| 感謝の気持ち 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2020/04/18 ミックス修正アップ 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク |
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| 前作から過去最速のペースで完成。 楽曲は、過去最短の長さ。明るい曲調です。 男女の歌かもしれないし、親子の歌かもしれないし、 国防、の歌かもしれないっていう。 |
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| 優しい手のひら差し伸べられたら そのまま甘えてしまうもの 日に日に薄れていくありがたみは 当たり前へと変わる 尊い何かに守られたままで 尊い何かへ不満を持つ プラスの要素は見失い易く マイナスばかり残る わがままぶつける自由があるのは 誰のおかげなのかな 感謝の気持ちを忘れたら 忘れたまんまでい続けたら 心は離れてしまうもの そっとそっと音を立てずに 出て行く別れるって息巻いてるのは 守られてばかりで過ごしたから ホントに多くを失う未来を 想像できないから 幸せか否かを考える余裕は 誰がくれたものかな 感謝の気持ちを無くしたら 無くしたまんまでい続けたら 加護という籠から投げ出されて 事の重さ初めて知る 感謝の気持ちを宿したなら 邪険にした事悔やむのなら 今すぐ走って追い続けて 離れていく手を掴んで かけがえのないものと知ったなら 欠かせないものだとわかったなら 頭下げて泣いて詫びて撫でて愛でて ずっとずっと大事にして |
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| 祈りの前に 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2019/11/02mp3 修正UP 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク |
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| 久々に明るくポップな曲調です。8ビートで駆け抜けます。 ミクさんの声域はいつもより高め。今までが低め過ぎたわけですがね。 終盤のスネア4つ打ちとか、いつ以来でしょうか。 |
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今日も長い長い列が 祭壇の前にできて 崇められている天使へ 願いが語られる 大事な事を放ってまで 長い時間ひざまずく それほど切実な想いは 幾つあるかな 数え切れない望みを 投げかけられた天使は たったひとつ問を返す 祈りをこめるその前に 出来る事はもうないのかな? なす術のない時にだけ 祈る行為は認められる 目を閉じ何かを唱えても あれこれ手を尽くしても 時間は平等に刻まれて 勝負の日は来る 事が済んで振り返って 後悔だけはしないように たったひとつそれがメッセージ 祈り捧げるその前に やれる事はもうやったかな? 抗い尽くした時にだけ 祈る時間が設けられる 持ってる力じゃどうにも 生まれた境遇じゃどうにも できないことばかり多すぎる この世界では 祈らずいられない 祈りにすがらずいられない それは重々承知の上で問う 祈りをこめるその前に 出来る事はもうないのかな? 祈り捧げるその前に やれる事はもうやったかな? 悔やむ要素はもうないと 胸張って堂々言えるなら いざその時を座して待て 死力を尽くして天命を待て |
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| 何かの乗車券 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2019/1/13mp3 UP 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク VOCALOID 3 IA_ROCKS |
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| 穏やかな曲調、往年の名曲のパロディータイトル、 ですが鬱曲という罠です。 メインミク、コーラスIAの編成が、何げにイケると気づきました。 |
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| みんな一様に机並べて 似たような事をしていた 見えてる視界も歩く歩幅も 同じだと思っていた ある日、門出の列車が来て みんな次々乗り込んで 手ぶらな僕は乗れなくて そこでみんなとはぐれた 乗車券をどこで手に入れたの? みんな持ってて僕だけ持ってないよ 明日へ進むため必要なものが 抜け落ちていた事を 今、知ったよ みんな一様に肩を並べて 同じ季節を過ごした だけど本当は時少し少しと 差がついていたんだね 次の便の列車が来て 後から来た人乗り込んで やっぱり僕は乗れなくて ここで見送る何度も 乗車券はどこで手に入るの? みんな知ってて僕だけ知らなかったよ 時間さえ進めば勝手に大人に なれるわけじゃない事を 今、知ったよ 乗車券はどうやら戦利品で 何かに挑むことで得られるらしい 僕の知らないところでみんな一体何と 戦っていたの? 乗車券求めて駆け出すけど 手に入れる方法は知らないまま 何処で、ねえ何処から、まちがえたの? やり直しってそもそも、きくの? 人並みでいるのは人並みに生きるのは 難しい事なんだと 今、知ったよ |
