キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T 水道配管

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中古で購入したラピードの水回りを新しくします。

 

水道配管を新しく敷き替えます。

元々透明のPVCホースなのですが、ホースの内側が汚いのが良く見えます。

フロントトランクに白い灯油缶みたいな水タンクがあります。

キャップはゴムで、シーリング材で隙間を埋めている様な構造です。ちょっと…。好みではありません。

それから、タンクの中にあるポンプとそれにつながるホースもぬるぬるにしてしまいました…。

トレーラーを購入してから数か月、全く気にしていなかったのですが、水入れっ放しでした。

これも新しくします。

 

水回りを新しくするにあたり、水を使った後は水タンクを空にして乾かす事はもちろんの事、

水道配管に残った水も全て排出して乾かしたいところです。

キャンピングカーやキャンピングトレーラー乗りのみなさまはどうされてるんですかね?

ところがフロントトランクにある水タンクとリアにある台所のシンクとトイレの中にある手洗いは、

長い配管でつながっていて配管の中の水を全て排出するのは難しいです。

水タンクはフロントトランクにあった方が重量配分をやりやすいですが、

配管の水を全て排出しようと考えるとやはりリアの台所シンクの下が良いです。

 

新しい物を用意しました。

水タンクは、こちらの20Lの物を選びました

配管はこちらのシリコンホース。10mm x 13mm です

ホースバンドはこちらのΦ11mm〜Φ14mm用です

その他、こちらのバルブを使って配管の残りの水を排水出来る様にします。

分岐する為にこちらのT字接手も用意します。こちらのL字接手も

それから、タンクと配管をワンタッチで取り外せる様に、

配管側にこちらのコネクターと、タンク側にこちらのコネクターを用意しました。

電源コネクターはこちらを用意しました。日本の通販では こちらこちら が良いですかね。

 

2021-3、従来の水タンクと水道配管(PVCホース)を全撤去、ポンプの配線も撤去。すっきりしました。

トイレの下の水道配管は裏で固定されている様で引っ張っても抜けません。ここは諦めます。

新しい配管はまだ物を全部用意していないので、とりあえずタンク〜台所シンクだけです。

この部品でいい感じにできたら、残りを用意する事にします。

タンクのフタに水コネクターをつけます。

フタの加工に失敗するとタンクごと使えなくなってしまうので、良く検討して穴開けします。

開ける必要のある穴はΦ22mm。手持ちのホールソーは一番小さいので25mmでした…。

手持ちのサークルカッターはmin40mmと書いてあります。さぁどうしよう…。

中心にドリルでΦ10mmの穴を開けて、その周りに小さい穴をいっぱい開けて、カッターで整えている作業中、

こないだステップドリルを買った事を思い出しました。こちらで購入しました。

幸いΦ22mmまで対応だったので、仕上げになってしまいましたがステップドリルでΦ22mmの穴を開けました。

綺麗に仕上がりました。良かった。

配線の穴はΦ3.0mmを横に広げて3.0mm x 6.0mm にしました。配線にぴったりです。シーリングはしません。

いい感じに出来ました。残りの部材を用意します。

  

材料が揃ったのでつづき。

こんな感じになりました。

水道配管のコネクター電源コネクター を外せば、タンクは取り出せます。

水道配管のコネクター を外す前に、水道配管内の残った水を排出しておかないと水が垂れてきてしまいます。

残った水は、まず電源コネクターを抜いてから蛇口を開けると、タンクから上の水はタンクに戻っていきます。

そこから下の水は、右下のバルブを開くと車外へ排出できます。

左下のバルブはトイレの手洗いに行く配管です。

使わない時は開けなければそっちに水はいきません。

まだ実際にキャンプに行った事が無いのでこれでいいのかどうかわかりませんが…。

 

2021-4、トイレの手洗いに行く配管をやります。

トイレの床下なのでトイレの床を外せばやりやすいのですが、シーリングもありそれは大変なので、

トイレの手洗いから配管を通していってシンク下まで持ってこようと思います。

いつもの様に同軸アンテナ線を使いました。程良い固さです。

ところが半分程通した所で直角に曲がってから先に進めません…。

で、結局上写真に映っている100均のマジックハンドを使って残りは引っ張り出しました。

トイレの手洗いの蛇口も修理して、水回りは完成です。

 

2021-5、初キャンプしてきました。

ちょっと走ったら20Lの水を入れた水タンクが速攻で飛び出してきました…。

ちゃんと固定しないとダメなんですね。キャンプから帰ってから固定枠を作りました。

ツーバイ材の端材で枠を作りました。

手前のツーバイ材は上に持ち上げてから右へ回転させると外せます。

このツーバイ材の左の端は計算の結果、atan( 45mm / 407mm ) = 6.31°でスライド丸ノコで切ってあります。

このツーバイ材で、タンクが前に出ようとする力を備え付けの棚の足で押さえています。

備え付けの棚の足は床にガッチリ固定してありました。

 

奥へ行っているツーバイ材とそれに固定してある奥にあるツーバイ材も置いてあるだけです。

奥へ行っているツーバイ材の壁の右側にストッパーを壁に固定してあります。

排水管の裏辺りです。なので、これも簡単に取り外せます。

20Lの水タンクはまぁまぁ重たいので、水を入れる時は従来通り平板の上にドンと乗せる感じです。

水タンクを入れてからツーバイ材をセットします。

 

ちなみにこれを作ろうとして気が付いたのですが、水タンクの床は全然水平じゃありませんでした…。

かなり前傾でした。水タンクが飛び出す方向です。まず床の水平を出す所から始めました。

このトレーラーのこの部分の床はスマホ実測13.5°になっています。

スライド丸ノコを13.5°にセットしてツーバイ材の端材を切って足(2箇所)としました。

完成。

 

 

 

 

 

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