社から本を出版ということで、僕がその本に掲載する写真の数々の撮影をすることになり、
 先日、夕方までかけてお寺に残る仏像などを次々に撮影していった。 とても貴重な仏像もあるので、慎重に撮影。
 仏像や観音像を仕事としての撮影は初めてなのだが、光によっていろんな表情に見えて面白い。
 ほかに京都妙心寺の兄弟鐘といわれる国宝の梵鐘なども撮影。
 なんだかとても渋い一日だった。

 またFUJIFILMさんからの依頼で、富士フォトサロン福岡に新しくできたコミュニティーギャラリーで写真展を開催することになった。
 すべてX−T1で撮影したものだ。 これはうれしい。
 入れ替えもあり、合計で4週間ある。

 まずは福岡の写真を集めた 「Fukuoka  Landscape]
  3月20日〜4月1日

 続いて阿蘇くじゅうの写真 「阿蘇くじゅう Wilderness」
  4月3日〜4月15日


 です。
 
 どちらも16枚程度の展示で、おそらく四つ切ワイド程度の大きさのプリントになるんだと思う。

 どうぞお楽しみに。

3月1日

 先月の終わりくらいから取材がかなり入り、様々な撮影であちこちに出かけていた。
 時計職人さんたちの撮影、猫のたくさんいる家の撮影、老犬ホームの撮影、女性杜氏の撮影、そしてお店は7件くらい撮影したような。
 その合間に阿蘇くじゅうへと向かい、阿蘇の高森や、くじゅうの男池などを撮影してきた。
 そして写真展もいろいろと決まってきた。
 まず今月は3月20日から富士フォトサロン福岡に新しくできたコミュニティーギャラリーで写真展。
 富士フィルムさんからの依頼で、阿蘇くじゅうと福岡の写真をそれぞれ2週間ずつ展示してゆく。だから4週間の展示となる。
 最初は福岡。 四つ切ワイドの写真、16枚ほどの展示になると思う。
 それから4月28日からは筑紫野にある喫茶店「萌香」さんで写真展。
 こちらは九州の自然を中心に展示することになると思う。
 
 このホームページのコーナー「くじゅう wayside wildness」 は 阿蘇も加えようと思っている。
 だから「阿蘇くじゅう wayside wildness」 です。 そのまんま加えてます。

2月18日
 福岡空港フォトコンテスト 表彰式


 午前11時に福岡空港にフォトコンテストの表彰式へ。
 賞をとられた方々、おめでとうございます。
 今回はレベルも高くてとても難しい審査でした。
 印象深い写真が数多く展示されてますので、どうぞご覧ください。
 
 毎回のことなのでいつもの流れで最後に僕がコメントをしていくということになるのだが、
 今回はテレビ取材が2社入っていて、いつもよりもかなり厳かな雰囲気となっていた。
 僕は一応ジャケットを着ていったのだが、さてこんな格好でよかったのかなと不安になってしまった。
 いつもはまったく気にしないんだけれど。
 この表彰式のあとに佐賀の七山村で犬関係の撮影が入っていたのでまあしょうがないんですけどね。
 
 僕が審査員となって6、7年目になるのかな。
 明確な審査基準というものはなくて、僕がかなり真剣にじっくり見ながらいわば独断で審査している。
 もちろん最終的には空港関係者と話し合ってきめているけれど。
 審査をしていて過去の賞と重ならないような写真というのも大事になってくるんだけれど、
 このところ目立つのは明らかなレタッチの写真。
 派手派手で見ていて目が痛くなりそうな写真まであったりするので、これは問題外となる。
 アート作品の募集ならありだろうけれど、
 フォトコンテストではあくまで作者が見て感動した場面をカメラを通して伝えるということなので、
 これは大切な審査基準となっている。 写真はあくまで写真。それはデジタルになっても何ら変わらない。
 大きな基準といえばそのことくらいだろうか。
 あとは福岡空港とどう関わっている写真なのかといったことくらいかな。
 そういった意味でも今回はかなりレベルの高い写真の数々だったので、選ぶのが大変でありました。

 