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| アカルミ 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2018/8/11mp3 UP 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク |
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| 動画を作っては放置、作っては放置でようやくアップ。 曲は1年以上、HDDに隠してました。 ずっと前から、これが言いたかったんだという一曲。 |
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長く続いた名声が イカサマだったと明かされた 素性の割れた権力者は今 吊るし上げの真っ只中に TVの中の面々は なぜかイマドキを嘆いてる 荒んだ世だと暗いニュースと 待って、これは朗報でしょ? 世界が昨日よりも一歩 健全に近づいたわけで 過去が嘘で今がホント、なのわかってるよね? 空を割いて光よ刺され 白日のもと照らし出せ 知らぬままが幸せじゃない アカルミに出せ真実を 長く続いたカリスマが デタラメだったと明かされた 馬脚を出した人気者は今 終わらぬ炎上の渦中に 識者を名乗る面々は やはりイマドキを嘆いてる 殺伐すぎと病んだ世相と 違う、これは吉報でしょ? かつては機能してなかった 浄化が作用してるわけで 虚構の古き良き時代、とか いらないよね? 雲間割って光よ刺され 闇夜の鍵をこじ開けて 騙されてた日々はここまで アカルミに出せ真実を 空を割いて光よ刺され 白日のもと照らし出せ 知らぬままが幸せじゃない アカルミに出せ真実を 雲間割って光よ刺され 闇夜の鍵をこじ開けて 騙されてた日々はここまで アカルミに出せ真実を |
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| 欠片 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2016/11/18mp3修正 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク |
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| 大人しめな曲が欲しい、というだけの理由で作成。 ささやくような歌い方で仕上げたのは始めてかもしれません。 音圧が、激しめな曲より稼ぎやすいというのがなんとも。 |
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静寂の中で ため息が駆け抜ける この胸に何も 残っていないと気付く 育んで膨らんだ 愛しさに亀裂が 最後には叩き割って一人になった こぼれて落ちた想いの欠片 今、この手で拾いだす 壊しておいて拾い集める 小さすぎる破片は きっと戻らない 差し込む日差しが 睨むように照りつける 穏やかな日和を いたずらに持て余す 温めて染み付いた 愛しさが重荷に 自ずから打ち砕いて幕を引いた 床に散らばる想いの欠片 今、悔やんで拾いだす 捨てたこの手で拾い集める 小さすぎる破片が 指先に刺さる 手のひら積もる想いの欠片 ひとつひとつ集めていく 拾いきれない想いの欠片 小さすぎる破片は 何で埋めるかな |
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| 今生の別れ 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2016/1/30mp3修正 音源: Sonic cell VOCALOID 3 IA_ROCKS VOCALOID 3 初音ミク |
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| メインボーカルIA、英詞コーラス初音ミク。 ようやくユーロビートの作り方がわかってきた・・・気がするの。 |
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| 風に舞い踊るひとひらの雲が ちぎれ結ばれてまた離れていく 同じ形にはもう戻れなくて 新たな姿が生まれていくだけ 何もかも抱えたまま明日へは行けなくて いくつかの愛着を手放す 放たれた絆もまた 旅支度を始めて 別々の方角へ飛び立つ 二度ともう会わないと 今はまだ気づかない 今生の別れだと後から知るもの 大切なものならば その手を離さないで 季節一周り風に運ばれる 上塗りの色が記憶を薄める 袂を分かった覚えなどなくて それぞれが明日を追い求めただけ 暁の空見上げて示した未来図も 古すぎて足取りを追えない 前触れは何もない いつものサヨウナラが 今生の別れだと後から知るもの 取り戻したいものは 今すぐに追いかけて 二度ともう会わないと 今はまだ気づかない 今生の別れだと後から知るもの 前触れは何もない いつものサヨウナラが 今生の別れだと後から知るもの 大切なものならば その手を離さないで 取り戻したいものは 今すぐに追いかけて |
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| 抜け落ちた羽(IA_ROCKS版) 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
015/03/23 mp3アップ 音源: Sonic cell VOCALOID 3 IA_ROCKS |
