2002.1.14 Last Update
待ちに待ったインターネット高速常時接続環境がやってきたので、次にやってみたくなることは、そう、ライブカメラの設置です。
ホームページに一定時間間隔でFTPでアップロードする方法も試しましたが、やはり我が家の猫の生の映像を見たい!ということで動画ライブカメラに挑戦です。
・2002年1月14日 ルータタイプADSLモデム設定方法 追記
ADSL8M移行に伴ってモデムがUSBタイプからルータタイプのモデムに変わりました。ルータタイプのモデムですと外部からのアクセス要求を内部のカメラが接続されているパソコンにIPアドレスを変換して通す必要があります。モデム設定の例です。(カメラが接続されているパソコンのIPアドレスは「192.168.1.20」と固定にしています。)
それとDynamicDNSのIPアドレス自動登録ツールDeeEnEsの「IP
detection」設定を「Web based」に変更します。この変更でルータタイプADSLモデムのグローバルIPアドレスを検知してくれるようになります。
・2001年9月29日 CREATIVE USBカメラレポート追記
CREATIVEの「Video Blaster WebCam Plus」を購入しました。USBタイプで6千円位です。ライブカメラ用のアプリケーションとの相性はいいようで、調整で行った「DropFrames=4」をコメントアウト(初期状態)にしてみましたが、静止画となってしまう現象もなく問題なく動作しています。カメラコントロールで色調、彩度、シャープネス等の調整が出来るので、今まで以上に鮮明な画像が配信できるようになりました。
・接続環境
インターネット接続環境はADSL(イー・アクセス+BIGLOBE)で、メインとなるThinkPad600E-5AJ(CPU
Pentium-U366MHz MEMORY 196Mbyte OS W2K)にUSBモデム(Creative-7410C)をつないで常時接続されています。
常時接続といっても2〜3日経つとプロバイダから強制的に切断されることもありますので、メールソフトを常時起動状態にして強制切断された場合でも、一定の間隔でのメールチェックで再度ダイヤルアップ接続されるようにしています。
私の場合はADSL回線ですがもちろんアナログ回線やISDN回線でもかまいません。
・カメラサーバー
ThinkPad600E-5AJは1999年2月頃に購入したノートPCで、最新のノートPCと比較するとスペックはちょっと見劣りするようになってしまいましたが、これにUSBカメラを接続してカメラサーバーとしています。USBポートが一つしかないので電源供給タイプのUSBハブが必要です。(カメラとモデムで結構電流食います)
余談ですが、家庭内のLAN環境はW2Kのインターネット共有機能を使い、他のノートとはメルコの無線LANカード(WLI-PCM-L11)を使用して、家の中どこでもインターネット出来るのじゃ!という快適な無線LAN+常時接続環境を構築しています。もちろんベランダやトイレの中でも問題なくインターネット出来ます...
・USBカメラ
USBカメラですが、OSのW2Kは外せないのでW2K対応のドライバーが付属しているmaxellのプリンVith(ビズ)というUSBカメラを使用してます。CMOSイメージセンサ30万画素で大きさはちょうど消しゴムくらいです。
・ライブカメラアプリケーション
ライブカメラ用のアプリケーションはフリーソフトのTeVeoのVIDEOsuiteを使いました。USBカメラを接続しアプリケーションを起動すればデスクトップ上にモニタ画面が表示されます。WEBサーバーの機能も持っているので、これだけでhttp://xxx.xxx.xxx.xxxとダイヤルアップ接続時のIPアドレスを入力すれば外部から見ることが出来ます。
しかし、ADSLでもIPアドレスはダイヤルアップ接続の度に変更されるので(固定IPアドレスのサービスをはじめたプロバイダもあるようですが。)あまり具合よくありません。
・DynamicDNS
http://kaseyan.homeip.netのようにアドレスを入力して自宅のパソコンにアクセスさせるようにするためにはDynamicDNSというサービスを利用することが必要となります。
通常、DNSはアドレスと固定IPアドレスを変換してくれますが、DynamicDNSはIPアドレスを変更することが出来ます。
私はdyndns.orgでサービスしているDynamicDNSを利用しています。Members
NICで会員登録すればすぐにサービスを受けられます。むろんタダです。
それと、ダイヤルアップ接続時に自動的にdyndns.orgにアクセスしてIPアドレスを登録してくれるツールがいろいろとあるので、これを使います。
私はDeeEnEsというソフトを使ってますがこちらもタダです。
今回新たに購入したのは次の2点
・電源供給タイプUSBハブ(USBポートが2つあれば不要です。)
・USBカメラ(1万円くらいで買えます。)
・調整など
アプリケーションを起動すると2、3分で画像の取り込みにTeVeo側が失敗するらしく?静止画となってしまうので以下の調整をしています。
「TeVeoLive.ini」ファイルの[Settings]に「DropFrames=4」を追加しているのと、TeVeoLiveの「Camera
Control」、「Advanced Camera Control」の
USB Reserve(カメラのUSB使用率?)を10%としています。(他のカメラでUSB
Reserveが調整できるかは不明です。)
これで、多少安定するようになりますが、カメラの前を猫が横切ったり、大きく移動させるときなど、映像が大きく変化するときたまに静止画となってしまいます。
アプリケーションとカメラドライバの相性があるようですが、別のカメラを使用する機会がありましたら、随時レポートしたいと思います。