福岡空港フォトコンテスト2015
2月18日〜3月12日まで
福岡空港国内線第3ターミナル1階ロビーにて


 

2月17日
 林田スマさん


 雑誌の取材で林田スマさんの撮影をさせていただいた。
 スマさんといえば、僕はお会いするのが12年ぶりだった。
 僕の最初の本「坊がつる山小屋日記」を出版した際、スマさんのラジオ番組に呼ばれたのだ。
 「林田スマのハートフルトーク」という一時間の番組。
 一時間も何を話したのかほとんど覚えていないんだけれど、スマさんの落ち着いた口調がとても心地よかったのを覚えている。
 
 久々にお会いして、「あーハートフルトークのときね」となんとか覚えてくれてたかな。
 何人もゲストとお話ししてきただろうからかすかな記憶だったろうけれど。
 でもこうやって再会するというのはとても不思議な気持ちで僕はうれしかった。

 カフェでの撮影。
 僕はライティングはしないので、その場の雰囲気を生かしながらその人らしさをいかに生み出してゆくかということになる。
 取材は一時間ほどだったろうか。 撮影も無事終了。
 とてもいい表情が撮影できたのではと思う。
 あの落ち着いた口調とやさしい表情はあのときのままだ。
 そのスマさんらしさが表現できればそれが一番なのだ。
 
 僕は風景を得意分野としてはいるけれど、
 もちろん様々な撮影をしている。
 料理も人も建物の空間ももちろん撮影しているし、友人の日常や七五三、時には結婚式まで撮影している。
 でもどれも結果的に風景写真に生かされていると思っている。
 空間の置き方、光の使い方、一瞬の表情などなど、 
 どれもつながっている。
 
  

2月12日

 先日のとても寒い日、熊本の大津でにんじんの取材があった。
 阿蘇を望む広大な畑で泥付きにんじんはつくられている。
 この付近でにんじんを作っているのはお二人だそうで、お二人とも30代の若い方であった。
 にんじんは機械化が進んでいるので若い人にとっては他の農産物よりはやりやすいという話だった。
 とはいえ毎日早朝から作業だし、機械はとても高いし、いろいろと大変だなあと思いながら撮影させていただいた。
 

 次の日は大分県の佐伯市にあるこうじ屋本店さんの取材。
 ここは塩こうじを全国的に広めたということで有名になったお店。
 この頃は講演活動などで忙しい女将さんを取材。 女将さんでいいのかな。
 お店は木造の建物でとても情緒あふれる雰囲気なのだが、取材場所は向かいにある旅館の一室でさせていただいた。
 その旅館も非常に見ごたえのある木造旅館で、木造2階建てだ。名前は「旅館 宝来家」 縁起の良さそうな名前。
 京都だとこんな旅館は2万円くらいするそうなのであるが、ここは佐伯だから素泊まり4千円くらいとのこと。
 外国人観光客にこの頃は大人気だという。
 その一室で一時間ほどお話を伺いながら撮影させていただく。
 とにかく元気なお方で、これは麹菌のおかげとうことだろうか。
 もちろん自然光で撮影。

 取材が終わり、帰りに湯布院に立ち寄り、いつも立ち寄る喫茶「天井桟敷」へ。
 窓から見える冬木が美しい。
 夏も秋もいいけれど、この木々の枝が集合してざわめいているような冬の姿がとても好きだ。
 コーヒーに青空と枝が映っていた。

 

佐伯市 宝来家旅館 湯布院 喫茶 天井桟敷にて
FUJIFILM X-T1 18-135 Classic Chrome


 

2月8日
 「LEMON GRASS」


 友人のカリサにが別府にある「LEMON GRASS」というお店にインテリアなどで関わっていて、
 僕がホームページで紹介する写真を撮影することになって別府に行っていた。
 別府市竹の内6組の3  という別府独特の住所にあるこのお店。
 つい先日オープンしたばかりだ。
 天然素材の木材が特徴的な建築で、暖炉もある。
 そこでチキンライス、タコスなどが食べられる。
 窓からは別府の湯けむりも見えていた。
 