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| IA_ROCKS初投入の作品。 ミク版で先行していた奴のボーカル差し替えです。 PVを思い切り作り直しました。 |
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| 抜け落ちた羽(初音ミク版) 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2014/06/21 mp3アップ 音源: Sonic cell VOCALOID 3 初音ミク |
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| 2009年の作品をリメイク。 音源とDAWが変わったので全パート音色から作り直し。 楽譜も、イントロ・間奏・サビのリズムまわりは全て変更。 中途半端なバスドラ4つ打ちの前回より、疾走感は出たはずです。 歌詞も2番以降がかなり変わっています。 PVも作り直したいんですが時間がない・・・ |
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| 抜け落ちた羽 伸ばしたこの手には届かない 高すぎる大空の彼方 自由に羽ばたけるそのときが 近づいてきてる気がした 迷わず勇ましく挑んでは 落ちて行く手作りの翼 積み上げられていく残骸が また一つ道を開いた 残した足跡 滑走路にして 倒れた背中を カタパルトにして 飛んで私の 夢を繋いで 折れた翼から 抜け落ちた羽が 更なる高みへ誘(いざな)う 風の面影をとらえた羽だから 導いていける 憧れを抱いて眺めていた 遠すぎる大空の彼方 新たな翼が生まれるたび 引き寄せていると感じた 描いた軌道は 明日への英知へ 悲しい記憶は 飛び立つ勇気へ 見せて 私の夢の続きを 折れた翼から 抜け落ちた羽が 未踏の世界へ誘(いざな)う 大気を震わせ舞い散った羽だから 道標になる 澄み渡る上空を 機影が横切る 地上で見送り そっと目を閉じる 折れた翼から 抜け落ちた羽は 今でも想いを馳せている 願わくばいつか あなたの翼で 空まで届けて |
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| 試練のとき 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2019/01/18 ミックス修 音源: Sonic cell VOCALOID 4 初音ミク |
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試練のとき 紅く染まる空 陽炎の向こうで 昨日までの景色 崩れ落ちる 動乱の渦中へ この身を投じる 己の宿命を憂う 今が試練のとき 旅立ちはいつも唐突で 嘆きの暇さえ与えない 抜け道も退路もない場所で 心の真価を問われる 変わりゆく世界 渦巻く大気は 昨日までと違う風を運ぶ 生きている証を 求められるたび 訪れる通過儀礼 それが試練のとき 旅立ちはいつも突然で 悲しむ暇さえ与えない 門出と呼ぶには重すぎる 足取りを奮い立たせる 遠ざかるぬくもりの記憶 ひとたび振り向きまた進む またいつか取り戻せる日を 夢見て祈って |
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| たまにはオーケストラ形態の曲を… というか、こういうのも作れるんだと誇示したくて作った感じです。 菊田裕樹氏の「Meridian Child」という曲からインスパイアされた…気がします。 最初は伊藤賢治氏の「最終試練」みたいな曲にするつもりでしたが。 |
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| ただ幼くて 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2019/2/2 修正版アップ 音源: Sonic cell VOCALOID V4x 初音ミク |
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| あの頃に戻ろうと 遠い目であなたは言う まだ何も知らなくて 従順な私が欲しくて 季節を重ねて人は変わるの 痛い目を見て人は人を学ぶの 無垢だった訳じゃなくただ幼くて 見せかけの魅力に惑わされていた あの頃の私はもうここにはいない なのにまだあなたは探し続けるの? あの頃のままなのと 冷めた目で私は問う 今ならば見て取れる 浅はかな子供騙しだと 出会いを重ねて人は変わるの 膝を抱えて人は人を想うの 純粋な訳じゃなくただ幼くて 身勝手を強さと履き違えていた あの頃の私には戻りたくない なのにまだあなたは求め続けるの? 思い出の中にいる私はずっと 美化されて美化され続けてきたのね あどけない面影に傷を増やして 誰も皆幼い日々を超えてゆく なのにまだいつまでも理想を抱いて あなただけ一人でここにとどまるの? |
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| 2013年、当初ルカで歌わせた作品。 その後、ミク版を作りましたがイマイチで、 2019年、編曲しなおしました。 女視点の詞と、ブラスにエレピ。 いつもと違う感じ、の仕上がりです。 コーラスにはIAも使ってます。 |
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| 紙一重 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2014/1/26 mp3修正アップ 音源: Sonic cell VOCALOID 3初音ミク(+アペンド) |
