ステージア サスペンション交換

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ステージアの左後のショックアブソーバが抜けました。

漏れたオイルが地面に。

全体にだんだん抜けていくならまだしも。

前乗っていたY30の様な、アメ車の様なフワフワな足回りは好きなのですが、

左後だけ、しかも完全に抜けてしまうと、さすがに不安定で危ないです。

なのでショックアブソーバ交換です。

 

純正スプリング用のKYB NEW SR SPECIAL が約4万円。

専用ローダウンスプリングとセットのKYB Lowfer Sports が約5万円。

あまりローダウンに興味は無かったのですが、

Lowfer Sports はストロークが純正とあまり変わらないという事なので、こちらを選んでみます。

重心が下がっていいかも。と思います。

ステージア前期2WD(WGC34)用はLKIT-WGC34。F= -35mm、R= -40mm。

スプリングとショックアブソーバが別々に送られてくる様なので、スプリングコンプレッサーも必要になります。購入。

送られてきた箱は全部で6箱。ショック4箱とスプリング2箱です。

純正部品を使うらしいので、純正サスを分解してから部品を取り、新しいサスを組みます。

 

リアの方が簡単そうなので、まずはリアから始めます。

ガレージジャッキを使おうかと思ったのですが、車体後端からジャッキポイントのデフまでが遠いので、やっぱりパンタジャッキを使います。

右後のサスを外した状態。

サスを外すとハブ周りが下に落ちると思ったので、ブレーキローター下も別のパンタジャッキで支えました。

ところが実際外してみると、若干ですが上に上がりました。

きっとスタビライザーが利いているのでしょう。左後は縮んでる状態なので。

サス下のボルトはすごい固かったです。KURE 5-56 を吹いたりしながらでも、人力では緩まなかったです。

結局インパクトレンチを必要としました。

外したサスペンション。

ショックアブソーバの上の辺りの部品は新しいサスで使います。

スプリングコンプレッサーでスプリングを縮めてサスペンションを分解しました。

純正スプリングとKYBのローダウンスプリング。

組みました。

ゴム系の部品は本来新品部品を使うべき所なのでしょうが、とりあえず割れたりしているわけではないのでそのまま使います。

取り付けました。

 

次に左後。

問題の、オイル漏れをおこしたショックです。

右後で苦労したサス下のボルトは、オイルがよく染み込んでいる様で、結構簡単に緩みました。

交換は右後と同じ手順で難なくクリア。

 

次に左前。

ブレーキ配管がサスに固定してあるので、先に外しておきます。

ボルトを外すと…。

ハブ周りの部品はだいぶ上へ行きました。

そして、ハブ周りの部品が手前側に倒れてきました。

サスが無いと落ちてしまいます。

落ちるというか…。ブレーキホースがつながっていたり、ASSY下側がボールジョイントでつながっているので。

固定する必要があります。ひっぱりあげる感じで。

とりあえずまたボルトを通す為に、嫁さんに右前にジャッキを入れて持ち上げてもらいました。

こんな感じで、サスの穴から上に向けて引っ張りあげておきます。

上はボンネットのショックアブソーバ。

外して分解した純正サス。

新しいサスを組みました。

そして取付。

 

最後に右前は同じ手順で。

 

完成。

まず交換前。

そして交換後。

見た目はあんまり変わってない様な…。

でも見る角度によっては、オフセットが気になってしまいます。

ローダウンも面位置もあまり興味無かったのですが、実際ローダウンしてみると、タイヤ引っ込みすぎだなぁと思いました。

 

さて。ローダウン化に伴う仕事は。

@アライメント調整。もちろん自分でやる予定です。

ただ、走ってみると違和感無いので、しばらく走ってみて極端な編磨耗が無ければこのままでいいかも。

リアはネガキャンが大きい様な気が…。

A1G締め。

ブッシュがねじれています…。やらないと。

ちなみにリアサスを外した時に足回りが上に上がったのは、スタビライザーのせいではなくブッシュのねじれが原因みたいです。

リアにスタビライザーなんてそもそも付いていなかったのです。

でもリアのマルチリンクってブッシュがいっぱい…。

B光軸調整。

極端にずれていないのでまぁいいかぁ。

冬のステージア。

 

2011-4、アライメント調整と1G締めを行いました

2016-9、アッパーアームを交換してネガキャンを矯正しました

 

 

 

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