 「LEMON GRASS」
別府市竹の内6組の3
п@0977-80-1353

ちょっと分かりにくい場所ですが、この付近の住所はすべて同じらしく、
大きな葬儀場のちょうど裏手になります。

 

2月3日
 福岡空港フォトコンテスト審査会


 今年も無事、福岡空港フォトコンテストの審査会終了。
 これまでで最多と思われる500枚を超える応募作品があり、かなり大変な審査となった。
 午前10時からはじまり、お昼過ぎまで一枚一枚見てゆき、
 そして何とか100枚にまで絞り込み、お昼へ。
 
 お昼休みに空港の書店へと向かう。
 ここの本屋さんは非常に並べ方も個性的で、以前からここに本が置けたらなあと思っていた。
 それを花乱社さんに伝えると、営業に行ってくれたらしくて、僕の本がしっかりと置かれることとなったのだ。
 行ってみるとちゃんと平積みされていてうれしくなってしまった。
 店長さんを呼んでもらって挨拶をさせていただいた。 どうもありがとうございます。

 で、帰ってから再び真剣に審査。
 まずはグランプリをどれにするかで5枚ほど絞り込み、そこから何度も眺めて迷いながらグランプリを決定。
 その後は各航空会社の方々も加わってそれぞれの賞を決定してゆく。
 最終的には40枚ほどに。

 夕方に終了し、僕は最後にグランプリ評と総評を書いてゆく。
 鉛筆を用意されていて、だいたい400文字くらいでそれぞれまとめてゆく。
 鉛筆と消しゴムを使うのは一年でこの時だけなのだ。 貴重な時間であるけれど、かなりヘトヘトになってるので誤字脱字が多い。
 担当者の方、読みにくくてほんとすみません。

 今月18日に表彰式があり、第3ターミナルの壁にしばらく展示されます。
 どうぞお楽しみに。

 

1月29日
 久留米市 青峰地区


 このところ久留米市の青峰地区によく足を運んでいる。
 この地区のPRのための冊子をつくることになり、僕が写真を担当する。
 先日はこの地区を歩いてゆっくりまわり、自然風景などを撮影してまわった。鳥が多いのだ。
 今日は住んでいる方々を中心に撮影。

 お昼過ぎにお邪魔したこの地区に一軒だけある喫茶店「つきじま」
 なんと85歳のおばあちゃんが一人でやっているのだ。
 店内もリアルなレトロ。
 サイフォンで淹れる珈琲はおそらく昔のままの味なんだろう。
 
 この青峰地区はどんどん人口が減っていってスーパーまでなくなってしまったのだが、
 新たにこういった地域を見直す時代になってきたのではとも思う。
 道路がよくなって久留米インターから10分ほどで到着なのだ。
 この地区の数ある団地が完成したのが昭和46年。 僕が生まれた年だ。
 昭和50年代はものすごいにぎわいだったという。
 非常に静かで、こんなところに住んでみたいという人たちもきっと多いはずなのだ。

 

喫茶 つきじま にて

1月27日
 百道までの散歩道

 
 時間があるとよく散歩している。
 もちろんカメラ持って気になったものは撮影している。
 ほんとうはもっと自然の中を散歩したいのだけれど、こういった街に住んでいる以上仕方のないことなので、
 好きなコースを見つけながらウロウロしている。

 家から5分も西に歩くと室見川が流れていて、東に歩くと金屑川だ。
 北に歩くとその二つの川が合流する地点があって、その辺りをこの頃は歩いて、気が向けば百道まで向かう。
 今日は金屑川沿いを歩き、百道浜の松林を歩いて、福岡タワー付近まで行った。
 撮影しながらで1時間もかからない。
 小さな波音を聞きながら、思ったより立派な松林の道を抜けてゆく。都市高速がすぐ隣を走っている。
 鳥が結構鳴いている。都市と自然の音が交じり合っている。 松の向こうに福岡タワーが垣間見えている。
 これはこれで結構面白いかもしれない。

