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2017-3、新車から12年。クリア層が劣化して屋根とボンネットが斑に白くなってきました。
赤色の車は塗装が劣化しやすいとかなんとか。
赤いという事は太陽光の内の波長の長い光を反射させているという事で、
波長の短い光(紫外線等)は吸収するから塗装が早く劣化するのだとか。
とは言うものの、この状況は赤塗装の上塗りのクリア塗装が剥がれかかっている様です。
2018-11-23、新車から13年。見苦しいので再塗装する事にします。
せっかくなので色を変えたい所ですが、嫁さんが嫌だと。同じ色で塗る事にします。
今より良くなるのでしょうか。今より悪くなる事は避けたいです…。
とりあえず手始めに屋根より面積の小さい方のボンネットから。
業者に頼むと、全面の塗料を剥がす所から始まる様です。
でもこの色(カベルネレッドパール、L31)って標準色ではないので高いんですよねぇ…。
HOLTS MINIMIX で作ってもらえるのが幸いですが、
値段が標準色の塗料の3倍程します…。
なので、出来れば劣化したクリア層だけ剥がして、クリアだけ再塗装出来れば良いかなと。
とは言ってもクリア層を剥がす時に赤塗装も多少は剥がれてしまうでしょうし、
赤塗装も劣化して色が濁ってしまっている箇所もあると思われるので、
その分だけ赤塗装で補修して、赤塗料を最小に済ましたい所です。
用意した材料は下記。
HOLTS MINIMIX 260ml L31 x3pcs \7,545 (購入時)
HOLTS クリア 300ml \971 (購入時) x3pcs
HOLTS ボカシ剤 300ml \1,068 (購入時) x1pc
耐水紙やすり (#400、#1000、#1500) + 研磨用パッド \748 (購入時)
その他、家にあった下記を用意します。
それでは始めます。
クリア層の劣化具合です。
劣化したクリア層をやすりがけすれば、綺麗な赤塗装が見えてくるんでしょうかねぇ。
#400で水をかけながら削り取ってみます。
と同時に、全面塗装する前に補修するべき所があります。
飛び石でしょうか。鹿に蹴られた跡でしょうか。スポットで塗装が剥げて錆びています。
#400で水をかけながらやすりがけしてサビを取り、#1000で整えます。
塗装の断層が見えます。上からクリア、赤塗装、黒塗装、グレー(プラサフ)。
黒塗装は、赤塗料が明るいグレーのプラサフの上でなかなか色が乗らないからでしょうか。
同様にしてみようと思います。
シリコンオフしてからマスキングして、
プラサフ塗装。
マスキングを剥がして、
#400→#1000で水研ぎします。
一部鉄板が見えてしまったのでやり直しです…。
でももう真っ暗なので、続きはまた明日。
翌日。プラサフやり直してから、
プラサフ塗った所以外も含めて#400→#1000で水研ぎして足付け。
劣化したクリア以外のクリアは簡単に剥がれてくれません。
なので、この上から塗装してもきっと大丈夫でしょう。
プラサフ同様、黒塗装→#400→#1000で水研ぎ。
さぁ全体を塗装します。ボンネットを取り外しません。マスキング。
L31で塗装します。
1回目。補修部分だけ軽ーく。10分程乾燥。
2回目。補修部分は多めに、全体に軽ーく。補修部分はまだ透けてます。10分程乾燥。
3回目、補修部分含めて全体にちょっと多めに塗装。
旧クリアとの境目とか補修部分はまだ若干透けています。10分程乾燥。
4回目。透けが無くなる様に、透けている部分を中心に塗装。
透けはほぼ無くなったと思います。10分程乾燥。
5回目。乾くと意外とムラは無いのですが、まだ透けが若干気になるので、
透けている部分を中心に全体に塗装。10分程乾燥。
6回目。また乾いた状態で気になる所を塗装し始めるも、すぐにL31の1缶目終了。
気になる所は殆ど無くなったので、これにてL31終了。10分程乾燥。