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| 翼を持たないこの体は 遥かな空には行き着けない それでも触れたい憧れから いつしか手を伸ばしていた 叶わぬ夢 でも今より 1ミリだけ 近づければ その想いで それだけで駆け出した 昨日よりも僅かに 紙一重の高みへ 届けば微かな 風を拾う 翼を持つ者と張り合う気はない 昨日の自分に 勝ればいい 理想を眺めてただ見送る かつての姿を重ねたとき 過ごした時間のその全てに 確かな足跡がある 諦めてた 諦めたフリをしていた 心残り消えないまま燻りやがて火を付けた 明日には今日よりも 紙一重の高みへ 挑めば新たな 鼓動ひとつ 今あるありったけの 力を絞って 届くと届けと空見上げる 日に日に重ねた 紙一重の高みが どこまで遠くまでまだ伸びていく 僅かな歩で でも確かな歩みで 取り巻く世界を塗り替えていく 紙一重 十重二十重 積み上げていく日々 振りむくその度に 誇れるように |
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| 当面、自分の代表作にしたい一曲。 詞のコンセプトが、完全に「1cmでも遠くへ」とかぶってます。 というか、あれを元から作り直した感じの曲です。 こいつに、PVをのせます。よって、「1cmでも遠くへ」はこのままオクラ入り。 コッチのほうが、いい曲です、はい。 |
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| 追憶の彼方 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ mp3ファイル |
2014/02/01 mp3修正 音源: Sonic cell VOCALOID 3初音ミク(アペンド) |
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| 『追憶の彼方』 したたる雫が優しいリズムを打つ とどまることなく 季節が刻まれいく 夕立雲も紅い西日も忙しく駆け抜けて 景色はすぐに記憶へやがて追憶の彼方へ 遥か遠く未来へと向かい歩き続けていく 風は砂を巻き上げて足跡を埋めてく 幼い視界を塞いだあの垣根を 今は見下ろして向こうに町を臨む 家路を急ぐ人々の波 顔ぶれを変えてゆき 彩りはすぐにセピアへ やがて追憶の彼方へ 遥か遠く未来へと向かう足取りは早まる いつか憧れた夢を突き抜けた向こうへ 移ろう街の中にも残る 変わらぬ目印を あの頃どんな気持ちで 眺めていたのだろう 異なる時を生きている 幾つもの命の姿が 過去と未来を見せるように 現れては消える 望まなくとも続く旅 志半ばで終わる旅 数えきれぬ営みが塗り重ねられていくOH 遥か遠く未来へと向かい歩き続けていく 風に消えそうな足跡を力の限り踏みしめて |
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| 久々復活の一曲です。といっても作曲が1996年、作詞とアレンジの原型が2003年、 そして詞とアレンジを練り直してミクに歌わせたのが今回のバージョンです。 光陰矢の如し、という歌です。 |
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堕落の日々 作詞:・作曲・編曲 黒リュウ VOCALOID 2初音ミク(アペンド) 使用 mp3ファイル |
2012/06/16 mp3アップ 音源: Sonic cell VOCALOID 2初音ミク(アペンド) |
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| 堕落の道 すれ違う街のざわめき 他人事のように聞き流す 平穏の笑みを浮かべた 人々の波に背を向け 引き止めた手振り払い闇夜の彼方を目指して どれほど経っただろう 戻れるわけなどないと 今更すぎることだと 幾たび言い聞かせる日々が今日も たった一度立ち止まり 引き返すだけの勇気が 出せないまま堕落へ進む昨日よりも 目に映る景色の中に うらやむものが増えていく ガラス一枚隔てて 触れられない光の世界 歩むたびにまた罪一つ でも本当の「手遅れ」は まだまだ先のようで 帰れる場所などないと もう遅すぎることだと 幾たび言い聞かせる日々が今日も たまったツケの重さで 崩れていく現実を 恐れてまた堕落へ進む昨日よりも 昨日までの黒歴史 まだ真っ白な明日へ わざわざ長引かせる意味は ないけど 終末思想抱いて 全てを捨てたフリして 過ち上塗りする日々が今日も 本当はまだ間に合うのか 許しを乞うてもいいのか 心の歯止めはまだここに…今でも… |
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| 現実逃避の歌です。 逃亡生活の歌にも聞こえます。 引っ込みつかなくなった人間の歌ともとれます。 楽曲は、MIDI投稿サイト「音楽の泉」に投げた最後のインスト曲でもあります。 このサイト、賞賛コメントを得た数でランキングが発表されていたのですが、 サイトの閉鎖が決まり、更新が止まり、そのせいでこの曲の順位が勝手に繰り上がり、 サイト閉鎖ギリギリ最後で念願のランキング1位を獲得したといういわくつきの曲です。 かっこいいっぽい曲調ですが、結構情けない心情の詞ですね。 |
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