 マリゾンでは結婚式が行われていて、この寒い中、薄着の花嫁姿の方が砂浜で震えながら撮影していた。
 こんな天気で外で薄着で撮影なんてねえ。 違った意味でいい思い出になるんだろうけれど、
 せめて時間を考えたらいいのにと思ったりする。 冬の夕暮れ時の砂浜なんて厚着していても寒い。
 周囲をゆく方たちも「なんてことしてんの?」と驚きの言葉を発しながら歩いていた。

 帰りは室見川を眺めながら帰る。 遠くに(結構近いけど)能古島が見える。丘の上では愛宕神社の灯りがともる。
 あー福岡だなあと思う。
 カモが下流を埋め尽くすようにプカプカ浮かんでいる。
 ここで一晩過ごすのだろうか。
 
 


 

1月25日
 フィルムシュミレーションの違いなどなど


 新しい相棒であるFUJIFILM X-T1でいろいろと色合いの違いを試しているんだけど、
 明らかに今までの僕とは違う色が好きになってきていて、
 これは新しい世界への入口のような気もするし、今までの自分を壊してしまうようで怖い気もする。
 でも正直に言ってしまうと今までの色合いに少々飽きてしまったところがあるので、
 徐々にこちらへシフトしていくのもいいかなと思っている。
 もちろん被写体によっては今までの色合いのほうが良かったりすることもあるので、
 これは臨機応変にしていこうと思っている。
 簡単にいうと、ベルビアを使っていたんだけど、クラシッククロームという新しい色合いへのシフト。
 その中間がいいならネガモードを選ぶようにすればいいと思う。
 ネガとクラシッククロームでしばらく撮影していけばいいんだな。
 
 僕が先月手に入れたエリオットポーターの写真は明らかにクラシッククロームの世界なので、
 こいういった色合いに魅かれてきたということなんだろう。

 同じ写真をベルビア調とクラシッククロームで比較すると、こんなに差が出る。
 どちらが好きかといえば、今の僕は明らかに右。

 

ベルビア クラシッククローム

1月24日
 お店の取材数々


 この2日間で7軒のお店を取材撮影させていただいた。
 筑豊のお菓子、久留米ラーメン、もつ鍋で一日目が終わり、
 2日目は武雄に行って、カフェや雑貨屋など4軒。

 武雄はなかなか面白いお店があって撮影も楽しいものだった。
 最後にお邪魔した喫茶「山閑人」。
 ここは個人的にも何度か訪れたことがあったけれど、
 木々に囲まれた山小屋のような木造の建物がとても魅力的だ。
 内部も昔ながらの喫茶店の雰囲気が心地いい。
 武雄といえば今や図書館がとても有名になったけれど、
 こんな静かなお店でゆっくり過ごすのもいい。
 


 



1月21日
 広報コンテスト審査会


 年に一度の県の広報誌の審査会。
 審査員になってもう10年近くになるような気がするけれど、年々様々な広報誌の写真を拝見することになる。
 10年前はフィルムで撮影されている広報課の方もけっこう多かったんだけど、今はもちろんデジタルになっている。
 そのため画質はよくなってきたのだが、なんというかあの独特の味わいというのは薄れてきたように思う。
 広報誌に味わいなどはいらないといわれればそれまでだけれど、やはり見ていて画質は悪くても迫力ある写真というのは印象深い。
 今はかなり状況をつくりこんで撮影されている方もおられるようで、努力は評価するんだけれど、ありのままを伝える広報誌ではどうかなとも思ったり。
 まあ時代と共にいろいろ写真を撮るほうも見るほうも変わってきているには確かのようだ。
 こういう時にこそ味わいって大事だとも思ったりするんですけどねー。