クリアを塗装していきます。
1回目。全体に軽く。10分程乾燥。
2回目。全体にまぁまぁ軽く。10分程乾燥。
3回目。多めに塗装。10分程乾燥。
4回目。多めに塗装。若干クリアのムラがあります。10分程乾燥。
5回目。多めに塗装。まだクリアのムラがありますが、ツヤが出てきました。10分程乾燥。
6回目。若干クリアのムラが残っていますが、ここでクリア1缶目終了。10分程乾燥。
7回目。2缶目で最終的に全体に。若干ムラがある気がしますが終了。
このままの状態で2日目は終了です。
3日目。マスキングを取ってみます。
…バンパーと色が違いますねぇ…。
つやは出ている様なので仕上げのコンパウンドはやりません。
フェンダーやバンパーとの境目辺りは色をぼかす塗装をした方が良いのでしょうかね。
うまくいく気がしませんが…。
まぁでも当の嫁さんとしては許容出来るそうなのでとりあえずこれで完成とします。
写真は違いが判りやすい角度で撮影していますが、見る角度によってはそれ程判りません。
13年物の旧塗装の色が褪せてしまっているんでしょうねぇきっと…。
前々回新車から2年目に補修塗装した時、スプレーの色は旧塗装との差は無いと感じたので、
スプレーの色は完璧なんだと思います。その時の画像はこちら。
どう見ても今回の新塗装の色ですね。
今回の旧塗装の色はだいぶ薄く、オレンジっぽくなってしまっています。
プロにお願いしたら、その薄くなってしまった色に合わせて調合するんでしょうかね。
お金たっぷり払って良いのであればその方が幸せになれます。
そうでなければ、今回のボンネットクリア劣化再塗装で使った材料は、錆補修を除けば、
HOLTS クリア 300ml x2pcs
耐水紙やすり (#400、#1000、#1500) + 研磨用パッド
と、\6,000程で出来た事になります。
天井は2年前(このページの最初の写真)よりだいぶ酷くなっています…。
次回は天井を塗装します。
2019-5、冬が終わりました。やっと暖かくなってきたので再開です。天井を再塗装します。
天井はこの6か月で更に劣化が進みました。
下地作りです。#400のやすりで水研ぎです。
上画像白い所はクリアが劣化してザラザラです。
上画像ピンクの部分は劣化したクリアが残っている所です。
やすりがけをしてザラザラの箇所を削り落とす様に、剥がれる所は剥がしていきます。
クリアが剥がれると上画像赤が見えてきます。
赤も削れてしまうと黒が見えてきます。黒が見えてきたらもうそれ位にしておきます。
本当はこの後#1000で水研ぎする予定だったのですが…。
疲れた。
ので、もうこれで下地OKとします。
翌日。マスキングから始めます。時間かかりました。
アンテナは外しません。内装剥がすのが大変そうなので。マスキングします。
テールレンズは外しました。簡単に外せるので。
シリコンオフします。
ここまで準備が出来て、天気が悪くなってきました…。
予報では晴れなはずなんですが…。今にもポツポツきそうです…。待機。
1時間後、まだあんまり天気が良くなりませんが、これから良くなる事を期待して塗り始めてしまいます。
ボンネントの時と同様に10分の乾燥時間をおいて塗り重ねていきます。
3回目の途中で1缶目が終了、2缶目で続けます。
2缶しか用意していないのでこれが無くなった時で終了です。
4回目で無くなってしまいました。まだちょっと透けてますが…。
続けてクリア塗装。天気が回復してきて逆に天井が直射日光で熱くなってます…。
8回塗りで3缶半(前回の残り)を使い切ってもまだつやが今一つでした。
鉄板が熱過ぎるからでしょうかねぇ。まぁ、使い切ってしまったので終了。
完成です。きっと後日磨けば綺麗になるハズ。
反射の仕方によっては見えちゃいますけど。
まぁやる前よりは良くなったでしょう。
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