1月19日
 クラシッククローム


 FUJIFILM X-T1、さっそくバージョンアップしてもらい、近所でいろいろと撮影してみた。
 このカメラにはフィルムシュミレーションというものがあり、
 これは富士フィルムの種類によって色を選ぶことができ、、フィルム時代からカメラをやっていた人たちにとっては非常に分かりやすい。
 ベルビア、プロビア、アスティア、そしてネガが2種類、モノクロなどなどがある。
 そして新たに追加されたのが、クラシッククロームという色。
 これはものすごく渋くて味わい深い色を表現できる。
 派手さはまったくなく、ベルビアの真逆といった感じだろうか。
 僕はこのごろ派手な写真よりも味わいを重視しているので、ネガモードで撮影したりしている。
 そして今回、このクラシッククロームを使用してみると、
 これがすごく奥の深い色合いになるので、これからいろんな場面で使っていけそうだ。
 かつて1時期使用していたコダクローム64というフィルムにかなり近いようなイメージだろうか。
 このフィルムの味わい深さはほかのフィルムにはない独特の世界があったけれど、
 このイメージが表現できるということだ。
 写真は室見川沿いで撮影した福岡タワー。
 タワーの表面に西の空が反射して輝いている。
 この空の色はクラシッククロームの色という事。
 ベルビアならかなり赤と青が強調されているだろうと思う。
 
 


 

1月15日
 FUJIFILM X-T1


 今日から僕の作品作りのためのカメラは FUJIFILM X-T1 となる。
 去年から使いづづけていたんだけれど、これはFUJIFILMさんからお借りしていたT1だったのだ。
 ほとんど自分のもののように使用していたけれど、
 メインカメラをもう変えようとも思っていたところだったので、思い切って購入したのだ。
 ほかにも機能面だけでなく、実はいろんな理由があってこのカメラにしたわけなんだけれど、
 とうとう自分のものになったのだ。
 うれしくてカメラに抱きついてしまった。
 カメラを新しくしてこんな想いになったのは初めてだ。
 今回はそれくらい思い入れの強い購入だったのだ。

 
 

1月13日
 くじゅう Wayside Wildness



 久々に新コーナーをつくった。
 くじゅう Wayside Wildness  というタイトルで、とりあえず先月から撮影した10枚ほど更新。

 この頃くじゅうに行っていて思ったこと、感じたこと、写し取ったものをそのままコーナーにしてみた。
 Wayside Wildness ウェイサイド ウィルダネスというのは身近にある野生という意味で、
 直訳すれば、路傍(みちばた)の野生。
 くじゅうへ行くたびに、山奥ではなくてもっとなじみの深い高原を中心に撮影をしたいとずっと思っていた。
 山奥の写真はすでに10年以上前に「くじゅう万象」まとめてしまっているし、
 今の時代、そして今の自分にはむしろ身近にある自然、野性を発見することのほうがふさわしいのでは、という想いだ。
 何気ない風景が、ファインダーを通せば世界にとってとても意味深いものになるかもしれない。
 僕たちの仕事というのはむしろそういったことのほうに重要な意味があるのでは、と思ったりする。
 

 撮影場所は、長者原、飯田高原、男池、久住高原などなど、多くの人にとってなじみのある場所にしていこうと思っている。
 最終的には四季で分け、とりあえずは100枚を目標に更新していこうと思う。

 どうぞゆっくり見てみてください。

1月11日
 くじゅう 高原の大自然



 しばらくお休みしてました。
 どうもすみません。

 年始からしばらくくじゅうに行っていて、いろいろと撮影していた。
 くじゅうといっても僕はもう山に登って撮影というスタイルには興味がなくなってしまったので今のところ、
 より身近にある高原を中心に撮影しようと思っている。
 もちろんソローの「森の生活」の影響でもあるんだけれど、
 なじみのある光景をより深く見つめることで、それぞれが畏怖ある存在だと発見する。
 このことのほうがより大事なことなのではと思うので。
 
 とりあえず3泊して撮影していたけれど、
 これほどくじゅうでゆっくりするのは久しぶりのことだった。
 これはトライアル温泉郷ができたことで実現したこと。
 びっくりするほど安いし、温泉貸切で自由に入れるし、ほんといいですよねここ。
 僕はくじゅうの撮影拠点、別荘感覚で利用できればと思っている。
 新たな世界を発見できそうだ。

 毎日早朝から高原を巡り、いろいろな風景に出合ってきた。
 二日目の早朝のなどは、これからずっと忘れることのできない光景になるだろうと思う。
 冬の雲海が高原の一部に立ちこめていて、それが朝日を受けて輝き始めた時の感動。
 僕はくじゅうの朝の光景を何度も見てきたけれど、これほどの美しい朝は初めてだったと思う。
 眠っていた大地を朝の目覚めの合図のように光が束になって射し込み、それに答えるように黄金色に輝きはじめる。
 そして雲海は高原を舞い始め、それはまるで大地の目覚めの呼吸のようだ。
 そして太陽が世界をゆっくりと温めはじめ、そのぬくもりを感じ始めると雲海は静かに消えてゆく。
 足元に目をやれば、霜が落ち葉を包み込むように輝いてる。

 この僕を取り囲む世界の鼓動はなんてすばらしいものだろう と思った。
 身近にある野生、大自然、このことを感じることこそが自分を救う大切な感覚だろうと思った。

 今回は撮影がひと段落すると車で音楽をとりあえず聴いていたけれど、
 この音楽も今回は正解だったなと思っている。
 久々にクラシックを聴いていたんだけど、ベートーベンの「田園」の第2楽章はこの高原の風景に最もあっていると思う。
 そしてモーツァルトのセレナ―ド10番「グラン・パルティータ」の第3楽章。これも最高だ。
 これは映画「アマデウス」のサントラバージョンだったけれど、このバージョンが最も美しいと思う。

 写真はすべて FUJIFILM X-T1 で撮影。


  

1月3日

 あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 去年はいろいろとイベントがあった年であったけれど、
 さて今年はどうだろう。
 去年にも増して今年はいろいろと変化の年になりそうで、期待と不安が入り乱れているような感じ。
 写真集を出版してから次の撮影テーマについてもいろいろと考えていたんだけど、
 先日手に入れた写真集が大きなヒントになって、これからの僕のバイブル的なものになるのではと思っている。
 アメリカの写真集で、初版は1962年。
 ビートルズがデビューした年だからもう50年以上前の写真集になる。
 日本語版は1982年に出ていて、手に入れたのはこの日本語版。

 「野生にこそ世界の救い」
 という写真集で、アメリカのカラー風景写真の第一人者でもあるエリオット ポーターの写真集だ。
 そしてこれらの写真は文章によっていろんな広がりを見せている。
 その文は1850年代に書かれたH D ソローの「森の生活」やその他エッセイの中から選ばれている。
 二人の間には100年ほどの開きがあるんだけれど、この写真集で表現されていることは今の時代にこそふさわしいのではと思えてくる。

 二人に共通しているのは、すぐ身近にありながら普段は気づかぬ美、というものだろうか。
 なにげない風景も、写真家を通して見ればなにげないものではなくなり、それぞれが畏怖すべき存在であること。
 ソローの「森の生活」に書かれていることもまさにそういったことだ。
 普段なかなか行くことのできない場所に行って劇的な風景を写す、というのも写真家の仕事の一つだろうけれど、
 むしろそうではなくて、身近にある自然を本当の目で見ることで、なじみのないものに変わることを悟る、ことのほうがはるかに大切なことでなないか。
 そういったことがこの本に書かれている。
 ソローの本は多くの人にとってのバイブル的存在となっているようだけれど、
 それにエリオットポーターの写真が加わることで、一層広がりを持ち、世界を見る目が変わってしまう。
 この何気ない風景写真が続くというこの写真集。
 おそらく今の時代だと物足りない写真と思われるかもしれない。
 でも僕はこのなにげなさがものすごく心地よくて、より深く心に入ってくるようだ。
 この頃は派手すぎる色合いの写真が世の中にあふれているので、むしろこういった奥深い色合いがとても大切に思えてもくる。

 ということで、僕は今年からこの本からヒントを得たテーマを撮影していこうと思っている。
 カメラもメイン機種を変えるつもり。
 ニコンのD800を使っていたけれど、これは仕事中心に使うとして、自分の作品づくりはFUJIFILM X−T1に移行しようと思う。
 決め手は色合いの良さと、手へのなじみ感。
 僕はほとんどレタッチをしないよう心掛けているので、その点でもX−T1は最適だと思う。
  これからどういう作品が生まれてくるか、僕自身楽しみになっている。 

 正月の糸島の海、とにかく風が強くて荒れていた。


 

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